35 / 54
26シーホースvsイザヤ
しおりを挟む「ルークが俺を好き……」
『ルークには、想い人がいます。
それは……
イザヤ、貴方です。 』
最近はことあるごとにダンタリオンの言葉を思い出してしまう。
そして、スライムに襲われた時のことも。
『これはールーク君のおしりの中を再現してまーす♡』
めちゃくちゃ気持ちよかった。
ルークの尻……
確かに女性器でセックスするのも気持ちいいけど、チンコ突っ込むのも気持ち良かったんだよなぁ……
まぁそっちが本来だし。
俺の事好きならヤらせてくれるんじゃね?
いやいや!ルーク泣いてたし……
てか本当に俺の事好きなのか?
いつも憎まれ口というか……
「いっ!」
なんだ?
首に急にチクって……刺された?
「毒だよ。」
「魔物!?」
「タツノオトシゴのシーホース様だ。」
「くぅっ……」
身体から力が抜ける……
「全く動けない訳じゃないでしょ?僕の毒なんて大したことないからね。」
シーホースはググッと大きくなったと思ったら人とほぼ変わらない姿になった。
「僕の種族は雄が妊娠するんだよ。ほらここ♡」
チンコがついていると思ったら女性器まで……
俺たちと一緒だ。
見た目は完全に男なのに。
「んぅ!?」
シーホースが仰向けの俺の顔に跨り、女性器を擦り付けてくる。
「どう?見える?」
「んぐぅっ」
愛液でヌルヌルしてる……
「舐めてくれる?チェリーボーイ♡」
ぐぅっ、バカにしやがって……
いつも魔物にイカせられるけど、今日は俺がイカせてやる!
舌をだし女性器をぺろぺろと舐めると、上にいる魔物は震えながら悦んだ。
「はぁっ、あん♡なんだ、上手じゃんッッ♡♡男娼になったらぁ?」
熱さと臭いに頭がクラクラする……
「僕の愛液は媚薬だから気をつけてね?勃起しちゃったら君の子妊娠しちゃうよ、僕♡」
「!!」
いつも中出しにばかり警戒していたけど……
こいつは雄でも子を産めるんだった!
「はぁい、もういいよ♡あはっ、君のおチンチン、僕のに入れたくてビクビクしてるよぉ?」
「これはっ、媚薬のせいで……」
「はいはい。じゃぁ童貞おちんポくん、いただきマース♡せいぜい射精しないよう気をつけて、ね?……って無理か♡」
「う゛っ、あぁっ゛!!」
入れただけでイッちゃった?
「くっ、うぅ゛ぅ……」
「まだまだがんばれー♡」
「だっ、だめっ、動くなっ、はぁっ、んうっ!」
こんな魔物との子供なんて嫌すぎるっ!
けど、気持ち良すぎてッ!
「ぐぅっ、また出ちゃうからッッ、ヤメてっ!」
「イザヤ!」
ルークの声が聞こえ、あっという間に魔物が切り刻まれた。
「うぅ……」
情けないところを見られた……
ルークが倒してくれたから魔物との子供は産まれずに済んだけど。
「ルーク……」
「……帰るぞ。」
ダンタリオンの件以来、必要最低限の会話しか出来ていない。
媚薬のせいか、
俺は正しい判断が出来なくなっていた。
15
お気に入りに追加
57
あなたにおすすめの小説

飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?


【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)



ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる