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10 オークvsイザヤ
しおりを挟む「ノエル大丈夫かなー……」
「むしろ城の中の方が安全だろ。」
王様に呼ばれて城に行ったっきり、なかなか戻ってこない。
ここにいても兵隊ばっかで暇なんだよな。
「おい、イザヤ。どこ行くんだ。」
「小便だよー。」
万が一があっても兵隊もルークもいるし……
と思っていたのに……
「え?」
何だこの大きいやつ……
気配しなかったよな?
「ぐっ、ぅ゛っ!」
いきなり腹パンかよっ……
この豚野郎……オークか?
なんでこんな城の近くに?
「魔王様はこんなやつに負けたのか?」
「ゴホッゴホッ……ぐっ」
咳き込む俺の首を掴み、片手で軽々と持ち上げる。
どんな怪力だよ……
そこまで俺と体格変わらんだろ。
く、苦しいっ……
「安心しろ。種付けしたら逃がしてやる。」
その種付けが嫌なんだよっ!
「くっ、ぅ……」
なんだコイツ、打撃が全然効かない!
筋肉が鎧みたいだ……
「無駄なことはするな。」
「ガハッ、げほっげほっ……ぅぅっ……」
もうなんなのコイツ、腹パンばっかりしやがって……骨いってるんじゃね?
「ほら、これで可愛がってやる。」
でっ、デカいっ!
これがオークのペニス?
う~っ、ほっぺをペちペちするなっ!
ヌメってるし気持ち悪い。
「俺の精液は媚薬と同じだ。飲め。」
先端からダラダラと流れているこれを飲めと!?
「誰が飲むか……んぐぅっ゛!」
「構わないが、後々苦しくなるのはお前だ。」
どうせするなら楽しめってか?
お優しいこって……
うぅ……マズっ。
「キくだろ?」
「お゛ぇっ゛!」
そんなすぐに効くわけ……
え?
「~~っ!?はっ、はーっ、はーっ」
呼吸が早くなる。
それに、すごく身体が熱い。
子宮なのか?
ムズムズするっ!?
絶対こんなに大きいの入らないって思ってるのに……
思ってるのにっ!
欲しいっっ♡
「ヨダレをダラダラとだらしないが、お前にはその顔が似合ってる。どれ。」
抱き抱えられ、向かい合って座らせられた。
この体勢は座位か?
「あっ、デカっ……くっ、ぐぅ゛……」
ゆっくり腰をおろさせられる。
圧迫感が苦しいはずなのに、苦しいだけじゃない。
「カハッ、き、気持ち゛……いぃ゛っ♡♡」
「全部いれるぞ。」
え?
まだ全部入ってないの?
「あ゛ぁぁ゛あぁっ゛!!」
腹が……
何これ、ボコって……腹が膨れてる……
オークのがここまで?
「動くぞ。」
「へ?えっ、うぁ゛っ、あ゛っぁ♡」
そんなデカいので乱暴されたらっ、
ガバガバになっちゃうぅっ!
「お前も楽しんでるな。」
「やぁっ、ちがっ、違うぅっ♡」
下から激しく突かれ、ぺちぺちとオークの腹を叩く俺の勃起したちんこ。
非力すぎる……
「俺の精子は元気がいいから、せいぜい孕まないよう願うんだな!」
「へっ?ふぁっ、あっ♡つぅッッ!」
びゅーっと勢いよく中で出されてるのがわかる……
射精されてるだけなのに気持ちいい……
あ、俺も……
「イ、イぐぅっ、いっちゃう゛ぅ゛♡」
オークの腹に射精してしまった。
射精し終えると、ずるっと引き抜かれたオークのもの。
それと同時にぶりゅりゅっと卑猥な音をたてて出てくる大量の精液。
これだけ出てるのに、まだ子宮はパンパンだ。
この腹……
妊娠してるみたい……
オークは余韻で痙攣する俺を冷たい目で見ると、どこかへ消えていった。
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