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7魔王vsイザヤ
しおりを挟む「……イザヤ」
この俺を追い詰めた男の一人。
その憎らしい目に、今の俺はどう映っている?
「やめろっ、離せっ!」
お前程、全裸で四つん這いが似合う男もそうそういまい。
俺の呪いは失敗したが、逆に面白い。
男性器と女性器が共存するとはな……ククク。
「どうだ?コレは。」
「はぅっ!あっ、指……いれるなっ!」
女性器に指を突っ込めば震える身体。
「気に入って頂けてるようだな。」
「あっ、あぁ♡や、やめっ、やだぁっ!」
弄るとすぐに愛液が溢れ出す。
ぐじゅぐじゅとわざと音をたて攻めると、身体を真っ赤にさせるイザヤ。
「ヤダと言う割にはこっちはもうカチカチだ。何のために勃起してるんだろうな?子を孕ますために挿入するわけでもないのにな。」
仰向けにすると、かわいい顔が拝める。
悔しそうな、恥ずかしそうな、なんとも言えぬ表情。
お前はそそらせるのが上手だな。
「~~っ、同時に、さわっ、ちゃ……だめぇっ♡」
「何?もっと激しくしてくれ?」
「えっ?はぁっ、あっ、あっ、あ~~っ♡♡」
あっという間にイったか。
舌をだしてヨダレを垂れ流して……
なかなか無様でいい顔だ。
「こんなに精液をだしても無駄打ちだな。どれ、見本を見せてやろう。ペニスはこう使うのだぞ?」
俺の勃起したものを見て震えるイザヤ。
まだ妊娠する覚悟はないのか?
「そ、んなの……入らない……入らないからっ、やだっ、やめっ」
「ヤダヤダうるさいぞ。黙って俺を感じろ。」
「ああ゛ぁ゛っ!!」
入れただけだと言うのに、イザヤのペニスからちょろりと精液がでた。
「孕む覚悟をしろ。」
「あ……♡」
もう蕩けているではないか。
腰をつかみ、奥をグリグリと柔らかくする。感じるのか、目をギュッとつむり耐えているようだ。
「そうだ、どうせなら楽しめ。」
「いっ、たい……だけっ……」
「フッ、強がりを。」
トントンとリズム良く腰を動かせば、それに合わせてイザヤの腰も動く。
「ふっ、ぅ、、んん゛っ……はぁっ♡」
「まずは1発目だ。」
だんだんとスピードをあげ、パンパンと腰を打ち付ける。
「ん、んぁ゛っ!あっ、あっ、あっ、あんん゛っ♡♡」
なんだ、やっぱりお前は俺の子を孕みたがっているではないか。
子宮がおりてきたぞ。
お望み通り、魔族の濃い精液をたくさんやろう。
「孕め!!」
「ッッ、ああ゛ぁ゛~~っ♡♡」
腰をそらし、ビクビクと痙攣するイザヤ。
また無駄打ちして……笑ってしまう。
「あっ……魔王さまっ♡」
さすがにお前もただの男ではないようだな。
俺もお前の余韻で痺れっぱなしだ。
「もっと欲しいか?」
「欲しいっ♡魔王さまのせいえきっ♡孕むからもっと♡♡」
かわいいやつだ。
もっと深く愛しあおうか。
お前が孕んでも何度でも。
ああ……早く……
「お前を壊したい。」
「魔王様、回復の方は順調で……」
はっ!妄想している所を部下に見られた!
まぁよい、いずれ現実のものとなるのだからな。
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