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番外編
※望月と佐々木の初夜【後編】(望月×佐々木)
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ズボンを脱がせ、女性と違うセックスにいよいよかと緊張する望月。ローションを手に取り温める。もちろん佐々木も初めてで、一連の望月の行動を見て心臓が早く脈をうっている。
望月はヌルッと穴の入口にローションをたっぷり塗り、中指でぐにぐにと触ってみた。
「あっ……」
「痛かったらすぐ言って。」
優しくするからと微笑まれ、佐々木はなんだか身体の力が抜けたような気がした。ぐにぐにと少しずつ無理なく入ってくる指。ローションを足しながらゆっくり押し広げているのがわかる。
(確か前立腺が……)
図書館で勉強した成果と言わんばかりに、前立腺を簡単に見つけ出す望月。コリコリと刺激すると、佐々木が大きく反応する。
「えっ、あっ、、あのっ、ソコっ!」
「前立腺。」
しつこいくらいにソコばかり攻められ、生理的に涙がこぼれる佐々木。いつもと違う刺激に戸惑っている様子だ。
望月は佐々木のモノを掴むと上下に扱き、後ろと前を同時に攻めた。
「ふわぁぁっ!あ、ダメっ、ダメですっっ!へん!なんかへんっ!んんんっ!」
先走りがダラダラと出てきたと思ったら、そのまま大きく腰を反らせイッてしまったようだ。
だからダメだと言ったのにと、涙を流しながら言う姿が色っぽく、望月も早くこの穴に挿入したいと思った。
(いや、でもまだこれじゃ入らないだろ……)
自分に焦るなと言い聞かせ、奥まで指を挿入したり、指を増やしたりし解していく。
「かずや、さんっ、ん、もっ、いれてくださいっ。」
「っっ、ダメだっ、傷つけたくない。」
自分で穴を拡げ誘惑してくる佐々木に理性が飛びそうになるが、ぐっと堪える。
どれくらいたったのか、ひたすら指で攻められている佐々木は顔も身体もトロトロに溶けきっていた。何回イッたかわからない。
「かずやさんっ、ん、もっ、体力っ、もたない……」
だよなぁと困ったように笑う望月。佐々木の反応が可愛くて、つい夢中で攻め立ててしまったようだ。
「ごめん、今日は入れないでおく。」
「えっ?」
なんでと悲しくなる佐々木だが、これから挿入してしまったら壊れるまで止まらなくなりそうで怖いと抱きしめながら言われた。そして、上手くセックス出来なかったな、情けなくてごめんという望月に、逆に完璧じゃない彼を見て安心してしまった。
「あの、和也さんの苦しそうなんで……俺、これだけ頑張っていいですか?」
これだけ?と考えている望月の返事を聞くまでもなく、佐々木は望月のモノを口に含んだ。ジュルジュルと上下に顔を動かしたり、ねっとりと裏側を舐めたり、先端はチロチロと舐めたり、まるで味わい尽くすかのように堪能している。
(これが和也さんの……)
素敵だと、うっとりしながらフェラする佐々木に驚いた。普段は微塵も性欲の欠片さえ見せないのに、こんなに積極的になるとは。
「あ、そこ……」
望月が反応すればそこを攻める。あまりの上手さに本当に初めてかと疑ってしまう程だ。
「っ、悟……もう出そう。」
普段見ることのない、切羽詰まった望月の顔を見て嬉しくなる。ビクビクと脈打つモノを口に含め、口をすぼめると上下に激しく動く佐々木。
「やばっ、悟っ、離してっ、でるっ、んん!」
手で同時に扱くとあっという間に果てた望月。佐々木の口内に射精してしまい、慌ててティッシュをとり、ここに吐けと言うも……
ゴクリ。
望月を見たまま、口にだされた大量の精液を喉をならして飲み込む。妖しく笑う佐々木に見惚れ、そのまま押し倒したくなるが、ぐっと我慢した望月。
「今日はとことん解したから、次はスムーズにできますね。」
早く欲しいと耳元で言う佐々木に、想像よりも淫らで最高な恋人だと思う望月だった。
【おしまい】
望月はヌルッと穴の入口にローションをたっぷり塗り、中指でぐにぐにと触ってみた。
「あっ……」
「痛かったらすぐ言って。」
優しくするからと微笑まれ、佐々木はなんだか身体の力が抜けたような気がした。ぐにぐにと少しずつ無理なく入ってくる指。ローションを足しながらゆっくり押し広げているのがわかる。
(確か前立腺が……)
図書館で勉強した成果と言わんばかりに、前立腺を簡単に見つけ出す望月。コリコリと刺激すると、佐々木が大きく反応する。
「えっ、あっ、、あのっ、ソコっ!」
「前立腺。」
しつこいくらいにソコばかり攻められ、生理的に涙がこぼれる佐々木。いつもと違う刺激に戸惑っている様子だ。
望月は佐々木のモノを掴むと上下に扱き、後ろと前を同時に攻めた。
「ふわぁぁっ!あ、ダメっ、ダメですっっ!へん!なんかへんっ!んんんっ!」
先走りがダラダラと出てきたと思ったら、そのまま大きく腰を反らせイッてしまったようだ。
だからダメだと言ったのにと、涙を流しながら言う姿が色っぽく、望月も早くこの穴に挿入したいと思った。
(いや、でもまだこれじゃ入らないだろ……)
自分に焦るなと言い聞かせ、奥まで指を挿入したり、指を増やしたりし解していく。
「かずや、さんっ、ん、もっ、いれてくださいっ。」
「っっ、ダメだっ、傷つけたくない。」
自分で穴を拡げ誘惑してくる佐々木に理性が飛びそうになるが、ぐっと堪える。
どれくらいたったのか、ひたすら指で攻められている佐々木は顔も身体もトロトロに溶けきっていた。何回イッたかわからない。
「かずやさんっ、ん、もっ、体力っ、もたない……」
だよなぁと困ったように笑う望月。佐々木の反応が可愛くて、つい夢中で攻め立ててしまったようだ。
「ごめん、今日は入れないでおく。」
「えっ?」
なんでと悲しくなる佐々木だが、これから挿入してしまったら壊れるまで止まらなくなりそうで怖いと抱きしめながら言われた。そして、上手くセックス出来なかったな、情けなくてごめんという望月に、逆に完璧じゃない彼を見て安心してしまった。
「あの、和也さんの苦しそうなんで……俺、これだけ頑張っていいですか?」
これだけ?と考えている望月の返事を聞くまでもなく、佐々木は望月のモノを口に含んだ。ジュルジュルと上下に顔を動かしたり、ねっとりと裏側を舐めたり、先端はチロチロと舐めたり、まるで味わい尽くすかのように堪能している。
(これが和也さんの……)
素敵だと、うっとりしながらフェラする佐々木に驚いた。普段は微塵も性欲の欠片さえ見せないのに、こんなに積極的になるとは。
「あ、そこ……」
望月が反応すればそこを攻める。あまりの上手さに本当に初めてかと疑ってしまう程だ。
「っ、悟……もう出そう。」
普段見ることのない、切羽詰まった望月の顔を見て嬉しくなる。ビクビクと脈打つモノを口に含め、口をすぼめると上下に激しく動く佐々木。
「やばっ、悟っ、離してっ、でるっ、んん!」
手で同時に扱くとあっという間に果てた望月。佐々木の口内に射精してしまい、慌ててティッシュをとり、ここに吐けと言うも……
ゴクリ。
望月を見たまま、口にだされた大量の精液を喉をならして飲み込む。妖しく笑う佐々木に見惚れ、そのまま押し倒したくなるが、ぐっと我慢した望月。
「今日はとことん解したから、次はスムーズにできますね。」
早く欲しいと耳元で言う佐々木に、想像よりも淫らで最高な恋人だと思う望月だった。
【おしまい】
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