18 / 18
FILE3 脅迫状
第十六話「......本当に取材は終わりなのかい?」
しおりを挟む
ガチャ
扉の先には、様々な機会が置かれていた。
「これ全部坂崎さんの発明?」
「ああ、すべて僕の発明さ」
「例えばこれは?」
私のすぐ近くにある椅子のような家具を指差す。
「それは自動散髪機さ」
「なんだかありが......モゴッ」
いきなりシロナちゃんに口を塞がれ、耳元で忠告してくれた。
「アリガチッテ言ッタラ、アノ人、凄ク落チ込ンデ三時間何モ言ワナクナルノ......」
「ん? 口を塞いで何をしているんだね?」
シロナちゃんの手から解放され、私の次の言葉が頭の中で回り始める。
「えっと......その......」
「上宮、この自動散髪機について質問があるのか?」
部屋を見渡す目線の中にミディアムウルフを捉えてようやく、次の言葉が掴めた。
「えっと......そう、シロナちゃんの髪ってこれで?」
「ああ、この自動散髪機は例え人間とは違う姿をした者でも、パネルひとつで好みの髪型に仕上げてしまうのだよ。上宮も試してみるかね?」
「今はいいです。このポニーテール、イメチェンするにはまだ惜しいんですよ」
「ふうむ、こだわりある髪型か......実に個性的だ!」
......さて、そろそろ茶番はここまでにしよう。
「坂崎さん、そろそろ取材に戻ってよろしいでしょうか」
「......ああ、僕と"カメさん"のことだったね」
カメさん......それが亀の化け物の愛称らしい。本名は坂崎さんですら知らないとのことだ。二人の出会いはこの島で行われたという。牧場と兼業して研究に明け暮れていた坂崎さんが、加奈ちゃんを連れて気晴らしに海岸を歩いていた時、海の中からカメさんが現れた。驚き戸惑う二人に、カメさんは静かに告げた。
「......驚カセテスマナイ。私ハコウ見エテモ人間ダッタノダ」
人の言葉を喋ったことにさらに驚く二人だったが、そこは個性的なものが大好物な坂崎さん、そのままカメさんを受け入れるのであった。
カメさんは昔、"二度坂市"で暮らしていた民謡学者だという。しかしある日、体に異変が起き始め......
「ちょっとストップストップストップ!! ストップ......ストップ......」
思わずストップを五連呼してしまった。
「なんだね?」
「坂崎さんは、この町の噂はご存知ですよね?」
「ああ、一島町で失踪した者は姿が変わる......って奴だろう?」
「でもカメさんの話では、二度坂市で体に異変が起きたって......」
二度坂市......それはこの一島町とは別の県にある大都会だ。かつては二度も住民が立ち去ってしまう事件が起きたものの、奇跡的に立ち直したという。
「それはあくまでも一島の都市伝説に乗っかった噂だ。カメさんいわく、日本中に異変が広がっている可能性もあるらしい」
「コノ町ダケジャア......ナインダ......」
「そういうことだ。さて、続きは次の部屋に向かいながら説明しよう」
廊下の中でカメさんの話の続き。遂に化け物の姿になったカメさんは一時期は部屋に籠っていたものの、自分の姿が消える能力があることに気づくと、それを利用して町に潜む化け物と出会っていたという。そんなある日、彼は一島の都市伝説を耳にして......
「......この町に訪れたと」
「ああ、カメさんは都市伝説と化け物になる異変に繋がりがあると推測したようだ。僕はこの都市伝説を解明したくてこの島で暮らしていたが、それに関しては力にはなれなかった。その代わりに、加奈はカメさんのサポートを、僕は化け物の役に立つ道具の発明で役に立とうとしているのさ」
「あの自動散髪機も?」
「そうだ。情けないことに、化け物の役に立つ道具は二つしか出来ていないがね」
そう話している間に、私たち一行は扉の前に立ち止まる。坂崎さんはドアノブに手をかけながら、こちらに謎の微笑みを向ける。
モォ~
「なるほど、一島町の美味しいカフェオレを支える牛乳はここで採っていたわけだ」
「だから、一島という名の僧侶によって生まれた......」
坂崎さんの訂正を無視して、牛舎の中で牛さんの世話を終えた加奈ちゃんに近寄る。
「加奈ちゃん、調子はどうだい?」
加奈ちゃんはこちらを見てお辞儀する。モジモジしているところが気になるなあ......
「何か話したいことがあるのかい?」
「お話......終わった?」
一旦坂崎さんの表情を確認してから、再び加奈ちゃんと向き合う。
「ああ、話してごらん」
「あのね......一緒に花火......してくれる?」
「花火って、手に持つ方?」
「うん......今までお友達と花火......したことがないから......」
お友達かあ......一瞬照れかけたけど、よく見ると加奈ちゃんの視線はシロナちゃんに向けられている。ちょっと残念。
「シロナちゃんは大丈夫?」
「花火ッテシタコトナイケド......イイヨ」
急に加奈ちゃんの表情が明るくなった。
「本当!? それじゃあ、準備するね!」
「マ、待ッテ、一人デ暗イトコロニ行ッタラ危ナイ......」
そう言って二人は牛舎から走り去って行った。
「......本当に取材は終わりなのかい?」
「いいえ、あとひとつありますよ。あなたは個性的なものが大好物とおっしゃいましたが、もしも化け物に協力することがありがちとしたら......あなたは興味を失いますか?」
最後の質問に、坂崎さんは暫く黙ったままだった......と思いきや、急に笑い始めた。
「まさかお前が僕にテストを課すとはなあ......例え興味を失っても、化け物は人とは違う個性を持っていることは理解し続けると思う。彼らがとても個性的なことは揺らぎないからな」
坂崎さんと共に外に出ると、加奈ちゃんとシロナちゃんの手には線香花火が握られていたのが見える。はしゃぐ加奈ちゃんに対して、ちょっと心配そうだけど微笑みを浮かべながらお喋りをするシロナちゃん。その花火大会にしれっと参加する坂崎さん......
それにしても、まさか二度坂市でも異変が起きているとは......トラウマの事件の時は一島町には住んでいないから、一島町以外の街に化け物がいてもおかしくはないけど、あの大都会にもいることは予測できなかった。いつかは行くことになるのかな。
坂崎さんは確かに変わり者だけど、シロナちゃんの言う通り悪い人ではなさそう......かな? 結局よくわからない人だったけど......彼の発明品はいつか、化け物の役に立つ時が来る可能性がありそうだ。
「ソウイエバ、カメサンッテドコニイッタノ?」
「わからない。カメさん、恥ずかしがり屋さんだから」
バケツの中の水は、線香花火によって個性的な光を写していた。違和感を歓迎するかのような美しさで。
FILE3 END
扉の先には、様々な機会が置かれていた。
「これ全部坂崎さんの発明?」
「ああ、すべて僕の発明さ」
「例えばこれは?」
私のすぐ近くにある椅子のような家具を指差す。
「それは自動散髪機さ」
「なんだかありが......モゴッ」
いきなりシロナちゃんに口を塞がれ、耳元で忠告してくれた。
「アリガチッテ言ッタラ、アノ人、凄ク落チ込ンデ三時間何モ言ワナクナルノ......」
「ん? 口を塞いで何をしているんだね?」
シロナちゃんの手から解放され、私の次の言葉が頭の中で回り始める。
「えっと......その......」
「上宮、この自動散髪機について質問があるのか?」
部屋を見渡す目線の中にミディアムウルフを捉えてようやく、次の言葉が掴めた。
「えっと......そう、シロナちゃんの髪ってこれで?」
「ああ、この自動散髪機は例え人間とは違う姿をした者でも、パネルひとつで好みの髪型に仕上げてしまうのだよ。上宮も試してみるかね?」
「今はいいです。このポニーテール、イメチェンするにはまだ惜しいんですよ」
「ふうむ、こだわりある髪型か......実に個性的だ!」
......さて、そろそろ茶番はここまでにしよう。
「坂崎さん、そろそろ取材に戻ってよろしいでしょうか」
「......ああ、僕と"カメさん"のことだったね」
カメさん......それが亀の化け物の愛称らしい。本名は坂崎さんですら知らないとのことだ。二人の出会いはこの島で行われたという。牧場と兼業して研究に明け暮れていた坂崎さんが、加奈ちゃんを連れて気晴らしに海岸を歩いていた時、海の中からカメさんが現れた。驚き戸惑う二人に、カメさんは静かに告げた。
「......驚カセテスマナイ。私ハコウ見エテモ人間ダッタノダ」
人の言葉を喋ったことにさらに驚く二人だったが、そこは個性的なものが大好物な坂崎さん、そのままカメさんを受け入れるのであった。
カメさんは昔、"二度坂市"で暮らしていた民謡学者だという。しかしある日、体に異変が起き始め......
「ちょっとストップストップストップ!! ストップ......ストップ......」
思わずストップを五連呼してしまった。
「なんだね?」
「坂崎さんは、この町の噂はご存知ですよね?」
「ああ、一島町で失踪した者は姿が変わる......って奴だろう?」
「でもカメさんの話では、二度坂市で体に異変が起きたって......」
二度坂市......それはこの一島町とは別の県にある大都会だ。かつては二度も住民が立ち去ってしまう事件が起きたものの、奇跡的に立ち直したという。
「それはあくまでも一島の都市伝説に乗っかった噂だ。カメさんいわく、日本中に異変が広がっている可能性もあるらしい」
「コノ町ダケジャア......ナインダ......」
「そういうことだ。さて、続きは次の部屋に向かいながら説明しよう」
廊下の中でカメさんの話の続き。遂に化け物の姿になったカメさんは一時期は部屋に籠っていたものの、自分の姿が消える能力があることに気づくと、それを利用して町に潜む化け物と出会っていたという。そんなある日、彼は一島の都市伝説を耳にして......
「......この町に訪れたと」
「ああ、カメさんは都市伝説と化け物になる異変に繋がりがあると推測したようだ。僕はこの都市伝説を解明したくてこの島で暮らしていたが、それに関しては力にはなれなかった。その代わりに、加奈はカメさんのサポートを、僕は化け物の役に立つ道具の発明で役に立とうとしているのさ」
「あの自動散髪機も?」
「そうだ。情けないことに、化け物の役に立つ道具は二つしか出来ていないがね」
そう話している間に、私たち一行は扉の前に立ち止まる。坂崎さんはドアノブに手をかけながら、こちらに謎の微笑みを向ける。
モォ~
「なるほど、一島町の美味しいカフェオレを支える牛乳はここで採っていたわけだ」
「だから、一島という名の僧侶によって生まれた......」
坂崎さんの訂正を無視して、牛舎の中で牛さんの世話を終えた加奈ちゃんに近寄る。
「加奈ちゃん、調子はどうだい?」
加奈ちゃんはこちらを見てお辞儀する。モジモジしているところが気になるなあ......
「何か話したいことがあるのかい?」
「お話......終わった?」
一旦坂崎さんの表情を確認してから、再び加奈ちゃんと向き合う。
「ああ、話してごらん」
「あのね......一緒に花火......してくれる?」
「花火って、手に持つ方?」
「うん......今までお友達と花火......したことがないから......」
お友達かあ......一瞬照れかけたけど、よく見ると加奈ちゃんの視線はシロナちゃんに向けられている。ちょっと残念。
「シロナちゃんは大丈夫?」
「花火ッテシタコトナイケド......イイヨ」
急に加奈ちゃんの表情が明るくなった。
「本当!? それじゃあ、準備するね!」
「マ、待ッテ、一人デ暗イトコロニ行ッタラ危ナイ......」
そう言って二人は牛舎から走り去って行った。
「......本当に取材は終わりなのかい?」
「いいえ、あとひとつありますよ。あなたは個性的なものが大好物とおっしゃいましたが、もしも化け物に協力することがありがちとしたら......あなたは興味を失いますか?」
最後の質問に、坂崎さんは暫く黙ったままだった......と思いきや、急に笑い始めた。
「まさかお前が僕にテストを課すとはなあ......例え興味を失っても、化け物は人とは違う個性を持っていることは理解し続けると思う。彼らがとても個性的なことは揺らぎないからな」
坂崎さんと共に外に出ると、加奈ちゃんとシロナちゃんの手には線香花火が握られていたのが見える。はしゃぐ加奈ちゃんに対して、ちょっと心配そうだけど微笑みを浮かべながらお喋りをするシロナちゃん。その花火大会にしれっと参加する坂崎さん......
それにしても、まさか二度坂市でも異変が起きているとは......トラウマの事件の時は一島町には住んでいないから、一島町以外の街に化け物がいてもおかしくはないけど、あの大都会にもいることは予測できなかった。いつかは行くことになるのかな。
坂崎さんは確かに変わり者だけど、シロナちゃんの言う通り悪い人ではなさそう......かな? 結局よくわからない人だったけど......彼の発明品はいつか、化け物の役に立つ時が来る可能性がありそうだ。
「ソウイエバ、カメサンッテドコニイッタノ?」
「わからない。カメさん、恥ずかしがり屋さんだから」
バケツの中の水は、線香花火によって個性的な光を写していた。違和感を歓迎するかのような美しさで。
FILE3 END
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
狼神様と生贄の唄巫女 虐げられた盲目の少女は、獣の神に愛される
茶柱まちこ
キャラ文芸
雪深い農村で育った少女・すずは、赤子のころにかけられた呪いによって盲目となり、姉や村人たちに虐いたげられる日々を送っていた。
ある日、すずは村人たちに騙されて生贄にされ、雪山の神社に閉じ込められてしまう。失意の中、絶命寸前の彼女を救ったのは、狼と人間を掛け合わせたような姿の男──村人たちが崇める守護神・大神だった。
呪いを解く代わりに大神のもとで働くことになったすずは、大神やあやかしたちの優しさに触れ、幸せを知っていく──。
神様と盲目少女が紡ぐ、和風恋愛幻想譚。
(旧題:『大神様のお気に入り』)
真夜中の仕出し屋さん~料理上手な狛犬様と暮らすことになりました~
椿蛍
キャラ文芸
「結婚するか、化け物屋敷を管理するか」
仕事を辞めた私に、父は二つの選択肢を迫った。
料亭『吉浪』に働いて六年。
挫折し、料理を作れなくなってしまった――
結婚を断り、私が選んだのは、化け物屋敷と父が呼ぶ、亡くなった祖父の家へ行くことだった。
祖父が亡くなって、店は閉まっているはずだったけれど、なぜか店は開いていて――
初出:2024.5.10~
※他サイト様に投稿したものを大幅改稿しております。
ナマズの器
螢宮よう
キャラ文芸
時は、多種多様な文化が溶け合いはじめた時代の赤い髪の少女の物語。
不遇な赤い髪の女の子が過去、神様、因縁に巻き込まれながらも前向きに頑張り大好きな人たちを守ろうと奔走する和風ファンタジー。
【あらすじ動画あり / 室町和風歴史ファンタジー】『花鬼花伝~世阿弥、花の都で鬼退治!?~』
郁嵐(いくらん)
キャラ文芸
お忙しい方のためのあらすじ動画はこちら↓
https://youtu.be/JhmJvv-Z5jI
【ストーリーあらすじ】
■■室町、花の都で世阿弥が舞いで怪異を鎮める室町歴史和風ファンタジー■■
■■ブロマンス風、男男女の三人コンビ■■
室町時代、申楽――後の能楽――の役者の子として生まれた鬼夜叉(おにやしゃ)。
ある日、美しい鬼の少女との出会いをきっかけにして、
鬼夜叉は自分の舞いには荒ぶった魂を鎮める力があることを知る。
時は流れ、鬼夜叉たち一座は新熊野神社で申楽を演じる機会を得る。
一座とともに都に渡った鬼夜叉は、
そこで室町幕府三代将軍 足利義満(あしかが よしみつ)と出会う。
一座のため、申楽のため、義満についた怨霊を調査することになった鬼夜叉。
これは後に能楽の大成者と呼ばれた世阿弥と、彼の支援者である義満、
そして物語に書かれた美しい鬼「花鬼」たちの物語。
【その他、作品】
浅草を舞台にした和風歴史ファンタジー小説も書いていますので
興味がありましたらどうぞ~!(ブロマンス風、男男女の三人コンビ)
■あらすじ動画(1分)
https://youtu.be/AE5HQr2mx94
■あらすじ動画(3分)
https://youtu.be/dJ6__uR1REU
我が家の家庭内順位は姫、犬、おっさんの順の様だがおかしい俺は家主だぞそんなの絶対に認めないからそんな目で俺を見るな
ミドリ
キャラ文芸
【奨励賞受賞作品です】
少し昔の下北沢を舞台に繰り広げられるおっさんが妖の闘争に巻き込まれる現代ファンタジー。
次々と増える居候におっさんの財布はいつまで耐えられるのか。
姫様に喋る犬、白蛇にイケメンまで来てしまって部屋はもうぎゅうぎゅう。
笑いあり涙ありのほのぼの時折ドキドキ溺愛ストーリー。ただのおっさん、三種の神器を手にバトルだって体に鞭打って頑張ります。
なろう・ノベプラ・カクヨムにて掲載中
須加さんのお気に入り
月樹《つき》
キャラ文芸
執着系神様と平凡な生活をこよなく愛する神主見習いの女の子のお話。
丸岡瑠璃は京都の須加神社の宮司を務める祖母の跡を継ぐべく、大学の神道学科に通う女子大学生。幼少期のトラウマで、目立たない人生を歩もうとするが、生まれる前からストーカーの神様とオーラが見える系イケメンに巻き込まれ、平凡とは言えない日々を送る。何も無い日常が一番愛しい……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございます!
今は別のサイトで別の小説を書いているので、しばらく放置してしまいました......
幸い、この小説はFILE毎にわけてあるので、こちらの方も合間合間書いていきたいと思います!
FILE3は下書きで完結しているので、今日はそちらを投稿しておきます!
それ以降はまた時間を置くことになりますが、気長に待っててくださいね!