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ゆっち

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本日の太陽フレアレポート

⚠️Lv4⚠️2024/05/03の太陽フレア予報

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国立研究開発法人情報通信研究機構より臨時情報が入りましたので、シェアします。
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※以下臨時情報※

2024年05月3日2時22分UTに、太陽面でX1.6フレアが発生しました。
SDO衛星の極端紫外線画像（AIA094）によると、このフレアは活動領域3663（N25E06）で発生したと推測されます。
このフレアに伴い、3日11時30分JSTから日本各地でデリンジャー現象が発生しています。

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※聞き慣れない専門用語の補足をさせていただきます。

【Xフレアとは】
太陽フレアの規模フレアの規模は、放出されるX線の強度を基準に5つのクラスに分類されます。クラスは強い順から、「X」＞「M」＞「C」＞「B」＞「A」となり、各クラスはそれぞれ10倍ずつの差があります。

今回、最大の「Xフレア」が発生ました。

Xフレアは最弱のAフレアの10000倍の規模となります。

【デリンジャー現象とは】

太陽の放射するX線の強度は、大きな太陽フレアが発生すると通常時の100倍から1000倍にも達します。このとき、電離圏の最下部にあるD層では異常に電離がすすみ、短波電波の吸収（ブラックアウト）が起こります。
このような現象をデリンジャー現象といいます。

全域停電に注意が必要です。

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■2024/05/03
本日の宇宙天気予報では、太陽フレアLv1～4のうち、なんとLv4となっています。
これは非常に活発な状態といえます。

また、5月2日14時7分に地磁気嵐が発生し、現在も継続中なのだそうです。
電波障害・通信障害・停電などにご注意下さい。

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■太陽活動·····非常に活発でした。
引き続き今後1日間、太陽活動は非常に活発な状態が予想されます。

■地磁気活動·····活発でした。
今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

■電離圏·····非常に乱れた状態でした。今後1日間、電離圏は静穏な状態が予想されます。

【太陽活動】

活動領域3663で、3日2時22分UTにX1.6/1Bフレアが発生しました。
その他に、活動領域3663と3664でMクラスフレアが数回発生しました。

活動領域3654と3655は、本日から明日にかけて太陽面の裏側へ回り込む見込みです。

SDO衛星の極端紫外線画像（AIA094）によると、本日から明日にかけて太陽面の東端から新たに回り込む活動領域はありません。

Xクラスフレアが発生した活動領域3663では、今後もXクラスフレアが発生する可能性があります。
引き続き今後1日間、太陽活動は非常に活発な状態が予想されます。

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【地磁気活動】

気象庁地磁気観測所（柿岡）によると、過去24時間の最大K指数は5でした。
5月2日14時7分UTに急始型地磁気嵐が発生しました。
地磁気嵐に伴う地磁気水平成分の最大変化量は3日0時UT現在約75 nTで、現在も継続中です。

太陽風速度はやや低速な350 km/s前後で推移していましたが、2日13時UT頃に衝撃波が到来し高速な500 km/s前後へ上昇しました。
これに伴い、太陽風磁場強度は強い10 nT前後から非常に強い22 nT前後へ上昇し、磁場の南北成分は時折-19 nT前後の非常に強い南向きの状態となりました。
太陽風密度は2 /cm^3から28 /cm^3の間で推移しました。
その後、太陽風速度は通常速度の430 km/s前後へ緩やかに下降しました。
太陽風磁場強度は弱い4 nT前後へ下降し、太陽風密度は6 /cm^3前後へ下降しました。
今後、太陽風速度は高速な状態が続く可能性がありますが、地磁気への大きな影響はない見込みです。

SOHO探査機によると5月3日3時UT頃にpartial-halo型CMEが発生しました。
これは、活動領域3663で発生したX1.6/1Bフレアに伴う現象です。
このCME（太陽プラズマの噴出）が到来する可能性があります。

今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

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皆さん、Xフレアが発生しています。
デリンジャー現象による連休中の突然のブラックアウトにご注意下さい。
備えが大事です。

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