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インド株のメリット
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インド株に投資するメリットをあげます。
筆者はインドへ行った事がなく、現地の様子を語れるような人間ではないのですが、経済誌などを参考に書かせてもらいますね。
■経済成長率(GDP)の期待値
2024年の世界経済の成長率予想は「2.9%」ですが、インド単体の経済成長率見通しは「6.3%」と、世界経済の成長率を大きく上回っています。
2024年直近出たデーターは、更に超えてインドの経済成長率予測を「7.5%」に上方修正しています。
これは、大きな成長が期待出来ると考えられますね。
■インドのこれからのGDP(購買力平価ベース)
PwCの調査によると、インドの購買力平価GDPが2027年には、日本を抜いて世界3位になると予想しています。
そして、2050年までにはなんと!米国を抜いて世界第2位の経済大国となるという見通しです。
【購買力平価ベースとは】―――
購買力平価は、異なる国の物価水準を考慮して、通貨の交換レートを決定する考え方です。
物価の高い国では、同じ金額の通貨でも購買力が低くなります。そのため、購買力平価ベースでは、各国の物価水準に応じて通貨の価値を評価し、それに基づいて為替レートを設定します。これにより、異なる国の通貨建ての資金の実質的な購買力を等しくすることができます。
――――――――――――
【2023年の購買力平価GDPランキング】
1位中国
2位アメリカ
3位インド
4位日本
5位ドイツ
6位ロシア
7位インドネシア
8位ブラジル
9位イギリス
10位フランス
【2030年購買力平価GDP予想】
1位中国
2位アメリカ
3位インド
4位日本
5位インドネシア
6位ロシア
7位ドイツ
8位ブラジル
9位メキシコ
10位イギリス
【2050年購買力平価GDP予想】
1位中国
2位インド
3位アメリカ
4位インドネシア
5位ブラジル
6位ロシア
7位メキシコ
8位日本
9位ドイツ
10位イギリス
2023年の時点で日本はインドに抜かされていますね。
少子高齢化、人口減少、G7諸国の中で賃金が過去30年間横ばいな唯一の国、日本。
落ちていくのは必然ですが、むしろ現在ランキング4位というのは健闘している方ではないでしょうか。
若さ溢れるインドは、購買力平価GDP世界1位に躍り出るのもそう遠くないかもしれません。
ただし、購買力平価GDPはあくまで目安です。GDPやその他の経済指標は複数の要素に影響を受けるため、完全な経済の評価を示すものではありません。経済の健全性を評価するためには、さまざまな指標や要素を総合的に考慮する必要があります。
■人口ボーナス
インドの人口は2023年4月に14億2577万人に達し、中国を追い越し世界一となりました。人口は増加傾向にあり、2050年には17億人近くに増加する見込みです。
平均年齢は26.4歳と若く、これからの経済の担い手の多さに期待が膨らみます。
■中間層の拡大
インドの中間層の世帯数は2018年の2.93億世帯から2030年までに3.86億世帯に増加すると予想しています。
筆者はディズニーランドに定期的に行くのですが、2年前くらいからインド人の家族旅行者がやたら増えている印象を受けます。円安の影響もあるかと思いますが、インドでは裕福な家庭が増えたのだなと肌で感じています。
■消費増加による内需拡大
インドの耐久消費財の保有比率は、カラーテレビは約80%と普及が進んできていますが、電気冷蔵庫やルームエアコン、乗用車についてはいずれも35%未満に留まっており、まだまだ今後の消費拡大に向けた大きな可能性を秘めています。
ということは、インドの経済成長期はまだまだ初期段階ということです!
■インフラ整備強化
政府が本腰を入れるインフラ投資も有望産業の中核の一つです。現在、デリーやムンバイなどの大都市は高速道路やメトロ(鉄道)の整備が進み、交通手段が大きく変化しています。
これからどんどん整備が進むのではないでしょうか。
■2036年オリンピック招致
インドは2036年の夏季五輪招致を目指すと発表しています。
ムンバイで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)関連の会合で、五輪開催に向け全力を尽くすとモディ首相は表明し、ホッケーやクリケットのワールドカップ(W杯)など世界的なイベントを開催する能力を立証していると述べました。
実現すればインドとしてはじめての開催となります。
2036年五輪にはトルコ、インドネシア、メキシコ、ポーランド、エジプトなどが立候補しており、ライバルが多いのですが、インドは2036年に向けてインフラ整備を急速に進めるのではないかと予想できます。
いかがでしょうか。
まだまだこれから発展していくインド。まだ始まってもいない状態です。
これから20年、30年先、黄金期へ突入し、世界経済はインドが覇権を握る⋯そう感じている筆者であります。
* * * * * *
※この記事の情報は投資を勧誘するものではありません。銘柄の選定など、投資にかかわる最終決定は、ご自身の判断でお願いします。
筆者はインドへ行った事がなく、現地の様子を語れるような人間ではないのですが、経済誌などを参考に書かせてもらいますね。
■経済成長率(GDP)の期待値
2024年の世界経済の成長率予想は「2.9%」ですが、インド単体の経済成長率見通しは「6.3%」と、世界経済の成長率を大きく上回っています。
2024年直近出たデーターは、更に超えてインドの経済成長率予測を「7.5%」に上方修正しています。
これは、大きな成長が期待出来ると考えられますね。
■インドのこれからのGDP(購買力平価ベース)
PwCの調査によると、インドの購買力平価GDPが2027年には、日本を抜いて世界3位になると予想しています。
そして、2050年までにはなんと!米国を抜いて世界第2位の経済大国となるという見通しです。
【購買力平価ベースとは】―――
購買力平価は、異なる国の物価水準を考慮して、通貨の交換レートを決定する考え方です。
物価の高い国では、同じ金額の通貨でも購買力が低くなります。そのため、購買力平価ベースでは、各国の物価水準に応じて通貨の価値を評価し、それに基づいて為替レートを設定します。これにより、異なる国の通貨建ての資金の実質的な購買力を等しくすることができます。
――――――――――――
【2023年の購買力平価GDPランキング】
1位中国
2位アメリカ
3位インド
4位日本
5位ドイツ
6位ロシア
7位インドネシア
8位ブラジル
9位イギリス
10位フランス
【2030年購買力平価GDP予想】
1位中国
2位アメリカ
3位インド
4位日本
5位インドネシア
6位ロシア
7位ドイツ
8位ブラジル
9位メキシコ
10位イギリス
【2050年購買力平価GDP予想】
1位中国
2位インド
3位アメリカ
4位インドネシア
5位ブラジル
6位ロシア
7位メキシコ
8位日本
9位ドイツ
10位イギリス
2023年の時点で日本はインドに抜かされていますね。
少子高齢化、人口減少、G7諸国の中で賃金が過去30年間横ばいな唯一の国、日本。
落ちていくのは必然ですが、むしろ現在ランキング4位というのは健闘している方ではないでしょうか。
若さ溢れるインドは、購買力平価GDP世界1位に躍り出るのもそう遠くないかもしれません。
ただし、購買力平価GDPはあくまで目安です。GDPやその他の経済指標は複数の要素に影響を受けるため、完全な経済の評価を示すものではありません。経済の健全性を評価するためには、さまざまな指標や要素を総合的に考慮する必要があります。
■人口ボーナス
インドの人口は2023年4月に14億2577万人に達し、中国を追い越し世界一となりました。人口は増加傾向にあり、2050年には17億人近くに増加する見込みです。
平均年齢は26.4歳と若く、これからの経済の担い手の多さに期待が膨らみます。
■中間層の拡大
インドの中間層の世帯数は2018年の2.93億世帯から2030年までに3.86億世帯に増加すると予想しています。
筆者はディズニーランドに定期的に行くのですが、2年前くらいからインド人の家族旅行者がやたら増えている印象を受けます。円安の影響もあるかと思いますが、インドでは裕福な家庭が増えたのだなと肌で感じています。
■消費増加による内需拡大
インドの耐久消費財の保有比率は、カラーテレビは約80%と普及が進んできていますが、電気冷蔵庫やルームエアコン、乗用車についてはいずれも35%未満に留まっており、まだまだ今後の消費拡大に向けた大きな可能性を秘めています。
ということは、インドの経済成長期はまだまだ初期段階ということです!
■インフラ整備強化
政府が本腰を入れるインフラ投資も有望産業の中核の一つです。現在、デリーやムンバイなどの大都市は高速道路やメトロ(鉄道)の整備が進み、交通手段が大きく変化しています。
これからどんどん整備が進むのではないでしょうか。
■2036年オリンピック招致
インドは2036年の夏季五輪招致を目指すと発表しています。
ムンバイで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)関連の会合で、五輪開催に向け全力を尽くすとモディ首相は表明し、ホッケーやクリケットのワールドカップ(W杯)など世界的なイベントを開催する能力を立証していると述べました。
実現すればインドとしてはじめての開催となります。
2036年五輪にはトルコ、インドネシア、メキシコ、ポーランド、エジプトなどが立候補しており、ライバルが多いのですが、インドは2036年に向けてインフラ整備を急速に進めるのではないかと予想できます。
いかがでしょうか。
まだまだこれから発展していくインド。まだ始まってもいない状態です。
これから20年、30年先、黄金期へ突入し、世界経済はインドが覇権を握る⋯そう感じている筆者であります。
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※この記事の情報は投資を勧誘するものではありません。銘柄の選定など、投資にかかわる最終決定は、ご自身の判断でお願いします。
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