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予言的中率100%【ホピ族の最終予言】②

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ホピ族は9つの予言の他に、こんな予言も語り継がれていました。


「母なる大地から心臓をえぐりだしてはいけない。
もしえぐり取ったならば、それは灰の詰まった瓢箪ひょうたんと化し、空から降り、やがて世界を破滅に導く」


「灰の詰まった瓢箪」とは、「原爆」を意味するとのこと。

ホピ族の聖地メサの地下には、ウラン鉱物など豊富な資源が眠っていました。


「フォコナーズ(ホピ族の住む不毛の地)は地球の自然エネルギーの震源であり、もしここが破壊されたら全地球的な規模で変動が起こる」

という神から告げられた教えに従い、2000年間この不毛な土地を守っていたホピ族はウラン採掘を反対しました。


しかし、アメリカ政府はホピ族を騙し、資源は軍事利用のために掘り起こされ、日本に落とされた原爆の原料となりました。



ホピ族もまた、この採掘により肺ガンで次々に命を失ったそうです。平和を愛した民が2000年もの間、土地を守り続けたにも関わらず悲しい結果になってしまいました。



「この地面には、使い方によっては人類を滅亡させてしまうものが埋まっている。
人類がこれを争いではなく平和に利用することが出来るようになる日まで、この場所に留まりこれらのものを守っていくように。また、空から灰のびっしり詰まったひょうたんが降ってきたら、ホピ族に伝わる予言を広く世界に伝えるようにすること。」


ホピ族の長老たちは上記の言い伝えに従い、広島と長崎に原爆が落とされた後、門外不出だったホピの神話と予言を世界に公表する決心をしました。
そして、1948年。現在の第4の世界を破滅から救う為、世界中の人々にこのことを気づいてもらう為に祈りを込めて国連へと向かったのです。



ところが、国連側は、ホピ族の話をまともに聞いてはくれませんでした。「おかしな事を言っている少数部族」との認識だったのでしょう。もどかしいですね。


しかし、ホピの長老達は決して挫けませんでした。
少なくとも4回の忠告をしない限り、国連は取り合ってくれないと承知の上だったのです。なんとその事も石版には、書かれてたのだというから驚きです。



国連は四半世紀後の1973年になり
ようやくホピ族の発言を許しました。


ホピの長老はこう語ります。

「世界中の人々はバランスを失っている。
昔の生き方に戻る必要がある。バランスを取り戻さなければ、戦争や破壊を止めることはできない。
自分たちの信じていることを、もっと積極的に進めなければならない。自分の信じている霊的な道や気持ちに対して、あなた自身がかわらなければならない。自分自身と人々のために、大地や動物たち、地球のために、何かをするのだ。」


とても胸にくる言葉です。
世界各地で起こる戦争や、自然破壊。
それは自分たちの利益の為であったり、宗教観の違いであったり、歴史的因縁であったり、様々ですが、利己的な考えを捨てない限り、世界はこのまま崩れ去ってしまうかも知れません。

自然との共存共栄を今一度考える必要があります。




そして、最近になって、新たに予言が公開されました。
これが最終予言と言われている予言です。

 
「大きな流星が我が星にぶつかる。

そして我が星は逆方向に回り出すだろう。」




これは……まさに「私が見た未来」に繋がる予言なのじゃないでしょうか。

今まで8つの予言を全て的中させてきたホピ族が、大きな隕石衝突によって、地軸変動(ポールシフト)が起こる、と言うのです。



ホピ族の「岩絵(ロードプラン)」によれば、人類の未来についてはふたつの選択肢がある。調和への道を選べば穏やかな未来へ至るが、このまま環境破壊と争いが絶えない世界へ進むのであれば大地は揺れ動き、未来はなくなる、とされています。


ホピ族の予言には明確な日時は書かれていません。それが2025年なのかは不確かですが、近い将来の話のように聞こえます。


「大いなる清めの日」が訪れるその前に、争い事を辞め、人類は調和の道を進むべきだとのホピ族の教えに世界中の人が耳を傾けて欲しいものです。

    
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