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R18:SS(婚前調教編/完結)
6/9 初夜・ペニス踏み(1/2)
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前日譚2の後の初夜です。
~~~~~~~~~~~~~~~
あの人との挙式を終え、僕は正式に彼の妻となった。
重い婚姻式の服を脱いで、使用人に導かれるまま浴室へ。彼に淫らにされた身体を使用人に見られることすら恥ずかしく、しかしそれを気にしているのは僕だけのようで、使用人らは気にした様子もなく僕の身体を磨き上げる。だから僕はなるべく平静を装うように努めた。
薄い淫らな下着を着せられ、服の意味をなしてないベビードールを見に纏う。そしてベッドルームに戻ると彼が待っていた。彼は使用人を下がらせると二人きりになった部屋で微笑む。
今日が、初夜だった。
僕は彼と何度も淫らな行いをしたけれど、身体を繋げたことは無かった。それどころか、彼が僕の自慰を禁じてから、僕は疼く身体を無視するための技術ばかり身に着けることになった。僕のアナルはあの夜会から一切開かれていない。
彼のペニスを頬張ることはあったけれど、あくまでそれだけだった。
「物欲しそうな顔をしているな」
彼の低い声が肌を擽る。
「ここに跪け」
彼はベッドに腰かけた自身の足元を指さす。僕はその命令に弾かれたように従った。犬のように従順に。それが彼の望む妻の姿であったから。
僕は恐怖と期待に胸を高鳴らせ、彼の足にキスを落とす。服従を示すように。
ふ、と彼が空気を揺らし、かすかに笑った。
その体勢のまま次の命令を待っていると、彼の足が上げられ、僕の頬に押し付けられた。
「あ……♡」
むに、と形を変える僕の頬。きっと不細工な顔を晒していることだろう。だけど僕は、酷い興奮を覚えていた。彼の足先が僕の顔を伝って、口に侵入する。むご、と押し込まれた質量に咥内がいっぱいになる。体格のいい彼の足は僕の顔ほどもあった。そんなものが僕の口に押し入るのだから、僕の口はめいいっぱい開く羽目になり、制御できない唾液が溢れ出す。そして彼の足先が縦横無尽に僕の口周りを弄ぶせいで、自分の唾液で顔はもうべちゃべちゃだった。
「ぉ……♡ おぁ……♡♡」
じゅぽじゅぽと咥内を蹂躙される。肉厚の足先が舌を挟んで扱かれ、えずきそうになるが、それを必死に抑え込んだ。呼吸のために鼻で息をするのだけれど、啜り切れなかった鼻水がとろりと垂れだす。僕は彼のペニスに奉仕するように足指をしゃぶった。指の一本一本、指の間まで、じゅぼじゅぼと顔を動かして。彼の足からは僕と同じ、甘い入浴剤の香りがする。彼の指が悪戯に僕の舌を撫でるから、僕は彼に魅せつける様に舌をべぇと出した。
僕はこの行為にもうすっかり興奮しきってしまって、この行為の最中はしたなく腰をヘコヘコと揺らしていた。禁欲を続けた身には、あまりにも強い倒錯であった。床に擦れるペニスが気持ちがいい。
そんな僕の痴態を彼は嘲笑し、その濡れた足先で僕の股間を撫で上げた。
「ぅひっ!?」
薄い服は、そのまま濡れた感触を僕に伝えてくる。ぎゅう、と彼の足が僕のペニスを床に押し潰した。
強い痛みと、それだけではない甘い痺れ。僕はぞくぞくして、急に体の芯から力が抜けたように座っていられなくなって、彼にもたれかかった。彼のふくらはぎは、棒のような僕のものと違い鍛え上げられていて太い。頭が触れた彼の太腿は、とても固く丸太の様だった。僕は更にお腹が切なくなって、彼の脚にしがみ付くように体を寄せた。
「あ♡ あ♡」
彼が足に力を込めるたび、僕のペニスは痛いはずなのにムクムクと大きくなってゆく。その様子に彼は喉の奥でクッと笑う。
ちゅこちゅこと下着の中から音がする。透けた服からは乱れた僕のソコが丸見えだった。気持ちいいのが全身に広がってゆく感覚に震えが止まらない。また口端から唾液を零して彼に媚びた目で見つめた。
グイ、と今までよりも強く踏まれて、もう駄目だった。
「痛゛ッ♡ あっ♡ い゛だい゛♡♡♡♡ おちんちん潰れちゃう♡♡ あ゛~~~痛いぃいい♡♡」
彼は僕のペニスを押し潰すかのように力を入れたり、緩めたりしながら僕のペニスを甚振った。下着はとっくにその役目を果たしていなくて、僕が噴き出すもので汚れている。痛みで涙が溢れたけれど、僕は快楽を覚えていた。
「~~~~~~っ♡♡♡ ぐぅううう~~~~~~♡♡♡ ぁっ」
声を抑えきれずに思いっきり上げる。縋るように彼の太腿に顔を当てて、泣いた。ちらりと見た僕のペニスは真っ赤で、それを玩具のように彼の足が歪めていく。ぎゅむ、と押し潰されたペニスは恐ろしいほど充血して、何度もビクンと跳ねる。睾丸は痛いほど張り詰めている。そこから更にじりじりと力を込められ、苦痛に悲鳴すら上げられなくなった。僕は息も絶え絶えで、彼の脚に思いっきりしがみ付きながら肩で呼吸することしかできていなかった。
す、と彼の足が離れていったのは、何秒後であったか。痛みに耐えることしか出来なかった僕にはもうさっぱり分からなかった。
「いい子だ」
ペニスを押し潰していた彼の脚が離れると、まるでせき止められていた呼吸が急に再開されたようで、僕は必死に息をした。涙でぼやけた視界も、酸欠で思考を呈した脳も何の役目も果たさない。彼に手を掴まれ強引にベッドに持ち上げられ、僕はぐてんと脱力したまま無抵抗で従った。ぐっちょりと濡れた下着を取り払われる。途端に精液くさい。僕はアレで射精したようだった。それにも関わらず、ぼろんと僕のペニスは腹につくほど反り返っていて、途端に冷たい外気に震えた。
見えないながらに、彼の視線が僕のペニスに突き刺さるのを感じる。
「顔が真っ赤だな。そんなに痛かったのか?」
彼の言葉にコクコクと必死で頷く。彼は喉の奥でくくっと笑って、僕の乳首を抓り上げる。
「あ゛ッ……♡♡」
そのまま捻られ、引っ張られ、押し潰され、僕は痛みと快感に喘いだ。僕の頭はとっくにおかしくなっていて、彼から与えられる痛みに酔っていた。腰が自然と揺れる。
「気持ちいのか? ん?」
「あ♡ ぃ♡ きもちいいっ♡♡ ぎもちぃいですッ♡♡♡」
コクコクと必死に頷いて、もっとして欲しいと胸を突き出して強請る。乳首を指の腹で撫でられ、不意に押し潰す。油断していた身体はビクッと大きく跳ね上がって、また軽く絶頂する。
彼が僕を虐める度、僕のペニスがびくびくと痙攣して先走りを零していた。
「んほぉっっ♡♡♡」
壊れた蛇口のようにとぷとぷ垂れ流しているそれを彼の大きな手が扱いた。彼の手のひらは、僕のものと異なりとても固い。その刺激に僕は身も蓋もなく喘ぐ。彼は鈴口の穴に爪を立てたりかりかり引っ掻いた。ひどい快感だった。目の前が真っ白になって、もう何も考えられないほど気持ちいいのに、絶頂に浸るには物足りない。
「おっ♡♡ お゛っ♡♡♡ いぐいぐいぐぅう~~ッ♡♡♡ やぁああ~~~ッ♡♡♡ いけないぃいいいッ♡」
「ハハ、どっちだよ」
僕を嘲笑する彼に、どうしようもないほどに興奮した。
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あの人との挙式を終え、僕は正式に彼の妻となった。
重い婚姻式の服を脱いで、使用人に導かれるまま浴室へ。彼に淫らにされた身体を使用人に見られることすら恥ずかしく、しかしそれを気にしているのは僕だけのようで、使用人らは気にした様子もなく僕の身体を磨き上げる。だから僕はなるべく平静を装うように努めた。
薄い淫らな下着を着せられ、服の意味をなしてないベビードールを見に纏う。そしてベッドルームに戻ると彼が待っていた。彼は使用人を下がらせると二人きりになった部屋で微笑む。
今日が、初夜だった。
僕は彼と何度も淫らな行いをしたけれど、身体を繋げたことは無かった。それどころか、彼が僕の自慰を禁じてから、僕は疼く身体を無視するための技術ばかり身に着けることになった。僕のアナルはあの夜会から一切開かれていない。
彼のペニスを頬張ることはあったけれど、あくまでそれだけだった。
「物欲しそうな顔をしているな」
彼の低い声が肌を擽る。
「ここに跪け」
彼はベッドに腰かけた自身の足元を指さす。僕はその命令に弾かれたように従った。犬のように従順に。それが彼の望む妻の姿であったから。
僕は恐怖と期待に胸を高鳴らせ、彼の足にキスを落とす。服従を示すように。
ふ、と彼が空気を揺らし、かすかに笑った。
その体勢のまま次の命令を待っていると、彼の足が上げられ、僕の頬に押し付けられた。
「あ……♡」
むに、と形を変える僕の頬。きっと不細工な顔を晒していることだろう。だけど僕は、酷い興奮を覚えていた。彼の足先が僕の顔を伝って、口に侵入する。むご、と押し込まれた質量に咥内がいっぱいになる。体格のいい彼の足は僕の顔ほどもあった。そんなものが僕の口に押し入るのだから、僕の口はめいいっぱい開く羽目になり、制御できない唾液が溢れ出す。そして彼の足先が縦横無尽に僕の口周りを弄ぶせいで、自分の唾液で顔はもうべちゃべちゃだった。
「ぉ……♡ おぁ……♡♡」
じゅぽじゅぽと咥内を蹂躙される。肉厚の足先が舌を挟んで扱かれ、えずきそうになるが、それを必死に抑え込んだ。呼吸のために鼻で息をするのだけれど、啜り切れなかった鼻水がとろりと垂れだす。僕は彼のペニスに奉仕するように足指をしゃぶった。指の一本一本、指の間まで、じゅぼじゅぼと顔を動かして。彼の足からは僕と同じ、甘い入浴剤の香りがする。彼の指が悪戯に僕の舌を撫でるから、僕は彼に魅せつける様に舌をべぇと出した。
僕はこの行為にもうすっかり興奮しきってしまって、この行為の最中はしたなく腰をヘコヘコと揺らしていた。禁欲を続けた身には、あまりにも強い倒錯であった。床に擦れるペニスが気持ちがいい。
そんな僕の痴態を彼は嘲笑し、その濡れた足先で僕の股間を撫で上げた。
「ぅひっ!?」
薄い服は、そのまま濡れた感触を僕に伝えてくる。ぎゅう、と彼の足が僕のペニスを床に押し潰した。
強い痛みと、それだけではない甘い痺れ。僕はぞくぞくして、急に体の芯から力が抜けたように座っていられなくなって、彼にもたれかかった。彼のふくらはぎは、棒のような僕のものと違い鍛え上げられていて太い。頭が触れた彼の太腿は、とても固く丸太の様だった。僕は更にお腹が切なくなって、彼の脚にしがみ付くように体を寄せた。
「あ♡ あ♡」
彼が足に力を込めるたび、僕のペニスは痛いはずなのにムクムクと大きくなってゆく。その様子に彼は喉の奥でクッと笑う。
ちゅこちゅこと下着の中から音がする。透けた服からは乱れた僕のソコが丸見えだった。気持ちいいのが全身に広がってゆく感覚に震えが止まらない。また口端から唾液を零して彼に媚びた目で見つめた。
グイ、と今までよりも強く踏まれて、もう駄目だった。
「痛゛ッ♡ あっ♡ い゛だい゛♡♡♡♡ おちんちん潰れちゃう♡♡ あ゛~~~痛いぃいい♡♡」
彼は僕のペニスを押し潰すかのように力を入れたり、緩めたりしながら僕のペニスを甚振った。下着はとっくにその役目を果たしていなくて、僕が噴き出すもので汚れている。痛みで涙が溢れたけれど、僕は快楽を覚えていた。
「~~~~~~っ♡♡♡ ぐぅううう~~~~~~♡♡♡ ぁっ」
声を抑えきれずに思いっきり上げる。縋るように彼の太腿に顔を当てて、泣いた。ちらりと見た僕のペニスは真っ赤で、それを玩具のように彼の足が歪めていく。ぎゅむ、と押し潰されたペニスは恐ろしいほど充血して、何度もビクンと跳ねる。睾丸は痛いほど張り詰めている。そこから更にじりじりと力を込められ、苦痛に悲鳴すら上げられなくなった。僕は息も絶え絶えで、彼の脚に思いっきりしがみ付きながら肩で呼吸することしかできていなかった。
す、と彼の足が離れていったのは、何秒後であったか。痛みに耐えることしか出来なかった僕にはもうさっぱり分からなかった。
「いい子だ」
ペニスを押し潰していた彼の脚が離れると、まるでせき止められていた呼吸が急に再開されたようで、僕は必死に息をした。涙でぼやけた視界も、酸欠で思考を呈した脳も何の役目も果たさない。彼に手を掴まれ強引にベッドに持ち上げられ、僕はぐてんと脱力したまま無抵抗で従った。ぐっちょりと濡れた下着を取り払われる。途端に精液くさい。僕はアレで射精したようだった。それにも関わらず、ぼろんと僕のペニスは腹につくほど反り返っていて、途端に冷たい外気に震えた。
見えないながらに、彼の視線が僕のペニスに突き刺さるのを感じる。
「顔が真っ赤だな。そんなに痛かったのか?」
彼の言葉にコクコクと必死で頷く。彼は喉の奥でくくっと笑って、僕の乳首を抓り上げる。
「あ゛ッ……♡♡」
そのまま捻られ、引っ張られ、押し潰され、僕は痛みと快感に喘いだ。僕の頭はとっくにおかしくなっていて、彼から与えられる痛みに酔っていた。腰が自然と揺れる。
「気持ちいのか? ん?」
「あ♡ ぃ♡ きもちいいっ♡♡ ぎもちぃいですッ♡♡♡」
コクコクと必死に頷いて、もっとして欲しいと胸を突き出して強請る。乳首を指の腹で撫でられ、不意に押し潰す。油断していた身体はビクッと大きく跳ね上がって、また軽く絶頂する。
彼が僕を虐める度、僕のペニスがびくびくと痙攣して先走りを零していた。
「んほぉっっ♡♡♡」
壊れた蛇口のようにとぷとぷ垂れ流しているそれを彼の大きな手が扱いた。彼の手のひらは、僕のものと異なりとても固い。その刺激に僕は身も蓋もなく喘ぐ。彼は鈴口の穴に爪を立てたりかりかり引っ掻いた。ひどい快感だった。目の前が真っ白になって、もう何も考えられないほど気持ちいいのに、絶頂に浸るには物足りない。
「おっ♡♡ お゛っ♡♡♡ いぐいぐいぐぅう~~ッ♡♡♡ やぁああ~~~ッ♡♡♡ いけないぃいいいッ♡」
「ハハ、どっちだよ」
僕を嘲笑する彼に、どうしようもないほどに興奮した。
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