冴えない「僕」がえっちオナホとして旦那様に嫁いだ日常♡

nanashi

文字の大きさ
上 下
28 / 33
R18:SS(メイン更新)

11/13 夫目線SS

しおりを挟む
「お゛っ♡♡ お゛ぉ゛お゛っ♡♡♡♡」
男の獣のような声に合わせて足先がビクビクと跳ねる。
無体の果てに、まともな抵抗すらできない様子でひくひくと身体を疼かせる身体を前に、男は一つ溜息をついた。
散々種付けされた後、梁型で虐めてやったアナルは気を失っても感じるのか、ただの排泄器官とは思えぬほどなめやかに男を誘っている。アナルの淵は真っ赤に腫れ、それを彩るように男が出した白濁液がまとわりついていた。全身を縄で結ばれ、あられもなく局部を晒させられている身体は、もう既に拘束など必要もないように抵抗する力も残っていないようだ。
今だって、男が手づから快楽を与えてやっているというのに、その目はどこか遠くを見つめて涙を流すばかりで男に焦点が合うことはない。
ごぽり。
強引にアナルから梁型を抜けば、ビクビクと陸に上がった魚のように眼前の身体が跳ね上がる。
「お♡ お♡♡」
まともな言葉も話さなくなり、正気を失った様子をしばらく堪能して男は満足していた。これ以上遊ぶ気にもなれず、そうしてようやく目の前の惨めなを解放してやることにした。
天井の梁にかけた縄で吊り上げていた片脚を開放してやれば、無抵抗に重力に従うまま足をベッドにバタンとおろす。勢いよく体勢を変えたせいで腹が圧迫されたのか、ぶぴゅるとみっともない音を立ててアナルから白濁液が飛び散る。しかしそれを恥じる羞恥心はもう失ってしまっているようだ。もう少し反応が欲しくなって、腹をわざと強くぐいぐいと押し込んでやれば、目を大きく開いてアナルから白濁液を溢れ出させる。栓を失ったそこは開いたままで、男が腹を押し込むと奥からとろとろと白いものがこみ上げてくるのがよくわかった。そして下半身ばかり責められて油断しているだろう、真っ赤に腫れた乳首を思いっきり摘まんでやる。
「んぎゃああッ♡♡♡」
「ふふっ」
意識が覚醒したのかと疑うほど跳ね上がり全身で痛みを表す惨状に、男は微笑んだ。
の乳首は、男が性交の間ずっと金属具で圧迫させてやっていたから、普段の慎ましさを失って赤黒く何倍にも腫れている。そのおかげで、意識があった頃は表面をなぞるだけで酷く大げさに反応するのが良かった。ただでさえ痛むそこを鍛えられた男の力で思いっきり摘ままれれば、気が狂うほどの痛みが訪れるのは想像に容易い。
常人では拷問にも等しい行為にも目の前の身体はペニスからしょろしょろと小水を零し、意識を失ってなお男に感謝を伝えてくる。それは男がこの身体をそう躾けたためだった。


これは体力が無いのはいけないが、それでもいい犬であるのは確かであった。
己の心酔者のように甚振り甲斐が無いのは駄目だ。女は身体が壊れやすいし、男娼を買って変な噂が立つのもいただけない。醜美にさして拘りがないものの、男が心から求めるのは惨めな泣き顔だ。こればかりは本人の気質によるもので、男の疾しい欲望を掻き立てるような人間と添い遂げることなど終ぞ出来ぬと思っていた。

──だから、ついつい虐めすぎてしまうのだ。


縄を解いた後も、男よりも随分と小さな身体には赤い縄の跡が残っている。
背中には数日前に打ってやった鞭の跡がまだ鮮やかに残っているし、腰には男が欲望のままに突き立てるせいで出来た手形のうっ血痕が残されている。
全て男がを凌辱してやった跡であり、それはまるで所有印のように身体に刻まれていた。

明日は何をしてやろうか。足の裏を打ってやるのもいいな。暫くは歩く度に悶えることになるだろうし、舌を拘束具で挟んで引っ張ってやってもいい。最近はペニスを虐めてやっても鈍くなったのか反応がイマイチだから、代わりに貞操帯でもつけてやってもいい。
妻が男としてのみならず人間としての尊厳を失い、己に支配される様を思うだけで胸が高鳴る。
ひとまずは、この惨状のまま放置されて目覚める妻の絶望した顔を堪能しようとするか。

「おやすみ、────」
普段では決して呼ばぬ妻の名前を呟いて、男は部屋を後にした。
しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

真・身体検査

RIKUTO
BL
とある男子高校生の身体検査。 特別に選出されたS君は保健室でどんな検査を受けるのだろうか?

皇帝陛下の精子検査

雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。 しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。 このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。 焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?

処理中です...