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蛇足:SS
[番外編・未来軸]らぶらぶえっち・何でも許せる人(10/03)
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[未来軸]
二人がいろいろあって(中略) ラブラブになった世界線の話です。
らぶらぶえっち書きたい気分だったせいです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「だんなさまぁ……♡」
いやいやいなくならないで♡って甘えるように旦那様に抱き着く。旦那様は見慣れた軍服を身にまとって、僕を置いてこの部屋を後にしようとしていたところだった。
昨夜はたくさん抱き合って、気を失うようにして眠ってしまった。傍にあったはずの熱がなくなって、ごそごそと音が聞こえて目を覚ましたらこれだ。全く、旦那様は僕をひとりぼっちにさせることにもっと罪悪感を抱くべきだ。
「こら、今から仕事だ」
「やだ! ね、僕のアナル……見て? とろとろで、旦那様のおちんちん、入れてほしい~~って甘えてるの…♡ 僕のおしりをおちんぽでよしよしして?」
生まれたままの姿で、旦那様の前でお尻を突き出して割れ目を両手で押し広げれば、旦那様に昨夜出していただいた精液がとろりと溢れて僕の太ももに流れてゆく。ぁ、ぁ、と小さい甘い声が零れてしまうのはご愛嬌。旦那様のごくりと唾を飲み込む音が部屋に響く。
「おねがい…………♡」
そのままお尻に力を込めて、くぱ、くぱと入り口を動かしていると、ついに旦那様が軍服を緩めて、僕を組み敷いた。
どちゅん!といきなり腹奥まで抉られて、思わず全身が跳ね上がる。
「くそ! この淫乱が! オナホの癖に生意気だぞ! 週末は覚悟しておけよ……!」
バコバコと旦那様の陰毛がお尻に擦れるほど激しくピストンされて、僕はただあんあんと喘ぐことしかできない。
旦那様の立派なおちんぽを何度も出し入れされるたびに、昨夜注ぎ込まれたばかりの濃厚な精子が音を立てて泡立って零れていく。でも寂しかったお尻の穴が、旦那様のおちんちんだけでいっぱいに押し広がったのが気持ち良くて、僕は喘ぎながらへらへらと笑ってしまった。
「ぁきゃん♡♡♡ あひぃ♡♡ ふ♡♡ ふへへっ♡♡♡♡♡ だんなしゃまぁ♡ きもちぃねえ♡ あんぁ♡♡ ぇへへぇえっ♡♡♡♡」
「緩いんだよっもっと締めろガバマン」
「んきゃぅうう♡♡♡♡♡♡♡」
旦那様が僕に腰を打ち付けながら悪態をつく。僕はそれが嬉しくて、ついお腹の奥を締め付けてしまった。大きく張った亀頭に前立腺をごりごりと抉られて、僕の体はどんどんと上り詰めていく。旦那様の熱い手のひらが僕のお腹をさすさすと撫でて、それにゾクゾクと鳥肌を立てていると、ぐっと強く押した。ぐにゅ、と凹む腹に、余計に鮮明に感じてしまうアナル。
僕は髪を振り乱して絶叫した。
どちゅん!と再びお腹の奥を抉られて、僕は全身が痺れるくらい感じて、そのまま絶頂を迎えた。
僕のアナルが、旦那様のおちんちんを強く締め付ける。その締め付けに答えるようにびゅうびゅうと熱い精液が奥に叩きつけられた。僕は舌を突き出して足をぴんと伸ばして全身で感じ入る。
じゅぼ、とおちんぽを旦那様に引き抜かれて、膝からガクンと力が抜けてしまった。
「あ、や……! 寂しい♡♡ おしり、さみしい♡♡♡」
「君は、まったく誰のために働いていると思って……!」
大きく舌打ちをすると、旦那様はそのまま僕を床に放置して足早に部屋を出て行った。
(これは本当におしごとに行っちゃったな……)
僕はと言えば先ほどまでの甘えた表情を消して、そのまま床に転がった。
寝室の床はよく四つん這いになる僕のためにふわふわの絨毯で覆われていて、視線の先には旦那様が準備してくれた犬皿に盛られた朝食が見える。
(僕は旦那様のお嫁さんで、オナホだから……)
きっと、屋敷の外で旦那様にまとわりつく女どもは知らないだろう。お前たちの望んでいる生活が、畜生同然の到底公爵家の夫人とは思えないものであることを。きっとだれ一人だって耐えられないだろう。だから旦那様がもし外で僕以外の人を好きになったとしても、そいつは本妻にはなれないだろう。だって──。
(たくさんエッチしたし、おなか減ったな)
僕は涎を貯めながら犬皿に向かった。
心配性な旦那様がつけた僕の首輪が、動きに合わせてしゃらりと鳴る。それにどうしようもない幸福感を覚える。
だって──、僕は旦那様に愛される悦びを知ってしまったから。
「週末は何してくれるかな」
誰もいない部屋で、僕は夢見心地につぶやいた。
二人がいろいろあって(中略) ラブラブになった世界線の話です。
らぶらぶえっち書きたい気分だったせいです。
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「だんなさまぁ……♡」
いやいやいなくならないで♡って甘えるように旦那様に抱き着く。旦那様は見慣れた軍服を身にまとって、僕を置いてこの部屋を後にしようとしていたところだった。
昨夜はたくさん抱き合って、気を失うようにして眠ってしまった。傍にあったはずの熱がなくなって、ごそごそと音が聞こえて目を覚ましたらこれだ。全く、旦那様は僕をひとりぼっちにさせることにもっと罪悪感を抱くべきだ。
「こら、今から仕事だ」
「やだ! ね、僕のアナル……見て? とろとろで、旦那様のおちんちん、入れてほしい~~って甘えてるの…♡ 僕のおしりをおちんぽでよしよしして?」
生まれたままの姿で、旦那様の前でお尻を突き出して割れ目を両手で押し広げれば、旦那様に昨夜出していただいた精液がとろりと溢れて僕の太ももに流れてゆく。ぁ、ぁ、と小さい甘い声が零れてしまうのはご愛嬌。旦那様のごくりと唾を飲み込む音が部屋に響く。
「おねがい…………♡」
そのままお尻に力を込めて、くぱ、くぱと入り口を動かしていると、ついに旦那様が軍服を緩めて、僕を組み敷いた。
どちゅん!といきなり腹奥まで抉られて、思わず全身が跳ね上がる。
「くそ! この淫乱が! オナホの癖に生意気だぞ! 週末は覚悟しておけよ……!」
バコバコと旦那様の陰毛がお尻に擦れるほど激しくピストンされて、僕はただあんあんと喘ぐことしかできない。
旦那様の立派なおちんぽを何度も出し入れされるたびに、昨夜注ぎ込まれたばかりの濃厚な精子が音を立てて泡立って零れていく。でも寂しかったお尻の穴が、旦那様のおちんちんだけでいっぱいに押し広がったのが気持ち良くて、僕は喘ぎながらへらへらと笑ってしまった。
「ぁきゃん♡♡♡ あひぃ♡♡ ふ♡♡ ふへへっ♡♡♡♡♡ だんなしゃまぁ♡ きもちぃねえ♡ あんぁ♡♡ ぇへへぇえっ♡♡♡♡」
「緩いんだよっもっと締めろガバマン」
「んきゃぅうう♡♡♡♡♡♡♡」
旦那様が僕に腰を打ち付けながら悪態をつく。僕はそれが嬉しくて、ついお腹の奥を締め付けてしまった。大きく張った亀頭に前立腺をごりごりと抉られて、僕の体はどんどんと上り詰めていく。旦那様の熱い手のひらが僕のお腹をさすさすと撫でて、それにゾクゾクと鳥肌を立てていると、ぐっと強く押した。ぐにゅ、と凹む腹に、余計に鮮明に感じてしまうアナル。
僕は髪を振り乱して絶叫した。
どちゅん!と再びお腹の奥を抉られて、僕は全身が痺れるくらい感じて、そのまま絶頂を迎えた。
僕のアナルが、旦那様のおちんちんを強く締め付ける。その締め付けに答えるようにびゅうびゅうと熱い精液が奥に叩きつけられた。僕は舌を突き出して足をぴんと伸ばして全身で感じ入る。
じゅぼ、とおちんぽを旦那様に引き抜かれて、膝からガクンと力が抜けてしまった。
「あ、や……! 寂しい♡♡ おしり、さみしい♡♡♡」
「君は、まったく誰のために働いていると思って……!」
大きく舌打ちをすると、旦那様はそのまま僕を床に放置して足早に部屋を出て行った。
(これは本当におしごとに行っちゃったな……)
僕はと言えば先ほどまでの甘えた表情を消して、そのまま床に転がった。
寝室の床はよく四つん這いになる僕のためにふわふわの絨毯で覆われていて、視線の先には旦那様が準備してくれた犬皿に盛られた朝食が見える。
(僕は旦那様のお嫁さんで、オナホだから……)
きっと、屋敷の外で旦那様にまとわりつく女どもは知らないだろう。お前たちの望んでいる生活が、畜生同然の到底公爵家の夫人とは思えないものであることを。きっとだれ一人だって耐えられないだろう。だから旦那様がもし外で僕以外の人を好きになったとしても、そいつは本妻にはなれないだろう。だって──。
(たくさんエッチしたし、おなか減ったな)
僕は涎を貯めながら犬皿に向かった。
心配性な旦那様がつけた僕の首輪が、動きに合わせてしゃらりと鳴る。それにどうしようもない幸福感を覚える。
だって──、僕は旦那様に愛される悦びを知ってしまったから。
「週末は何してくれるかな」
誰もいない部屋で、僕は夢見心地につぶやいた。
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