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最終夜
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ティアーヌは秘密裏に国王から呼び出され、王城へと足を運んでいた。国王直筆のメッセージを持ってきた従者に聞いてもその理由は知らないと言われた。どうやら行けばわかるらしい。ということは、おそらく例の件だろう。
――――私だけが呼ばれたということはシュベルツが手を回してくれたのね。
両親には『夢渡りの巫女』の件について知られたくないとシュベルツに伝えてあったので、きっと国王もティアーヌの意をくんでくれたのだろう。
王城に着けば、従者からそのまま『王の間』に行くようにと言われる。てっきり、そこまで案内してくれるかと思っていたが違うらしい。
――――まあ、道は知っているからいいけど。
一人歩きながら、シュベルツとの約束を思い出す。
これでようやく自由の身……には簡単になれるわけもないが、それでも少しはティアーヌの要望も聞き入れてもらえるだろう。
淑女らしからぬにやけ顔を晒してしまいそうになる。
何とか抑えるので必死だ。
「あら……」
廊下の先に、現宰相でもあるシュベルツの父が立っていた。視線は真っすぐティアーヌに向けられている。
だから従者があっさりと引き下がったのかと納得する。宰相直々に国王の元へと案内を受ける。
さすがに宰相の前ということで、いつものティアーヌらしくキリリと表情筋を引き締めた。
けれど、さすがに観察眼に長けた宰相の目にはティアーヌがどことなく浮かれているように見えた。
ある程度シュベルツから裏の話を聞いていた宰相はそんなティアーヌに何とも言えない視線を送ったが、当の本人は全く気づかないのだった。
王の間。この場にいるのは国王と宰相、そして関係者のみ。極秘内容ということもあり、この人数になっているのだろう。
国王がティアーヌの名を呼ぶ。ティアーヌは背筋を伸ばして答えた。
「ティアーヌ・ユリクス。其方の此度の働きについて、ユーリウスや他の者達から報告を受けている。今回の事件、其方の……夢渡りの巫女の力無しにはユーリウス達を救うことは出来なかっただろう。一国の王として、一人の父として誠に感謝する」
国王が頭を下げると宰相も倣うようにして頭を下げた。ティアーヌは内心慌てながら口を開いた。
「恐縮至極に存じます」
「今回の事件は秘密裏に処理することになった故、公に褒章を与えることはできないが別の名目で褒美を与えようと思う。何が良いか」
「あの、褒美の前に一つ確認と言いますか、お願いしたいことが……」
「何だ? 遠慮せず申してみよ」
「私が『夢渡りの巫女』だということも公にしないでほしいのです」
「そのことか。わかった。元々、今回の事件同様其方のことも公にする予定はなかったが、今後もしないと約束しよう。国としても『夢渡りの巫女』については秘匿にしておきたいところだからな」
国王の言葉にティアーヌはホッと息を吐く。
万が一夢渡りの内容がバレたらと考えただけでこの世から消え去りたくなる。少なくとも前回の夢渡りの巫女が助けた子孫達はその内容を知っている可能性があるのだから。
夢渡りしたという事実が流布されるだけでもティアーヌにとっては大打撃だ。
ひと安心したティアーヌはすっかり緊張も解け、思わず口がすべってしまった。
「褒美の件ですが私が庶民に下るとの言うのは……無理、です、かね?」
ざわっと周りがざわめいたタイミングで我に返る。内心冷や汗ものだ。
――――オブラートに包んで少しずつ本懐に近づけていく作戦が!
もはや作戦なんてものは消え去った。国王が片手を上げると皆口を閉じ、静寂が戻る。
国王は思案顔になりながらティアーヌに言った。その顔はどこか楽しそうだ。
「うーむ。それは、難しいな。ティアーヌ嬢が『夢渡りの巫女』だと知らなければ許可を出していたかもしれないが……。もし、今後夢渡りの巫女の信者達がティアーヌ嬢が『夢渡りの巫女』だと知ってしまえば……どうなるか、何となくわかるだろう? 申し訳ないが『夢渡りの巫女』には手が届くところにいてもらいたい」
残念に思いつつも、想定内だとティアーヌは頷く。あまりに素直な反応だったので国王がおや?という顔をした。
素知らぬ顔でティアーヌは次案を出した。
「わかりました。でしたら、私とユーリウス殿下の婚約を白紙に戻し、結婚相手を自分で決める権利をいただけないでしょうか」
――――出来れば王族ではなくて貴族の末端に居るような平凡で優しい旦那様をゲットしたい。貴族間の争いや面倒なお茶会、パーティーを避けたいのよー!
庶民になることは諦めたが、これだけは譲れないとティアーヌは渾身の微笑みを国王に向けた。ティアーヌの気合いとは裏腹に国王はアッサリと頷く。
「よかろう。今日を持ってティアーヌ・ユリクスとユーリウス・クラウンの婚約を白紙に戻す。すぐに公にも発表しよう。宰相、頼んだぞ。ああ、ティアーヌ嬢が自由に結婚相手を選べるように契約書類も用意してくれ」
側で控えていた宰相が頷く。ティアーヌの顔に満面の笑みが広がる。一方で、ユーリウスは絶望を浮かべていた。
「父上!」
堪らず叫んだユーリウスを国王は視線一つで黙らせる。
「なんだ愚息よ。自分の仕出かした結果だろう?」
ぐうの音も上げられなくなるユーリウス。国王は嘆息すると小声で言った。
「振り向かせる自信がないのか?」
ハッとユーリウスは目を見開き顔を上げる。挑戦的な国王の視線を受け、己の見解を改めた。――――そうだ。一からやり直すんだ。ティアーヌを絶対に惚れさせてみせる。
ユーリウスがうっそりと微笑み、ギラギラした目をティアーヌに向ける。
「婚約白紙……自分がしでかした結果なのであれば謹んで受け入れましょう。ただ、ティア、今後は覚悟して欲しい。遠慮はしないからな」
「ひえっ!?……いえ、あの、はいっ」
ニコニコと笑う国王。わざとユーリウスを煽ったと気づいたティアーヌの頬はピクピクとひきつる。その時、横から不穏な声が聞こえてきた。
「いやはや、ユーリウス殿下はやる気ですなー。うちのも負けてはいられないな。なぁ、シュベルツ」
「もちろんですよ。父上。引くつもりはありませんから……ね? ティア」
似たような笑みを浮かべティアーヌを見つめる宰相と、その息子にティアーヌは後ろへと一歩下がった。
――――これは、マズイ。何がマズイのかよくわからないけど。とにかくマズイ。
逃げ道を確保しようと周りを見渡していると、ホルンとアーベルトがティアーヌを挟み横に並び立った。庇ってくれるのか、とホッとしたのも束の間。
「ティアは庶民がお望みだったんだぜ? 次期国王や宰相の嫁さんは辛いだけだろ。俺なら一介の騎士だし庶民とまではいかないでもティアが求める庶民に近い暮らしを提供できる」
「それならー、俺だって宮廷楽士だからティアーヌの要望に応えられるしー。愛の曲で癒してあげることもできるよー」
「それなら俺だって!」と言い争いを始める二人。
――――ここにも敵がいた!
ティアーヌは慌てて踵を返し、挨拶も早々に退出を試みようとした。
けれど、扉の前に立っている人物に止められる。ノアークだ。
不安気に瞳を揺らすティアーヌにノアークは安心させるように微笑みかけ、手を差し出した。
「ティアーヌ。家に帰ろう。こんな、野蛮な男達が居るところにいては危険だ。さぁ」
ティアーヌは今度こそ安堵し、ノアークの手に自分の手を重ねた。
周りが煩いがノアークは気にも止めずティアーヌだけを見つめとろけそうな笑顔で言った。
「俺がティアーヌを傷つけるすべてのものから守ってあげるからね。ティアーヌには俺だけいればいいんだから」
カチン、と固まるティアーヌ。
――――そうだった! この子、ヤンデレになったんだった! もしかして、このままついて行ったら監禁コースまっしぐら!?
ティアーヌは慌ててノアークの手を振りほどき、はしたなくもドレスの裾を持ち上げると走り出した。男達が騒いでいるがそんなのは無視だ。望むのは一つだけ。
――――こんなの……こんな逆ハーレムエンドなんて私は望んでない! 私は絶対平穏無事な暮らしと平凡な旦那様を手にして見せるんだからー!
ーfinー
本編はこれにて終了。
この先は個別番外編になります。
――――私だけが呼ばれたということはシュベルツが手を回してくれたのね。
両親には『夢渡りの巫女』の件について知られたくないとシュベルツに伝えてあったので、きっと国王もティアーヌの意をくんでくれたのだろう。
王城に着けば、従者からそのまま『王の間』に行くようにと言われる。てっきり、そこまで案内してくれるかと思っていたが違うらしい。
――――まあ、道は知っているからいいけど。
一人歩きながら、シュベルツとの約束を思い出す。
これでようやく自由の身……には簡単になれるわけもないが、それでも少しはティアーヌの要望も聞き入れてもらえるだろう。
淑女らしからぬにやけ顔を晒してしまいそうになる。
何とか抑えるので必死だ。
「あら……」
廊下の先に、現宰相でもあるシュベルツの父が立っていた。視線は真っすぐティアーヌに向けられている。
だから従者があっさりと引き下がったのかと納得する。宰相直々に国王の元へと案内を受ける。
さすがに宰相の前ということで、いつものティアーヌらしくキリリと表情筋を引き締めた。
けれど、さすがに観察眼に長けた宰相の目にはティアーヌがどことなく浮かれているように見えた。
ある程度シュベルツから裏の話を聞いていた宰相はそんなティアーヌに何とも言えない視線を送ったが、当の本人は全く気づかないのだった。
王の間。この場にいるのは国王と宰相、そして関係者のみ。極秘内容ということもあり、この人数になっているのだろう。
国王がティアーヌの名を呼ぶ。ティアーヌは背筋を伸ばして答えた。
「ティアーヌ・ユリクス。其方の此度の働きについて、ユーリウスや他の者達から報告を受けている。今回の事件、其方の……夢渡りの巫女の力無しにはユーリウス達を救うことは出来なかっただろう。一国の王として、一人の父として誠に感謝する」
国王が頭を下げると宰相も倣うようにして頭を下げた。ティアーヌは内心慌てながら口を開いた。
「恐縮至極に存じます」
「今回の事件は秘密裏に処理することになった故、公に褒章を与えることはできないが別の名目で褒美を与えようと思う。何が良いか」
「あの、褒美の前に一つ確認と言いますか、お願いしたいことが……」
「何だ? 遠慮せず申してみよ」
「私が『夢渡りの巫女』だということも公にしないでほしいのです」
「そのことか。わかった。元々、今回の事件同様其方のことも公にする予定はなかったが、今後もしないと約束しよう。国としても『夢渡りの巫女』については秘匿にしておきたいところだからな」
国王の言葉にティアーヌはホッと息を吐く。
万が一夢渡りの内容がバレたらと考えただけでこの世から消え去りたくなる。少なくとも前回の夢渡りの巫女が助けた子孫達はその内容を知っている可能性があるのだから。
夢渡りしたという事実が流布されるだけでもティアーヌにとっては大打撃だ。
ひと安心したティアーヌはすっかり緊張も解け、思わず口がすべってしまった。
「褒美の件ですが私が庶民に下るとの言うのは……無理、です、かね?」
ざわっと周りがざわめいたタイミングで我に返る。内心冷や汗ものだ。
――――オブラートに包んで少しずつ本懐に近づけていく作戦が!
もはや作戦なんてものは消え去った。国王が片手を上げると皆口を閉じ、静寂が戻る。
国王は思案顔になりながらティアーヌに言った。その顔はどこか楽しそうだ。
「うーむ。それは、難しいな。ティアーヌ嬢が『夢渡りの巫女』だと知らなければ許可を出していたかもしれないが……。もし、今後夢渡りの巫女の信者達がティアーヌ嬢が『夢渡りの巫女』だと知ってしまえば……どうなるか、何となくわかるだろう? 申し訳ないが『夢渡りの巫女』には手が届くところにいてもらいたい」
残念に思いつつも、想定内だとティアーヌは頷く。あまりに素直な反応だったので国王がおや?という顔をした。
素知らぬ顔でティアーヌは次案を出した。
「わかりました。でしたら、私とユーリウス殿下の婚約を白紙に戻し、結婚相手を自分で決める権利をいただけないでしょうか」
――――出来れば王族ではなくて貴族の末端に居るような平凡で優しい旦那様をゲットしたい。貴族間の争いや面倒なお茶会、パーティーを避けたいのよー!
庶民になることは諦めたが、これだけは譲れないとティアーヌは渾身の微笑みを国王に向けた。ティアーヌの気合いとは裏腹に国王はアッサリと頷く。
「よかろう。今日を持ってティアーヌ・ユリクスとユーリウス・クラウンの婚約を白紙に戻す。すぐに公にも発表しよう。宰相、頼んだぞ。ああ、ティアーヌ嬢が自由に結婚相手を選べるように契約書類も用意してくれ」
側で控えていた宰相が頷く。ティアーヌの顔に満面の笑みが広がる。一方で、ユーリウスは絶望を浮かべていた。
「父上!」
堪らず叫んだユーリウスを国王は視線一つで黙らせる。
「なんだ愚息よ。自分の仕出かした結果だろう?」
ぐうの音も上げられなくなるユーリウス。国王は嘆息すると小声で言った。
「振り向かせる自信がないのか?」
ハッとユーリウスは目を見開き顔を上げる。挑戦的な国王の視線を受け、己の見解を改めた。――――そうだ。一からやり直すんだ。ティアーヌを絶対に惚れさせてみせる。
ユーリウスがうっそりと微笑み、ギラギラした目をティアーヌに向ける。
「婚約白紙……自分がしでかした結果なのであれば謹んで受け入れましょう。ただ、ティア、今後は覚悟して欲しい。遠慮はしないからな」
「ひえっ!?……いえ、あの、はいっ」
ニコニコと笑う国王。わざとユーリウスを煽ったと気づいたティアーヌの頬はピクピクとひきつる。その時、横から不穏な声が聞こえてきた。
「いやはや、ユーリウス殿下はやる気ですなー。うちのも負けてはいられないな。なぁ、シュベルツ」
「もちろんですよ。父上。引くつもりはありませんから……ね? ティア」
似たような笑みを浮かべティアーヌを見つめる宰相と、その息子にティアーヌは後ろへと一歩下がった。
――――これは、マズイ。何がマズイのかよくわからないけど。とにかくマズイ。
逃げ道を確保しようと周りを見渡していると、ホルンとアーベルトがティアーヌを挟み横に並び立った。庇ってくれるのか、とホッとしたのも束の間。
「ティアは庶民がお望みだったんだぜ? 次期国王や宰相の嫁さんは辛いだけだろ。俺なら一介の騎士だし庶民とまではいかないでもティアが求める庶民に近い暮らしを提供できる」
「それならー、俺だって宮廷楽士だからティアーヌの要望に応えられるしー。愛の曲で癒してあげることもできるよー」
「それなら俺だって!」と言い争いを始める二人。
――――ここにも敵がいた!
ティアーヌは慌てて踵を返し、挨拶も早々に退出を試みようとした。
けれど、扉の前に立っている人物に止められる。ノアークだ。
不安気に瞳を揺らすティアーヌにノアークは安心させるように微笑みかけ、手を差し出した。
「ティアーヌ。家に帰ろう。こんな、野蛮な男達が居るところにいては危険だ。さぁ」
ティアーヌは今度こそ安堵し、ノアークの手に自分の手を重ねた。
周りが煩いがノアークは気にも止めずティアーヌだけを見つめとろけそうな笑顔で言った。
「俺がティアーヌを傷つけるすべてのものから守ってあげるからね。ティアーヌには俺だけいればいいんだから」
カチン、と固まるティアーヌ。
――――そうだった! この子、ヤンデレになったんだった! もしかして、このままついて行ったら監禁コースまっしぐら!?
ティアーヌは慌ててノアークの手を振りほどき、はしたなくもドレスの裾を持ち上げると走り出した。男達が騒いでいるがそんなのは無視だ。望むのは一つだけ。
――――こんなの……こんな逆ハーレムエンドなんて私は望んでない! 私は絶対平穏無事な暮らしと平凡な旦那様を手にして見せるんだからー!
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