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第二夜(一)
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気づけば、ティアーヌは真っ黒な暗闇の中独りポツンと立っていた。
辺りを見渡しても黒しかない。誰の気配も感じられない空間。じっと見つめているとその暗闇の中に自分すら溶け込んでしまいそうな恐怖に襲われる。
「何なのここは。気味が悪い」
独り言を呟いても当たり前だが答えは返ってこない。それがさらに不安を煽る。
何となく……ここが夢の中だということは理解している。ただ、こんな何もないただ真っ黒な夢を見るのは初めてだ。
――――私って気づかないうちに精神を病んでいたのかしら。
心当たりはある。むしろ、心当たりしかない。
後一ヶ月もしないうちに断罪イベントがあるのだ。
その結果次第で自分の未来が変わる。
自分が思っているよりも私は繊細なのかもしれない。断罪イベントが終わった後は自分を労ってたっぷり庶民の暮らしを満喫しましょう。
理想の暮らしを想像しながらニマニマする。
「それにしても、本当に何もないわね……。灯りの一つくらい欲しいのだけれど」
ダメ元でキョロキョロと辺りを見渡した。
「あら……あれは……」
探してみるものだと呟く。遠くに黄色の光が見えた。
明かりを見つけたことにホッとして、そちらに足を進める。距離感がいまいちつかめないのでひたすら歩く。これで延々と距離が縮まらなかったらさらに精神的に追い詰められていただろうが、あいにくそこまで鬼畜ではなかったらしい。
「ドア?」
何故か発光している黄色のドアがポツンとあった。ティアーヌは一瞬迷ったもののドアノブに手を伸ばした。思い切って一気に開ける。
眩い光がティアーヌの目を襲った。耐え切れずに目を閉じる。
瞼の裏に焼き付いた光も治まり、ティアーヌは恐る恐る目を開いた。
「わぁ」
眼前に広がるのは豪奢な部屋。そして、その部屋の中には人がいた。しかも、ティアーヌがよく知る人物。
黄色のサラサラヘアに同じく黄色の瞳。均整の取れた体躯に王子然とした顔。正統派イケメン。
そう……ティアーヌの現婚約者、ユーリウス・クラウンだ。
ユーリウスはベッドに腰掛けてボーッと床を見つめていた。その姿すら何故か様になっている。
――――なんだか理不尽さを感じてしまってムカつくわね。
そんなティアーヌの悪感情が届いたのか、ユーリウスはおもむろに顔をあげた。
ティアーヌと視線ががっつり合う。
ユーリウスは目を丸くし、警戒するようにティアーヌを睨みつけ、そして何かに気づいて顔を真っ赤に染めた。
「な、なぜお前がここにくるんだ! それに、その格好はなんだ!」
「なぜって……私はただ目の前にあったドアを開けただけよ。それと、その格好って別に変な格好なんて……はぁぁあ?!?!?!」
ユーリウスに言われて自分の格好を見て、気づいた。思わず絶句する。
――――暗闇だったから気づかなかったけど、私なんて格好をしているの?! 夢ならそれなりの恰好くらいさせなさいよ! これじゃあ、ただの痴女じゃない!
なんと、ティアーヌは透け透けのネグリジェを身に纏っていた。
寝る時は身体を締め付けたくない、それでいてオシャレもしたい。そんなティアーヌのこだわりを詰め込んだネグリジェ。とはいえ、それは誰にも見せないのが前提だ。
少なくとも、婚約破棄をするつもりのユーリウスには絶対見せるつもりはなかった。
ティアーヌは鬼気迫る表情でユーリウスをベッドから押しのけると、かけ布団をめくり潜り込む。
――――最悪! こんな格好を男性の前で晒していたなんて! もうお嫁に行けない!
「ちょ、おい! 俺のベッドに勝手に入るな!!」
ユーリウスが何かを叫んでいるが羞恥心でいっぱいになっているティアーヌはそれどころではない。
強制的に追い出そうとしているのか、かけ布団が引っ張られる。ティアーヌは負けないように必死で引き返した。
――――この戦いは絶対負けられない!
しばらくすると、諦めたのか力が弱まり、ユーリウスの溜息が聞こえてきた。ティアーヌの近くに腰を下ろしたようで、ベッドの一部がユーリウスの重みで沈んだ。
「何故、俺の夢の中におまえが出てくるんだ。どうせならリリアが出てくればいいものを。どこまで邪魔をしてくれるんだおまえは」
ユーリウスの言葉にカチンとくる。考えるよりも先に口が開いていた。
「お言葉ですが、それは私のセリフですわ。勝手に私の夢の中に出てきたのはユーリウス様ではないですか。ああ……夢なら敬称も敬語もなくてもいいわよね。夢の中なら不敬罪は適応されないんだし」
「なんだと?」
ユーリウスが訝し気に眉根を寄せるが、ティアーヌには見えていない。たとえ、見えていたとしても態度は変わらないだろうが。タガが外れたティアーヌの口は止まらない。
「だいたいねー。ヒロインの取り巻きになるのは勝手だし、むしろどうぞどうぞだけど。この国の次期王様になろうって人が仕事を疎かにするってどうなの? やるべきことをやってから女の尻を追いかけなさいよねー。そうすれば私もいちいち小言を言わないですむんだから。……まぁ、あと数ヶ月の辛抱だけど。ああ、はやくこんな暮らしとはおさらばしたいわ」
苦言はいつの間にか日頃の不満へと変わっていた。全て吐き切った後、少しだけ『後悔』の二文字が浮かんできたが、『どうせ夢だしいいか』で終わる。夢とはいえ言いたいことがいえて満足だ。
ユーリウスはティアーヌの言葉遣いと内容に呆気にとられたものの、我に返ってもう一度内容を反芻して……憤慨した。
「お前は……リリアを貶めるだけでは飽きたらず、次期王太子である俺まで愚弄するのか?!」
怒りに任せて布団をはぎとる。布団の中から出てきたのは透け透けのネグリジェをきたティアーヌ。すっかり油断していたからか無防備な表情になっている。
普段決して見せることはない隙だらけの姿にユーリウスの頭は真っ白になる。
しかし、ティアーヌはそんなユーリウスに気づいていないようだ。むっとした顔になり、腕を組む。たわわな胸が寄せられ見事な谷間を築き上げている……が本人は全く気づいていない。
「昔の優秀だったユーリウス様ならともかく、女の尻しか追いかけまわしていない今のあんたにそんな価値があると思ってるの? 何よ? 文句でもあるの? ……どこ見て……! 変態! ちょ、シーツ返しなさいよ!」
ユーリウスの視線の先に気づいたティアーヌは慌てて布団を取り返そうと手を伸ばす。
けれど、反射神経抜群のユーリウスは咄嗟にベッド下へと布団を投げた。
ティアーヌはベッドから降りて床に投げ捨てられた布団を拾おうとしたが、ユーリウスの腕がティアーヌの腹に回り止められる。反動でティアーヌの身体はユーリウスにもたれかかった。
「ちょっと………っ」
文句を言おうと振り返り、ユーリウスとの近さに息を呑んだ。ユーリウスもまた唾を飲み込む。
いくら日頃、パーティー等で密着することに慣れていたとしても、こんな薄着で触れ合うのとは訳が違う。女性らしい柔らかな身体。普段は香水に隠れているティアーヌの匂い。
夢だというのにあまりにもリアルな刺激を前にユーリウスは思わず熱い吐息を漏らした。
――――惑わされるな。俺が好きなのはリリアだ。リリアを虐めているこの女ではないんだ。
そう、頭ではわかっているのに。身体は言うことを聞いてくれない。
ティアーヌの所在なげな様子も、普段の傲慢な態度とは違いどこかクるものがある。
吸い寄せられるようにユーリウスはティアーヌの首に唇を寄せた。
辺りを見渡しても黒しかない。誰の気配も感じられない空間。じっと見つめているとその暗闇の中に自分すら溶け込んでしまいそうな恐怖に襲われる。
「何なのここは。気味が悪い」
独り言を呟いても当たり前だが答えは返ってこない。それがさらに不安を煽る。
何となく……ここが夢の中だということは理解している。ただ、こんな何もないただ真っ黒な夢を見るのは初めてだ。
――――私って気づかないうちに精神を病んでいたのかしら。
心当たりはある。むしろ、心当たりしかない。
後一ヶ月もしないうちに断罪イベントがあるのだ。
その結果次第で自分の未来が変わる。
自分が思っているよりも私は繊細なのかもしれない。断罪イベントが終わった後は自分を労ってたっぷり庶民の暮らしを満喫しましょう。
理想の暮らしを想像しながらニマニマする。
「それにしても、本当に何もないわね……。灯りの一つくらい欲しいのだけれど」
ダメ元でキョロキョロと辺りを見渡した。
「あら……あれは……」
探してみるものだと呟く。遠くに黄色の光が見えた。
明かりを見つけたことにホッとして、そちらに足を進める。距離感がいまいちつかめないのでひたすら歩く。これで延々と距離が縮まらなかったらさらに精神的に追い詰められていただろうが、あいにくそこまで鬼畜ではなかったらしい。
「ドア?」
何故か発光している黄色のドアがポツンとあった。ティアーヌは一瞬迷ったもののドアノブに手を伸ばした。思い切って一気に開ける。
眩い光がティアーヌの目を襲った。耐え切れずに目を閉じる。
瞼の裏に焼き付いた光も治まり、ティアーヌは恐る恐る目を開いた。
「わぁ」
眼前に広がるのは豪奢な部屋。そして、その部屋の中には人がいた。しかも、ティアーヌがよく知る人物。
黄色のサラサラヘアに同じく黄色の瞳。均整の取れた体躯に王子然とした顔。正統派イケメン。
そう……ティアーヌの現婚約者、ユーリウス・クラウンだ。
ユーリウスはベッドに腰掛けてボーッと床を見つめていた。その姿すら何故か様になっている。
――――なんだか理不尽さを感じてしまってムカつくわね。
そんなティアーヌの悪感情が届いたのか、ユーリウスはおもむろに顔をあげた。
ティアーヌと視線ががっつり合う。
ユーリウスは目を丸くし、警戒するようにティアーヌを睨みつけ、そして何かに気づいて顔を真っ赤に染めた。
「な、なぜお前がここにくるんだ! それに、その格好はなんだ!」
「なぜって……私はただ目の前にあったドアを開けただけよ。それと、その格好って別に変な格好なんて……はぁぁあ?!?!?!」
ユーリウスに言われて自分の格好を見て、気づいた。思わず絶句する。
――――暗闇だったから気づかなかったけど、私なんて格好をしているの?! 夢ならそれなりの恰好くらいさせなさいよ! これじゃあ、ただの痴女じゃない!
なんと、ティアーヌは透け透けのネグリジェを身に纏っていた。
寝る時は身体を締め付けたくない、それでいてオシャレもしたい。そんなティアーヌのこだわりを詰め込んだネグリジェ。とはいえ、それは誰にも見せないのが前提だ。
少なくとも、婚約破棄をするつもりのユーリウスには絶対見せるつもりはなかった。
ティアーヌは鬼気迫る表情でユーリウスをベッドから押しのけると、かけ布団をめくり潜り込む。
――――最悪! こんな格好を男性の前で晒していたなんて! もうお嫁に行けない!
「ちょ、おい! 俺のベッドに勝手に入るな!!」
ユーリウスが何かを叫んでいるが羞恥心でいっぱいになっているティアーヌはそれどころではない。
強制的に追い出そうとしているのか、かけ布団が引っ張られる。ティアーヌは負けないように必死で引き返した。
――――この戦いは絶対負けられない!
しばらくすると、諦めたのか力が弱まり、ユーリウスの溜息が聞こえてきた。ティアーヌの近くに腰を下ろしたようで、ベッドの一部がユーリウスの重みで沈んだ。
「何故、俺の夢の中におまえが出てくるんだ。どうせならリリアが出てくればいいものを。どこまで邪魔をしてくれるんだおまえは」
ユーリウスの言葉にカチンとくる。考えるよりも先に口が開いていた。
「お言葉ですが、それは私のセリフですわ。勝手に私の夢の中に出てきたのはユーリウス様ではないですか。ああ……夢なら敬称も敬語もなくてもいいわよね。夢の中なら不敬罪は適応されないんだし」
「なんだと?」
ユーリウスが訝し気に眉根を寄せるが、ティアーヌには見えていない。たとえ、見えていたとしても態度は変わらないだろうが。タガが外れたティアーヌの口は止まらない。
「だいたいねー。ヒロインの取り巻きになるのは勝手だし、むしろどうぞどうぞだけど。この国の次期王様になろうって人が仕事を疎かにするってどうなの? やるべきことをやってから女の尻を追いかけなさいよねー。そうすれば私もいちいち小言を言わないですむんだから。……まぁ、あと数ヶ月の辛抱だけど。ああ、はやくこんな暮らしとはおさらばしたいわ」
苦言はいつの間にか日頃の不満へと変わっていた。全て吐き切った後、少しだけ『後悔』の二文字が浮かんできたが、『どうせ夢だしいいか』で終わる。夢とはいえ言いたいことがいえて満足だ。
ユーリウスはティアーヌの言葉遣いと内容に呆気にとられたものの、我に返ってもう一度内容を反芻して……憤慨した。
「お前は……リリアを貶めるだけでは飽きたらず、次期王太子である俺まで愚弄するのか?!」
怒りに任せて布団をはぎとる。布団の中から出てきたのは透け透けのネグリジェをきたティアーヌ。すっかり油断していたからか無防備な表情になっている。
普段決して見せることはない隙だらけの姿にユーリウスの頭は真っ白になる。
しかし、ティアーヌはそんなユーリウスに気づいていないようだ。むっとした顔になり、腕を組む。たわわな胸が寄せられ見事な谷間を築き上げている……が本人は全く気づいていない。
「昔の優秀だったユーリウス様ならともかく、女の尻しか追いかけまわしていない今のあんたにそんな価値があると思ってるの? 何よ? 文句でもあるの? ……どこ見て……! 変態! ちょ、シーツ返しなさいよ!」
ユーリウスの視線の先に気づいたティアーヌは慌てて布団を取り返そうと手を伸ばす。
けれど、反射神経抜群のユーリウスは咄嗟にベッド下へと布団を投げた。
ティアーヌはベッドから降りて床に投げ捨てられた布団を拾おうとしたが、ユーリウスの腕がティアーヌの腹に回り止められる。反動でティアーヌの身体はユーリウスにもたれかかった。
「ちょっと………っ」
文句を言おうと振り返り、ユーリウスとの近さに息を呑んだ。ユーリウスもまた唾を飲み込む。
いくら日頃、パーティー等で密着することに慣れていたとしても、こんな薄着で触れ合うのとは訳が違う。女性らしい柔らかな身体。普段は香水に隠れているティアーヌの匂い。
夢だというのにあまりにもリアルな刺激を前にユーリウスは思わず熱い吐息を漏らした。
――――惑わされるな。俺が好きなのはリリアだ。リリアを虐めているこの女ではないんだ。
そう、頭ではわかっているのに。身体は言うことを聞いてくれない。
ティアーヌの所在なげな様子も、普段の傲慢な態度とは違いどこかクるものがある。
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