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カラス
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コンビニへと旅立った白雪を見送り、章野から白雪と章野自身の連絡先を受け取った後、俺はその場を後にした。と言っても、まだ異界から出てはいない。解決していないことがあるからだ。
「お前は警察とは別らしいからな」
リュックを開き、すやすやと眠るカラスを取り出すと、直ぐにカラスは目を開けた。
「カァッ、カァッ!」
「逃げるな」
暴れ出すカラスの首根っこを掴み、頭に手を乗せる。
「暴れるなよ」
カラスの目がとろんと落ちる。俺は頭に手を乗せたままで、顔を近付ける。
「……やっぱり、使い魔か」
だろうとは思ったが、カラスの使い魔だ。付与されている術式は気配の遮断くらいだな。戦闘に使えるようなものは皆無と言っても良い。完全に偵察用に調整されているな。
「ラインは……切られてるな」
まぁ、当たり前だな。どうせ色々とバレるなら章野の前でも構わず調べておくべきだったか? いや、結果論か。
「とはいえ、何も出来ない訳じゃない」
残されたカラスの体には、刻まれた術式と魔力の残滓がある。証拠を完全に消すならカラスをそのまま消し去るべきだったな。
「……こいつ自体はただのカラスか」
外付けで色々とやられているが、素体はどこにでもいるようなカラスでしかないな。地球のレベルで見ると高度な術を刻んでいるように思えるが、その割に専用の使い魔を召喚したり作製したりしている訳ではない。随分、あべこべだな。もしかすると、異界と中途半端に混ざった結果こういう技術の発展の仕方をしたのかも知れない。
「殺す必要は無いな」
このまま野生に帰しても然したる問題は無いだろう。やたら気配を隠すのが上手いだけのカラスでしかない。
「……良し、教本魔術ではないな」
術式は完全に暗記した。それが誰でもそのままの形で使える教本魔術でない限り、魔術というのは一種の個人情報だ。使用者専用に調整されているということは、その術式を読み解けば本人を識別出来る情報も見つけられる。と言っても、俺はそれ単体で肉体の情報やどんな人物であるかを特定できる程ではない。精々、同じ奴の魔術を見かけた時にそれを識別できるというだけだ。戦闘になればまた役立つ時が来るかも知れないが、そこまでする必要がある相手かも分からない。
「次に、魔力」
これに関しては、もしこの魔力の持ち主が俺の近くを通れば絶対に見つけることが出来る。
「取り敢えず、問題は……」
誰が何の目的で俺を調べに来たか、だ。先ず、警察は違うだろう。そして、警察は協会と情報を共有しているようなので、協会の可能性も薄い。
「公的な機関でない可能性が高いか?」
最近は裏の組織が色々と動き出しているらしいので、どこかで俺のことを知ったろくでもない奴らが俺のことを調べている可能性もある。
「だが、一番可能性が高いのは……ソロモンだな」
若しくは、ソロモンの勢力の何者かだ。普通に考えて、自分の召喚した悪魔を簡単に滅ぼされているのに、その相手を調べない筈がない。もしこの使い魔がソロモンの手勢じゃなかったとしても、何かしらの形で俺の存在を探ってはいる筈だ。
「……もし、そうなら」
ソロモン。どうすべきか迷ってはいたが……そちらから手を出してくるのなら、しょうがない。
「少し、探るか」
知恵の王、ソロモン。アンタが俺の敵なら、世界の為にではなく俺の為に死んで貰おう。
「カラス。やっぱり、野生に帰すのは無しだ」
少し、俺の為に働いてもらう。だが、対価は払おう。俺はカラスの体を持ち上げ、その頭に俺の額を押し当てた。
「アンタの欲は……餌、序列、番、後は復讐、そんなもんか」
まぁ、最後以外は動物らしい欲だな。叶えてやるのも難しくない。
「起きろ」
俺はカラスに気付けをして、起こした。するとまた騒ぎ出したので、再度額を頭に押し当てた。
「……」
「カァ……」
こうすれば動物相手でも簡単に意思を伝えあうことが出来る。尤も、知能が低すぎる生物相手ならそれも出来ないが。
「どうだ?」
額を押し当てたまま、問いかける。あまり人に見られたくない光景になっているだろうな、これ。
「……」
つぶらな眼が俺を見つめ、意思が伝わってきた。
「契約成立だな」
動物相手にここまで丁寧にやったのは初めてかも知れない。向こうはそんな余裕も無かったからな、心に余裕があるっていうのは良いことだ。
「……良し」
カラスの足を手に乗せて、主従契約の魔術を結ぶ。お互いの意思が固まっていなければ出来ないものだが、その確認は既に済ませた。
『これで言葉は分かるだろう。後は……少し、強くしてやる』
主従の契約で結ばれている今、お互いの意思をどこからでも伝えることが出来る。後は、調整するだけだ。
「直接刻むのはあまり得意じゃないが……痛くはしない」
先ず、眠らせる。さっきよりも強く、多少の刺激では起きないように眠らせる。
「外付けの思考領域、だな」
頭の良いと言われるカラスだが、魔術を扱うには流石に知能が足りない。人格を変容させないようにそれを改善するには、思考領域の外付けが必要だ。
「遮断はもう少し強化出来るな……後は探知能力と肉体の強化に、意識と感覚の共有。これは直接刻めるな」
残りは魔術。幾つか使えるようにして終わりだな。教える訳ではなく、直接使えるようにするので制限はあるが、そこそこ仕上げられるだろう。
「お前は警察とは別らしいからな」
リュックを開き、すやすやと眠るカラスを取り出すと、直ぐにカラスは目を開けた。
「カァッ、カァッ!」
「逃げるな」
暴れ出すカラスの首根っこを掴み、頭に手を乗せる。
「暴れるなよ」
カラスの目がとろんと落ちる。俺は頭に手を乗せたままで、顔を近付ける。
「……やっぱり、使い魔か」
だろうとは思ったが、カラスの使い魔だ。付与されている術式は気配の遮断くらいだな。戦闘に使えるようなものは皆無と言っても良い。完全に偵察用に調整されているな。
「ラインは……切られてるな」
まぁ、当たり前だな。どうせ色々とバレるなら章野の前でも構わず調べておくべきだったか? いや、結果論か。
「とはいえ、何も出来ない訳じゃない」
残されたカラスの体には、刻まれた術式と魔力の残滓がある。証拠を完全に消すならカラスをそのまま消し去るべきだったな。
「……こいつ自体はただのカラスか」
外付けで色々とやられているが、素体はどこにでもいるようなカラスでしかないな。地球のレベルで見ると高度な術を刻んでいるように思えるが、その割に専用の使い魔を召喚したり作製したりしている訳ではない。随分、あべこべだな。もしかすると、異界と中途半端に混ざった結果こういう技術の発展の仕方をしたのかも知れない。
「殺す必要は無いな」
このまま野生に帰しても然したる問題は無いだろう。やたら気配を隠すのが上手いだけのカラスでしかない。
「……良し、教本魔術ではないな」
術式は完全に暗記した。それが誰でもそのままの形で使える教本魔術でない限り、魔術というのは一種の個人情報だ。使用者専用に調整されているということは、その術式を読み解けば本人を識別出来る情報も見つけられる。と言っても、俺はそれ単体で肉体の情報やどんな人物であるかを特定できる程ではない。精々、同じ奴の魔術を見かけた時にそれを識別できるというだけだ。戦闘になればまた役立つ時が来るかも知れないが、そこまでする必要がある相手かも分からない。
「次に、魔力」
これに関しては、もしこの魔力の持ち主が俺の近くを通れば絶対に見つけることが出来る。
「取り敢えず、問題は……」
誰が何の目的で俺を調べに来たか、だ。先ず、警察は違うだろう。そして、警察は協会と情報を共有しているようなので、協会の可能性も薄い。
「公的な機関でない可能性が高いか?」
最近は裏の組織が色々と動き出しているらしいので、どこかで俺のことを知ったろくでもない奴らが俺のことを調べている可能性もある。
「だが、一番可能性が高いのは……ソロモンだな」
若しくは、ソロモンの勢力の何者かだ。普通に考えて、自分の召喚した悪魔を簡単に滅ぼされているのに、その相手を調べない筈がない。もしこの使い魔がソロモンの手勢じゃなかったとしても、何かしらの形で俺の存在を探ってはいる筈だ。
「……もし、そうなら」
ソロモン。どうすべきか迷ってはいたが……そちらから手を出してくるのなら、しょうがない。
「少し、探るか」
知恵の王、ソロモン。アンタが俺の敵なら、世界の為にではなく俺の為に死んで貰おう。
「カラス。やっぱり、野生に帰すのは無しだ」
少し、俺の為に働いてもらう。だが、対価は払おう。俺はカラスの体を持ち上げ、その頭に俺の額を押し当てた。
「アンタの欲は……餌、序列、番、後は復讐、そんなもんか」
まぁ、最後以外は動物らしい欲だな。叶えてやるのも難しくない。
「起きろ」
俺はカラスに気付けをして、起こした。するとまた騒ぎ出したので、再度額を頭に押し当てた。
「……」
「カァ……」
こうすれば動物相手でも簡単に意思を伝えあうことが出来る。尤も、知能が低すぎる生物相手ならそれも出来ないが。
「どうだ?」
額を押し当てたまま、問いかける。あまり人に見られたくない光景になっているだろうな、これ。
「……」
つぶらな眼が俺を見つめ、意思が伝わってきた。
「契約成立だな」
動物相手にここまで丁寧にやったのは初めてかも知れない。向こうはそんな余裕も無かったからな、心に余裕があるっていうのは良いことだ。
「……良し」
カラスの足を手に乗せて、主従契約の魔術を結ぶ。お互いの意思が固まっていなければ出来ないものだが、その確認は既に済ませた。
『これで言葉は分かるだろう。後は……少し、強くしてやる』
主従の契約で結ばれている今、お互いの意思をどこからでも伝えることが出来る。後は、調整するだけだ。
「直接刻むのはあまり得意じゃないが……痛くはしない」
先ず、眠らせる。さっきよりも強く、多少の刺激では起きないように眠らせる。
「外付けの思考領域、だな」
頭の良いと言われるカラスだが、魔術を扱うには流石に知能が足りない。人格を変容させないようにそれを改善するには、思考領域の外付けが必要だ。
「遮断はもう少し強化出来るな……後は探知能力と肉体の強化に、意識と感覚の共有。これは直接刻めるな」
残りは魔術。幾つか使えるようにして終わりだな。教える訳ではなく、直接使えるようにするので制限はあるが、そこそこ仕上げられるだろう。
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