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星龍の章 第一部
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「……なに……言ってるの、カイ?」
小さくフェイが首を振った。
「信じられないと思うけど事実だ。これで、全てに納得がいった。ロンがお前のことをよく知ってたのも、大事に思ってたのも……親だから、キリシマ博士だったから」
「でも……」
フェイが何か言いかけた時、横で小さな呻き声が聞えた。そうだ、ここは病室だったんだ。
「あ……うぁ……」
苦しげに頭を抱えてディーンが床に蹲っていた。キリシマ博士の名前に反応した?
「どしたの? あたまいたいの?」
ルイが心配そうにくっついてる。顔色は蒼白で傍目にも震えてるのがわかる。記憶の糸がどこかで繋がったんだろうか。それほどまでに強力なキーワードなのか?
「大丈夫、大丈夫ですよ」
オレが駆け寄る前に、デリアさんがそっと片方だけの手でディーンを抱き寄せた。
「記憶障害は刺激が強すぎても悪化します。カイさん、ここは私が診ておりますから。お話は別なところで」
慌ててフェイと二人で病室を出た。オペレーションルームにも戻らなきゃいけない。
立ち止まると感情的になりすぎる。フェイにはあえて廊下を行きながら説明する事にした。オレに後ろめたい事があるわけでは無いが、とてもじゃないがフェイの目を見て話せる内容じゃないから。
「カイ、父さんって……もう十年近くも前に死んでるのに」
「生きてたんだ、姿形は変わっても。ずっと闇市場に幽閉されてた。脳だけが。三年前、連れ去られた時にディーンはそれを見た。オレに話してくれた」
ごめんな、ここだけは内緒にしておく約束だったけど……もう無理だよ。
「アークと呼ばれる場所には、その他にも数多くの優秀な学者達の脳があったらしい。彼も昔の恋人も危うくそこに入れられるところだった。ミカさんもな」
「アーク……だから方舟から出たと……」
「そう。竜は人名だという言葉があった。ロンは中国語でドラゴン。だが、それだけじゃない。気になって調べてみた。キリシマ博士の生れ故郷、日本では『リュウ』がドラゴンの事、名前に竜がつく。更に、キリシマ博士が亡くなったとされる事故についても調べてみた。博士は当時問題になっていた成体再改造の情報漏洩事件を重く見て、開発者本人……ウォレス博士のいる大学に行く途中だった。ディーンが十年前に撒いてしまった種とは、情報漏洩の事件さえ無ければキリシマ博士は無事だったかもしれないということ。それらの事実の全てが、竜の正体はキリシマ博士だと肯定している」
「……」
フェイは何も言わない。いや、言えなかったのだろう。
オレは極力感情を抑えるように、事務的に続けた。
「アーク……キリシマ博士はそこでシステムの一部としてその知識を使い、新しい命を創り出す手伝いをしていたんだ。ルイもそこで生れた。そしてロンも……ルイの弟として同じ卵子と精子から創られたロンは失敗作だった。脳が上手く機能してなかったんだ。その体を超成長促進剤をつかって大人にまで大きくし、誰がやらせたのかわからないが、デリアさんに手術をさせてキリシマ博士の脳を移植した。孫にあたるロンの体は適応率が高い。だが、それも元々ノーマルの博士には充分では無かった。だから今度は更に適応率の高いルーの体を……」
オレの言わんとすることを、フェイは理解したのだろう。だっとオレを追い越して前に回った。「待って! じゃあ、父さんはルーを……娘だよ?」
「正直、オレもそこまでやるとは思ってなかった。元々人格も何もなかったロンまでは何とか許せた……もう少し人間的な感情が残ってると思いたかった。だが、考えてみれば昔もやってる。幼かったお前と、ルーに」
いいとこどりなんて普通の神経じゃできないだろう。
「それは……ディーンから聞いて知ってるけど……あまりにもルーが可哀想すぎる」
ああ、ルーは本当にどこまで不幸な娘なのだろうか。同じ顔、同じ声……全く同じに作られたはずのフェイと、あまりに違うじゃないか。幼い頃はまるでスペアパーツのように扱われ、今度は全部? ロンを庇って必死で手を広げてたあの姿が今も目に焼きついてる。ルイをフェイに託したのも、我が子の命を守りたい一心だったんだろう。世界中探したって、これ以上いないくらいに優しい娘なのに……。
そうこうしてる間に、オレ達はオペレーションルームに戻ってきた。
入り口には本部長が立ってた。
「調べ物は済んだかね?」
「ええ。一連の出来事全ての真犯人もわかりましたよ。リューゾー・キリシマだと」
本部長は何も言わなかった。多分言えなかったんだと思う。
その後本部長のオフィスで、オレはもう一度わかってる全てを説明した。
「脳の移植とは……」
「Drアルブレヒトのおかげで謎はほぼ解けた。ロンはただの容れ物に過ぎなかった。そして今度はルーだ。そこまでしてやりたかった事が、今回のA・Hだけの国をつくろうって事だった。確かに博士の趣旨とは一致する。演説の内容もG・A・N・P創設時の表明演説と良く似てたでしょう?」
「……確かにそれは私も感じた」
溜息交じりに、苦々しく本部長が肯定した。
「一つ本部長にお聞きしたい事があります。このいきなりの独立宣言、A・Hにとっては悪い話ではありません。A・Hを保護するのがこのG・A・N・Pの趣旨ならば、敵対する理由は無い。そもそもこのG・A・N・Pを創った本人がやったことなのならば尚更だ。以後どうなさるおつもりですか?」
「それは……」
いつも即答で返って来るのに、さすがに本部長も口篭った。
密かに心に決めてた一言を、ついに口に出す時が来た。
「オレを今すぐクビにしてもらえませんか?」
「何故?」
「G・A・N・P隊員としてで無く、カイ・リーズ個人としてあそこに乗り込むつもりだからです。ディーンが言ってた。理想なんてものは人に与えられるものじゃないって。あんな印一つで人を区別するなんておかしな事だって。オレも全く同じ考えだ。それは誰かにとっては理想かもしれない。でもその陰で不幸になる者がいるなら、ルーやロンのようにまるで生贄みたいに人の命さえも必用とするってんなら、そんな上に築かれた平和や平等など幻でしかない。それにオレは関わりすぎた。もう今更見てみぬフリは出来ない。行って、博士だろうが何だろうか真意を問わないと、お説教してやらねえと気がすまない。戦う準備があるってんなら、こっちも戦う。こんな馬鹿なおせっかい野郎、クビにした方がいいと思いますよ、火の粉をかぶる前に」
「カイ……」
ずっと静かに聞いていたフェイがオレの腕を掴んだが振り切った。
「もう決めたんだ。全てを引き受けるって。こんなただのネコ一匹でどうにか出来るかわからないけど、こっちも切り札を持ってる」
「解除コードの事?」
「ああ。ロンはあれが無いと理想は完成しないと言ってた。まだ博士の言う楽園は未完成だということだ」
まだ最終コードが解読出来てない事はこの際内緒にしとこう。
「それに、生きてるのかどうかもわからないけど、ミカさんにも会わなきゃいけない。おそらく彼女が全て知っているはずだ」
しばらくの沈黙の後、最初に口を開いたのは本部長だった。
「カイ、そういうことなら君をクビにするのは構わんがな」
そう言って彼はニヤリと笑った。何、そのタヌキっぽい裏のありそうな笑い。
「君個人で行くのも止めん。だがどうやってあそこまで行く? 隊員で無いと飛行機もヘリも船も全ての移動手段は使用させられないが」
しまったぁあああ! 地球の裏側だし! めちゃくちゃ遠いしっ!
「ま、パイロットも含めて強制的に奪取されたのならば話は別だが」
おっさんのウインク。
「ほんぶちょおぉ~~!」
いい人だな、あんた。
「私も見届けたい。博士が本当に何を成そうとしているのか。そしてそれが全てのA・Hにとって少しでも不利益なことならば、阻止しなければならん、G・A・N・Pの責任者として」
私もって……あの、パイロットってあんた本人が行く気ですか?
「貴方がいなくなったら、ここどうするんです?」
「別にどうとでもなるさ。指示はどこからでも出せる。君に拉致されたって事で」
やっぱ、黙ってこっそり一人で行くんだった……
小さくフェイが首を振った。
「信じられないと思うけど事実だ。これで、全てに納得がいった。ロンがお前のことをよく知ってたのも、大事に思ってたのも……親だから、キリシマ博士だったから」
「でも……」
フェイが何か言いかけた時、横で小さな呻き声が聞えた。そうだ、ここは病室だったんだ。
「あ……うぁ……」
苦しげに頭を抱えてディーンが床に蹲っていた。キリシマ博士の名前に反応した?
「どしたの? あたまいたいの?」
ルイが心配そうにくっついてる。顔色は蒼白で傍目にも震えてるのがわかる。記憶の糸がどこかで繋がったんだろうか。それほどまでに強力なキーワードなのか?
「大丈夫、大丈夫ですよ」
オレが駆け寄る前に、デリアさんがそっと片方だけの手でディーンを抱き寄せた。
「記憶障害は刺激が強すぎても悪化します。カイさん、ここは私が診ておりますから。お話は別なところで」
慌ててフェイと二人で病室を出た。オペレーションルームにも戻らなきゃいけない。
立ち止まると感情的になりすぎる。フェイにはあえて廊下を行きながら説明する事にした。オレに後ろめたい事があるわけでは無いが、とてもじゃないがフェイの目を見て話せる内容じゃないから。
「カイ、父さんって……もう十年近くも前に死んでるのに」
「生きてたんだ、姿形は変わっても。ずっと闇市場に幽閉されてた。脳だけが。三年前、連れ去られた時にディーンはそれを見た。オレに話してくれた」
ごめんな、ここだけは内緒にしておく約束だったけど……もう無理だよ。
「アークと呼ばれる場所には、その他にも数多くの優秀な学者達の脳があったらしい。彼も昔の恋人も危うくそこに入れられるところだった。ミカさんもな」
「アーク……だから方舟から出たと……」
「そう。竜は人名だという言葉があった。ロンは中国語でドラゴン。だが、それだけじゃない。気になって調べてみた。キリシマ博士の生れ故郷、日本では『リュウ』がドラゴンの事、名前に竜がつく。更に、キリシマ博士が亡くなったとされる事故についても調べてみた。博士は当時問題になっていた成体再改造の情報漏洩事件を重く見て、開発者本人……ウォレス博士のいる大学に行く途中だった。ディーンが十年前に撒いてしまった種とは、情報漏洩の事件さえ無ければキリシマ博士は無事だったかもしれないということ。それらの事実の全てが、竜の正体はキリシマ博士だと肯定している」
「……」
フェイは何も言わない。いや、言えなかったのだろう。
オレは極力感情を抑えるように、事務的に続けた。
「アーク……キリシマ博士はそこでシステムの一部としてその知識を使い、新しい命を創り出す手伝いをしていたんだ。ルイもそこで生れた。そしてロンも……ルイの弟として同じ卵子と精子から創られたロンは失敗作だった。脳が上手く機能してなかったんだ。その体を超成長促進剤をつかって大人にまで大きくし、誰がやらせたのかわからないが、デリアさんに手術をさせてキリシマ博士の脳を移植した。孫にあたるロンの体は適応率が高い。だが、それも元々ノーマルの博士には充分では無かった。だから今度は更に適応率の高いルーの体を……」
オレの言わんとすることを、フェイは理解したのだろう。だっとオレを追い越して前に回った。「待って! じゃあ、父さんはルーを……娘だよ?」
「正直、オレもそこまでやるとは思ってなかった。元々人格も何もなかったロンまでは何とか許せた……もう少し人間的な感情が残ってると思いたかった。だが、考えてみれば昔もやってる。幼かったお前と、ルーに」
いいとこどりなんて普通の神経じゃできないだろう。
「それは……ディーンから聞いて知ってるけど……あまりにもルーが可哀想すぎる」
ああ、ルーは本当にどこまで不幸な娘なのだろうか。同じ顔、同じ声……全く同じに作られたはずのフェイと、あまりに違うじゃないか。幼い頃はまるでスペアパーツのように扱われ、今度は全部? ロンを庇って必死で手を広げてたあの姿が今も目に焼きついてる。ルイをフェイに託したのも、我が子の命を守りたい一心だったんだろう。世界中探したって、これ以上いないくらいに優しい娘なのに……。
そうこうしてる間に、オレ達はオペレーションルームに戻ってきた。
入り口には本部長が立ってた。
「調べ物は済んだかね?」
「ええ。一連の出来事全ての真犯人もわかりましたよ。リューゾー・キリシマだと」
本部長は何も言わなかった。多分言えなかったんだと思う。
その後本部長のオフィスで、オレはもう一度わかってる全てを説明した。
「脳の移植とは……」
「Drアルブレヒトのおかげで謎はほぼ解けた。ロンはただの容れ物に過ぎなかった。そして今度はルーだ。そこまでしてやりたかった事が、今回のA・Hだけの国をつくろうって事だった。確かに博士の趣旨とは一致する。演説の内容もG・A・N・P創設時の表明演説と良く似てたでしょう?」
「……確かにそれは私も感じた」
溜息交じりに、苦々しく本部長が肯定した。
「一つ本部長にお聞きしたい事があります。このいきなりの独立宣言、A・Hにとっては悪い話ではありません。A・Hを保護するのがこのG・A・N・Pの趣旨ならば、敵対する理由は無い。そもそもこのG・A・N・Pを創った本人がやったことなのならば尚更だ。以後どうなさるおつもりですか?」
「それは……」
いつも即答で返って来るのに、さすがに本部長も口篭った。
密かに心に決めてた一言を、ついに口に出す時が来た。
「オレを今すぐクビにしてもらえませんか?」
「何故?」
「G・A・N・P隊員としてで無く、カイ・リーズ個人としてあそこに乗り込むつもりだからです。ディーンが言ってた。理想なんてものは人に与えられるものじゃないって。あんな印一つで人を区別するなんておかしな事だって。オレも全く同じ考えだ。それは誰かにとっては理想かもしれない。でもその陰で不幸になる者がいるなら、ルーやロンのようにまるで生贄みたいに人の命さえも必用とするってんなら、そんな上に築かれた平和や平等など幻でしかない。それにオレは関わりすぎた。もう今更見てみぬフリは出来ない。行って、博士だろうが何だろうか真意を問わないと、お説教してやらねえと気がすまない。戦う準備があるってんなら、こっちも戦う。こんな馬鹿なおせっかい野郎、クビにした方がいいと思いますよ、火の粉をかぶる前に」
「カイ……」
ずっと静かに聞いていたフェイがオレの腕を掴んだが振り切った。
「もう決めたんだ。全てを引き受けるって。こんなただのネコ一匹でどうにか出来るかわからないけど、こっちも切り札を持ってる」
「解除コードの事?」
「ああ。ロンはあれが無いと理想は完成しないと言ってた。まだ博士の言う楽園は未完成だということだ」
まだ最終コードが解読出来てない事はこの際内緒にしとこう。
「それに、生きてるのかどうかもわからないけど、ミカさんにも会わなきゃいけない。おそらく彼女が全て知っているはずだ」
しばらくの沈黙の後、最初に口を開いたのは本部長だった。
「カイ、そういうことなら君をクビにするのは構わんがな」
そう言って彼はニヤリと笑った。何、そのタヌキっぽい裏のありそうな笑い。
「君個人で行くのも止めん。だがどうやってあそこまで行く? 隊員で無いと飛行機もヘリも船も全ての移動手段は使用させられないが」
しまったぁあああ! 地球の裏側だし! めちゃくちゃ遠いしっ!
「ま、パイロットも含めて強制的に奪取されたのならば話は別だが」
おっさんのウインク。
「ほんぶちょおぉ~~!」
いい人だな、あんた。
「私も見届けたい。博士が本当に何を成そうとしているのか。そしてそれが全てのA・Hにとって少しでも不利益なことならば、阻止しなければならん、G・A・N・Pの責任者として」
私もって……あの、パイロットってあんた本人が行く気ですか?
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