魔界王立幼稚園ひまわり組

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続・魔界王立幼稚園ひまわり組

49:パン食い競争

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「お、おほほほっ! 次は女性による綱引き……の予定でしたけど、綱が切れてしまいましたので中止になりましたわ~ほほほ……」
 司会のヴェレットも困っている。
 急遽本部席に幼稚園の職員やユーリちゃんが集まり緊急会議の結果、次のパン食い競争を繰り上げる事になった。
 じぃじ達が去り、少し寂しくなったが怪我人が出なくて本当に良かった。感謝してもしきれない。
 競技が一つ無くなって急に呼び出されたパン食い競争の参加者達。
「くれぐれも飲み込まないようにお願いしますよ」
 他人との接触の少ない個人競技なので、こちら赤組はついに天界からの参加者、ザラキエルノ様とゾフィエお兄ちゃんが出ます。ぷくぷくお兄ちゃんは自分がパンのようだなどとは言わないけど、この競技に似合いすぎて少しウケる。
 魔界の物を口にするのは体に良くないということで、同じ天族代表としてウリちゃんの注意が飛んでるよ。
「言われなくてもわかってる。魔界の汚れた食べ物などボクは食べない」
「そうですか。残念ですねぇ、城のシェフのふかふかパンは本当に美味しいのに。今日は特別にボーボのミルクたっぷりのクリーム入りだそうです」
 ウリちゃん、敵側とはいえさり気なく意地悪だね。食べられない人に言うって……いかにもお菓子とか甘いもの好きそうなぷくぷくお兄ちゃんは耳がピクピクしてるよ。ここまでいい匂いしてるしね。
 ザラキエルノ様はニコニコ嬉しそうだ。
「うふふ、そんなに美味しいのなら後でペルちゃんにあげるの。ゾフィエさんもがんばるのよ」
「ふん、ボクが魔族になど負けるわけが無いでしょう、義母様」
 不安はあるが横に怖い義母上がいるからお兄ちゃんも大丈夫だろう。
「ユーリ、任せたぞ」
「はい!」
 横では魔王様親子が気合を入れている。ユーリちゃんは綱引きには出なかったがここで参加。魔王様は今回はお休みで次の騎馬戦に気合満々だ。赤は他にもマーム先生やさっちゃんも出るよ。
「いいなぁ、私もパン食い競争が良かったなぁ」
 思わずこぼすと、魔王様にぽんと肩を叩かれた。
「何を言っておる。次の騎馬戦で赤の大将だろう、ココナさんは」
「えー、大将は魔王様でいいじゃないですか。なぜ私なんですか?」
「私が上だと鉢巻を取る時についうっかり相手の首を飛ばすといけないからな。ココナさんの下で支える」
「それはついうっかりで済みません、魔王様……」
 ちょっとやそっとの怪我では死なない魔族も、流石にスケルトンや一部の魔族を除いては首が飛んだら死にかねません。ええ、おめでたい日の運動会の最中にそれは怖すぎるし、保護者の方々の安全を考えてお引き受けせざるを得ないようです。正直気が重くて怖いですよ。ってか、魔王さまの肩に乗るのならさっちゃんでもいいじゃないとも思ったが、絶対に激しい戦いになる騎馬戦、トロい……いやいや、か弱い天使な王妃様をお出しするのもねぇ。
 ううぅ、気が重い。パン食い競争が終わらなきゃいいのに。でも始まっちゃうんですよねぇ。

「おほほほ~! 次はパン食い競争ですわ! 手も触手も飛行も使わずにコースにぶら下げられたパンを口だけで取りますわ。でもちょっと難しいですわよ! ふわふわ焼きたてパンを早く食べられるのは誰? ほほほ、いい匂い」
 応援で小腹の空いた皆の胃を刺激するヴェレットの司会で始りました、パン食い競争。あー美味しそう……私も食べたかったよ、ふわふわクリームパン。学生時代は得意だったんだよ、こういう食べ物系競技。
「よーい」
 パーンで第一組四人がスタート。まずは無難に白はスミレ組の猫獣人ビュルネちゃんのパパ、バラ組手の目妖怪のジロ君のママ。赤はスミレ組夢魔のトト君パパにマーム先生。みんな後ろ手に縛って走ります。
 一見普通のパン食い競争のセットに見えた。両方の支えに渡された棒から紐でぶら下げられたパン。そう高いわけでもなく低すぎるわけでもなく。
 早くもパンに到達したのは足の早いビュルネちゃんのパパ。続いてトトくんのパパも。身長は問題ないが、手を使わずにパンにかぶりつくのはただでさえ難しい。その上紐がぶんぶん揺れているのだが?
「……あきらかに意思をもって逃げてるよね、あの紐」
「普通の紐じゃなくて魔物のヒモ長蛇ですからねぇ」
 道具選択係のウリちゃんが平然と言ってますが、これ難しすぎませんか!
 上手く咥えられなくてきぃーっとなっちゃったのか、ビュルネちゃんパパがしゃーっと毛を逆立てて威嚇の声を上げる中、一番遅れてのんびりやってきたジロ君ママがさして逃げられる事もなく、ちょっと背伸びしてぱくんとパンを咥え、悠々とゴール目指して走って行く。
「え? なんで?」
「手の目は顔に目が無いですから、ああして後ろ手に縛られていると目隠しも同然です。匂いと勘だけの彼女に紐が恐怖を感じなかったのでしょう」
 ウリちゃんが笑いながら言ってますが……そうですか、紐が恐怖を感じて逃げるんなら威嚇しちゃってるビュルネちゃんパパに勝ち目は無い。
「マームせんせー! がんばってー!」
 バラ組の子供達の声援に応えるように、下半身蛇のマーム先生はにゅーんと伸びて上手くパンをキャッチしました。
 一着ジロ君ママ、二着マーム先生。三着トト君パパ。ビュルネちゃんパパは残念ながらダントツのビリでした。
「ママ、これおいしー!」
 パンを分けてもらった子供達はご機嫌で食べてます。美味しそうね……。
 そして二組目。
「がんばっちゃう!」
「人前で口を開けるなど恥ずかしいのですが……」
 白組からは気合満々のメルヒノア様と雪と氷の国コゴルの冷女王様が参加なさいます。青く透き通ったお美しい姿の女王様に赤い鉢巻が少し浮いておりますが、この方も危険なのでこの個人競技にしか参加できません。
「行ってまいりますわ、魔王様」
 赤組も豪華さと危険度では負けてません。ザラキエルノ様登場です! 奇しくもメルヒノア様とは石にされた側とした側が同じ組で参加となりました。
 もう一人は魔王様ご推薦の軍事大臣のデュラハンさんです。一見たおやかな美女お三方の中に首の無い騎士鎧の大臣(一応鎧の上に体操服着用)は浮いてますが、実情を知っている私からしたらお気の毒にとしか言いようが無いです……って!
「魔王様、首が無いのにデュラハンさんはどうやってパンを咥えるんです?」
「あ」
 やっちゃったか。致命的な人選ミスやっちゃいましたか魔王様。スタート前に負けてますねこちら。なんでここにさっちゃんを行かせなかったんですか。
 ものすごく豪華で超心配なメンバーはスタートの合図でゆったりスタート。
 がしゃんがしゃんと鎧の音をたて唯一の男性の大臣が一歩リードだが……パンは咥えられないしねぇ。大臣はぶら下がったパンの前で途方に暮れている。そこへメルヒノア様達女性陣が到着。
「あーん」
 大きな口を開けて齧り付こうとした魔王様の姉上の美麗なお口から、ぷぃんと逃げるパン。
「大人しくなさい!」
 ザラキエルノ様も神力を感じて激しく逃げ惑う紐に悪戦苦闘。
 だが冷女王様が近づかれた途端に紐が動かなくなった。凍ってしまったらしい。そういえば以前握手をして私も片腕凍った事があったわ……。
 お上品にパンを咥えられた冷女王様を見て、この隙にと次々にパンを咥えるメルヒノア様とザラキエルノ様だったが今度は別の問題があった。
「か、固い……」
 冷凍パンになってしまったパンに歯が立たない模様です! これは予想外の展開だぁ! そして予想外がもう一人。
 しばらく動きのなかった大臣が、がしゃんとジャンプをしたか思うと鎧の胸のあたりがパカンと開き、パンを挟んでそのままゴールに走ったのだ。ゆったり進む冷女王様を抜いてゴール。これには魔王様もポカーンだ。
 一位デュラハンの大臣、二位冷女王様、三位と四位は同率でメルヒノア様ザラキエルノ様でした。
「……とんだダークホースでしたね」
「あんなところに口があるとは私も知らなかった」
 魔王様もご存じない事がまだまだ魔界には沢山あるのですね。私もこれからも日々勉強の気持ちでいこうと思います。
「折角ペルちゃんにあげようと思っていましたのに……」
 カチンコチンになったパンを持って帰っておいでのザラキエルノ様は少し残念そうだがペルちゃんが手を伸ばしている。
「おばあさま、ありがと」
 キラキラ天使スマイルで微笑まれたらたまりませんね、ばぁばも。
「瞬間冷凍されてますから、きっと溶けても美味しいままですよ」
「そうかしら?」
「後で食べられてちょうどいいね!」
 大事そうに冷たいパンを抱えたペルちゃんはご機嫌さんです。それを見たザラキエルノ様も笑顔になりました。
 とかやってる間に、衝撃の第二組の後の組はコツを覚えた参加者たちがわりと平和に進んでいたようです。そして四組目にさっちゃん。
「無理しなくてもよいのですよ」
「が、頑張りますっ、魔王様!」
 さっちゃんは気合満々だが、花魔族や本来はパンを食べないヴァンパイア、岩魔族のモコちゃんのママなど比較的おっとりさんに囲まれてほんわかと進んださっちゃんの組。ヒモ長蛇さんたちも全然恐怖心を煽られないのか平和そのもの。
 なんと、さっちゃんは一位でゴールした。
「ママすごーい!」
「さっちゃんやったね!」
 ペルちゃんとハイタッチで迎えたが、ひょっとしたら魔王様が出迎えたかったのにお邪魔だったかと振り返ったが、魔王様は自分の事のように喜んでおいでだった。ガッツポーズしてますね。そして会場は割れんばかりの拍手を美しい王妃に送った。
 最終組、芸術の天使ゾフィエお兄ちゃんとユーリちゃん登場。対する白組はエイジ君とマファル王キール様のダブル元勇者という絢爛豪華なメンバー。
「あ、パンがパンを食うのか?」
 キール様、私が思っても言わなかったことをお兄ちゃんに言っちゃうあたりやっぱり勇者です。違う意味で。エイジ君も横で笑ってないで止めましょう。幼稚園でも絶対に人の見た目に悪口を言ってはいけないと教えてるんですよ!
「な、何故人間にまで馬鹿にされなきゃいけない。だから来たくなかったのにお父様命令だから仕方なく来たけど……!」
 ムチムチぷくぷくのほっぺを更にパンパンに膨らませて、顔を真赤にしてるお兄ちゃんを宥めるように、ユーリちゃんが微笑みながら優しく言った。
「まあまあ。ほら、サリエノーアさんはお兄様が来てくださって喜んでおいでですよ。僕も叔父になる貴方と出られて嬉しいです。お父様がお帰りになった今、天界の代表では無いですか。頑張っていいところをみせましょうね」
「う、うん……」
 ユーリちゃん、あなたは魔王様やその回りの他の大人より一番しっかり大人な気がするよ。エライね。
 そして始まりましたよ最終組。
 まずパンのところまで走るのが早かった! 流石は次期魔王と元勇者二人だ。だが紐もこのメンバーは怖いらしい。今までに無く激しく逃げまどうパン。
「このっ、大人しくしろ!」
「平常心です、平常心!」
「あっ、えっ? もうっ!」
 ダブル勇者は苦戦している。黙ってても魔力駄々漏れのユーリちゃんも同。
 意外にもゾフィエお兄ちゃんには敵意を感じなかったのか、案外あっさり咥えられたパン。あれ? なんで? 神力に怯えないの?
 これまたダークホースゾフィエお兄ちゃん一位でゴール。二位エイジくん、三位ユーリちゃん。マファル王キール様は最下位でした。
「すごいじゃないですか! 流石は天使ですね!」
「お兄さま素敵でした」
 さっちゃんと二人でヨイショだヨイショ。ご機嫌を損ねるとまたキレて何か描かれるとマズイ。
「あ、当たり前だ!」
 すっごいドヤ顔でふんぞり返った幼児体型の天使様は、それでもちょっと照れたようにほんのり赤くなっておいででした。わあ、やっぱり反応が幼稚園の子とおんなじだ。
「ん!」
 そしてムチムチお手てでペルちゃんにパンを差し出したお兄ちゃん。
「え、いいの?」
「どうせボクは食わない」
 ぷいっと振りかえったお兄ちゃんは、後ろ姿でもにっこり笑っているのがわかった。
「……楽しいな魔界」
 そんな声が聞こえたが、気のせいでは無いと思う。
「僕達が負けるなんて……」
「そうか、きっとパンがあのムチムチさんを仲間だと思ったんだ!」
「ありえますね」
 完敗だったユーリちゃん、キール様、エイジ君の三人の呟きはお兄ちゃんには内緒にしておこう。私もそう思わなくもない。

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