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アナザールート その90 男の娘メイド時雨ー夜のお勤め その4ー
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ブーン
という音が聞こえる。
僕のお尻に咥えこまされていた、エネマグラが振動するモーターだ。
それが、少し遠くから微かに聞こえてくる。
僕は、メスイキの余韻で力の入らない身体を床に横たえ、僅かに呻き声の混じった呼吸を繰り返しながら、その音を聞いていた。
ああ、さっきメスイキの絶頂で、結局体内から押し出されてしまったんだな・・・とぼんやりと思う。
乳首にガムテープで貼り付けられていたローターも、テーブルから床に落ちたショックでテープが剥がれてメイド服の中で無意味に振動している。
ご主人様は確か“このエネマグラを落としたら”そして“ご主人様の許しをえないでイったら”お仕置きだ・・・と言っていた。
どんなお仕置きをされるんだろう?
きっと酷いことをされるんだろうな・・・
そんなことを風に考えると、僕の中のお腹の奥のマゾ奴隷の部分が疼いて熱を持つ。
こんな辱めを受けているのに、次のお仕置きのことを考えて、浅ましくオチンチンを勃たせている。
そんな自分に気づいて、僕はほんの僅かに口角を上げて自嘲の笑みを浮かべた。
僕は最低だ・・・変態だ・・・、頭がおかしいんだ。
だけど、世界にたった1人だけ、そんな壊れた男の娘だからいいと言ってくれる人がいる。
虐めて、弄んで、それでも僕を抱き締めて、愛していると言ってくれるご主人様がいる。
ご主人様・・・ご主人様になら、どれだけ虐められてても、本当は幸せです。
口では嫌だと言っても、本当は虐められて嬉しいんです。
何でも言うことをきく可愛い愛奴になりますから、だから僕を愛して下さい・・・僕はそれ以上にご主人様を愛してみせ
ますから・・・
そんな、メスイキの余韻と多幸感に耽溺しながら床に倒れたままの僕を見下ろしていたご主人様が口を開いた。
「時雨、お仕置きだ・・・わかるよな?」
その手には、さっき、僕が落としたエネマグラがあった、それを僕に見せつけるようにもてあそんでいる。
その顔には僕を虐める理由を見つけた意地悪な笑みが溢れていた。
「は・・・い・・・」
僕は小さく答えながら、腕立て伏せのようにして上体を起こし、立ちあがろうとしたけれど・・・メスイキの余韻で萎えたままの身体に力が入らなくて床に崩れ落ち
「あっ!」
と、弱々しく悲鳴を上げた。
「まったく・・・」
とご主人様が頭をかきながらぼやくと、
「ほら、捕まれよ。」
と言って、手を差し伸べてくれた。
そんなちょっとした優しさが嬉しかった。
僕を撫でて、抱き締めて・・・虐めてくれる大きな手。
頬擦りして甘えた衝動を抑え、その温かい手を取ると、軽々と引き起こされ、立ち上がると、スカートの下からガムテープの切れ端が張り付いたローターが落ちた。
そうして、どうにか立ち上がった僕を眺めてご主人様が口を開く。
「時雨・・・スカートを持ち上げてみろ。」
「え、!?」
「聞こえなかったのか?、スカートを自分で持ち上げて、おまえのクリペニスを見せろと言っているんだよ。」
そんなの出来る訳ない。
僕が身に纏ったメイド服のスカートの下では、クリペニスが次のお仕置きへの期待で浅ましく勃起している。
そんな卑しい姿を見られて、ご主人様に失望されたくない・・・嫌われたくない・・・
「ご主人様・・・許し・・・、そんなの無理で・・・」
「早くしろ!」
「ひっ!」
ご主人様の厳しい叱責が飛ぶ。
人に命令することに慣れた、有無を言わせず他人を支配する声だった。
僕はその声に逆らえない。
僕はご主人様のオンナで・・・奴隷で・・・愛奴だから。
だから、僕はうつむきながら、手を伸ばしておずおずとスカートを握り締め・・・ゆっくりと摘み上げてゆく。
少しずつ、少しずつ、僕の脚があらわになってゆく。
体毛のないスネが、小さく震えている膝が、細くて子供っぽいラインを残している太ももが・・・晒されてゆく。
あまりの恥ずかしさに、顔は羞恥で耳まで真っ赤に染まり、目には涙が浮かぶ。
「お願いです・・・もう・・・許してください。」
小さな、蚊の鳴くような声で僕は許しを懇願する。
もう限界だった。
恥ずかし過ぎて、気が遠くなりそうだった。
だけど・・・
「駄目だ、全部見せろ、“命令”だぞ。」
その声に弾かれたように、僕は思わずスカートを一気に持ち上げてしまった。
そうしてあらわになったのは、さっきメスイキで吐き出したミルクでヌラヌラとぬめっている、小さくて無毛のクリペニス。
男の子のシンボルのはずなのに、次のお仕置きへの期待で固くなっているその姿は、僕が雌で・・・ご主人様の奴隷で、そして、淫らな愛奴である事を証明していた。
僕はスカートを持ち上げて下半身を露出したままで無意識に奥歯を食いしばる、手も震えて摘み上げたスカートの裾が揺れている。
恥ずかしすぎて、ご主人様と目を合わせられなくて、涙が溢れた瞳をぎゅっうっと閉じて、横を向いてご顔を背ける。
(あ、あ、ダメ・・・)
そしてとうとう、羞恥心というストレスが僕が耐えられる限界を超えて・・・意識が一瞬ふっと遠のいた。
震える指先が開いて、スカートの布地が滑り落ちてゆく。
脱力感に抗えなくて、身体がぐらりと前に傾いてゆく・・・その時、
「おおっと。」
と、ご主人様が僕を抱きとめてくれた。
僕は力の入らない身体をご主人様に預け、そのままご主人様の胸に顔を埋めた。
「あ・・・ご主人・・・様ありがとう・・・ございま・・・す。」
気が遠くなる程の羞恥から解放され、愛する人の胸に抱かれる安堵の息を吐き出しながら、僕はご主人様の背中に腕を回した。
「まったく・・・気絶するほど恥ずかしかったのか?」
ご主人様が僕を抱き締めながら、“やれやれ”といった苦笑いを浮かべて僕の頭を撫でてくれた。
そのまま、僕の頭を抱えるように抱いて、耳元でささやく。
「なあ時雨、可愛い奴隷の条件を知っているか?・・・」
「え・・・!?」
「それはな、恥じらいを忘れないことさ。
恥じらいも慎みも失って、顔色も替えずに股を開くような奴隷なんて・・・興ざめってもんだろう。」
そう言って、僕の左耳たぶを口に含み、柔らかく歯を立てる。
「ひ・・・っ、んんっ!!」
快感神経が集中する敏感な柔肉を甘噛みされて、甘くてゾクゾクする感触が反対側の耳まで突き抜けてゆく。
「だから、気絶するほど恥ずかしがり屋のおまえは・・・世界一可愛いメス奴隷なんだよ。」
ズルいです、ご主人様。
“世界一可愛いメス奴隷”
そんなことを言われてしまったら・・・僕はなんにも拒めないじゃないですか。
嬉し過ぎて、その言葉だけでイきそうになるじゃないですか。
そして、そんな言葉を紡いだ舌先が耳腔に入り込み、その中をなめしゃぶる。
「ーーーっ!、ーーーぁああ゛んんぁああ゛!ーーー!!」
脳の快感中枢を直接舐められたような感触に、僕はビクンと震え、無意識に強すぎる快感から逃れようと頭を振った・・・振ろうとした。
だけど、ご主人様の力強い腕にがっちりと頭を固定されて、実際には1ミリも頭は動かせない。
「ーーーんん!ーーむ゛・・・んん!・・・ッ!―――ッッ!!」
ただ、ご主人様の腕の中で、身体だけがビクンビクンと跳ね続ける。
「んひぃーーーー!!!!!!、っぁああああ!!!!!!ひぃいいいいいいいぁああああ!!!ーーーーーーーー!!」
軟体動物じみた舌先に、未開の性感を穿り出され、嬲られ、弄ばれる。
快感の高圧電流に、僕は感電したように痙攣し続け、鳴き続けるその声が1オクターブ高くなり、やがて声にならない悲鳴に変わっていった。
脳を犯されるような耳責めに、僕の脳は快感情報過多に陥り、まるでフリーズしたスマホみたいにあらゆる思考がストップした。
足から力が抜けて、本能のままに目の前の愛しい人にに縋り付き、ブルブルと震える手をその背中に回して抱きしめる。
そして、自分自身の体重を支えることを放棄した足は、不規則なステップでタップダンスを踊り続ける。
「んひぃ!・・・ひっ!・・・ん、ん、ぁ!!・・・っあああっ!!!ーーーーーーあがぁあああああああああああああああああ!!!!!!」
ねじ込まれたご主人様の舌先が敏感すぎる耳穴を嘗めしゃぶり、快感神経をむき出しにされたような耳たぶを甘噛みされると、快感の火花が頭の中で弾け、頭の中が真っ白になってゆき・・・あらゆる快感を何一つ抑えることができない。
そして僕はいとも容易く耳孔でメスイキの絶頂に押し上げられていった。
そんなことがあり得るなんて想像した事もない絶頂だった。
僕は、自分の中にそんなコトが起こり得るなんて想像したことも無くて、ただただ嵐で吹き飛ばされる枯葉みたいに未知の快感に翻弄され続ける。
ドクン!
クリペニスが震えてまた白いミルクを漏らした。
同時に腰から背中までうねるように痙攣が駆け上がってゆく。
・・・ドクン!
2回目のお漏らしのような射精。
僕は無意識にご主人様の背中に爪を立て、快感に身震いする身体を押し付けるように力いっぱい抱きしめた。
ドクン・・・!
ほとんど何も出すもののない空イキのような3回目の射精。
縋りつく力さえ抜けてゆき、ガクガク震える身体が床に崩れそうになったけれど、ご主人様がそんな僕を抱きしめて支えてくれた。
トクン、トクン、トク・・・トク・・・
3回のクリイキが過ぎ去った後も、クリペニスが出すモノのない軽い空イキを続け、ピクピクと痙攣していた。
「・・・ぁ・・・・・・ぁ・・・は、ぁ・・・」
100メートルを死に物狂いで駆け抜けたような疲労感と、身体中の酸素を使い切った後の息苦しさで、僕はご主人様の腕の中で荒い呼吸を繰り返し、熱くて甘い吐息を吐く。
そして、ご主人様の背中を抱き締めた手を、上にずらして改めてご主人様の首にぶら下がるように抱きついて・・・爪先立ちで、精一杯背伸びしながら、口づけを交わしてゆく。
という音が聞こえる。
僕のお尻に咥えこまされていた、エネマグラが振動するモーターだ。
それが、少し遠くから微かに聞こえてくる。
僕は、メスイキの余韻で力の入らない身体を床に横たえ、僅かに呻き声の混じった呼吸を繰り返しながら、その音を聞いていた。
ああ、さっきメスイキの絶頂で、結局体内から押し出されてしまったんだな・・・とぼんやりと思う。
乳首にガムテープで貼り付けられていたローターも、テーブルから床に落ちたショックでテープが剥がれてメイド服の中で無意味に振動している。
ご主人様は確か“このエネマグラを落としたら”そして“ご主人様の許しをえないでイったら”お仕置きだ・・・と言っていた。
どんなお仕置きをされるんだろう?
きっと酷いことをされるんだろうな・・・
そんなことを風に考えると、僕の中のお腹の奥のマゾ奴隷の部分が疼いて熱を持つ。
こんな辱めを受けているのに、次のお仕置きのことを考えて、浅ましくオチンチンを勃たせている。
そんな自分に気づいて、僕はほんの僅かに口角を上げて自嘲の笑みを浮かべた。
僕は最低だ・・・変態だ・・・、頭がおかしいんだ。
だけど、世界にたった1人だけ、そんな壊れた男の娘だからいいと言ってくれる人がいる。
虐めて、弄んで、それでも僕を抱き締めて、愛していると言ってくれるご主人様がいる。
ご主人様・・・ご主人様になら、どれだけ虐められてても、本当は幸せです。
口では嫌だと言っても、本当は虐められて嬉しいんです。
何でも言うことをきく可愛い愛奴になりますから、だから僕を愛して下さい・・・僕はそれ以上にご主人様を愛してみせ
ますから・・・
そんな、メスイキの余韻と多幸感に耽溺しながら床に倒れたままの僕を見下ろしていたご主人様が口を開いた。
「時雨、お仕置きだ・・・わかるよな?」
その手には、さっき、僕が落としたエネマグラがあった、それを僕に見せつけるようにもてあそんでいる。
その顔には僕を虐める理由を見つけた意地悪な笑みが溢れていた。
「は・・・い・・・」
僕は小さく答えながら、腕立て伏せのようにして上体を起こし、立ちあがろうとしたけれど・・・メスイキの余韻で萎えたままの身体に力が入らなくて床に崩れ落ち
「あっ!」
と、弱々しく悲鳴を上げた。
「まったく・・・」
とご主人様が頭をかきながらぼやくと、
「ほら、捕まれよ。」
と言って、手を差し伸べてくれた。
そんなちょっとした優しさが嬉しかった。
僕を撫でて、抱き締めて・・・虐めてくれる大きな手。
頬擦りして甘えた衝動を抑え、その温かい手を取ると、軽々と引き起こされ、立ち上がると、スカートの下からガムテープの切れ端が張り付いたローターが落ちた。
そうして、どうにか立ち上がった僕を眺めてご主人様が口を開く。
「時雨・・・スカートを持ち上げてみろ。」
「え、!?」
「聞こえなかったのか?、スカートを自分で持ち上げて、おまえのクリペニスを見せろと言っているんだよ。」
そんなの出来る訳ない。
僕が身に纏ったメイド服のスカートの下では、クリペニスが次のお仕置きへの期待で浅ましく勃起している。
そんな卑しい姿を見られて、ご主人様に失望されたくない・・・嫌われたくない・・・
「ご主人様・・・許し・・・、そんなの無理で・・・」
「早くしろ!」
「ひっ!」
ご主人様の厳しい叱責が飛ぶ。
人に命令することに慣れた、有無を言わせず他人を支配する声だった。
僕はその声に逆らえない。
僕はご主人様のオンナで・・・奴隷で・・・愛奴だから。
だから、僕はうつむきながら、手を伸ばしておずおずとスカートを握り締め・・・ゆっくりと摘み上げてゆく。
少しずつ、少しずつ、僕の脚があらわになってゆく。
体毛のないスネが、小さく震えている膝が、細くて子供っぽいラインを残している太ももが・・・晒されてゆく。
あまりの恥ずかしさに、顔は羞恥で耳まで真っ赤に染まり、目には涙が浮かぶ。
「お願いです・・・もう・・・許してください。」
小さな、蚊の鳴くような声で僕は許しを懇願する。
もう限界だった。
恥ずかし過ぎて、気が遠くなりそうだった。
だけど・・・
「駄目だ、全部見せろ、“命令”だぞ。」
その声に弾かれたように、僕は思わずスカートを一気に持ち上げてしまった。
そうしてあらわになったのは、さっきメスイキで吐き出したミルクでヌラヌラとぬめっている、小さくて無毛のクリペニス。
男の子のシンボルのはずなのに、次のお仕置きへの期待で固くなっているその姿は、僕が雌で・・・ご主人様の奴隷で、そして、淫らな愛奴である事を証明していた。
僕はスカートを持ち上げて下半身を露出したままで無意識に奥歯を食いしばる、手も震えて摘み上げたスカートの裾が揺れている。
恥ずかしすぎて、ご主人様と目を合わせられなくて、涙が溢れた瞳をぎゅっうっと閉じて、横を向いてご顔を背ける。
(あ、あ、ダメ・・・)
そしてとうとう、羞恥心というストレスが僕が耐えられる限界を超えて・・・意識が一瞬ふっと遠のいた。
震える指先が開いて、スカートの布地が滑り落ちてゆく。
脱力感に抗えなくて、身体がぐらりと前に傾いてゆく・・・その時、
「おおっと。」
と、ご主人様が僕を抱きとめてくれた。
僕は力の入らない身体をご主人様に預け、そのままご主人様の胸に顔を埋めた。
「あ・・・ご主人・・・様ありがとう・・・ございま・・・す。」
気が遠くなる程の羞恥から解放され、愛する人の胸に抱かれる安堵の息を吐き出しながら、僕はご主人様の背中に腕を回した。
「まったく・・・気絶するほど恥ずかしかったのか?」
ご主人様が僕を抱き締めながら、“やれやれ”といった苦笑いを浮かべて僕の頭を撫でてくれた。
そのまま、僕の頭を抱えるように抱いて、耳元でささやく。
「なあ時雨、可愛い奴隷の条件を知っているか?・・・」
「え・・・!?」
「それはな、恥じらいを忘れないことさ。
恥じらいも慎みも失って、顔色も替えずに股を開くような奴隷なんて・・・興ざめってもんだろう。」
そう言って、僕の左耳たぶを口に含み、柔らかく歯を立てる。
「ひ・・・っ、んんっ!!」
快感神経が集中する敏感な柔肉を甘噛みされて、甘くてゾクゾクする感触が反対側の耳まで突き抜けてゆく。
「だから、気絶するほど恥ずかしがり屋のおまえは・・・世界一可愛いメス奴隷なんだよ。」
ズルいです、ご主人様。
“世界一可愛いメス奴隷”
そんなことを言われてしまったら・・・僕はなんにも拒めないじゃないですか。
嬉し過ぎて、その言葉だけでイきそうになるじゃないですか。
そして、そんな言葉を紡いだ舌先が耳腔に入り込み、その中をなめしゃぶる。
「ーーーっ!、ーーーぁああ゛んんぁああ゛!ーーー!!」
脳の快感中枢を直接舐められたような感触に、僕はビクンと震え、無意識に強すぎる快感から逃れようと頭を振った・・・振ろうとした。
だけど、ご主人様の力強い腕にがっちりと頭を固定されて、実際には1ミリも頭は動かせない。
「ーーーんん!ーーむ゛・・・んん!・・・ッ!―――ッッ!!」
ただ、ご主人様の腕の中で、身体だけがビクンビクンと跳ね続ける。
「んひぃーーーー!!!!!!、っぁああああ!!!!!!ひぃいいいいいいいぁああああ!!!ーーーーーーーー!!」
軟体動物じみた舌先に、未開の性感を穿り出され、嬲られ、弄ばれる。
快感の高圧電流に、僕は感電したように痙攣し続け、鳴き続けるその声が1オクターブ高くなり、やがて声にならない悲鳴に変わっていった。
脳を犯されるような耳責めに、僕の脳は快感情報過多に陥り、まるでフリーズしたスマホみたいにあらゆる思考がストップした。
足から力が抜けて、本能のままに目の前の愛しい人にに縋り付き、ブルブルと震える手をその背中に回して抱きしめる。
そして、自分自身の体重を支えることを放棄した足は、不規則なステップでタップダンスを踊り続ける。
「んひぃ!・・・ひっ!・・・ん、ん、ぁ!!・・・っあああっ!!!ーーーーーーあがぁあああああああああああああああああ!!!!!!」
ねじ込まれたご主人様の舌先が敏感すぎる耳穴を嘗めしゃぶり、快感神経をむき出しにされたような耳たぶを甘噛みされると、快感の火花が頭の中で弾け、頭の中が真っ白になってゆき・・・あらゆる快感を何一つ抑えることができない。
そして僕はいとも容易く耳孔でメスイキの絶頂に押し上げられていった。
そんなことがあり得るなんて想像した事もない絶頂だった。
僕は、自分の中にそんなコトが起こり得るなんて想像したことも無くて、ただただ嵐で吹き飛ばされる枯葉みたいに未知の快感に翻弄され続ける。
ドクン!
クリペニスが震えてまた白いミルクを漏らした。
同時に腰から背中までうねるように痙攣が駆け上がってゆく。
・・・ドクン!
2回目のお漏らしのような射精。
僕は無意識にご主人様の背中に爪を立て、快感に身震いする身体を押し付けるように力いっぱい抱きしめた。
ドクン・・・!
ほとんど何も出すもののない空イキのような3回目の射精。
縋りつく力さえ抜けてゆき、ガクガク震える身体が床に崩れそうになったけれど、ご主人様がそんな僕を抱きしめて支えてくれた。
トクン、トクン、トク・・・トク・・・
3回のクリイキが過ぎ去った後も、クリペニスが出すモノのない軽い空イキを続け、ピクピクと痙攣していた。
「・・・ぁ・・・・・・ぁ・・・は、ぁ・・・」
100メートルを死に物狂いで駆け抜けたような疲労感と、身体中の酸素を使い切った後の息苦しさで、僕はご主人様の腕の中で荒い呼吸を繰り返し、熱くて甘い吐息を吐く。
そして、ご主人様の背中を抱き締めた手を、上にずらして改めてご主人様の首にぶら下がるように抱きついて・・・爪先立ちで、精一杯背伸びしながら、口づけを交わしてゆく。
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