男の娘レイヤー時雨-メス堕ち調教-

清盛

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アナザールート その52 刻み込む思い出 その5

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「いいでしょう。覚悟してくださいね、時雨。」

始めて聞く織田さんの声。
何かのスイッチが入ってしまった声が僕の心を握り潰し、凍りつかせる。

そして、織田さんは手元のコントローラーに視線を落として操作する。

「ひぎぃ!!!!!、あ゛、がっ…ぅあああああああっあ!!!!」

トロトロに発情しきった両乳首で
気が狂うほどイかされた余韻の残っているクリペニスの奥で電流が快感神経を刺激する。
その全ては快感信号に変換されて僕の脊髄を駆け上がり脳を沸騰させる。

僕は狂ったように細首を振りたくり、苦悶と恐怖そして快感が交じり合った絶頂のなかで鳴いた。

「ひきぃいいいい!!!ぁひぃいいいいいいい」

喉を震わせて悲鳴を漏らす。
甘く、狂おしくい快感が全身を痺れさせ、甘美な電流で身体の痙攣が止まらない。

「いぐ、イグぅ!!!ひっ、ひっ…ひきゃぁあああああああ!!!!」

ビクンっと腰が跳ねて、いとも簡単にイかされる。
時間にして1分もかからなかっただろう。

イッた直後に電流は止めてくれていたけれど。
クリペニスがピクピクと震え、プラグで尿道を塞がれ、ミルクを吐き出せない空イキが延々と続く。

そしてその空イキの痙攣がプラグの先端を震わせて前立腺を刺激し、また快感に悶える悪循環を繰り返す。

「3ヶ所責めはどうですか、そんなに辛くなかったでしょう?時雨」

嘘だ、気が狂うかと思いました…と答えたかったけれど、呼吸が乱れてそれを声にする事が出来ない。

「本当に辛いのはこれからですよ…知っていますか?
人間の身体は複数の刺激を同時に受け止められないのです。
だから3ヶ所を同時に責められても、実質は一番強い刺激しか感じていない…。」

いつもの織田さんとは全然違う別人格。
虐められる僕こそが愛しいのだと、愛しいから虐めるのだと、そのその目が物語っている。

自分が望んだこととはいえ、心が締め付けられるようだ。
僕が…僕の我儘が優しい織田さんをここまで歪めてしまった。

「…だから、ほんのコンマ数秒でいい、3ヶ所を責める電気のタイミングをずらして刺激し続けたらどうなると思います?」

「ぇ…?」

嘘…そんなの…
身体を起こそうとしたけれど、僕の両手首はベッドに縫いつけられたままで、それを阻まれる。

「やめっ…」

“止めて”と言いかけた瞬間に、織田さんの指先がコントローラーを操作する。

「くひぃいいいいい!!!、あ、あ゛がぁ!…ぴぎゃぁあああああああ!!!!!」

快楽中枢にさっきの3倍の快感信号が一気に流れ込み、一瞬で沸騰させてゆく。
さっきの絶頂は、ただ前立腺でのメスイキでしかなかったことを思い知らされる。

右の乳首から、左の乳首から、そしてクリペニスの奥から、別々の快感の高圧電流が生まれ、その全てが僕の神経を焼き切りながら、脳に収束してゆく。

「あ!…がっ…!!!…ぎぁ!!……」

殴られたように顎を跳ね上げ、口元から涎を溢れさせて呻き声をもらし、鼻水まで吹き出してのたうち回る。

ほんの僅かでも思考できたなら、僕は迷わず“ギブアップ”しただろう。

だけど、脳が3倍の快感情報を処理しきれない。
僕の脳には思考するだけのリソースがもう残っていなかった。

気が狂う…と思う余裕も、恐怖を感じる余裕さえない。
それほどの衝撃、受け止めようのない膨大な快感情報。

ただ、右の乳首で、左の乳首で、クリペニスの奥の前立腺で、それぞれに絶頂を繰り返す。

手足がピンと伸びて、身体が“人”の字のポーズのままブルブルと痙攣している。
身悶えさえできなかった、自分の身体を動かすだけの情報処理能力さえ奪われた。

瞳孔の開き切った両目は何も写していない、瞳から入った映像信号を脳が受け付けてくれない。
ただ涙を垂れ流すだけの虚ろな器官に成り果てていた。

「!!……!!!!…!…!!!!!!」

悲鳴さえあげられない、僕は身動きさえできず声も出せない、ただイくだけの電気仕掛けの絶頂機械だった。

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