男の娘レイヤー時雨-メス堕ち調教-

清盛

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アナザールート その24 side 夕立

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「時雨ちゃん・・・1人でなんでも背負わなくていいんだよ。これでも先輩なんだから、もっと頼ってよ。」

僕は…夕立は、時雨ちゃんにそう言った。

だけど現実は正反対だった。

大人たちのギラギラとした欲望を湛えた目に震え上がった僕は、時雨ちゃんの背中にしがみつき、隠れ…庇われた。

僕だって無事…というわけではなかった。
両手首を縛られて為す術もなく大人達に犯された。

口の中に怪しげな錠剤を無理矢理ねじ込まれたせいで火照った身体は、ほんの僅かな愛撫にも自分の意思とは無関係にビクビクと反応して、終わりのないメスイキを強いられ続けた。

だけど、それでも時雨ちゃんよりは遥かにましだった。

あんな・・・ステージの上で拷問じみた見せ物にされるよりは。

今 時雨ちゃんは、鞭で打たれる恐怖と苦痛で絶叫していた。

「助け…て…もう許してぇ…!!!、んっ、ああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ゆ゛るじでぇ!!!!!!」

鎖で宙吊りにされた時雨ちゃんは血の気が引いた顔でガタガタと震え、ふるふると顔を振って許しを乞う。

その動きに合わせてウィッグの三つ編みが揺れ、涙と涎と吹きこぼした鼻水までも周囲に飛び散っている。

そんな時雨ちゃんがもがき苦しむその姿こそが、大人達を楽しませる最低な見世物だった。

“負けを認めます”“ごめんなさい”と言いさえすれば自分は助かるかもしれない。

だけど、時雨ちゃんは泣きながら、震えながら、それでも僕を身代わりとして大人達に差し出そうとはしなかった。

四つん這いの犬みたいな姿勢を取らされた僕を犯している大人が言った。

「教えてやろうか…時雨ちゃんのお尻にぶち込んだ浣腸液には強力な媚薬がたっぷりと混ぜてあったのさ。
直腸から大量に媚薬を吸収させられて…多分もう自分がどうなっているかも解ってないよ。
頭が壊れかけて、鞭で打たれたってビンビンに感じてる…。
あれじゃあもうすぐ壊れるな…。」

そう言いながら、大人の極太の肉棒が僕を串刺しに貫く。

「ひぁっ!あっあぁ!!・・・そん・・・なぁああッ!、じ・・・じぐれぇえ・・・」

熱い肉杭に貫かれるたび、僕の中の女の子の部分が・・・が自分ではどうしようもなく僕を追い詰めてゆく。

”もう交代して!”と時雨ちゃんに伝えたいのに

「はひっ、ひぃぃぃぃッ! や、やめてぇッッ! もうイぐのやぁあああ!!!!」

僕の口から漏れる声は、耐えきれない程の快感の濁流に流され、溺れるだけの女の子そのものの悲鳴。

大人の手を振りはらおうと身体をよじって暴れたけれど、チビで痩せっぽちな僕の抵抗なんて大人達に易々と抑え込まれた。

無力で、悔しくて…目に涙がにじむ。

“時雨ちゃんが壊される・・・お願い、それだけは・・・”

大人達に身体中の敏感な部分を弄ばれ、四つん這いの姿勢で、発情した雌犬みたいに泣き叫びながら、頭の片隅の僅かに残った思考の中で、僕はそう祈り続けた。

だけど、そんな祈りを叶えてくれる神さまなんている筈がない。
そんな神さまがいるなら、僕らがこんな地獄に落とされる筈がないのだから。

黒い仮面の男が、地獄の獄卒のように、時雨ちゃんの背中に鞭を振り下ろす。

バチーン!!

「あがぁああああああ・・・!!!!」

かろうじて爪先が床につくかどうか、そんな姿勢で吊るされていた時雨ちゃんの両足が、打たれた瞬間、両足が宙に浮くほど背中が反り返った。

そして同時に、時雨ちゃんがコンプレックスだと言っていた小さな男の子の部分がビクビクと震えて、透明な露を滴らせる。

自分を吊るす鎖を縋りつくように握りしめて、中空を焦点の合わない視線を彷徨わせ、ビクン、ビクンと腰から手足に波のような痙攣が広がってゆく。

本当に、鞭でイかされていた。

何度も、何度も痙攣を繰り返した後、ガクリ•••と全身が脱力して宙吊りの身体を鎖に預けて脱力する。

「…っひ、あっ…くっ…ひぅ…は、は、ひぃっ…ぃ、くぅんっ…ぅうぅ」

俯いた顔から涙が滴り、全身を貫いた快感と激痛の残滓に苛まれるような苦しげな呼吸を繰り返す。

そして、背中の鞭で打たれた部分は、最初は線が引かれたように白くなり、みるみる内に赤いミミズ腫れになって、痛々しく血が滲んでゆく。

バチーン!!

今度は胸を、それも散々に大人達に弄り回されて硬くしこった乳首を狙いうちにされる

「ひぐぅ・・・ううぁ・・・!!」

時雨ちゃんは、俯いた顔を上向きに跳ね上げて悶絶し、小さな男の子がビクビク痙攣している。

数えきれない程イかされた時雨ちゃんの中にはもう白いミルクなんて残っているはずがなかった。

それでも媚薬漬けにされた身体は何度でも絶頂に追い込まれ、勃起した男の子の先から、透明な何かを僅かに垂れ流すだけだった。

「うぁ・・・、あぁ・・・はぁぁ・・・」

胸を両手でかばいたいのだろう、身体をよじって身悶えている。

だけど、両手首を纏めてポーズで宙吊りにされた身体ではそれも叶わない。

すぐに力尽きて、上に跳ね上げた頭をそのまま後ろに落とすようにした姿勢で、ぐったりとして鎖で吊るされるままに喘ぎ続けていた。

黒い仮面の男の口角が釣り上がっている。

傷だらけで、息も絶え絶えで、今にも壊れそうな時雨ちゃんの姿を心底楽しんでいるサディストの顔だった。

「ぁ•••はぁ•••ぁぁ、もう•••許し•••て、下さい•••」

時雨ちゃん弱々しい哀願さえも、彼を楽しませるBGMに過ぎないのだろう。

そして、黒い仮面の下に黒い笑みを貼り付けたまま、再び鞭を振り上げる。

部屋の中に鞭の音、そして時雨ちゃんの悲鳴が何度も何度も重なりあって響く。

時雨ちゃんの白い肌•••僕みたいなズボラなタイプと違って、綺麗であり続けようとして大切に磨き上げていたシミ一つ無い真っ白な肌が鞭に蹂躙される。

背中に、お尻に、お腹に、太ももに振り下ろされた鞭が、無惨なミミズ腫れの線を重ねてゆく。

「•••!•••っ!、、•••!!!ぁ•••!•••!!」

やがて、声を上げる力さえ失った時雨ちゃんは、鞭打たれる度に声にならない、悲鳴のような呼吸音だけを口から漏らすだけになってゆく。

打たれるたびに反らせていた華奢な背筋も、前後左右に振っていた細い首も、痙攣を繰り返していた身体も、体力の限界を迎えてぐったりと脱力して、ただ鎖にぶら下がったまま全ての鞭を受け止めるだけになってゆく。

それなのに、時雨ちゃんの男の子の部分だけが、固く立ち上がったままで、もう出すものないのに、鞭打たれるたびビクビクと反応してただ空イキを繰り返す。

比喩でなく、文字通り“死ぬほどの苦痛”と同時に与えられる、“死ぬほどの快感”が時雨ちゃんを壊していた。

「ゆう•••だち、ごめ•••ん•••なさい、ぼ•••く•••もう、だ•••め•••」

鞭打たれながら切れ切れに力不足を詫びる時雨ちゃん。

僕も大人達に弄ばれ、うつ伏せの姿勢でズコズコと太い肉杭で串刺しにされながら、必死で時雨ちゃんに手を伸ばし、叫ぶ。

「じぐれぇ!!、じぐれちゃん•••!!」

だけど、そんなモノは何の助けにもならない•••

やがて、時雨ちゃんは断末魔の様にガクガクと痙攣をはじめ、力無く後ろに逸らしたままの顔•••その口の端から泡を吹きこぼし、最後にはぐったりとして鞭で打たれても何の反応もしなくなる。

時雨ちゃんの意思と無関係に、イカされ続けて酷使され続けた筋肉が、機械的に僅かな痙攣をただ繰り返していた。

「結局気絶するまで意地を張ったのか・・・そういう子を堕とすのが面白いんだよ。俺のモノにしてやるから待っていろよ、時雨ちゃん。」

黒い仮面の男はそう言って時雨ちゃんを吊るしていた鎖を外した。

鎖を外された時雨ちゃんは、まさに糸の切れた操り人形みたいに床に崩れ落ちた。

床には何か柔らかいクッションの効いた素材が敷き詰められていたから良かったようなものの、もしコンクリートのように硬い素材だったら・・・頭を強打して大怪我したかもしれない。

本当に受け身も何も無い、意識の無い物体として床に倒れ込んだ。

そして、黒い仮面の男が仰向けに転がっている時雨ちゃんの頭を軽く蹴ると、その顔がこっちを向く。

「あ・・・あ・・・、時雨・・・ちゃ・・・」

僕は思わず嗚咽を漏らす。

こっちを向かされた時雨ちゃんの顔は、半開きの虚な目は死んでいるようにどろりと濁り、何処にも焦点を合わさずただ虚空に向いていた。

その目から流れ落ちた涙、苦悶の果てに吹きこぼした鼻水や涎でドロドロに汚れていた。

そして唇の間から泡になった涎が溢れ続ける・・・

「時雨ちゃん、時雨ちゃん!!」

その顔を見た瞬間、僕の中で何かが切れた。
僕は半狂乱になって身悶えた、何も考えられなかった。

そのせいで、僕の両手首を拘束していた細い縄・・・縛り方がいい加減だったのか、だいぶ緩んでいた結び目が解けて両手が自由になる。

そして、自由になった両手で必死で大人の手を押し退けて、ステージの上に駆け登った。

ステージの上で壊れた人形みたいに身体を投げ出している時雨ちゃんは、全身傷だらけでピクリとも動かない。

その胸が呼吸のために、微かに上下していなければ、死んでいると言われも疑わないだろう。

「時雨ちゃん!!・・・時雨・・・」

“大丈夫?”
“ごめんなさい”
“死なないで”

伝えたい気持ちは沢山あったけれど、言葉にならない。

ぐったりした時雨ちゃんの頭を胸に抱いて、ただその名を呼びかける。
 
だけど、“僕なら大丈夫だから・・・”と言ってこっそりと笑って見せてくれた、あの表情を見せてくれることはもう無かった。

「さてと、次は夕立ちゃんの番だ、わかっているよね?」

黒い仮面の男がそう言って時雨ちゃんの頭を抱き締めていた僕の両手を掴む。

「なんでも言うことききますから、ちょっとだけ待って下さい•••」

そう言って、時雨ちゃんの頭を丁寧に床に下ろして、髪を手櫛で手早く整えてから、ゆっくりと立ち上がって、黒い仮面の男と向かい合う。

怖い、怖い、怖い・・・
だけど僕が耐えなければ時雨ちゃんが、あんなボロボロになるまで僕を守ってくれた時雨ちゃんが・・・何をされるかわからない、本当に殺されてしまうかもしれない。

僕は震える両手を、両手首を揃えて、黒い仮面の男に差し出した。

まるで自首した犯罪者がおとなしく手錠をかけられるように。

「大事な友達を守ろうとしているいい顔だ。そんな子を泣かせられるかと思うとゾクゾクするよ・・・」

「ぅ・・・」

黒い仮面の男は、舌舐めずりをするような笑みを浮かべながら、僕の手を取る。

そして、両手両足それぞれを鎖で拘束し・・・僕は“X”のような姿勢で宙吊りにされた。
両足は床から離れ、完全に空中で磔にされていた。

「あ・・・ぁ・・・」

自分を守るものを全て剥ぎ取られ、全ての弱点を晒して、一段高ステージの上でスポットライトを浴びせられた。

大人達の嘲笑と嗜虐的な視線が僕の肌を貫き、それだけで心を刻まれるようだった。
これが、これが時雨ちゃんが見ていた光景なのか・・・

どれだけの恐怖と、苦痛と、屈辱と、そして限界を超えた快感を味わったのだろう。

完全に気を失った時雨ちゃんはステージから下され、毛布をかけられてソファに寝かされている。

大人達にも慈悲はあったのか、それともこれ以上時雨ちゃんを嬲ると殺してしまうと考えたのか、それはわからない。

どちらにしても、大人達の責めに、少しでも長く耐えればその分時雨ちゃんを休ませることが出来る。

今度は僕が時雨ちゃんを守る。

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