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拘束
しおりを挟む僕の横に座ったミカさんは、僕の背中から手回して僕のの体ををそっと抱くようにして、体を寄せてくる。
そして、唇を僕の耳元に寄せて囁いた。
「隠さなくてもなくてもいいのよ、オチンチンが固くなってるんでしょ。」
息が耳たぶを刺激してゾクゾクした感覚が背筋を走り抜ける。
だけど、それ以上に、バレていたことが死ぬほど恥ずかしくて、僕は俯いて目に波を浮かべることしかできなかった。
すると、ミカさんの右手が僕のスカートの中にするりと入り込んでショーツの上からぼくのオチンチンに触れてきた。
「ああっ、何する・・・あぅ、やだぁ!」
声を我慢なんて出来なかった、強烈な快感が体中に広がって、僕の意思とは無関係に背中がびくりと弓なりに反ってしまう。
ミカさんの腕を払いのけたかったけれど、腕に力が入らずに、上から力無く押さえることしかできない。
「ひっ・・・さわらないでください、ダメぇ・・・・・・ああっ・・・」
ミカさんの指がショーツの上からオチンチンを挟みこようして上下に擦る、指が上下するたびに体が痙攣して背中が反り返るのを押さえることができない。
せめて、声をあげたくなくて唇をギュッと噛み締めようとしたけれど、それも無駄だった。
「だめっ、あっあっひっああ・・・・・・」
女の子みたいな声をあげては体がビクビクと反応し続けた。
自分でするより遥かに強い・・・強すぎる快感に耐えられない、なんの準備も心構えもなしで、いきなり与えられた快感が僕の心と体を焼いていく。
「ああっ・・・、ひ、あっあああ・・・っうあっあ~」
もう言葉なんて話せない。
それを見たミカさんは更に僕のオチンチンへの刺激を強めて僕を追い詰める。
「時雨ちゃん、かーわいい!、ほらほら、いっちゃいなさい。」
女の子ショーツの中で僕のものが断末魔の痙攣を始め
「うっ・・・えっ、えっあっひ、ひっひぃ!、あああああ・・・あっーあー!!」
ミカさんの腕の中で踊るように痙攣しながらイカされてしまった。
ショーツの中に僕が出したものの生温かい感触が広がる。
「はあっあっ、はあ、はあ・・・」
必死に呼吸を繰り返しす、酸欠で頭がはっきりしない。
少しづつ呼吸が整い始めた頃、ミカさんの唇がもう一度僕の耳に近づいて囁いた。
「スカートを履いて、メイクして、女の子ショーツまではかされたのに、オチンチンを固くして簡単にイカされちゃうなんて・・・時雨ちゃんは変態マゾの男の娘だったんだねぇ。」
「ふざけないで下さい。もう帰ります!」
ミカさんのあんまりな言葉に僕はカッとなり、ミカさんを突き飛ばして、立ち上がろうとした・・・けれど、ミカさんはびくともしない。
「えっ・・・?」
ミカさんは笑って僕の腕を受け止めていた。
「だめだめ、非力な時雨ちゃんなんかじゃ私にかなわないわよ」
身長150センチで痩せっぽちの僕と175センチはありそうなミカさんでは、男だ女だと言う前に体格が違う。その現実に気づくと絶望感で頭から血が引いて行く感覚があった。
そして、ミカさんはそのまま僕をベッドに押し倒して、仰向けの姿勢で両手を頭の上に持ち上げる。
僕の両手を片手でまとめるようにして押さえつけて僕の上にのしかかられると、もうそれだけで僕は何の抵抗もさせてもらえない。
「いやだっ!はなし・・・はなして下さい!」
「だ~め、離してあげないよ」
ミカさんの雰囲気が変わった、今までは明るくて優しいお姉さんだった。表情は相変わらずにこにこしているけれど、その目が、声のトーンが、あえて表現するなら「捕食者」になった。
ミカさんは空いている手で何かを取り出す、僕はそれが何か認識すると、全力で身をよじって、首を左右に振って拒絶した。
両手に力を込めてミカさんの手を振り払おうとしたけれど、ミカさんはびくともしない。
ミカさんが取り出したもの、それは「手錠」だった。
「いやぁー!!!」
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