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番外編③
第八話・嫉妬
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竹葉君と想いが通い合った日に、金曜の夜まで『おあずけ』を喰らった俺は、悶々とした気持ちのまま家で朝を迎えた。
まぁ、休憩利用だから事に及ぶ時間は元々無かったし、準備も不十分だし、竹葉君の欲に流されない社会人としての常識的体調管理は尊敬に値する。
今日でおあずけ三日目……水曜日だ。
「はぁ……おはようございます」
「おはよう……ん」
朝食を作っているところに竹葉君が起床し、挨拶とキスを交わす。
竹葉君は思った以上に愛情表現がストレートだった。
この三日間ほぼ毎日ハグしたり、軽いキスなどのスキンシップだったり、好意を言葉にしてしっかり伝えてくれる。
嬉しかったけど、正直、生殺し状態が続いている。
SEXどころか、普通の抜き合いもしていないし、欲求不満すぎて辛い。
朝食を食べて玄関で靴を履いて振り返る竹葉君が俺を抱き締める。
これが、いつもの出勤前のルーティンになりつつある。
コレでは身が持たない。俺は性欲が人より強いから、特にキツい。
「行ってきます」
「……行ってらっしゃい」
竹葉君を見送り、俺は一人溜め息を吐いた。
家事を一通り終わらせた後、筋トレで性欲を発散させようとするが、無駄に終わる。
いっその事、自分から襲おうか……?
ふと過るが、そんな事したら怪我をさせてしまうかもしれない。自分の馬鹿力を忘れてはダメだろ。
ああ、一人で悩んでいても埒があかない。
『で、私に連絡を入れたんですね』
「那月さんの事情は竹葉君から粗方聞いたので……少し相談したくて」
『はい、なんでしょうか。なんでも聞いてください』
那月さんは信じ難い事に事故物件であるこの部屋の元地縛霊。
けれど、辛うじて思い出した幽霊の記憶と那月さんの外見は一致するし、那月さんの特殊能力で納得せざるおえない。
そして、幽霊だったなら俺達の生活を間近で見てきたはず。
つまり、俺の知らない竹葉君を知ってる。
「すみません。変態的質問なんですけど……た……竹葉君の……その、オカズってどんなの、でした?」
『…………はぁ』
女性にこんな事聞いて性犯罪に該当しないか心配になったが、那月さんの反応を聞く限りは、呆れられただけで嫌悪や軽蔑はされていないようだ。
『んーー……それを知って、盃さんはどうするんですか?』
「それを参考にして、竹葉君の情欲を煽ろうかと思ってます」
『正直~』
めちゃくちゃ恥ずかしいけど、那月さんにも恥ずかしい事聞いてるんだからこっちも恥ずかしい腹の内を晒さないと。
『そう言う場面に遭遇したら離れるようにしてたんで、詳しくないんですけど……盃さんのスポーツウェア姿の写真とか、携帯で何か観ながらシてるのが殆んどでしたね』
「…………そ、そうですか」
『多分、竹葉さんのオカズって盃さんオンリーですよ』
俺をオカズに耽っていたと聞かされて、嬉しいのに複雑な気分になる。
でも、写真……か。
気になる。どんな俺に欲情してるのか見てみたい。
『あとですね……盃さんが煽っても、竹葉さんは期日まで手は出さないと思いますよ……』
「え?」
『誘惑に揺らぎはしても、毎回グッと堪えてましたから。紳士的な意味では、ないですけど』
「……そう、なんですか」
ラブホでの一幕を思い出す。
俺の身体を堪能する手順を聞かされた時、竹葉君もその場で俺を抱く妄想を膨らませていたはずなのに、実行に及ばなかった。
いろいろシなかった要因はあるけど、やはり本人の理性が勝ってる。
俺ばっか盛ってるみたいで不安になる。
『……盃さん、私から一ついいですか?』
「は、はい」
普段の明るい雰囲気からは想像出来ないくらい真剣な声色に思わず身構えてしまう。
『悪い事は言いませんから、金曜の夜まで我慢してください。竹葉さんの性欲の強さは貴方と同じかそれ以上です。心とそっちの準備をしっかりした方が得策ですよ。藪をつついて蛇を出すより』
「フブッ……そうですね。へ、蛇がね」
『ぃ、今下ネタに変換しましたね!?』
「し、してません、ふぐ、ふふふ」
『わらっ、笑ってんじゃん!!』
那月さんも笑ってんじゃん。
お互いしょうもない下ネタに吹き出して笑い合う。
やっぱり那月さんに相談したのは正解だった。
「ありがとうございます。ちゃんと金曜日まで我慢します」
『オッホン……それがいいです。それでは、私はこれで失礼します』
「はい、また」
電話が切れた後、俺は那月さんの言葉を脳内で反復した。
竹葉君の性欲の強さは俺と同等以上……つまり、ラブホで“朝まで止まれない”と言っていたのは、誇張では無くただの事実。
あの机の下に積まれた業務用コンドームの数からして、一回じゃ済まないのは明白。
三年間で身体は経験を積んでるみたいだけど、記憶を失ってる所為で感覚的にはまだネコのビギナーだ。
俺はズクズクと疼く下腹部を撫で、息を吐いた。
勢いに任せず、準備はしっかりしておこう。
「それはそれとして竹葉君のオカズは気になる!」
※※※
竹葉君が帰宅して夕飯を食べた後、俺はドストレートに尋ねた。
「ねえ、竹葉君はどんな俺でヌいてるの?」
「ぶほぉッ!!」
食後のコーヒーを派手に噴き出した竹葉君。
「なんで知ってるんですか!?」
「那月さんに聞いた。教えて?」
「い、いいですけど……引かないでくださいよ?」
噴き出したコーヒーを拭きながら、竹葉君は恥ずかしそうに写真のアルバム画面を開いた携帯を渡して見せてくれた。
「……え?」
リングで戦う凛々しい俺の写真や、筋トレ後のスポーツウェア写真……気を抜いてる間抜けな写真。
予想してたエロい系は一切無く、ただの写真集みたいな内容。
「なんか……すごいね。竹葉君」
「……はい」
アルバムの中身を覗き込む竹葉君は愛おしそうに目を細めている。
俺との思い出を大事にしてくれてるのが伝わってくる。
でも、なんだろう……この胸の奥から滲み出るモヤモヤ感は……
「俺、風呂入ってくるんで好きに見ててください」
「あ、うん」
竹葉君は平然と脱衣場に向かって行った。
信頼されてるんだろうけど……俺は竹葉君の知ってる“俺”じゃない。
俺の知らない“俺”でヌいているのだと思うと、何というか……
「んーーーー……」
感情を言葉に出来ぬまま、アルバム画面をスクロールした。
タッチした場所が悪く、アルバム画面から一つ前のアルバムファイルの選択画面に切り替わってしまった。
「……?」
きっちり仕分けされたアルバムファイルに、妙なものがあった。
俺の名前が付けられたサムネイルの無いファイル。
「…………竹葉君ごめん!」
あまり良くない事だとわかっていたが、気になってしまい、ファイルをタップする。
しかし、ロックされていた。
「……俺の誕生日入力してみよ」
俺の名前が付いてるなら、俺に関わるものだろうと思って安直に誕生日の四桁を入力すると……呆気なくロックが解除された。
竹葉君も安直。
ファイルの中身を覗くとそこには……
「へ? は? ……????」
肌色の多い画像が表示され、目を擦って何度も見直した。
ハメ撮り写真だ。被写体は俺で、場所的にベッドで撮られたものだ。
「な、なんで??」
竹葉君の携帯に入っているなら、撮っているのは竹葉君だろうけど……こんな、写真……あ、動画もある。
若干パニックになり、戸惑いながらも再生ボタンを押す。
『んぁ』
「……ッ」
甘ったるい俺の声が流れ始めた。
しかも、音声以外に水音を伴った肌を打ち付ける音まで聞こえる。
『や、ぁ、あっ……んぅ……んっ……たけは』
抽送を受け入れるトロトロの結合部が丸見え。
タチ側に居た俺にも馴染み深いバックアングルだが、自分のがこんな風になっているなんて初めて知った。
と、言うか……俺、竹葉君と既にヤってたのか。
いや、冷静に考えて俺があんな良い男とヤってない方がおかしい。
暮らしてる感じ、セフレって雰囲気じゃないし……元々恋人同士だったなら、今は少し違う形で元の鞘に収まった感じか?
それならそれでいいんだ……でも、なんか、なんだ……この、ムカつく感じ……自分なんだけど……同一視出来ない。
ドッペルゲンガーに竹葉君を取られたような……そんな感じ……
『盃……可愛い』
『ぁ、うっ、んん……竹葉、もっとぉ』
竹葉君に愛されている自分に腹が立ち、同時に羨ましくもあった。
ああ……これが嫉妬ってヤツか。
不毛な対抗心が燃え上がろうとした時、竹葉君がリビングに戻ってきた。
「盃さん、出ましたよ~」
「!?」
慌ててアルバムを選択画面に戻して、携帯を竹葉君に返した。
「どうしました?」
「い、いや、なんでもない、よ。お風呂入ってくるね!」
「はい」
そそくさとお風呂に向かい、服を脱いで浴室に入る。
身を清めてから、肩まで湯に浸かる。
冷静になってきたけど、やっぱりジリジリとした嫉妬心は無くならない。
自分自身に嫉妬してもどうにもならないのに、すごい悔しいんだよな。
『ぶくぶく』
「(……あの写真や動画でヌけなくなるぐらい、竹葉君を満足させればいい……うん。頑張ろう)」
俺は腹を括った。
まぁ、休憩利用だから事に及ぶ時間は元々無かったし、準備も不十分だし、竹葉君の欲に流されない社会人としての常識的体調管理は尊敬に値する。
今日でおあずけ三日目……水曜日だ。
「はぁ……おはようございます」
「おはよう……ん」
朝食を作っているところに竹葉君が起床し、挨拶とキスを交わす。
竹葉君は思った以上に愛情表現がストレートだった。
この三日間ほぼ毎日ハグしたり、軽いキスなどのスキンシップだったり、好意を言葉にしてしっかり伝えてくれる。
嬉しかったけど、正直、生殺し状態が続いている。
SEXどころか、普通の抜き合いもしていないし、欲求不満すぎて辛い。
朝食を食べて玄関で靴を履いて振り返る竹葉君が俺を抱き締める。
これが、いつもの出勤前のルーティンになりつつある。
コレでは身が持たない。俺は性欲が人より強いから、特にキツい。
「行ってきます」
「……行ってらっしゃい」
竹葉君を見送り、俺は一人溜め息を吐いた。
家事を一通り終わらせた後、筋トレで性欲を発散させようとするが、無駄に終わる。
いっその事、自分から襲おうか……?
ふと過るが、そんな事したら怪我をさせてしまうかもしれない。自分の馬鹿力を忘れてはダメだろ。
ああ、一人で悩んでいても埒があかない。
『で、私に連絡を入れたんですね』
「那月さんの事情は竹葉君から粗方聞いたので……少し相談したくて」
『はい、なんでしょうか。なんでも聞いてください』
那月さんは信じ難い事に事故物件であるこの部屋の元地縛霊。
けれど、辛うじて思い出した幽霊の記憶と那月さんの外見は一致するし、那月さんの特殊能力で納得せざるおえない。
そして、幽霊だったなら俺達の生活を間近で見てきたはず。
つまり、俺の知らない竹葉君を知ってる。
「すみません。変態的質問なんですけど……た……竹葉君の……その、オカズってどんなの、でした?」
『…………はぁ』
女性にこんな事聞いて性犯罪に該当しないか心配になったが、那月さんの反応を聞く限りは、呆れられただけで嫌悪や軽蔑はされていないようだ。
『んーー……それを知って、盃さんはどうするんですか?』
「それを参考にして、竹葉君の情欲を煽ろうかと思ってます」
『正直~』
めちゃくちゃ恥ずかしいけど、那月さんにも恥ずかしい事聞いてるんだからこっちも恥ずかしい腹の内を晒さないと。
『そう言う場面に遭遇したら離れるようにしてたんで、詳しくないんですけど……盃さんのスポーツウェア姿の写真とか、携帯で何か観ながらシてるのが殆んどでしたね』
「…………そ、そうですか」
『多分、竹葉さんのオカズって盃さんオンリーですよ』
俺をオカズに耽っていたと聞かされて、嬉しいのに複雑な気分になる。
でも、写真……か。
気になる。どんな俺に欲情してるのか見てみたい。
『あとですね……盃さんが煽っても、竹葉さんは期日まで手は出さないと思いますよ……』
「え?」
『誘惑に揺らぎはしても、毎回グッと堪えてましたから。紳士的な意味では、ないですけど』
「……そう、なんですか」
ラブホでの一幕を思い出す。
俺の身体を堪能する手順を聞かされた時、竹葉君もその場で俺を抱く妄想を膨らませていたはずなのに、実行に及ばなかった。
いろいろシなかった要因はあるけど、やはり本人の理性が勝ってる。
俺ばっか盛ってるみたいで不安になる。
『……盃さん、私から一ついいですか?』
「は、はい」
普段の明るい雰囲気からは想像出来ないくらい真剣な声色に思わず身構えてしまう。
『悪い事は言いませんから、金曜の夜まで我慢してください。竹葉さんの性欲の強さは貴方と同じかそれ以上です。心とそっちの準備をしっかりした方が得策ですよ。藪をつついて蛇を出すより』
「フブッ……そうですね。へ、蛇がね」
『ぃ、今下ネタに変換しましたね!?』
「し、してません、ふぐ、ふふふ」
『わらっ、笑ってんじゃん!!』
那月さんも笑ってんじゃん。
お互いしょうもない下ネタに吹き出して笑い合う。
やっぱり那月さんに相談したのは正解だった。
「ありがとうございます。ちゃんと金曜日まで我慢します」
『オッホン……それがいいです。それでは、私はこれで失礼します』
「はい、また」
電話が切れた後、俺は那月さんの言葉を脳内で反復した。
竹葉君の性欲の強さは俺と同等以上……つまり、ラブホで“朝まで止まれない”と言っていたのは、誇張では無くただの事実。
あの机の下に積まれた業務用コンドームの数からして、一回じゃ済まないのは明白。
三年間で身体は経験を積んでるみたいだけど、記憶を失ってる所為で感覚的にはまだネコのビギナーだ。
俺はズクズクと疼く下腹部を撫で、息を吐いた。
勢いに任せず、準備はしっかりしておこう。
「それはそれとして竹葉君のオカズは気になる!」
※※※
竹葉君が帰宅して夕飯を食べた後、俺はドストレートに尋ねた。
「ねえ、竹葉君はどんな俺でヌいてるの?」
「ぶほぉッ!!」
食後のコーヒーを派手に噴き出した竹葉君。
「なんで知ってるんですか!?」
「那月さんに聞いた。教えて?」
「い、いいですけど……引かないでくださいよ?」
噴き出したコーヒーを拭きながら、竹葉君は恥ずかしそうに写真のアルバム画面を開いた携帯を渡して見せてくれた。
「……え?」
リングで戦う凛々しい俺の写真や、筋トレ後のスポーツウェア写真……気を抜いてる間抜けな写真。
予想してたエロい系は一切無く、ただの写真集みたいな内容。
「なんか……すごいね。竹葉君」
「……はい」
アルバムの中身を覗き込む竹葉君は愛おしそうに目を細めている。
俺との思い出を大事にしてくれてるのが伝わってくる。
でも、なんだろう……この胸の奥から滲み出るモヤモヤ感は……
「俺、風呂入ってくるんで好きに見ててください」
「あ、うん」
竹葉君は平然と脱衣場に向かって行った。
信頼されてるんだろうけど……俺は竹葉君の知ってる“俺”じゃない。
俺の知らない“俺”でヌいているのだと思うと、何というか……
「んーーーー……」
感情を言葉に出来ぬまま、アルバム画面をスクロールした。
タッチした場所が悪く、アルバム画面から一つ前のアルバムファイルの選択画面に切り替わってしまった。
「……?」
きっちり仕分けされたアルバムファイルに、妙なものがあった。
俺の名前が付けられたサムネイルの無いファイル。
「…………竹葉君ごめん!」
あまり良くない事だとわかっていたが、気になってしまい、ファイルをタップする。
しかし、ロックされていた。
「……俺の誕生日入力してみよ」
俺の名前が付いてるなら、俺に関わるものだろうと思って安直に誕生日の四桁を入力すると……呆気なくロックが解除された。
竹葉君も安直。
ファイルの中身を覗くとそこには……
「へ? は? ……????」
肌色の多い画像が表示され、目を擦って何度も見直した。
ハメ撮り写真だ。被写体は俺で、場所的にベッドで撮られたものだ。
「な、なんで??」
竹葉君の携帯に入っているなら、撮っているのは竹葉君だろうけど……こんな、写真……あ、動画もある。
若干パニックになり、戸惑いながらも再生ボタンを押す。
『んぁ』
「……ッ」
甘ったるい俺の声が流れ始めた。
しかも、音声以外に水音を伴った肌を打ち付ける音まで聞こえる。
『や、ぁ、あっ……んぅ……んっ……たけは』
抽送を受け入れるトロトロの結合部が丸見え。
タチ側に居た俺にも馴染み深いバックアングルだが、自分のがこんな風になっているなんて初めて知った。
と、言うか……俺、竹葉君と既にヤってたのか。
いや、冷静に考えて俺があんな良い男とヤってない方がおかしい。
暮らしてる感じ、セフレって雰囲気じゃないし……元々恋人同士だったなら、今は少し違う形で元の鞘に収まった感じか?
それならそれでいいんだ……でも、なんか、なんだ……この、ムカつく感じ……自分なんだけど……同一視出来ない。
ドッペルゲンガーに竹葉君を取られたような……そんな感じ……
『盃……可愛い』
『ぁ、うっ、んん……竹葉、もっとぉ』
竹葉君に愛されている自分に腹が立ち、同時に羨ましくもあった。
ああ……これが嫉妬ってヤツか。
不毛な対抗心が燃え上がろうとした時、竹葉君がリビングに戻ってきた。
「盃さん、出ましたよ~」
「!?」
慌ててアルバムを選択画面に戻して、携帯を竹葉君に返した。
「どうしました?」
「い、いや、なんでもない、よ。お風呂入ってくるね!」
「はい」
そそくさとお風呂に向かい、服を脱いで浴室に入る。
身を清めてから、肩まで湯に浸かる。
冷静になってきたけど、やっぱりジリジリとした嫉妬心は無くならない。
自分自身に嫉妬してもどうにもならないのに、すごい悔しいんだよな。
『ぶくぶく』
「(……あの写真や動画でヌけなくなるぐらい、竹葉君を満足させればいい……うん。頑張ろう)」
俺は腹を括った。
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