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名高き君への献身
65:悔悛のプレリュード
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私は、この世界に産まれた時の記憶を自分都合で封じ込めていたようだ。
サミュエルやマグナさん、ケロニカ先生は革命の惨劇を思い出したショックで精神崩壊に至ったと思っている。ある意味間違いではないが、私が一際ショックを受けたのは、自分が何を考えて生きてきたのか……その結果が何を産んだのかを思い出したからだ。
私は、逃げたんだ。記憶を封じ込めて、結果から……罪から逃げた。しでかした事を受け入れられずに、忘れ去った。
記憶を再生されて、罪と向き合った時も、尋常では無い衝動に駆られて……死にたくて、逃げたくて仕方がなかった。
誰だって思い出したく無い過去がフラッシュバックしたら、壁に頭を打ち付けたくなるだろう。それよりも酷い上位互換の衝動に突き動かされて、私は瞬間に自傷行為に走った。この後に及んで再び記憶から、逃げようとしたんだ。
前後左右上下さえわからない精神状態で、五感が引き千切れてバラけそうになった瞬間、サミュエルが繋ぎ止めてくれた。
何度も何度も何度も……抱き締めて、闇に溶けて解けてしまいそうな私の輪郭をなぞり、照らしてくれた。
王子様達の声が、悲鳴が、鼓膜に纏わりついて、四六時中視界の隅に彼等がいる気がして目を動かし続けた。
伏せっていた間、誰がどう接してくれていたのかあまり覚えていない。
何を食べて、どう過ごしていたのかもはっきりと思い出せない。けれど、サミュエルがずっと隣に居てくれた事は薄っすらと感じていた。同僚達が変わる変わる声をかけてくれていた気がする。
王子様を幻視して、自分を慰めて、思考を停止させて、崩れた精神の言い訳にしていた。
窓から見えた火の中から……王子様の声がしていた気がしていたけれど、そこに王子様は居なかった。人を無我夢中で火の中から連れ出したけれど……目の前に居たのは、サミュエルだった。
私の頬に触れて安堵の表情を浮かべるボロボロの彼を見て、悲しみと後悔が私の胸に満ちる。
私は、何を……やっているんだろう。
王子様を助けたかった……でも、王子様は、居ない。もう、居ない。何処にも、居ない。
王子様は……もう、死んでしまった。
私の所為で、みんなみんなみんな死んでしまったのだから。
『ガバッ』
「ヒューッ……ヒューッ……」
「アーサン、魘されてたぞ。熱がまだ下がらないみたいだな」
正常な思考回路に戻って三日……停止していた脳機能がフル回転した所為か疲労の熱が続いている。
逃げ続けていた罪を突き付けられるような夢ばかり見る。
「んぅ……サ、ミュ、エル」
「どした?」
「……ご、ごめん。みみ、み、水」
「わかった」
サミュエルが水を汲んで、私の口に水の入ったコップを添えてくれる。
記憶が霞がかっているが、ずっとこうやって支えてくれていたんだ。
夜中に起きた私にすぐ気付いて寝袋から起き上がってくれた。
二人でフェン様からいただいている聖女印のポーション飲んでるから、寝たら疲れは取れてるけど、取れたそばから疲れさせている。
「(赤ちゃんの夜泣きみたいに、絶叫して起きる事も多かったって聞いたし……苦労かけまくったな)」
「大丈夫か?」
「う、ん……ありぃがと」
私の額に手を当てて、体温を確認するサミュエル。
愛おしいのに、目を合わせられない。後ろめたい。
自分の存在が、サミュエルを穢しているような気がする。
いや、元々私はそんなに純粋で綺麗な存在じゃないだろ、と自分に言い聞かせて耐えているが……騙し切れないところまできた。
苦しい。息が詰まる。けれど、それでも、サミュエルの隣に居たい。
そう願う度に、王子様達が部屋の片隅から私をジッと見ている気がする。妄想だって、わかっているのに、消えない感覚。
「アーサン先生、何かストレスに思っている事はありませんか?」
「……んぅ……」
ケロニカ先生の診察で、素直に答える。
まだ、王子様達の事を過去に出来ないと。
「……そうですか。刻み込まれた記憶に、時間は関係ありません。昨日の事のように、自分を引き裂いてしまう。刻み込まれた傷が塞がっても、浅くなる事はありません……そこで、ご相談があります」
「?」
「辛いようでしたら、大病院の方で記憶封じの治療を受ける事が出来ます。いかがなさいます?」
ああ……私の記憶を再生した記憶障害の医療器具には、記憶を封じる治療も出来るって言ってたっけ。
確かに……忘れてしまえば、後遺症があってもすぐに治る。前と同じように、サミュエルと過ごせる。
「(…………ぁぁ……)」
何度も口にしてきた言葉が、私の逃げ道を閉ざしていく。
心に刻まれるのは、トラウマだけではない。
「…………ぉおお断り、しぃます」
「いいんですか? 相当お辛い記憶でしょう」
「………………わわ、私が……」
人はいつ、死ぬと思う?
「わ、私しか、ぁあの子達の、ここ事を……ぉ覚えてない」
「先生……」
人に……忘れられた時だ。
心に刻まれた言葉は、人生の分岐点となる決断を下す時、背を押してくれる。
「わ、わわ私が、わす、忘れたら……ぁああの子達、ひ、一人一人、の、生きた時間も、ぁ証も、な、何一つ残らない……ほ、本当に、死んで、なく、無くなって、しまう」
もう二度と会えなくても……どんなに私が苦しもうが……忘れる事は出来ない。
これからも何年、何十年と私はあの子達の事を覚えていく。
忘れたくても、忘れてはいけない。
罪と命を背負って、共に生きていかなければならない。
ケロニカ先生の診察が終わって、今日から薬の種類が少し変わった。
思考がごちゃごちゃしてるから、頭をスッキリさせる抗うつ剤だ。
一日二回、一ヶ月続ければびっくりする程効果が出た。元は麻薬として使用されていた違法薬物が、容量を調節したらこんなにも素晴らしい薬になるなんて……神秘だ。
「アーサン、肉付き戻ってきたな」
「うん。筋肉痛ヤバかったけど」
「……もうすぐ退院出来るってさ」
喋りも安定して、挙動不審も治った。
全て元通り……なんて事はない。
「ヒュッ、カヒューッ、ハァ」
「大丈夫、アーサン大丈夫だからな。びっくりしたな」
「……ふぅぅ…………」
不意に聞こえる大きな物音に、私は呼吸が真面に出来なくなってしまう。
今回も、病院の中庭で日光浴中に、扉を勢いよく開けた音にパニック発作が起きてしまった。
「…………やっぱり、記憶どうにかした方がいいんじゃねえか?」
「ううん……覚えていたいから」
私の言葉に顔を顰めるサミュエル。
「迷惑、かけてごめんね」
「違う。迷惑なんかじゃない。本当に……アーサンが苦しんでまで、覚えておかなきゃいけない事なのか?」
「……うん」
納得がいかないって言いた気だ。
けれど、私に説明させるには酷な事だと思って、黙ってくれている。
「サミュエル……私の話を聞いてくれない?」
「話?」
「昔の……私の話」
「ッおい、別に俺は聞きたいわけじゃないぞ!」
「私は、君に誠実でいたい。不安や不満をそのままにしたくない」
彼の手を握って、心配そうにこちらを伺う緑の滲んだ黒を見つめる。
「けど、これだけは先に言わせて欲しい」
「……なんだ」
「…………私がショックだったのは、王子様が死んだからじゃない」
「え?」
「王子様が、私の所為で死んだ事実に……耐えられなかったんだ」
私は、彼に懺悔するように語る。赤裸々な罪の告白だ。
サミュエルやマグナさん、ケロニカ先生は革命の惨劇を思い出したショックで精神崩壊に至ったと思っている。ある意味間違いではないが、私が一際ショックを受けたのは、自分が何を考えて生きてきたのか……その結果が何を産んだのかを思い出したからだ。
私は、逃げたんだ。記憶を封じ込めて、結果から……罪から逃げた。しでかした事を受け入れられずに、忘れ去った。
記憶を再生されて、罪と向き合った時も、尋常では無い衝動に駆られて……死にたくて、逃げたくて仕方がなかった。
誰だって思い出したく無い過去がフラッシュバックしたら、壁に頭を打ち付けたくなるだろう。それよりも酷い上位互換の衝動に突き動かされて、私は瞬間に自傷行為に走った。この後に及んで再び記憶から、逃げようとしたんだ。
前後左右上下さえわからない精神状態で、五感が引き千切れてバラけそうになった瞬間、サミュエルが繋ぎ止めてくれた。
何度も何度も何度も……抱き締めて、闇に溶けて解けてしまいそうな私の輪郭をなぞり、照らしてくれた。
王子様達の声が、悲鳴が、鼓膜に纏わりついて、四六時中視界の隅に彼等がいる気がして目を動かし続けた。
伏せっていた間、誰がどう接してくれていたのかあまり覚えていない。
何を食べて、どう過ごしていたのかもはっきりと思い出せない。けれど、サミュエルがずっと隣に居てくれた事は薄っすらと感じていた。同僚達が変わる変わる声をかけてくれていた気がする。
王子様を幻視して、自分を慰めて、思考を停止させて、崩れた精神の言い訳にしていた。
窓から見えた火の中から……王子様の声がしていた気がしていたけれど、そこに王子様は居なかった。人を無我夢中で火の中から連れ出したけれど……目の前に居たのは、サミュエルだった。
私の頬に触れて安堵の表情を浮かべるボロボロの彼を見て、悲しみと後悔が私の胸に満ちる。
私は、何を……やっているんだろう。
王子様を助けたかった……でも、王子様は、居ない。もう、居ない。何処にも、居ない。
王子様は……もう、死んでしまった。
私の所為で、みんなみんなみんな死んでしまったのだから。
『ガバッ』
「ヒューッ……ヒューッ……」
「アーサン、魘されてたぞ。熱がまだ下がらないみたいだな」
正常な思考回路に戻って三日……停止していた脳機能がフル回転した所為か疲労の熱が続いている。
逃げ続けていた罪を突き付けられるような夢ばかり見る。
「んぅ……サ、ミュ、エル」
「どした?」
「……ご、ごめん。みみ、み、水」
「わかった」
サミュエルが水を汲んで、私の口に水の入ったコップを添えてくれる。
記憶が霞がかっているが、ずっとこうやって支えてくれていたんだ。
夜中に起きた私にすぐ気付いて寝袋から起き上がってくれた。
二人でフェン様からいただいている聖女印のポーション飲んでるから、寝たら疲れは取れてるけど、取れたそばから疲れさせている。
「(赤ちゃんの夜泣きみたいに、絶叫して起きる事も多かったって聞いたし……苦労かけまくったな)」
「大丈夫か?」
「う、ん……ありぃがと」
私の額に手を当てて、体温を確認するサミュエル。
愛おしいのに、目を合わせられない。後ろめたい。
自分の存在が、サミュエルを穢しているような気がする。
いや、元々私はそんなに純粋で綺麗な存在じゃないだろ、と自分に言い聞かせて耐えているが……騙し切れないところまできた。
苦しい。息が詰まる。けれど、それでも、サミュエルの隣に居たい。
そう願う度に、王子様達が部屋の片隅から私をジッと見ている気がする。妄想だって、わかっているのに、消えない感覚。
「アーサン先生、何かストレスに思っている事はありませんか?」
「……んぅ……」
ケロニカ先生の診察で、素直に答える。
まだ、王子様達の事を過去に出来ないと。
「……そうですか。刻み込まれた記憶に、時間は関係ありません。昨日の事のように、自分を引き裂いてしまう。刻み込まれた傷が塞がっても、浅くなる事はありません……そこで、ご相談があります」
「?」
「辛いようでしたら、大病院の方で記憶封じの治療を受ける事が出来ます。いかがなさいます?」
ああ……私の記憶を再生した記憶障害の医療器具には、記憶を封じる治療も出来るって言ってたっけ。
確かに……忘れてしまえば、後遺症があってもすぐに治る。前と同じように、サミュエルと過ごせる。
「(…………ぁぁ……)」
何度も口にしてきた言葉が、私の逃げ道を閉ざしていく。
心に刻まれるのは、トラウマだけではない。
「…………ぉおお断り、しぃます」
「いいんですか? 相当お辛い記憶でしょう」
「………………わわ、私が……」
人はいつ、死ぬと思う?
「わ、私しか、ぁあの子達の、ここ事を……ぉ覚えてない」
「先生……」
人に……忘れられた時だ。
心に刻まれた言葉は、人生の分岐点となる決断を下す時、背を押してくれる。
「わ、わわ私が、わす、忘れたら……ぁああの子達、ひ、一人一人、の、生きた時間も、ぁ証も、な、何一つ残らない……ほ、本当に、死んで、なく、無くなって、しまう」
もう二度と会えなくても……どんなに私が苦しもうが……忘れる事は出来ない。
これからも何年、何十年と私はあの子達の事を覚えていく。
忘れたくても、忘れてはいけない。
罪と命を背負って、共に生きていかなければならない。
ケロニカ先生の診察が終わって、今日から薬の種類が少し変わった。
思考がごちゃごちゃしてるから、頭をスッキリさせる抗うつ剤だ。
一日二回、一ヶ月続ければびっくりする程効果が出た。元は麻薬として使用されていた違法薬物が、容量を調節したらこんなにも素晴らしい薬になるなんて……神秘だ。
「アーサン、肉付き戻ってきたな」
「うん。筋肉痛ヤバかったけど」
「……もうすぐ退院出来るってさ」
喋りも安定して、挙動不審も治った。
全て元通り……なんて事はない。
「ヒュッ、カヒューッ、ハァ」
「大丈夫、アーサン大丈夫だからな。びっくりしたな」
「……ふぅぅ…………」
不意に聞こえる大きな物音に、私は呼吸が真面に出来なくなってしまう。
今回も、病院の中庭で日光浴中に、扉を勢いよく開けた音にパニック発作が起きてしまった。
「…………やっぱり、記憶どうにかした方がいいんじゃねえか?」
「ううん……覚えていたいから」
私の言葉に顔を顰めるサミュエル。
「迷惑、かけてごめんね」
「違う。迷惑なんかじゃない。本当に……アーサンが苦しんでまで、覚えておかなきゃいけない事なのか?」
「……うん」
納得がいかないって言いた気だ。
けれど、私に説明させるには酷な事だと思って、黙ってくれている。
「サミュエル……私の話を聞いてくれない?」
「話?」
「昔の……私の話」
「ッおい、別に俺は聞きたいわけじゃないぞ!」
「私は、君に誠実でいたい。不安や不満をそのままにしたくない」
彼の手を握って、心配そうにこちらを伺う緑の滲んだ黒を見つめる。
「けど、これだけは先に言わせて欲しい」
「……なんだ」
「…………私がショックだったのは、王子様が死んだからじゃない」
「え?」
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