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ルキの秘めた想い
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◇◆ルキside◇◆
ある日空から面白れえ女が落ちてきた。
カナと初めて会話したのを今でもハッキリと覚えてる。
懐かしいな・・・・
あの時、最初は敵意むき出しだったよなクスッ
まさか同じ転生組だとは思わなかったけど・・・
そして同郷の同志に会えたような不思議な感覚を今でも鮮明に覚えてる。
それから偶然が重なりカナと過ごす時間が増えていく度に惹き付けらるように目が離せなくなった。
いやいや、この感情は只の同郷愛みたいな物だ!!
けして恋愛感情ではない・・・・
俺は自分の気持ちに蓋をした。
でも、いつからだろう目で追ってる自分に気がついたのは・・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
「では、私が第三者として調査致しましょう。」
窮地に立ってるカナを助けたい一心で気がついたら飛び出していた。
カナもレイラも驚愕してる
「何故、貴様がしゃしゃり出てくるのだ!!」
嫉妬に狂ったようなシオンの姿に笑いそうになった。
だってそうだろう!?
今、婚約破棄を宣言しといてどんな頭してんだ?
俺は奥の手を出すことにした。
この世界は小説の世界だって言ってたけど、あくまで現実の世界なのは変わらない事実だ!
「今まで身分を隠していましたが、実は私は隣国の第4王子でして・・・・
ルキ・ソーエンと申します。
カナ様とは親しい友人として身の潔白を信じております。
国の名誉にかけて真実を見つけ出し皆様に披露致します。」
ギャラリーから拍手喝采が巻き上がる。
まるで物語の主人公になった気分だな
「ルキ様、心遣いありがとうございます。
調査の方よろしくお願い致します。」
カナも驚愕していたが、やっと理解したのだろう・・・
俺の提案を受け入れ始めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーー
「ちょっとルキ!!
いきなり身ばれして良かったの?」
「別に気にしてねーし!婚約破棄されて肩身が狭いなら俺のとこに嫁に来るか?」
冗談っぽくからかってるといきなり馬鹿みたいな事を言い出すカナ
「もしかして、私に惚れた?」
勢いよく飲み物を吹き出す俺を真剣な眼差しで見てくる。
そんなに見るなよ!!
「自信過剰すぎだろ??どこに惚れる要素があんだよ?」
カナのハンカチを強引に奪う
「もしかして照れてんの??素直になりなよ!!」
冗談目かしてからかってるカナにイラっとして、仕返しのつもりで両腕を掴み壁に押し付ける
「俺をからかうとか100年早いんだよ!!」
至近距離まで近付くと半端なく鼓動が激しくなり焦ってしまう。
動揺してるのを悟られないように逆に強気になってしまう
「心臓の音が五月蝿えぞ!!お前が俺に惚れてんじゃねーの?」
今にもキス出来そうな距離感に自然と引き寄せられるが、我にかえり拘束した腕を離す
「このままキスして欲しかった??」
あくまで強気な態度を壊したくない俺
「そんな訳ないでしょ!?もう、どいてよ!!」
勢いよくその場を後にするカナの後ろ姿を見送る。
ある日空から面白れえ女が落ちてきた。
カナと初めて会話したのを今でもハッキリと覚えてる。
懐かしいな・・・・
あの時、最初は敵意むき出しだったよなクスッ
まさか同じ転生組だとは思わなかったけど・・・
そして同郷の同志に会えたような不思議な感覚を今でも鮮明に覚えてる。
それから偶然が重なりカナと過ごす時間が増えていく度に惹き付けらるように目が離せなくなった。
いやいや、この感情は只の同郷愛みたいな物だ!!
けして恋愛感情ではない・・・・
俺は自分の気持ちに蓋をした。
でも、いつからだろう目で追ってる自分に気がついたのは・・・・
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「では、私が第三者として調査致しましょう。」
窮地に立ってるカナを助けたい一心で気がついたら飛び出していた。
カナもレイラも驚愕してる
「何故、貴様がしゃしゃり出てくるのだ!!」
嫉妬に狂ったようなシオンの姿に笑いそうになった。
だってそうだろう!?
今、婚約破棄を宣言しといてどんな頭してんだ?
俺は奥の手を出すことにした。
この世界は小説の世界だって言ってたけど、あくまで現実の世界なのは変わらない事実だ!
「今まで身分を隠していましたが、実は私は隣国の第4王子でして・・・・
ルキ・ソーエンと申します。
カナ様とは親しい友人として身の潔白を信じております。
国の名誉にかけて真実を見つけ出し皆様に披露致します。」
ギャラリーから拍手喝采が巻き上がる。
まるで物語の主人公になった気分だな
「ルキ様、心遣いありがとうございます。
調査の方よろしくお願い致します。」
カナも驚愕していたが、やっと理解したのだろう・・・
俺の提案を受け入れ始めた。
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「ちょっとルキ!!
いきなり身ばれして良かったの?」
「別に気にしてねーし!婚約破棄されて肩身が狭いなら俺のとこに嫁に来るか?」
冗談っぽくからかってるといきなり馬鹿みたいな事を言い出すカナ
「もしかして、私に惚れた?」
勢いよく飲み物を吹き出す俺を真剣な眼差しで見てくる。
そんなに見るなよ!!
「自信過剰すぎだろ??どこに惚れる要素があんだよ?」
カナのハンカチを強引に奪う
「もしかして照れてんの??素直になりなよ!!」
冗談目かしてからかってるカナにイラっとして、仕返しのつもりで両腕を掴み壁に押し付ける
「俺をからかうとか100年早いんだよ!!」
至近距離まで近付くと半端なく鼓動が激しくなり焦ってしまう。
動揺してるのを悟られないように逆に強気になってしまう
「心臓の音が五月蝿えぞ!!お前が俺に惚れてんじゃねーの?」
今にもキス出来そうな距離感に自然と引き寄せられるが、我にかえり拘束した腕を離す
「このままキスして欲しかった??」
あくまで強気な態度を壊したくない俺
「そんな訳ないでしょ!?もう、どいてよ!!」
勢いよくその場を後にするカナの後ろ姿を見送る。
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