【完結】失恋直後の女性は狙い目らしいので、冒険者パーティをクビになった女戦士を口説いてみた

十七歳のユミルはアルバイトの帰り道、街中で金色のゆるふわロングヘアの女の子の別れ話を目撃してしまった。別れたくないと必死に引き止めようとする女の子の顔面を、イケメン彼氏は容赦なく足蹴りした。

ユミルは平凡な顔だけど、あんな酷い男よりは自分の方がマシだと思った。それに失恋直後の女性は落としやすいと聞いた事があるユミルは、ポケットから水色のハンカチを取り出すと、初めてのナンパを見事に成功させた。

翌日、彼女である十八歳の金髪美少女ベッキーと一緒に、ユミルは冒険者である彼女のお仕事の手伝いをする事になった。デートのような楽しい時間はあっという間に過ぎていき、お昼ご飯に彼女の手作りサンドイッチを食べる事になった。

そんな幸せな二人に、剣を持った二人組のおじさんが近づいていく。そして、銀貨二枚を投げ渡して、サンドイッチを食べさせろと要求してきた。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,195 位 / 192,195件 ホラー 6,815 位 / 6,815件

あなたにおすすめの小説

あなたの願いを叶えましょう

栗須帳(くりす・とばり)
ホラー
謎のお姉さんは、自分のことを悪魔と言った。 お姉さんは俺と契約したいと言った。悪魔との契約と言えば当然、代償は魂だ。 でもお姉さんの契約は少し違った。 何と、魂の分割払いだったのだ。 全7話。

叫鳴館

ROTOM
ホラー
文化祭でお化け屋敷をすることになり、文化祭係だった僕は、同じ係のクラスメイトとともに、お化け屋敷作りの参考までにと、ある屋敷を訪れる。その屋敷は昔からこう呼ばれている。「叫鳴館」

大丈夫おじさん

ホラー
『大丈夫おじさん』、という噂を知っているだろうか。 大丈夫おじさんは、夕方から夜の間だけ、困っている子どもの前に現れる。 大丈夫おじさんに困っていることを相談すると、にっこり笑って「大丈夫だよ」と言ってくれる。 すると悩んでいたことは全部きれいに片付いて、本当に大丈夫になる… 子どもに大人気で、けれどすぐに忘れ去られてしまった『大丈夫おじさん』。 でも、わたしは知っている。 『大丈夫おじさん』は、本当にいるんだってことを。

ホラーなのかギャグなのかハッキリしてほしい

青西瓜(伊藤テル)
ホラー
 最近俺の周りで変なことが起こりまくる。  簡単に言うと、変人に絡まれるといった感じだ。  幼馴染で密かに俺が恋心を抱いている遼子との仲も進行しないし、不完全燃焼な毎日だ。  何だか街で遭遇する変人も、段々怪異じみてきて、恐怖を感じるようにもなっていった。  でもいいこと、いいことというかやっぱり変なこともある。  俺にファンができたことだ。  菜乃と言う高校の同学年の生徒が、俺のことをファンだと言って付きまとうのだ。  さらには由香という陽キャの同級生から、俺のツッコミは情熱が足りないとダメ出しされる。  何だか俺の人生おかしくないか、と思いながら生活していたある日、突然遼子から衝撃の事実が告げられる。

ちーちゃんのランドセルには白黒のお肉がつまっていた。

犬咲
ホラー
 ちーちゃんのランドセルに詰まっていた白黒ぶちの肉っぽいなにかと、ひとりぼっちのちーちゃんの話。  ほのぼのホラーファンタジー。  全7話。7月20日、なんとか完結しました。  キーワードに苦手な物がある方は、ご注意ください。

容疑者はストーカー。息子は物言わぬ人形~この世は奇々怪々~

猫崎ルナ
ホラー
この小説はフィクションであり、実在の人物や団体などとは関係ありません。 あなたの家は大丈夫ですか?冷蔵庫の中にある料理は本当にその人が作った物ですか?夜中に物音がしませんか?今一度ご確認をお願いいたします。 なお、それについて何かあった場合でも私は一切の責任は負いませんことを重々承知してください…。 事実は小説よりも奇なり~愛してますわいつまでも~ から、題名変更しました。

深夜2時

まさみ
ホラー
ある男が見る累々と散らかる位牌の夢、絶対エレベーターに乗りたがらない友人、通学路で拾った泣き袋……。 日常と非日常の狭間に潜む怪異を描いた短編集。 オカルトからヒトコワまで原則一話完結でさくっと読めます。

わたし、メリーさん

ントゥンギ
ホラー
メリーさんから電話が掛かってきた 勿論、メリーさんと言えば、あの都市伝説のメリーさんだ 今、恐怖の幕が上がる