79 / 112
第十章
第3話『キメラ』
しおりを挟む
「本気です。知り合いの女性が剣聖に誘拐されたので、それを助ける為に対抗する力を手に入れたいんです」
ウォルターは白髪女性の質問に素直に答えました。
前みたいに、母親が拐われたとか、自分が王子だとか余計な事は言いません。
ただの一般人のウォルターとして、協力を依頼します。
けれども、名前で素性がバレてしまったようです。
「あなたが嘘を吐いていないとしても、あなたの力じゃ無理です。でも、別の方法はあります。確かウォルターさんでしたね? 伝説のトレジャーハンターと同じ名前ですけど、本人で間違いありませんね?」
「えっーと……」
ウォルターは白髪女性の質問に、正直に答えるか迷っています。
伝説になっているのか知りませんが、そのウォルターで間違いないです。
そして、答えるか、迷っていると白髪女性が代わりに答えました。
「答えたくないようですが、やっぱり本人で間違いないようですね。あなたの資金提供で研究は順調に進んでいます。最近は資金提供が減っているようですけど……」
「資金提供? 僕が? いや、まさか……」
ウォルターはこんな危ない実験施設にお金を渡した記憶はないです。
それでも、ある事に気づいてしまいました。国が主導で進めている研究ならば、ウォルターが支払わされている多額の税金が、使われている可能性が大です。
それに最近は他所の国に行っていたので、税金は払っていません。
おそらく資金提供が減っているのならば、それが原因です。
「心当たりがありそうですね。私は研究員のドロシーと言います。剣聖を倒したいのならば、資金提供のご協力をお願いします。それと……そろそろ床に降ろして、解放してくれませんか? 腕が凍傷になってしまいます」
白髪女性のドロシーは、ウォルターの表情から、勝手に心を読んで推測すると、資金提供者だと認識したようです。慣れない作り笑いを口元に浮かべて、友好的な意思を見せています。
でも、ウォルターは悪い人間と友好的になるつもりはないようです。氷の腕での拘束を続けています。
「それは出来ません。それに今まで資金提供した分だけ、身体で支払ってください」
「身体で……つまりはそうつもりで資金提供をしていたから、取り立てに来た訳ですか……いいですよ。それで資金提供を続けていただけるのなら、どうぞ好きにしてください」
ウォルターの言葉を聞いて、ドロシーは作り笑いをやめました。
青色の瞳には、軽蔑の意思がハッキリと現れています。
それでも研究の為に、嫌々ウォルターに手篭めにされる覚悟を決めたようです。
スゥッーと目を閉じました。
年下の乱暴な男は、ドロシーのタイプの男ではありません。
それでも、研究の為に身を捧げる事を選びました。
そのドロシーの覚悟をウォルターは躊躇なく断りました。
「そういう意味の身体じゃないです。それにこんな異常な研究に資金提供する気持ちは一切ありません。今日限りでこの研究所は閉鎖です」
ウォルターはハッキリと研究施設の閉鎖を宣言しました。
非戦闘員の弱々しい研究者達ならば、十八人程度は楽に制圧する自信があるからです。
そんなウォルターに対して、ドロシーは目を開けると、冷静に無理だと言ってきました。
「あなたにそんな権限は無いですよね? それとも、力尽くで閉鎖するつもりですか? それも無理です。この程度の力じゃ私達が作った人間兵器にも勝てません。それに誘拐された人を連れ戻したいなら、私達の力が必要なんでしょう? さっきも言ったように、あなたの力じゃ剣聖は倒せませんよ」
ドロシーは余程、剣聖を倒せる自信があるようです。そんなドロシーの言葉を聞いて、ウォルターはチラッと手術台の上に寝ている、継ぎ接ぎだらけの緑色人間を見ました。
余った布の切れ端で作られたような、等身大のパッチワーク人形に、剣聖を倒せる力があるとは思えません。
冷静な判断力がある人間ならば、協力するような研究には見えません。
「人間兵器? この緑色の人間で剣聖を倒せるとは思えません。くだらない研究で死体を玩具にするのは、やめた方がいいですよ」
どう見ても、動かない緑色の死体の戦闘能力は皆無です。
ドロシーには悪いですが、ウォルターは思っている事を素直に言いました。
「くだらない研究? 全部見て知った訳じゃないのに、それが分かるんですか? 心配しなくても、それは第一段階です。生きてもいないし、動きもしません。あなたが協力してくれるなら、直ぐにでも研究は完成します。剣聖を倒したいなら、私達の研究成果を聞いてからでも遅くはないと思いますよ」
ドロシーはくだらない研究と言われて、逆に無知な人間は可哀想だと笑いました。
それどころか、この可哀想な人間に研究の素晴らしさを教えたくて、ウズウズしています。
協力してくれれば、望み通りの結果を得られると、説明する声に熱がこもりました。
そして、その熱意が通じたのか、ウォルターはドロシーを床に降ろすと、氷の腕から解放しました。
「……分かりました。話を聞いてから判断します」
「安心してください。目的は同じです。研究成果に必ず満足すると思います」
ドロシーは笑みを深めて、冷たくなった両手を開いたり、閉じたりしています。
若干、麻痺したような感覚があるようですが、問題ないようです。
そんなドロシーに向かって、ウォルターは一番重要で知りたい事を聞きます。
「まずは三人の強化スキルを教えてくれませんか? どんなスキルで、どんな事が出来るのか教えてください」
ウォルターは研究に協力するつもりは、最初からありません。
協力する気持ちがあるふりをして、ドロシーから情報を聞き出すつもりです。
「……本当に何も知らないんですね。その様子では資金提供をしていたのも知らないようですし……では、簡単に説明します。この研究所の名前は『ソードブレイカー』。剣聖をへし折り殺す為だけの研究をしています」
「ソードブレイカーですか……どんな研究なんですか?」
「簡単に説明すると、人間と魔物とスキルを融合した人間兵器『キメラ』の開発です」
「キメラ?」
ドロシーは他の資金提供者に説明したように、ウォルターに向かって研究成果を話していきます。
血の繋がらない三姉妹、長女のイシス、次女のドロシー、三女のマローネが持つスキルを使用して、キメラは作られるそうです。
長女イシスのスキル『高める』で作られた薬品には、身体能力を強化する効果があります。けれども、服用する事で寿命を縮めて、脳細胞を破壊するそうです。
次女ドロシーのスキル『移す』は、他者へのスキル移植まで可能にする力があるそうです。スキルを移植するには心臓が必要なので、欲しいスキルを持っている生きている人間がいれば、殺して奪うそうです。
三女マローネのスキル『合わせる』は、異なる生物、物質との融合を可能にするそうです。でも、生きている人間にやるとショック死するそうです。
手術台に寝転がっている緑色の人間も、ドラゴンの皮を融合されて、スキルを移植されて、強化薬で薬漬けにされて完成するそうです。つまりは複数の戦闘スキルを持つ人型ドラゴンを作り出す研究です。
「特にスキル移植する技術は私しか持っていません。魔物や動物の中にもスキルを持っている者もいます。この研究は世界の発展には欠かせないものです。是非、ご協力をお願いします」
ドロシーの熱意のこもった説明をウォルターは聞き終わりましたが、協力する気はゼロになりました。
協力しても、生きたまま強くなる事は出来ないからです。
研究所は今日を限りに閉鎖した方がよさそうです。
ウォルターは白髪女性の質問に素直に答えました。
前みたいに、母親が拐われたとか、自分が王子だとか余計な事は言いません。
ただの一般人のウォルターとして、協力を依頼します。
けれども、名前で素性がバレてしまったようです。
「あなたが嘘を吐いていないとしても、あなたの力じゃ無理です。でも、別の方法はあります。確かウォルターさんでしたね? 伝説のトレジャーハンターと同じ名前ですけど、本人で間違いありませんね?」
「えっーと……」
ウォルターは白髪女性の質問に、正直に答えるか迷っています。
伝説になっているのか知りませんが、そのウォルターで間違いないです。
そして、答えるか、迷っていると白髪女性が代わりに答えました。
「答えたくないようですが、やっぱり本人で間違いないようですね。あなたの資金提供で研究は順調に進んでいます。最近は資金提供が減っているようですけど……」
「資金提供? 僕が? いや、まさか……」
ウォルターはこんな危ない実験施設にお金を渡した記憶はないです。
それでも、ある事に気づいてしまいました。国が主導で進めている研究ならば、ウォルターが支払わされている多額の税金が、使われている可能性が大です。
それに最近は他所の国に行っていたので、税金は払っていません。
おそらく資金提供が減っているのならば、それが原因です。
「心当たりがありそうですね。私は研究員のドロシーと言います。剣聖を倒したいのならば、資金提供のご協力をお願いします。それと……そろそろ床に降ろして、解放してくれませんか? 腕が凍傷になってしまいます」
白髪女性のドロシーは、ウォルターの表情から、勝手に心を読んで推測すると、資金提供者だと認識したようです。慣れない作り笑いを口元に浮かべて、友好的な意思を見せています。
でも、ウォルターは悪い人間と友好的になるつもりはないようです。氷の腕での拘束を続けています。
「それは出来ません。それに今まで資金提供した分だけ、身体で支払ってください」
「身体で……つまりはそうつもりで資金提供をしていたから、取り立てに来た訳ですか……いいですよ。それで資金提供を続けていただけるのなら、どうぞ好きにしてください」
ウォルターの言葉を聞いて、ドロシーは作り笑いをやめました。
青色の瞳には、軽蔑の意思がハッキリと現れています。
それでも研究の為に、嫌々ウォルターに手篭めにされる覚悟を決めたようです。
スゥッーと目を閉じました。
年下の乱暴な男は、ドロシーのタイプの男ではありません。
それでも、研究の為に身を捧げる事を選びました。
そのドロシーの覚悟をウォルターは躊躇なく断りました。
「そういう意味の身体じゃないです。それにこんな異常な研究に資金提供する気持ちは一切ありません。今日限りでこの研究所は閉鎖です」
ウォルターはハッキリと研究施設の閉鎖を宣言しました。
非戦闘員の弱々しい研究者達ならば、十八人程度は楽に制圧する自信があるからです。
そんなウォルターに対して、ドロシーは目を開けると、冷静に無理だと言ってきました。
「あなたにそんな権限は無いですよね? それとも、力尽くで閉鎖するつもりですか? それも無理です。この程度の力じゃ私達が作った人間兵器にも勝てません。それに誘拐された人を連れ戻したいなら、私達の力が必要なんでしょう? さっきも言ったように、あなたの力じゃ剣聖は倒せませんよ」
ドロシーは余程、剣聖を倒せる自信があるようです。そんなドロシーの言葉を聞いて、ウォルターはチラッと手術台の上に寝ている、継ぎ接ぎだらけの緑色人間を見ました。
余った布の切れ端で作られたような、等身大のパッチワーク人形に、剣聖を倒せる力があるとは思えません。
冷静な判断力がある人間ならば、協力するような研究には見えません。
「人間兵器? この緑色の人間で剣聖を倒せるとは思えません。くだらない研究で死体を玩具にするのは、やめた方がいいですよ」
どう見ても、動かない緑色の死体の戦闘能力は皆無です。
ドロシーには悪いですが、ウォルターは思っている事を素直に言いました。
「くだらない研究? 全部見て知った訳じゃないのに、それが分かるんですか? 心配しなくても、それは第一段階です。生きてもいないし、動きもしません。あなたが協力してくれるなら、直ぐにでも研究は完成します。剣聖を倒したいなら、私達の研究成果を聞いてからでも遅くはないと思いますよ」
ドロシーはくだらない研究と言われて、逆に無知な人間は可哀想だと笑いました。
それどころか、この可哀想な人間に研究の素晴らしさを教えたくて、ウズウズしています。
協力してくれれば、望み通りの結果を得られると、説明する声に熱がこもりました。
そして、その熱意が通じたのか、ウォルターはドロシーを床に降ろすと、氷の腕から解放しました。
「……分かりました。話を聞いてから判断します」
「安心してください。目的は同じです。研究成果に必ず満足すると思います」
ドロシーは笑みを深めて、冷たくなった両手を開いたり、閉じたりしています。
若干、麻痺したような感覚があるようですが、問題ないようです。
そんなドロシーに向かって、ウォルターは一番重要で知りたい事を聞きます。
「まずは三人の強化スキルを教えてくれませんか? どんなスキルで、どんな事が出来るのか教えてください」
ウォルターは研究に協力するつもりは、最初からありません。
協力する気持ちがあるふりをして、ドロシーから情報を聞き出すつもりです。
「……本当に何も知らないんですね。その様子では資金提供をしていたのも知らないようですし……では、簡単に説明します。この研究所の名前は『ソードブレイカー』。剣聖をへし折り殺す為だけの研究をしています」
「ソードブレイカーですか……どんな研究なんですか?」
「簡単に説明すると、人間と魔物とスキルを融合した人間兵器『キメラ』の開発です」
「キメラ?」
ドロシーは他の資金提供者に説明したように、ウォルターに向かって研究成果を話していきます。
血の繋がらない三姉妹、長女のイシス、次女のドロシー、三女のマローネが持つスキルを使用して、キメラは作られるそうです。
長女イシスのスキル『高める』で作られた薬品には、身体能力を強化する効果があります。けれども、服用する事で寿命を縮めて、脳細胞を破壊するそうです。
次女ドロシーのスキル『移す』は、他者へのスキル移植まで可能にする力があるそうです。スキルを移植するには心臓が必要なので、欲しいスキルを持っている生きている人間がいれば、殺して奪うそうです。
三女マローネのスキル『合わせる』は、異なる生物、物質との融合を可能にするそうです。でも、生きている人間にやるとショック死するそうです。
手術台に寝転がっている緑色の人間も、ドラゴンの皮を融合されて、スキルを移植されて、強化薬で薬漬けにされて完成するそうです。つまりは複数の戦闘スキルを持つ人型ドラゴンを作り出す研究です。
「特にスキル移植する技術は私しか持っていません。魔物や動物の中にもスキルを持っている者もいます。この研究は世界の発展には欠かせないものです。是非、ご協力をお願いします」
ドロシーの熱意のこもった説明をウォルターは聞き終わりましたが、協力する気はゼロになりました。
協力しても、生きたまま強くなる事は出来ないからです。
研究所は今日を限りに閉鎖した方がよさそうです。
0
お気に入りに追加
340
あなたにおすすめの小説
[完結]思い出せませんので
シマ
恋愛
「早急にサインして返却する事」
父親から届いた手紙には婚約解消の書類と共に、その一言だけが書かれていた。
同じ学園で学び一年後には卒業早々、入籍し式を挙げるはずだったのに。急になぜ?訳が分からない。
直接会って訳を聞かねば
注)女性が怪我してます。苦手な方は回避でお願いします。
男性視点
四話完結済み。毎日、一話更新
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
あの日、さようならと言って微笑んだ彼女を僕は一生忘れることはないだろう
まるまる⭐️
恋愛
僕に向かって微笑みながら「さようなら」と告げた彼女は、そのままゆっくりと自身の体重を後ろへと移動し、バルコニーから落ちていった‥
*****
僕と彼女は幼い頃からの婚約者だった。
僕は彼女がずっと、僕を支えるために努力してくれていたのを知っていたのに‥
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる