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第32話
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「VRゲームの世界じゃないよね? 地面の感触も空気の匂いも違う。さっきの森とはまったく違う場所みたいだ」
コルヌコピアイは町と言っても、半円形の広場しかない小さ過ぎる町だ。人口も五人しかいない。
半円の円周上に五つの建物が配置されていて、それぞれに一人の人間が配置されている。
住民は無口なクエスト嬢、鍛冶屋の元冒険者の女、使えない装飾品しか作れないドジっ娘、ヤバイアイテム作りに没頭する眼鏡女、一日中トマトの千切りをする食堂の怖い女。
女子率百パーセントのハーレムのような町だ。
でも、問題がある。
クエスト嬢には何度も町のクエストを受ける為に話しかけたのに、「んっ」「はい」「りょ」の三つの会話しか登場していない。
明らかに手抜きなキャラ設定に、本当に事務的な事しかしてくれない。イベントも一切無しだ。
正直言って、美少女の絵を貼り付けているだけで、中身の入っていない外見だけのゲームだ。
『やあ、ひでぶぅ、久し振りだね』
「えっ? 女神様⁉︎ 何でいるんですか!」
ボッーとしていたら、女神様の声が聞こえた。
いつもは真上からか、神フォン越しにしか聞こえない女神様の声が、ほぼ水平方向から聞こえてきた。
慌てて、声が聞こえた方向を振り向くと、そこにはフワフワの真っ白なワンピースを着ている、ゆるふわ金髪ロングの女神様が笑顔で立っていた。
『ちょっと、やつれているようだけど、ご飯はキチンと食べた方がいいよ』
「いやいやいや! 何でいるんですか? 異世界には干渉できないんじゃなかったんですか!」
『んっ、そうだけど、ここはゲーム世界だから関係ないよ。それよりも私は忙しいんだから、パパッと説明するね』
出来れば、ゆっくりと手取り足取り説明して欲しいけど、それはさっきブチ切れさせたばかりだから難しい。
それに本当に忙しいなら、無駄話をさせて、説明無しで帰られると困る事になる。
色々と言いたい事はあるけど、いつも通り黙って聞くしかないという訳だ。
『まずは、ひでぶぅの家を追加で建てたよ。右端の家だから、疲れたらそこで寝た方がいいよ』
「あっ、本当だ! 一軒増えている!」
言われて見たら、町の右端に青色屋根の四角い家が建っていた。
この歳でマイホームが手に入るとは夢のようだ。
あとは奥さんと犬と庭を手に入れるだけだけど、犬と庭はもうあるようなものだ。
残りは奥さんだけになる。五人の中のどれにするか迷っちゃうなぁ~。
おっと! 女神様を入れるのを忘れちった! ごめんね、ごめんねぇ~。
よし、ここは無難にクエスト嬢か、装飾品屋のドジっ娘を選ぶしかないかな。
鍛冶屋の女は筋肉質だし、アイテム屋と食堂の女は命の危険がある。
『家にはお風呂もトイレもあるから安心していいよ。あと、やらないとは思うけど、町にいる女性キャラにセクハラとかしたら追放されるからね。追放されたら、ゲーム機能とホーム機能は使えなくなるから注意してね』
「へぇー、そうなんですか」
危ない、危ない。注意されなかったら、絶対にやってたよ。
めちゃくちゃ重要な情報だ。ついでに言うような情報じゃない。
当然、触るのは禁止。スカートの中を覗くのも禁止。
まさかとは思うけど、カメラ撮影も禁止、とか言わないよね?
『そうそう、注意と言えば、この町に来る時の注意があったんだ。当然、ひでぶぅ以外の人は町には入れないよ。あと周囲に人がいる時は、町に転送する事が出来ないから、それも注意してね』
まあ、これは当然かな。
神フォンには犯罪防止機能が付いているんだから、合法的な誘拐が出来ないのは当然だ。
ポモナ村の奥さんとは、村の中で会うしかないという訳だ。
じゃあ、人間以外ならばいいのか? 魔物とか物とか……。
「分かりました。魔物はいいんですねよ?」
『うん、友達の魔物は連れて来る事は出来るよ。それと基本的に転送されるまでに、約十五秒ぐらいはかかるんだ。その間に攻撃されたら転送は中止されるし、近くに凶暴な魔物がいたら、転送は出来ないと思った方がいいよ』
「なるほど……」
ようするに、戦闘中の転送は無理だと思った方がいいのか。
まあ、十五秒ぐらいならば、隠れていれば問題ないと思うし、危なくなったら、緊急避難用シェルターとして、使えばいいだけだ。
『そうそう、忘れていたよ! 町から外に出る時は、ホームを使った場所に戻るから、注意してね。外に出た瞬間に、魔物に囲まれている場合もあるから』
「……」
なるほど。危なくなっても、使わない方がいいかもしれない。
いや、待てよ。町を出る前に、外の周囲を見る事が出来れば、問題ないんじゃないのか?
「あのぉ、女神様。町を出る前に、外の様子を見る事は出来ないんですか?」
『ああ、そういう機能はないけど、転送先に障害物とかが置かれている場合は、転送先がちょっと移動するから、大丈夫なんじゃないの? それよりも私、忙しいんだけどなぁ~』
「すみません! 次の説明をお願いします!」
右手、人差し指で女神様がゆるふわ髪を弄り始めた。
明らかに説明が面倒くさくなってきたから、『早く帰りたいなぁ~』のポーズだ。
明らかに説明不足だと分かっているけど、細かい事を気にしていたら、時間切れになってしまう。
『じゃあ、そうするね。町ではエルを使えば、買い物が出来るよ。それに武器や防具の修理や、服の洗濯もしてくれるよ。もちろん、有料だけどね』
「本当に修理に洗濯もしてくれるんですか⁉︎」
『フッフフフ。ひでぶぅが欲しい欲しいと言っていたから、出来るようにしたよ』
「ありがとうございます! 流石は女神ルミエル様です! 神の中の神です!」
『もぉ~、やめてよぉ~♪ それ以上、褒めたら、本気気持ち悪いから、本気で殺すよ。本気で』
「……はい、すみません」
凄い殺気だ。僕が何か殺されるような悪い事をしたのだろうか?
……ちょっと考えてみた。何もなかった。
まあ、そんな事はどうでもいい。
有料でも洗濯してくれるのは有り難い。
それに何度も文句を言っていたら、叶えてくれるならば、彼女が欲しいと何度も言えば、町のセクハラ追放機能も、解除してもらえるかもしれない。
『さてと、最後の説明だけど、クエスト嬢に話しかければ、ひでぶぅ専用クエストが受けられるよ。レベル上げや強い魔物、異世界の通貨が手に入るから、やった方がいいよ』
レベル上げに、強い魔物ねぇ~。
僕としては、美少女魔物の生息地が知りたいんだけどなぁ~。
「強い魔物……あっ! そうそう、前に聞きたかったんですけど、レベル100ぐらいの魔物を、友達にする事は出来るですか!」
そうだった。美少女魔物がいたとしても、レベルが格上だと、友達にする事が出来ないかもしれないんだった。
『レベル100? あっはははは。それは無理だよ。ひでぶぅが友達に出来るのは、レベル10までの魔物だけだよ。自分の最大レベル以上の魔物とは友達にはなれません。残念だったね』
「ああっ、やっぱり……そうですよね。分かっていました」
『まあ、ガッカリしなくてもいいよ。この世界の魔物は、レベル60ぐらいが最強と言われているんだから、レベル20でも強い方なんだから』
「へぇー、そうなんですね。じゃあ、意外とレベル20でも強い方なんだ……」
そう考えるとレベル20になれば、魔物全体の三分の一を、友達に出来るようになったものだ。
でも、それは魔物であって、人間の強い方がどのぐらいなのか分からない。
「それじゃあ、この世界の人間で一番強い人は、どのくらいのレベルなんですか?」
『もぉ~、また質問ばかりして……まあ、そのぐらいならいいかな。人間で一番強いのは、確かレベル70だよ。『俺、強えええええ』とか勘違いして、村とか襲って殺されないようにするんだよ』
「あっ、はい、気をつけます」
もう、手遅れかもしれないけど、まだ五人殺して、子供を痛ぶって泣かしただけだ。
まだ指名手配されて、殺されるような事態ではないと願いたい。
コルヌコピアイは町と言っても、半円形の広場しかない小さ過ぎる町だ。人口も五人しかいない。
半円の円周上に五つの建物が配置されていて、それぞれに一人の人間が配置されている。
住民は無口なクエスト嬢、鍛冶屋の元冒険者の女、使えない装飾品しか作れないドジっ娘、ヤバイアイテム作りに没頭する眼鏡女、一日中トマトの千切りをする食堂の怖い女。
女子率百パーセントのハーレムのような町だ。
でも、問題がある。
クエスト嬢には何度も町のクエストを受ける為に話しかけたのに、「んっ」「はい」「りょ」の三つの会話しか登場していない。
明らかに手抜きなキャラ設定に、本当に事務的な事しかしてくれない。イベントも一切無しだ。
正直言って、美少女の絵を貼り付けているだけで、中身の入っていない外見だけのゲームだ。
『やあ、ひでぶぅ、久し振りだね』
「えっ? 女神様⁉︎ 何でいるんですか!」
ボッーとしていたら、女神様の声が聞こえた。
いつもは真上からか、神フォン越しにしか聞こえない女神様の声が、ほぼ水平方向から聞こえてきた。
慌てて、声が聞こえた方向を振り向くと、そこにはフワフワの真っ白なワンピースを着ている、ゆるふわ金髪ロングの女神様が笑顔で立っていた。
『ちょっと、やつれているようだけど、ご飯はキチンと食べた方がいいよ』
「いやいやいや! 何でいるんですか? 異世界には干渉できないんじゃなかったんですか!」
『んっ、そうだけど、ここはゲーム世界だから関係ないよ。それよりも私は忙しいんだから、パパッと説明するね』
出来れば、ゆっくりと手取り足取り説明して欲しいけど、それはさっきブチ切れさせたばかりだから難しい。
それに本当に忙しいなら、無駄話をさせて、説明無しで帰られると困る事になる。
色々と言いたい事はあるけど、いつも通り黙って聞くしかないという訳だ。
『まずは、ひでぶぅの家を追加で建てたよ。右端の家だから、疲れたらそこで寝た方がいいよ』
「あっ、本当だ! 一軒増えている!」
言われて見たら、町の右端に青色屋根の四角い家が建っていた。
この歳でマイホームが手に入るとは夢のようだ。
あとは奥さんと犬と庭を手に入れるだけだけど、犬と庭はもうあるようなものだ。
残りは奥さんだけになる。五人の中のどれにするか迷っちゃうなぁ~。
おっと! 女神様を入れるのを忘れちった! ごめんね、ごめんねぇ~。
よし、ここは無難にクエスト嬢か、装飾品屋のドジっ娘を選ぶしかないかな。
鍛冶屋の女は筋肉質だし、アイテム屋と食堂の女は命の危険がある。
『家にはお風呂もトイレもあるから安心していいよ。あと、やらないとは思うけど、町にいる女性キャラにセクハラとかしたら追放されるからね。追放されたら、ゲーム機能とホーム機能は使えなくなるから注意してね』
「へぇー、そうなんですか」
危ない、危ない。注意されなかったら、絶対にやってたよ。
めちゃくちゃ重要な情報だ。ついでに言うような情報じゃない。
当然、触るのは禁止。スカートの中を覗くのも禁止。
まさかとは思うけど、カメラ撮影も禁止、とか言わないよね?
『そうそう、注意と言えば、この町に来る時の注意があったんだ。当然、ひでぶぅ以外の人は町には入れないよ。あと周囲に人がいる時は、町に転送する事が出来ないから、それも注意してね』
まあ、これは当然かな。
神フォンには犯罪防止機能が付いているんだから、合法的な誘拐が出来ないのは当然だ。
ポモナ村の奥さんとは、村の中で会うしかないという訳だ。
じゃあ、人間以外ならばいいのか? 魔物とか物とか……。
「分かりました。魔物はいいんですねよ?」
『うん、友達の魔物は連れて来る事は出来るよ。それと基本的に転送されるまでに、約十五秒ぐらいはかかるんだ。その間に攻撃されたら転送は中止されるし、近くに凶暴な魔物がいたら、転送は出来ないと思った方がいいよ』
「なるほど……」
ようするに、戦闘中の転送は無理だと思った方がいいのか。
まあ、十五秒ぐらいならば、隠れていれば問題ないと思うし、危なくなったら、緊急避難用シェルターとして、使えばいいだけだ。
『そうそう、忘れていたよ! 町から外に出る時は、ホームを使った場所に戻るから、注意してね。外に出た瞬間に、魔物に囲まれている場合もあるから』
「……」
なるほど。危なくなっても、使わない方がいいかもしれない。
いや、待てよ。町を出る前に、外の周囲を見る事が出来れば、問題ないんじゃないのか?
「あのぉ、女神様。町を出る前に、外の様子を見る事は出来ないんですか?」
『ああ、そういう機能はないけど、転送先に障害物とかが置かれている場合は、転送先がちょっと移動するから、大丈夫なんじゃないの? それよりも私、忙しいんだけどなぁ~』
「すみません! 次の説明をお願いします!」
右手、人差し指で女神様がゆるふわ髪を弄り始めた。
明らかに説明が面倒くさくなってきたから、『早く帰りたいなぁ~』のポーズだ。
明らかに説明不足だと分かっているけど、細かい事を気にしていたら、時間切れになってしまう。
『じゃあ、そうするね。町ではエルを使えば、買い物が出来るよ。それに武器や防具の修理や、服の洗濯もしてくれるよ。もちろん、有料だけどね』
「本当に修理に洗濯もしてくれるんですか⁉︎」
『フッフフフ。ひでぶぅが欲しい欲しいと言っていたから、出来るようにしたよ』
「ありがとうございます! 流石は女神ルミエル様です! 神の中の神です!」
『もぉ~、やめてよぉ~♪ それ以上、褒めたら、本気気持ち悪いから、本気で殺すよ。本気で』
「……はい、すみません」
凄い殺気だ。僕が何か殺されるような悪い事をしたのだろうか?
……ちょっと考えてみた。何もなかった。
まあ、そんな事はどうでもいい。
有料でも洗濯してくれるのは有り難い。
それに何度も文句を言っていたら、叶えてくれるならば、彼女が欲しいと何度も言えば、町のセクハラ追放機能も、解除してもらえるかもしれない。
『さてと、最後の説明だけど、クエスト嬢に話しかければ、ひでぶぅ専用クエストが受けられるよ。レベル上げや強い魔物、異世界の通貨が手に入るから、やった方がいいよ』
レベル上げに、強い魔物ねぇ~。
僕としては、美少女魔物の生息地が知りたいんだけどなぁ~。
「強い魔物……あっ! そうそう、前に聞きたかったんですけど、レベル100ぐらいの魔物を、友達にする事は出来るですか!」
そうだった。美少女魔物がいたとしても、レベルが格上だと、友達にする事が出来ないかもしれないんだった。
『レベル100? あっはははは。それは無理だよ。ひでぶぅが友達に出来るのは、レベル10までの魔物だけだよ。自分の最大レベル以上の魔物とは友達にはなれません。残念だったね』
「ああっ、やっぱり……そうですよね。分かっていました」
『まあ、ガッカリしなくてもいいよ。この世界の魔物は、レベル60ぐらいが最強と言われているんだから、レベル20でも強い方なんだから』
「へぇー、そうなんですね。じゃあ、意外とレベル20でも強い方なんだ……」
そう考えるとレベル20になれば、魔物全体の三分の一を、友達に出来るようになったものだ。
でも、それは魔物であって、人間の強い方がどのぐらいなのか分からない。
「それじゃあ、この世界の人間で一番強い人は、どのくらいのレベルなんですか?」
『もぉ~、また質問ばかりして……まあ、そのぐらいならいいかな。人間で一番強いのは、確かレベル70だよ。『俺、強えええええ』とか勘違いして、村とか襲って殺されないようにするんだよ』
「あっ、はい、気をつけます」
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