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魔王誕生編
始まりの魔王
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「非常に残念です。同族を殺すのは心が痛みますからね! 『地巨人の連撃』‼︎』
「ふげぽお‼︎」
魔人の足元に巨人の岩拳を素早く突き出し、天井まで殴り飛ばした。
地の最高位悪魔の私にとって、この石に囲まれた部屋は私の手足同然です。
魔人が天井にぶつかる前に、天井から岩拳を突き出し、今度は床に殴り飛ばした。
「へぶう‼︎」
「まだまだです。その愚かさをたっぷりと教えてあげます♪」
床と壁から岩拳を次々に突き出して、魔人を休む暇なく殴り飛ばしていく。
「ゔう、だあ、がつ、あづ‼︎ ずうご、たあ、あゔ、づお——ゔがあ‼︎」
まるで人間の球蹴り遊びだ。
魔人がボール役となって、巨人の岩拳に弄ばれている。
「ぐばあぁー‼︎」
「さて、そろそろ終わりにして差し上げましょうか」
十五発も殴られて、まだ生きて叫べるのには驚きですが、もう終わりです。
壁に大の字で激突した魔人の正面に、岩拳を力一杯突き出した。
「ぐええええ‼︎」
岩拳が壁を木っ端微塵に粉砕し、魔人を壁の中に埋め込んだ。
「やれやれ私とした事が少し熱くなり過ぎました。死なれたら、返事が聞けませんでしたね。まあ、頑丈そうですから大丈夫でしょう♪」
面白いように殴り飛ぶので、止め時を見失ってしまいました。
頭を軽く振って反省すると、壁の中の魔人を巨人の岩手で握り締めて引き摺り出した。
「ごぼぉ、ぐぼぉっ、おえええ‼︎」
呆れた頑丈さですね。壁から出た魔人が血反吐を吐いている。
ほぼ死にかけですが、岩拳を床を滑らせて、私の前に魔人を連れて来た。
「勧誘の返事をもう一度聞かせてくれませんか? ですが、その前にお名前を教えてください。仲間にするも殺すにするも必要ですからね」
血反吐を吐く魔人に笑顔で訊ねた。
仲間にするつもりは微塵もありませんが、墓標に刻む名前は必要です。
まあ、私は『馬鹿』でも構いませんけどね。
「ひひぃ、ひひひひぃ♪ 十一回だ」
「はい?」
「お前が俺を殴った数だよ。いや、マッサージの数かな?」
「……」
どうやら殴り過ぎて、頭がイカれたようですね。いえ、最初からイカれてますか。
殴った回数は『十六回』です。これは記憶も飛んでいますね。
「それがどうかしましたか? 私が知りたいのは名前です」
「あ~そうだったな。俺は『魔王』——始まりの魔王『ジェネシス』だ」
「魔王ジェネシス……? 聞いた事もない名前ですね。そもそも魔王ですか? 我々魔物の王を勝手に名乗るとは恐れ知らずか、ただの馬鹿なのか。まあ、後者なのは分かっています。では、魔王様。ご機嫌よう♪」
「ぐがああああ‼︎」
頭のイカれた相手とこれ以上話しても時間の無駄です。
頭だけ出した魔人を握る岩拳に更に力を込めた。
魔人が首を左右に振って、絶叫を再開した。
このまま身体の骨が粉々になるまで、握り潰して殺してあげます。
「ひひひひぃ、あははははっ♪」
「……?」
痛みと恐怖で完全にイカれたらしい。
魔人が馬鹿みたいに笑い出した。これが馬鹿笑いというやつでしょうか?
私としては見っともない命乞いを期待していたのに残念です。
「『嘘』だよ♪」
「ふがぁ‼︎」
魔人が馬鹿笑いをやめた瞬間、岩拳が大爆発した。
咄嗟に両腕で顔を守って、飛んできた岩片を防いだ。
「おいおい、モブ風情が本当に俺を殺せると思ったのか? 十六回だ。十六回でお前をボロ雑巾にしてやる♪」
「くぅぅぅ、一体何を……⁉︎」
私が作り出した岩拳を粉々に壊せる魔物はそうそういない。
岩拳から脱出した魔人が笑みを浮かべている。
マグレではなく、実力で脱出したと言っている。
それに……
(身体の傷が全て消えているだと?)
岩拳から脱出した魔人の身体、それに服までもが無傷の状態に戻っている。
私と話している間は確かに傷はあった。あったはずなのに……。
「どうやら魔王様は殴られ足りないらしい。ならば、望み通りにして差し上げますよ‼︎」
余計な思考は判断を鈍らせるだけです。
魔人の周囲、上下左右の四方向から、回避不能の岩拳を同時に突き出した。
腕一本で殴り足りないなら四本です。
これで完膚なきまで完全に殴り潰してあげます。
「『魔眼・遅延の眼』——俺が十六回と言ったら、十六回以上は殴れねえんだよ‼︎」
「ぐがあああ‼︎」
四本の岩拳が魔人に届く前に爆発した。
(信じられない⁉︎ 四本が同時に爆発しただと⁉︎)
頭では何が起こったのか理解できる。魔人が私の岩拳を破壊しただけです。
ですが、それを認める訳にはいかない。
それを認めるという事は、あの魔人が私に近い実力を持つという事です。
「おい、前髪ロン毛。顔色が悪いぞ? ああ、顔も顔色も最初から悪かったな♪」
「岩拳を破壊した程度で、いちいち癇に障る馬鹿ですね。私相手に実力を隠すとは生意気ですが……クッククク♪ その程度で安心しました。ならば私の足元にも及ばない。見せてあげましょう。七大悪魔と言われる私の真の力を……」
「へぇー、それは楽しみだ。俺もまだ1%しか出してないけどね♪」
こんな小国を落とすのに、実力を出さなければいけないとは屈辱です。
これも馬鹿が現れた所為です。この国もろとも跡形もなく消し去ってあげます。
「ぐはぁ‼︎」
力の解放と共に全身の血管がブチ切れた。
小回りが利く人間の身体は便利ですが、本来の私の実力が出せないのが欠点です。
『ジルフォード様、お止め下さい‼︎ その人間の身体が持ちません‼︎』
『ここは我々にお任せ——』
「煩いですね。あなた達から殺してもいいんですよ」
『『『ひいいいい‼︎』』』
役に立たない下級悪魔達が、この私に生意気に意見を言ってきた。ひと睨みで黙らせた。
あなた達では向かって行ったところで殺されるだけです。実力差も分からないとはゴミ以下ですね。
「『魂の解放』——」
「えっ? 今、謝ったの? ゴメン、今度は土下座して言って♪」
憑依していた人間の身体を完全に捨て去り、床石に悪魔の魂を溶け込ませた。
馬鹿が両手を合わせて、懇願しているが無視です。
神々さえも戦慄した『始祖の巨人』の力に魂から震え上がりなさい。
「ん? 地震じゃねえな。何がアイムソーリーだ。くだらねえ時間稼ぎしやがって。今の俺は嘘吐きが大嫌いなんだよ‼︎」
笑ったり怒ったりと情緒不安定な馬鹿ですね。馬鹿は相手するだけ時間の無駄です。
地の力の解放で部屋が大きく揺れ始めた。ですが、実際に揺れているのは、この城と大地全てです。
あなたがこれから相手するのは、大地の巨人『ギガントゴーレム』です。
城外の街に体長二百メートルの岩巨人が大地を突き破って現れた。
『さあ、地獄の始まりです』
城の屋根を遥か頭上から見下ろしながら言った。
そして、右腕を高く振り上げた。
「——‼︎ 『限界突破』‼︎」
『『『ぷぅぎゃああああ‼︎』』』
振り下ろした岩巨人の拳が城の屋根を突き破り、いくつもの天井と床を破壊していく。
そして、王子がいる部屋ごと魔人を城最下層まで叩き付けた。
私が憑依していた男と下級悪魔が全員巻き添えになりましたが、替えはいくらでも用意できます。
さて、これでまだ生きているのなら、本当に驚きですね。
♦︎
「ふげぽお‼︎」
魔人の足元に巨人の岩拳を素早く突き出し、天井まで殴り飛ばした。
地の最高位悪魔の私にとって、この石に囲まれた部屋は私の手足同然です。
魔人が天井にぶつかる前に、天井から岩拳を突き出し、今度は床に殴り飛ばした。
「へぶう‼︎」
「まだまだです。その愚かさをたっぷりと教えてあげます♪」
床と壁から岩拳を次々に突き出して、魔人を休む暇なく殴り飛ばしていく。
「ゔう、だあ、がつ、あづ‼︎ ずうご、たあ、あゔ、づお——ゔがあ‼︎」
まるで人間の球蹴り遊びだ。
魔人がボール役となって、巨人の岩拳に弄ばれている。
「ぐばあぁー‼︎」
「さて、そろそろ終わりにして差し上げましょうか」
十五発も殴られて、まだ生きて叫べるのには驚きですが、もう終わりです。
壁に大の字で激突した魔人の正面に、岩拳を力一杯突き出した。
「ぐええええ‼︎」
岩拳が壁を木っ端微塵に粉砕し、魔人を壁の中に埋め込んだ。
「やれやれ私とした事が少し熱くなり過ぎました。死なれたら、返事が聞けませんでしたね。まあ、頑丈そうですから大丈夫でしょう♪」
面白いように殴り飛ぶので、止め時を見失ってしまいました。
頭を軽く振って反省すると、壁の中の魔人を巨人の岩手で握り締めて引き摺り出した。
「ごぼぉ、ぐぼぉっ、おえええ‼︎」
呆れた頑丈さですね。壁から出た魔人が血反吐を吐いている。
ほぼ死にかけですが、岩拳を床を滑らせて、私の前に魔人を連れて来た。
「勧誘の返事をもう一度聞かせてくれませんか? ですが、その前にお名前を教えてください。仲間にするも殺すにするも必要ですからね」
血反吐を吐く魔人に笑顔で訊ねた。
仲間にするつもりは微塵もありませんが、墓標に刻む名前は必要です。
まあ、私は『馬鹿』でも構いませんけどね。
「ひひぃ、ひひひひぃ♪ 十一回だ」
「はい?」
「お前が俺を殴った数だよ。いや、マッサージの数かな?」
「……」
どうやら殴り過ぎて、頭がイカれたようですね。いえ、最初からイカれてますか。
殴った回数は『十六回』です。これは記憶も飛んでいますね。
「それがどうかしましたか? 私が知りたいのは名前です」
「あ~そうだったな。俺は『魔王』——始まりの魔王『ジェネシス』だ」
「魔王ジェネシス……? 聞いた事もない名前ですね。そもそも魔王ですか? 我々魔物の王を勝手に名乗るとは恐れ知らずか、ただの馬鹿なのか。まあ、後者なのは分かっています。では、魔王様。ご機嫌よう♪」
「ぐがああああ‼︎」
頭のイカれた相手とこれ以上話しても時間の無駄です。
頭だけ出した魔人を握る岩拳に更に力を込めた。
魔人が首を左右に振って、絶叫を再開した。
このまま身体の骨が粉々になるまで、握り潰して殺してあげます。
「ひひひひぃ、あははははっ♪」
「……?」
痛みと恐怖で完全にイカれたらしい。
魔人が馬鹿みたいに笑い出した。これが馬鹿笑いというやつでしょうか?
私としては見っともない命乞いを期待していたのに残念です。
「『嘘』だよ♪」
「ふがぁ‼︎」
魔人が馬鹿笑いをやめた瞬間、岩拳が大爆発した。
咄嗟に両腕で顔を守って、飛んできた岩片を防いだ。
「おいおい、モブ風情が本当に俺を殺せると思ったのか? 十六回だ。十六回でお前をボロ雑巾にしてやる♪」
「くぅぅぅ、一体何を……⁉︎」
私が作り出した岩拳を粉々に壊せる魔物はそうそういない。
岩拳から脱出した魔人が笑みを浮かべている。
マグレではなく、実力で脱出したと言っている。
それに……
(身体の傷が全て消えているだと?)
岩拳から脱出した魔人の身体、それに服までもが無傷の状態に戻っている。
私と話している間は確かに傷はあった。あったはずなのに……。
「どうやら魔王様は殴られ足りないらしい。ならば、望み通りにして差し上げますよ‼︎」
余計な思考は判断を鈍らせるだけです。
魔人の周囲、上下左右の四方向から、回避不能の岩拳を同時に突き出した。
腕一本で殴り足りないなら四本です。
これで完膚なきまで完全に殴り潰してあげます。
「『魔眼・遅延の眼』——俺が十六回と言ったら、十六回以上は殴れねえんだよ‼︎」
「ぐがあああ‼︎」
四本の岩拳が魔人に届く前に爆発した。
(信じられない⁉︎ 四本が同時に爆発しただと⁉︎)
頭では何が起こったのか理解できる。魔人が私の岩拳を破壊しただけです。
ですが、それを認める訳にはいかない。
それを認めるという事は、あの魔人が私に近い実力を持つという事です。
「おい、前髪ロン毛。顔色が悪いぞ? ああ、顔も顔色も最初から悪かったな♪」
「岩拳を破壊した程度で、いちいち癇に障る馬鹿ですね。私相手に実力を隠すとは生意気ですが……クッククク♪ その程度で安心しました。ならば私の足元にも及ばない。見せてあげましょう。七大悪魔と言われる私の真の力を……」
「へぇー、それは楽しみだ。俺もまだ1%しか出してないけどね♪」
こんな小国を落とすのに、実力を出さなければいけないとは屈辱です。
これも馬鹿が現れた所為です。この国もろとも跡形もなく消し去ってあげます。
「ぐはぁ‼︎」
力の解放と共に全身の血管がブチ切れた。
小回りが利く人間の身体は便利ですが、本来の私の実力が出せないのが欠点です。
『ジルフォード様、お止め下さい‼︎ その人間の身体が持ちません‼︎』
『ここは我々にお任せ——』
「煩いですね。あなた達から殺してもいいんですよ」
『『『ひいいいい‼︎』』』
役に立たない下級悪魔達が、この私に生意気に意見を言ってきた。ひと睨みで黙らせた。
あなた達では向かって行ったところで殺されるだけです。実力差も分からないとはゴミ以下ですね。
「『魂の解放』——」
「えっ? 今、謝ったの? ゴメン、今度は土下座して言って♪」
憑依していた人間の身体を完全に捨て去り、床石に悪魔の魂を溶け込ませた。
馬鹿が両手を合わせて、懇願しているが無視です。
神々さえも戦慄した『始祖の巨人』の力に魂から震え上がりなさい。
「ん? 地震じゃねえな。何がアイムソーリーだ。くだらねえ時間稼ぎしやがって。今の俺は嘘吐きが大嫌いなんだよ‼︎」
笑ったり怒ったりと情緒不安定な馬鹿ですね。馬鹿は相手するだけ時間の無駄です。
地の力の解放で部屋が大きく揺れ始めた。ですが、実際に揺れているのは、この城と大地全てです。
あなたがこれから相手するのは、大地の巨人『ギガントゴーレム』です。
城外の街に体長二百メートルの岩巨人が大地を突き破って現れた。
『さあ、地獄の始まりです』
城の屋根を遥か頭上から見下ろしながら言った。
そして、右腕を高く振り上げた。
「——‼︎ 『限界突破』‼︎」
『『『ぷぅぎゃああああ‼︎』』』
振り下ろした岩巨人の拳が城の屋根を突き破り、いくつもの天井と床を破壊していく。
そして、王子がいる部屋ごと魔人を城最下層まで叩き付けた。
私が憑依していた男と下級悪魔が全員巻き添えになりましたが、替えはいくらでも用意できます。
さて、これでまだ生きているのなら、本当に驚きですね。
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