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第2部 第1章 新世界のF級冒険者
第22話 ウィルと天使の説得
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『名前・ガブリエル 職業・管理者 種族・天使 レベル0 HP0 MP0 攻撃力0 物理耐性0 魔力0 魔法耐性0 敏捷0 年齢0歳 身長158cm 体重43Kg バスト86(F) ウエスト57 ヒップ87』
ステータスがオール0の相手がヤバいのは知っている。でも、そんな事が気にならない程に小柄な身長に対して、おっぱいの主張が凄い。神の使いが馬鹿デカい龍でないのならば、何としかしてサークス村にお持ち帰り出来ないだろうか?
『人型とは珍しいな。我は神龍ア・ドライグ・ゴッホ。このような姿だが一つ下の層の世界の管理者だった。単刀直入に申す。この世界に危機が迫っている。汝に協力をお願いしたい』
『危機ですか? 数日前に発生した濃い瘴気の話しでしょうか。今は完全に消えているようですが、それにあなた達が関係しているんですね』
ここからロンドンの近くに発生した瘴気を感知して見えたとしたのなら、仙人が使えるという遠くの場所を見る事が出来る『千里眼』という能力かもしれない。やっぱり透視機能も付いているのだろう。この神眼の指輪にも千里眼と完全な透視能力が付いてくれれば僕の活動にも助かるのだけど。
まあ、それは置いておいて。この女の子の服装はどう見ても、ユンがミドルズブラの港町で会ったという白精霊と酷似している。つまり腐った食糧を海や森に捨てていた犯人が天使だった事になる。世界の管理者がゴミの片付けなんて意外と地味な作業をやるみたいだ。世界の管理者と言っても、本来は地味な作業が多いのかもな。
『意図的にやった訳ではない。下層世界の誰かが強力な異世界干渉魔法を魔法具に仕掛けていたのだ。それが発動してしまっただけだ。今からこのウィル・パーソンを地獄に送って問題を解決させるつもりだ』
『なるほど、神人ですか。それならば異世界への道を耐え切れる力はあるでしょう。ですが、本来ならば神龍ドライグ、あなたが人間に倒されずに間獄世界に存在していれば防げた事態です。私にあなたの尻拭いをしろと言っているのに、お願いしている態度に見えませんね』
確かに神龍は鞘におさまって喋っている。でも、地面に横に置いても、刀身全部を地面に突き刺して、柄だけ見える状態にしても、お願いしている態度には見えそうにない。それにしても、お前が生きていれば防げたのか! おい、そんな話は聞いていないぞ! さあ、しっかりと説明して皆んなに詫びるんだ。
『ああ、分かっている。返す言葉もない。だが、我はこのような身体だ。満足に謝る事も出来ない。だから、ウィル。お前が我の代わりに謝れ』
「いやいや、僕が謝ってもガブリエル様は納得しないよ。自分で謝りなさい」
まったく何でそうなる。何でこの話の流れで僕が謝る事になる。おかしいだろう? お前が考えた精一杯の謝罪で謝ればいいんだよ。
『ウィル・パーソン、早く謝ってください』
えっ?
『そうだ、ウィル。いつものように謝ればいいだけだ。さっさと謝れ』
あっ~あ、二人とも、ちょっと、ちょっとだけ待ってくださいね。展開が早過ぎて気持ちが追い付いていないんです。僕に謝れと言っているんでしょうか? それで本当に皆んなが納得するんでしょうか?
「どうした、早く皆んなに謝れ。城をこんなに滅茶苦茶にして、私を一方的に暴行したのだ。早く謝れ!」
ガブリエルに守られていると理解すると、急にエミリオが強気に戻ってしまった。さっきまで僕に殺されそうになってブルブル震えていた癖に。まあいいよ。謝るのは得意だから。
「どうもこの度は私の不始末に、偉大なる神の使いガブリエル様の手を煩わせてしまい、大変申し訳ありませんでした。何卒ご協力をお願いします」
いつものように地面にオデコと両手を付けて、しっかりと土下座してガブリエルの目の前で謝罪した。やっぱり近くで見る巨乳美少女は凄い迫力がある。賢者の壺の問題が解決したら、何とか家にお持ち帰り出来ないだろうか?
『誠意がまったく伝わりませんね。本当に謝る気があるのかしら?』
ある訳がない。今あるのは誠意ではなくて性意だ。それをしっかりと伝える方法はあるけど、まだ僕は死にたくはない。心の片隅にソッと仕舞っておく事にしよう。
『済まない。あとで我の方でしっかりと叱っておくから許して欲しい。ご苦労だった、ウィル。もう立ち上がってもよいぞ』
「はい、どうもありがとうございます。お二人の寛大なご配慮に感謝いたします」
身体に付いた石片を叩き落としながら立ち上がった。ここで子供のように三人に文句を言っても意味はない。僕の真の目的は間獄に戻って、この世界でゲットした大量の金貨を使って、スタンプカードをコンプリートする事だ。その為には土下座ぐらいは何度でもしてやろう。さあ、我を間獄に解き放つのだ!
『あなた達の目的は理解しました。私が協力すれば確かに間獄までは行けるでしょう。あとはウィルが問題を解決するまで私と神龍の二人で壺の魔法を抑えればいい訳ですね。でも、本当にその必要があるのでしょうか? 私にはその少年に問題を解決する力があるとは思えません』
『確かに不安要素はある。だが、何もしないで世界を瘴気で満たす事は愚かだろう。それとも、三世界全てを魔界に変える事が正しい選択だとでも言うのか?』
『そうは言ってませんよ。確率の問題です。問題が解決する確率が低いと言っているのです。だったら、瘴気が入らないように小さな結界を張って、そこで暮らせば良いと言っているのです。世界の99%が瘴気に沈んだとしても、1%の楽園を作れば良いのです。そうは思いませんか?』
『フム、確かに…』
こらこら、納得したら駄目でしょう。僕はサークス村のような小さな結界の中で生きるなんて、ごめんだからな。もう間獄に行って、あんな事やこんな事をすると決めているんだ。どうせ新世界が終わるのならば、暮らす世界は自分で決めさせてもらう。それぐらいの自由は与えて欲しい。
「心配はいりません。壺が置かれていた場所を見つけて、そこから地獄に行って、そこにある壺を破壊すればいいだけでしょう。簡単な依頼です。それに僕の帰りが遅ければ、ガブリエル様の言う通りに結界を張って、生きればいいだけです。一つの方法を試すよりも、二つの方法が試せるのならばそうした方がいいんじゃないですか?」
『………』
僕の提案にガブリエルは考え込んでいるようだ。ハッキリ言えば彼女に断る理由はない。僕が間獄世界で好きなように暴れても何の問題もない。元々、神によって存在が消された世界だ。秩序を保つ必要がないからだ。
『……確かにその通りですね。いいでしょう。元々、二人も男がいると厄介ごとの原因になると思っていました。失敗してくれる方が世界の為にも助かります。出発は今すぐでいいですか?』
よし! これでゴートゥーヘル、いや、ゴートゥーヘヴンに行けるぞ! 売春宿へのお泊りセットを準備しないと。
「いえ、ちょっとだけ待ってください。仲間にキチンと挨拶してから行かせてください」
そうだった、そうだった。エミリアぐらいには出発の挨拶をしないといけない。僕と離れ離れになるんだ少しは涙を浮かべて引き止めるかもしれない。その時は客間の寝室を借りて、子作りしないといけない。一生の別れになるかもしれないんだ。彼女が必死に隠しているかもしれない乙女心を、開いて来る可能性はゼロじゃないはずだ。よぉ~し、頑張るぞ。
ステータスがオール0の相手がヤバいのは知っている。でも、そんな事が気にならない程に小柄な身長に対して、おっぱいの主張が凄い。神の使いが馬鹿デカい龍でないのならば、何としかしてサークス村にお持ち帰り出来ないだろうか?
『人型とは珍しいな。我は神龍ア・ドライグ・ゴッホ。このような姿だが一つ下の層の世界の管理者だった。単刀直入に申す。この世界に危機が迫っている。汝に協力をお願いしたい』
『危機ですか? 数日前に発生した濃い瘴気の話しでしょうか。今は完全に消えているようですが、それにあなた達が関係しているんですね』
ここからロンドンの近くに発生した瘴気を感知して見えたとしたのなら、仙人が使えるという遠くの場所を見る事が出来る『千里眼』という能力かもしれない。やっぱり透視機能も付いているのだろう。この神眼の指輪にも千里眼と完全な透視能力が付いてくれれば僕の活動にも助かるのだけど。
まあ、それは置いておいて。この女の子の服装はどう見ても、ユンがミドルズブラの港町で会ったという白精霊と酷似している。つまり腐った食糧を海や森に捨てていた犯人が天使だった事になる。世界の管理者がゴミの片付けなんて意外と地味な作業をやるみたいだ。世界の管理者と言っても、本来は地味な作業が多いのかもな。
『意図的にやった訳ではない。下層世界の誰かが強力な異世界干渉魔法を魔法具に仕掛けていたのだ。それが発動してしまっただけだ。今からこのウィル・パーソンを地獄に送って問題を解決させるつもりだ』
『なるほど、神人ですか。それならば異世界への道を耐え切れる力はあるでしょう。ですが、本来ならば神龍ドライグ、あなたが人間に倒されずに間獄世界に存在していれば防げた事態です。私にあなたの尻拭いをしろと言っているのに、お願いしている態度に見えませんね』
確かに神龍は鞘におさまって喋っている。でも、地面に横に置いても、刀身全部を地面に突き刺して、柄だけ見える状態にしても、お願いしている態度には見えそうにない。それにしても、お前が生きていれば防げたのか! おい、そんな話は聞いていないぞ! さあ、しっかりと説明して皆んなに詫びるんだ。
『ああ、分かっている。返す言葉もない。だが、我はこのような身体だ。満足に謝る事も出来ない。だから、ウィル。お前が我の代わりに謝れ』
「いやいや、僕が謝ってもガブリエル様は納得しないよ。自分で謝りなさい」
まったく何でそうなる。何でこの話の流れで僕が謝る事になる。おかしいだろう? お前が考えた精一杯の謝罪で謝ればいいんだよ。
『ウィル・パーソン、早く謝ってください』
えっ?
『そうだ、ウィル。いつものように謝ればいいだけだ。さっさと謝れ』
あっ~あ、二人とも、ちょっと、ちょっとだけ待ってくださいね。展開が早過ぎて気持ちが追い付いていないんです。僕に謝れと言っているんでしょうか? それで本当に皆んなが納得するんでしょうか?
「どうした、早く皆んなに謝れ。城をこんなに滅茶苦茶にして、私を一方的に暴行したのだ。早く謝れ!」
ガブリエルに守られていると理解すると、急にエミリオが強気に戻ってしまった。さっきまで僕に殺されそうになってブルブル震えていた癖に。まあいいよ。謝るのは得意だから。
「どうもこの度は私の不始末に、偉大なる神の使いガブリエル様の手を煩わせてしまい、大変申し訳ありませんでした。何卒ご協力をお願いします」
いつものように地面にオデコと両手を付けて、しっかりと土下座してガブリエルの目の前で謝罪した。やっぱり近くで見る巨乳美少女は凄い迫力がある。賢者の壺の問題が解決したら、何とか家にお持ち帰り出来ないだろうか?
『誠意がまったく伝わりませんね。本当に謝る気があるのかしら?』
ある訳がない。今あるのは誠意ではなくて性意だ。それをしっかりと伝える方法はあるけど、まだ僕は死にたくはない。心の片隅にソッと仕舞っておく事にしよう。
『済まない。あとで我の方でしっかりと叱っておくから許して欲しい。ご苦労だった、ウィル。もう立ち上がってもよいぞ』
「はい、どうもありがとうございます。お二人の寛大なご配慮に感謝いたします」
身体に付いた石片を叩き落としながら立ち上がった。ここで子供のように三人に文句を言っても意味はない。僕の真の目的は間獄に戻って、この世界でゲットした大量の金貨を使って、スタンプカードをコンプリートする事だ。その為には土下座ぐらいは何度でもしてやろう。さあ、我を間獄に解き放つのだ!
『あなた達の目的は理解しました。私が協力すれば確かに間獄までは行けるでしょう。あとはウィルが問題を解決するまで私と神龍の二人で壺の魔法を抑えればいい訳ですね。でも、本当にその必要があるのでしょうか? 私にはその少年に問題を解決する力があるとは思えません』
『確かに不安要素はある。だが、何もしないで世界を瘴気で満たす事は愚かだろう。それとも、三世界全てを魔界に変える事が正しい選択だとでも言うのか?』
『そうは言ってませんよ。確率の問題です。問題が解決する確率が低いと言っているのです。だったら、瘴気が入らないように小さな結界を張って、そこで暮らせば良いと言っているのです。世界の99%が瘴気に沈んだとしても、1%の楽園を作れば良いのです。そうは思いませんか?』
『フム、確かに…』
こらこら、納得したら駄目でしょう。僕はサークス村のような小さな結界の中で生きるなんて、ごめんだからな。もう間獄に行って、あんな事やこんな事をすると決めているんだ。どうせ新世界が終わるのならば、暮らす世界は自分で決めさせてもらう。それぐらいの自由は与えて欲しい。
「心配はいりません。壺が置かれていた場所を見つけて、そこから地獄に行って、そこにある壺を破壊すればいいだけでしょう。簡単な依頼です。それに僕の帰りが遅ければ、ガブリエル様の言う通りに結界を張って、生きればいいだけです。一つの方法を試すよりも、二つの方法が試せるのならばそうした方がいいんじゃないですか?」
『………』
僕の提案にガブリエルは考え込んでいるようだ。ハッキリ言えば彼女に断る理由はない。僕が間獄世界で好きなように暴れても何の問題もない。元々、神によって存在が消された世界だ。秩序を保つ必要がないからだ。
『……確かにその通りですね。いいでしょう。元々、二人も男がいると厄介ごとの原因になると思っていました。失敗してくれる方が世界の為にも助かります。出発は今すぐでいいですか?』
よし! これでゴートゥーヘル、いや、ゴートゥーヘヴンに行けるぞ! 売春宿へのお泊りセットを準備しないと。
「いえ、ちょっとだけ待ってください。仲間にキチンと挨拶してから行かせてください」
そうだった、そうだった。エミリアぐらいには出発の挨拶をしないといけない。僕と離れ離れになるんだ少しは涙を浮かべて引き止めるかもしれない。その時は客間の寝室を借りて、子作りしないといけない。一生の別れになるかもしれないんだ。彼女が必死に隠しているかもしれない乙女心を、開いて来る可能性はゼロじゃないはずだ。よぉ~し、頑張るぞ。
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