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この部屋が事故物件だとは聞いてない

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 最高手取り月収18万円。彼女いない歴30年。最終学歴高卒。
 家賃3万ワンルーム単身者向け賃貸マンション一人暮らし。
 学生時代にはいたが、現在友達なし。

 俺、田中総一郎は最底辺を彷徨っている。
 そんな人間にも必ず一年に一度やってくるものがある。

 何だと思う? そう、誕生日だ。
 昨日で花の20代が終わり、おじさんと呼ばれる領域に足を踏み入れてしまった。
 花は咲かずに枯れ果てた20代だったが、それでも若者と呼ばれていた。
 今日から頭は薄くなり、身体からは加齢臭が漂うおじさん達の仲間入りだ。

「ふぅ~、もう孤独には慣れたつもりだったんだがな……」

 カーテンを閉め、電気を消して暗くした部屋の中。
 買ってきたカットケーキを繋げて作ったホールケーキを見て、長いため息を吐いた。

 だが、息を吐くのはまだ早い。ケーキに30本のロウソクを適当に挿していく。
 挿し終わると100円ライターで火を着けた。
 ロウソクの灯りに照らされて、円陣に俺を囲う100人の美少女達が現れた。

 フッ。美少女達と言っても人間じゃない。
 姿形は人間でも心、つまり魂や命がないのだ。
 彼女達は『美少女フィギュア』だ。

 中古の安いものなら、500円程度。2000円あればある程度は買える。
 高いものなら1万円以上するが、さすがにそこまで高価なものは買わない。
 最高手取り月収18万だ。身の程はわきまえている。

 さて、俺が最初に買った美少女フィギュアは『○○様は告らせたい』の生徒会所属の巨乳女子高生だ。
 知っているキャラで、巨乳で、パンティが見れれば誰でも良かった。
 当然家に帰ると逆さまにして、パンティを見るという変態行為も堪能させてもらった。
 純白の白パンティだったが、俺の息子は勃起しなかった。
 これで勃つようなら俺の息子はある意味幸せものだ。
 やはり所詮はフィギュア。動き有り、音声有りのエロビデオの刺激には遠く及ばない。

 その後は話題のアニメやゲームのヒロイン、敵キャラ関係なく手当たり次第購入した。
 美少女との出会いは一期一会。いつでも簡単に手に入ると思ったら間違いだ。
 そういう思いで買い続けた結果、俺の部屋は美少女に占拠されてしまった。

 だが、後悔はしていない。俺だけのハーレムが完成した。
 今では風呂にも一緒に入るし、布団にも一緒に入る。
 もう彼女なんて一生出来なくてもいい。俺には彼女達がいる。
 これが俺の幸せな人生だ。

「ふぅ~~~~っ!」

 大きく息を吸い込むと、ロウソクに向かって強く吐いた。
 小さなロウソクに灯った炎が次々に消えていく。
 全ての炎を吹き消すと再び部屋が真っ暗になった。
 その暗い部屋で本日のもう一人の主役を手に取った。

「このラ○ザが本物の女だったら最高なんだけどなぁ~」

 今日は誕生日。当然プレゼントは用意してある。
 ちょっと高かったが、それでも1万円はしなかった。6000円だ。
 30歳の記念すべき日に買った美少女はゲームのヒロインで、アニメ化までされたラ○ザだ。
 島で錬金術師をしている赤いホットパンツと、太ももムチムチの元気な美少女だ。
 一生に一度のお願いを使ってもいいから、この太ももで勃起した息子を挟んで欲しい。

『名も知らぬ童貞よ。30年間の辛い修行をよくぞ乗り越えた。お前の願いを叶えてやろう』
「うわあああっ‼︎ だ、誰だ⁉︎」

 突然聞こえてきたジジイの声に驚いて、ラ○ザを床に落としてしまった。
 このマンションで首吊り自殺があったのは知っているが、この部屋だとは聞いてない。
 だったら家賃3万は高すぎる。3千円でいいはずだ。

「……チッ。一体何だったんだ今の声は?」

 ジジイの幽霊が現れるのを警戒して待っていたが何も起きなかった。

「——って⁉︎ 何じゃこりゃー⁉︎」

 やっぱり起きていた。ラ○ザが光っている。というか俺の手も光っている。
 しかも、ラ○ザの身体がどんどん大きくなっている。
 こんなフィギュア見たことがない。『呪いのフィギュア』だ。
 60センチを超えても、1メートルを超えても止まらない。
 急いで部屋の角に避難した。

「凄え、まるで本物だ」

 やっと巨大化が止まった。俺の手からも光が消えた。
 フローリングの床に160センチはある美少女が寝ている。
 フィギュアじゃない。本物の美少女が寝ている。
 肌も髪も服も硬いプラスチックじゃない。指先には爪がある。髪も一本ずつある。どう見ても本物の人間だ。
 胸と腹が上下に動いている。明らかに呼吸している。

「……触っても大丈夫だよな?」

 誰もいない部屋をチラッと確認した。
「触っても警察に捕まらないだろうか?」という意味の確認だ。

 だが、ここは俺の家でこの美少女はフィギュアだ。
 多少手荒な真似をしても許されるはずだ。
 いや、許されて当然だ。

「おいおい、誰の部屋で寝てやがるんだよ!」
 
 俺は怒っている。凄く怒っている。怒っているていで行かせてもらう。
 両手をライザの大きな胸に向かって伸ばした。
 太ももも触りたいが、最初に触るならおっぱいを触りたい。
 おっぱい触ったことがないから、おっぱい触りたい。

 むにゅん、むにゅん

「おお、おおぉ、おおおぉ!」

 これがおっぱい。これがおっぱいなのか⁉︎
 キャミソールっぽい薄い服の上から両手でおっぱいを揉みまくる。
 温かい。柔らかい。止められない。やめられない。やめたくないだ。
 ラ○ザと言えばムチムチの太ももが有名だが、推定Hカップの巨乳でもある。
 そんな巨乳が目の前にあるなら揉みたい。吸いたい。食べたい。挟まれたいに決まっている。

「フゥーッ! フゥーッ! フゥーッ!」

 谷間に顔をぶち込むとおっぱいの匂いを全力で嗅ぎながら、両手で揉みまくる。
 女子っぽい良い匂いがする。下半身の親不孝者の三十路童貞息子が爆発寸前だ。

「ハァハァ、すました顔しやがって」

 それなのにラ○ザは無反応だ。
 眠っているように静かだ。興奮しているのは俺だけだ。
 これはもう「脱がせていいよ」と言っているようなものだ。
 騒がないということは「煮るなり焼くなり好きにしていいですよ」の合図だ。

 だったら望み通りにしてやる。まずは邪魔な服を全部脱がせた。
 キャミソール、黒ブラジャー、赤ホットパンツ、黒パンティ、全てを脱がせた。

「凄え、これが生おっぱいか!」

 エロビデオとエロ本でおっぱいなら何百人と見た。いや、千人超えているかもしれない。
 だが、そんなことはどうでもいい。本物の生おっぱいは初めてだ。
 ちょうど良い大きさのピンクの乳輪、ちょっと垂れている牛の乳としか言いようがない巨乳。
 この時点で俺の童貞息子が人生最大の勃起を迎えて悲鳴を上げている。
 このままおっぱいで挟んで「痛いの痛いの飛んで行けええ!」とたっぷり出したい。

 だが待て。だが待てだ。出すなら股にくっ付いているピンクアワビの中と決まっている。
 美味しそうなプックリ膨れたツルツルのピンクアワビだ。
 そのアワビの真ん中にある、縦に割れた朱色の口の中にたっぷり出したい。
 最低3回は出したい。

「これはもう挿れちゃってもいいよねえ!」

 今日は俺の誕生日だ。俺の金で買ったフィギュアが人間になったんだ。
 俺のナニで何しようと誰にも文句は言わせない。
 覚悟を決めるとズボンとトランクスを脱いで、部屋の角に放り投げた。試合開始だ。
 小さくはないが、大きくもない我が童貞息子の我慢はもう限界突破している。
 前戯や愛撫だとふざけた真似が出来るか。オマンコが目の前にあったら即挿れだ。

「行くぞ、オラッ!」

 職場にいる本物の女には気弱な俺だが、寝ている作り物の女には強気になれる。
 太ももの裏側を両手で掴んで、ラ○ザの足を押し広げた。
 危険な童貞息子がサメのホラー映画の効果音をバックにアワビに迫っていく。
 アワビの方が口をパックリ開けているけど、もちろん襲うのは俺の方だ。
 息子がアワビにぐぢゅと侵入した。

「おお、おおぉ、こ、これはなかなか」

 数々のオナホールを試してきた俺の童貞息子が感動で震えている。間違いなく最高級オナホールだ。
 チンポを包み込むような締め付け、温かいヌルヌル愛液、チンポを気持ち良く擦る溝。
 大人の店で全て買い揃えれば2万5千円はする。
 20万円するラブドールを買う度胸はなかったが、間違いなくラ○ザの身体は30万の価値はある。
 しかも、生きている。その価値は倍の60万円だと言ってもいい。

「そいや、そいや、そいや、そいやぁー!」

 おっぱい、挿入、おっぱい、挿入、おっぱい、挿入だ。
 このダイナミックな動きは小さなオナホールじゃ実現不可能だ。
 両手でおっぱい揉んで、アワビを童貞息子でドカ喰いだ。
 俺の身体をラ○ザの柔肌に擦りつけて、全力全身で快楽を貪りまくる。
「こりゃー溜まりませんなぁー」だ。たっぷり中出しさせてもらった。
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