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第8章・ざまぁ編。
第93話・ラストダンジョン。
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「あっ!こんにちはです。オラ、エッサです。グロリアさんですよね?オラ、奥さんのウルスラさんから、グロリアさんをある場所に連れて来るように頼まれました。さあ、行きましょう!」
「何者だ?この城までやって来るとは、ただの人間じゃないな?」
(さすがに奥さんの話を出されたら、いきなり攻撃出来ないべぇな。本の絵姿じゃ、そこまで怖くはなかったべぇが………実物は迫力が違うべぇ。)
グロリアは全身を黒い鎧で身を包み、巨大な槍と盾を装備した重戦士です。エミィやエッサの影響でステータスが少し上昇しているようです。
『名前・グロリア。種族・異界人。称号・異界の槍戦士。異界を統べる覇王。レベル80。HP160000。MP不明。攻撃力560。魔力330。敏捷390。』
「もう一度聞こう。何者だ?ウルスラが死んでから、もう50年以上になる。お前はせいぜい20歳前後、生きている妻と会うことは不可能だ。」
そういう裏設定があるべぇか。本にはそういえば年齢とか書いてなかったべぇ。目の前のコイツは爺さんなんだべぇな。
「ふぅ~、面倒だべぇ。残念ながら勘違いしているべぇ。ウルスラさんは生きてるべぇ。その胸につけている封印の鍵を使えば、封印されし扉の先で会えるべぇよ。ただし、レベルをもっと上げないと奥までは進めないべぇがな。」
(この男!封印の鍵の事も、封印の扉の事も知っているとは………だが、私には使命がある。この城を私用で離れる訳にはいかない。飢えに苦しむ民を放って置く事は出来ないのだ。)
「悪いが、お前の言葉を全て信じる事は出来ない。申し訳ないが、私はここで戦いの合図を待たねばならない。もしも、ウルスラが生きているのなら帰って伝えてくれ。私には使命がある、会いには行けぬと。」
(その合図は1年後だべぇ。そんなに待てるわけないべぇ。それとあんた負けるから待つだけ時間の無駄だべぇ。)
残念ながらエッサには、そんなプロデューサーが用意したシナリオに従う義理はありません。エッサの考える復讐シナリオをやり遂げる方が重要です。
「カッコつけてないでぇ、さっさとついて来るべぇよ!奥さんに侵略したら駄目だと、あれほど言われたのに何やってるべぇ。死んだら奥さんの言う事を守る必要がないべぇか?旦那として恥を知るべぇよ!さっさとついて来て、タップリと怒られるんだべぇ!」
「うぐっ。うっうっ。だって、だって寂しかったんだもん。」
(知らねぇべぇ!大の大人が人前で泣くんじゃないべぇ。泣いてる暇があるなら、オラの為にしっかりと働くんだべぇ。)
◆
「済まない、取り乱したようだ。早速だがウルスラの元に案内してくれ。」
「無理だべぇ。オラのレベルが足りないべぇ。まずはこの城にいるフロアモンスターを倒しながら、経験値を一杯落とす特殊モンスターを倒すべぇ。HP8万の強敵だべぇが、グロリアさんなら長期戦で倒せるべぇ。さあ、行くべぇよ!」
「いや、それは駄目だ!あのモンスター達にはこの城を守る大事な役割がある。1匹たりとも死なす事は出来ぬ。悪いがモンスターを倒すのなら、別の場所で頼む!」
安心してください。特殊モンスター以外のフロアモンスターは何匹倒しても、しばらくしたら復活します。さっさと全部殺してください。
『ドォス、バァゴォ!サァーーー。』
(いいべぇよ!いいべぇよ!仲間を殺して強くなるべぇ。)
とりあえずは食料が定期的に食料庫に出現するから、食べる物には困らないべぇ。オラの村にある薪置き場の、使っても、しばらくすると回復する薪と一緒だべぇな。
「フロアモンスターを60匹倒して、経験値3万ぐらいだべぇか?レベル30にしかなってないべぇ。もっと短時間で経験値を多く稼ぐ方法を見つける必要があるべぇな。」
「はぁはぁはぁ。済まないが少し休ませてくれ。久し振りに戦ったら疲れてしまった。」
「いいべぇよ。あんたに死なれたら大変だべぇ。3時間もあれば、またモンスターが復活するから、またお願いするべぇよ。」
そういえば何処で回復するんだべぇ?確か、泉の水を飲むだけで、HPとMPが全回復する場所があったべぇな。他にも光のサークルに入るだけで、回復する場所もあったべぇ。ちょっと気になるから、グロリアさんについて行くべぇ。
『テクテクテク。』
「このベッドは寝ると短時間で傷を回復する事が出来る便利な物なんだ。1時間もあれば回復しているだろう。悪いがしばらく待っていてくれ。」
(チッ。ただのベッドだべぇ。そんなの何処でもあるべぇ。野宿でも寝れば回復するべぇよ。そういえば武具の強化、合成マシンが何処かにあるはずだべぇ。そっちの方が貴重だべぇ。)
武器の強化なら、この辺のモンスターを倒した時に落とす素材なら、どれでも強化出来ます。防具の強化ならば特定の素材を組み合わせれば、防具が1つ上のランクに変化します。
よく考えたら、わざわざ強化する必要はないべぇな。うんだぁ。EXダンジョンに行けば、すぐに強い武具が手に入るべぇ。やる事がないと、1時間は長いべぇな。
「何者だ?この城までやって来るとは、ただの人間じゃないな?」
(さすがに奥さんの話を出されたら、いきなり攻撃出来ないべぇな。本の絵姿じゃ、そこまで怖くはなかったべぇが………実物は迫力が違うべぇ。)
グロリアは全身を黒い鎧で身を包み、巨大な槍と盾を装備した重戦士です。エミィやエッサの影響でステータスが少し上昇しているようです。
『名前・グロリア。種族・異界人。称号・異界の槍戦士。異界を統べる覇王。レベル80。HP160000。MP不明。攻撃力560。魔力330。敏捷390。』
「もう一度聞こう。何者だ?ウルスラが死んでから、もう50年以上になる。お前はせいぜい20歳前後、生きている妻と会うことは不可能だ。」
そういう裏設定があるべぇか。本にはそういえば年齢とか書いてなかったべぇ。目の前のコイツは爺さんなんだべぇな。
「ふぅ~、面倒だべぇ。残念ながら勘違いしているべぇ。ウルスラさんは生きてるべぇ。その胸につけている封印の鍵を使えば、封印されし扉の先で会えるべぇよ。ただし、レベルをもっと上げないと奥までは進めないべぇがな。」
(この男!封印の鍵の事も、封印の扉の事も知っているとは………だが、私には使命がある。この城を私用で離れる訳にはいかない。飢えに苦しむ民を放って置く事は出来ないのだ。)
「悪いが、お前の言葉を全て信じる事は出来ない。申し訳ないが、私はここで戦いの合図を待たねばならない。もしも、ウルスラが生きているのなら帰って伝えてくれ。私には使命がある、会いには行けぬと。」
(その合図は1年後だべぇ。そんなに待てるわけないべぇ。それとあんた負けるから待つだけ時間の無駄だべぇ。)
残念ながらエッサには、そんなプロデューサーが用意したシナリオに従う義理はありません。エッサの考える復讐シナリオをやり遂げる方が重要です。
「カッコつけてないでぇ、さっさとついて来るべぇよ!奥さんに侵略したら駄目だと、あれほど言われたのに何やってるべぇ。死んだら奥さんの言う事を守る必要がないべぇか?旦那として恥を知るべぇよ!さっさとついて来て、タップリと怒られるんだべぇ!」
「うぐっ。うっうっ。だって、だって寂しかったんだもん。」
(知らねぇべぇ!大の大人が人前で泣くんじゃないべぇ。泣いてる暇があるなら、オラの為にしっかりと働くんだべぇ。)
◆
「済まない、取り乱したようだ。早速だがウルスラの元に案内してくれ。」
「無理だべぇ。オラのレベルが足りないべぇ。まずはこの城にいるフロアモンスターを倒しながら、経験値を一杯落とす特殊モンスターを倒すべぇ。HP8万の強敵だべぇが、グロリアさんなら長期戦で倒せるべぇ。さあ、行くべぇよ!」
「いや、それは駄目だ!あのモンスター達にはこの城を守る大事な役割がある。1匹たりとも死なす事は出来ぬ。悪いがモンスターを倒すのなら、別の場所で頼む!」
安心してください。特殊モンスター以外のフロアモンスターは何匹倒しても、しばらくしたら復活します。さっさと全部殺してください。
『ドォス、バァゴォ!サァーーー。』
(いいべぇよ!いいべぇよ!仲間を殺して強くなるべぇ。)
とりあえずは食料が定期的に食料庫に出現するから、食べる物には困らないべぇ。オラの村にある薪置き場の、使っても、しばらくすると回復する薪と一緒だべぇな。
「フロアモンスターを60匹倒して、経験値3万ぐらいだべぇか?レベル30にしかなってないべぇ。もっと短時間で経験値を多く稼ぐ方法を見つける必要があるべぇな。」
「はぁはぁはぁ。済まないが少し休ませてくれ。久し振りに戦ったら疲れてしまった。」
「いいべぇよ。あんたに死なれたら大変だべぇ。3時間もあれば、またモンスターが復活するから、またお願いするべぇよ。」
そういえば何処で回復するんだべぇ?確か、泉の水を飲むだけで、HPとMPが全回復する場所があったべぇな。他にも光のサークルに入るだけで、回復する場所もあったべぇ。ちょっと気になるから、グロリアさんについて行くべぇ。
『テクテクテク。』
「このベッドは寝ると短時間で傷を回復する事が出来る便利な物なんだ。1時間もあれば回復しているだろう。悪いがしばらく待っていてくれ。」
(チッ。ただのベッドだべぇ。そんなの何処でもあるべぇ。野宿でも寝れば回復するべぇよ。そういえば武具の強化、合成マシンが何処かにあるはずだべぇ。そっちの方が貴重だべぇ。)
武器の強化なら、この辺のモンスターを倒した時に落とす素材なら、どれでも強化出来ます。防具の強化ならば特定の素材を組み合わせれば、防具が1つ上のランクに変化します。
よく考えたら、わざわざ強化する必要はないべぇな。うんだぁ。EXダンジョンに行けば、すぐに強い武具が手に入るべぇ。やる事がないと、1時間は長いべぇな。
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