91 / 122
第8章・ざまぁ編。
第91話・正義の味方。
しおりを挟む
「上だべぇ。上だべぇ。上って言ってるべぇ!こんな低い所を飛んでも意味ないべぇ!今の5倍の高さにさっさと上るだべぇ。」
(そんなところには何もないだろうに、やっぱり酔っ払っているな。)
飛行船の操縦士はエッサの指示を黙って聞いていますが、燃料の事も考えると、流石に言う事を全て聞ける訳じゃありません。燃料が切れて墜落する前に対策を考えないといけません。
(さてと、最終ダンジョン浮遊城は出現モンスターレベル44~70と、オラのレベルが50ぐらいないと勝つのは難しいべぇ。この飛行船の乗客達を上手く使えば、ラスボスの所まで行けるはずだべぇ。)
このゲームのラスボス『グロリア』は異界王を名乗り、エッサの暮らす世界を武力で侵略しようとします。資源の枯渇から、異世界は血みどろな資源の奪い奪われるという争いが何百年も続いていました。その争いで妻『ウルスラ』が死んだ事で、グロリアの侵略の決意が固まりました。
(ようするに、女房に反対されていたオラ達の世界への侵略作戦を、女房が死んだからやっているだけだべぇ。文明を発展させる為に自然を破壊し続けた自業自得だべぇ。でも、本当に悪いのはプロデューサーとシナリオ担当だべぇ!)
マップデザインナーに頼めば、すぐに枯渇した資源も元通りに回復します。キャラクターデザインナーに頼めば、死んだ妻も生き返ります。キャラクター達を追い込んで追い込んで、最悪の選択を迫る悪の権化は株式会社○○○です。
「おい!何だアレは?空に城が浮いているのか?」
『ガヤガヤ、ガヤガヤ。』と船員と乗客達が、飛空船の小さな窓から見える、菱形の城を指差して騒いでいます。
「どうやら、目的地に到着したようだべぇ。おい!そこの防具を着た冒険者はオラに武器と防具を寄越すべぇ。早く寄越さないとオラの魔法を無差別に使うべぇよ?」
(ハッタリだ!魔法を使えば飛行船が墜落して、この男も死ぬ事になる。魔法は使えないだろう。)
レベル31の冒険者の男はエッサを捕まえようと考えています。空に浮かぶ得体の知れない城に近づく危険と、目の前の武器も防具も装備していないエッサならば、間違いなくエッサを倒す方がリスクは低いです。
「時間切れだべぇ。天空より訪れし神々の雷!ライトニング!」
『ピィシャン!サァーーー。』
エッサは容赦なく、乗客の1人を魔法で殺してしまいました。
(違うべぇ!威嚇魔法だべぇ!誰もいない床を狙ってたのに、あの魔法が勝手にコース変えたんだべぇ!)
「このテロリストも!人間の命を何だと思ってんだ!この人で無しが~!」
今にも乗客と船員が一斉にエッサに襲い掛かりそうです。さすがにレベル1でも攻撃力は20~30ぐらいはあります。タコ殴りに遭えばおしまいです。
「………ふぅ~。初回だから、特別に5秒待ってやったべぇ。早く寄越さないと1分以内に乗客が1人もいなくなるべぇよ?くっくくく。それとも全員殺してから奪った方がいいのかべぇ?」
エッサはボキボキと両手の骨を鳴らして、乗客達に向かって歩き出しました。今にも虐殺を始めそうな感じです。
(早く寄越すべぇ!早く寄越さない殺さないといけない感じだべぇよ。もうHP回復薬1個でいいから早く寄越すべぇ。)
「済まない、みんな。俺にみんなの命を預けてくれ!俺の装備が欲しいなら、俺を殺して奪い取ってみろ!うおぉぉぉお~!」
「「「うおぉぉぉお~!」」」
勇敢なる冒険者と船員、乗客達が玉砕覚悟で一斉に攻撃を始めました。
「やめるべぇ!話せば分かるべぇ!オラ達は仲間だべぇ!」
「死ねぇ~!」
『ガァン!』
(殺す気か!)
ブンブンと剣を振り回して、この冒険者は本気でエッサを殺すつもりです。
「この人殺しめ!兄さんの仇!」
乗客の1人が拳を振り上げて、エッサに襲い掛かりました。
(人違いだべぇ。雑魚は邪魔だべぇ。)
『ブン、パァン!サァーーー。』
(あっ!つい攻撃してしまったべぇ。でもアイツがオラを殴ろうとするから悪いんだべぇ。オラは全然悪くないべぇ。9対1でアイツにも1割ぐらいは過失があるはずだべぇ。うんだぁ。間違いねぇ。)
1人、2人、3人とレベル1程度の乗客は、エッサに1発殴られると消滅して行きます。さすが勝てない事が分かって来たようです。
「みんなは下がってくれ。おい!1対1で俺と勝負しろ!お前が勝てたら死んだ俺から装備を奪い取れ。ただし、船員と乗客には絶対に手を出さないと約束してくれ。頼む、この通りだ!」
エッサにも目の前の土下座する冒険者のように、夢と希望、愛と正義を信じて正義の味方をやっていた頃がありました。でも、もう終わった事です。この世界はレベルと強さが全てです。強ければ夢も希望も、愛も正義も手に入るのです。
「天空より訪れし神々の雷!ライトニング!」
『ピィシャン!』と土下座する冒険者の男に落雷が直撃しました。
「うぐぅ、この卑怯者め!」
「早く装備を寄越すべぇ。次はお前じゃなくて、乗客を狙うべぇよ。正義の味方のお前じゃ、オラには勝てないべぇよ。」
冒険者は悔しくて涙を流しています。エッサに剣や防具を奪われました。何だか、霊峰ミルドのルナとのやり取りをエッサは思い出しているようです。
(ふっふふふ。このオラが今じゃ、ルナと同じ事をしているべぇ。力尽くで物を奪うのは全然楽しくないんだべぇな。)
飛空船は目指す目的地に到着しました。凶悪なフロアモンスターが彷徨く通路の先に、ラスボスが待っているはずです。何とかラスボスに協力してもらい、エミィから奪われたものを全て取り返しましょう。
(そんなところには何もないだろうに、やっぱり酔っ払っているな。)
飛行船の操縦士はエッサの指示を黙って聞いていますが、燃料の事も考えると、流石に言う事を全て聞ける訳じゃありません。燃料が切れて墜落する前に対策を考えないといけません。
(さてと、最終ダンジョン浮遊城は出現モンスターレベル44~70と、オラのレベルが50ぐらいないと勝つのは難しいべぇ。この飛行船の乗客達を上手く使えば、ラスボスの所まで行けるはずだべぇ。)
このゲームのラスボス『グロリア』は異界王を名乗り、エッサの暮らす世界を武力で侵略しようとします。資源の枯渇から、異世界は血みどろな資源の奪い奪われるという争いが何百年も続いていました。その争いで妻『ウルスラ』が死んだ事で、グロリアの侵略の決意が固まりました。
(ようするに、女房に反対されていたオラ達の世界への侵略作戦を、女房が死んだからやっているだけだべぇ。文明を発展させる為に自然を破壊し続けた自業自得だべぇ。でも、本当に悪いのはプロデューサーとシナリオ担当だべぇ!)
マップデザインナーに頼めば、すぐに枯渇した資源も元通りに回復します。キャラクターデザインナーに頼めば、死んだ妻も生き返ります。キャラクター達を追い込んで追い込んで、最悪の選択を迫る悪の権化は株式会社○○○です。
「おい!何だアレは?空に城が浮いているのか?」
『ガヤガヤ、ガヤガヤ。』と船員と乗客達が、飛空船の小さな窓から見える、菱形の城を指差して騒いでいます。
「どうやら、目的地に到着したようだべぇ。おい!そこの防具を着た冒険者はオラに武器と防具を寄越すべぇ。早く寄越さないとオラの魔法を無差別に使うべぇよ?」
(ハッタリだ!魔法を使えば飛行船が墜落して、この男も死ぬ事になる。魔法は使えないだろう。)
レベル31の冒険者の男はエッサを捕まえようと考えています。空に浮かぶ得体の知れない城に近づく危険と、目の前の武器も防具も装備していないエッサならば、間違いなくエッサを倒す方がリスクは低いです。
「時間切れだべぇ。天空より訪れし神々の雷!ライトニング!」
『ピィシャン!サァーーー。』
エッサは容赦なく、乗客の1人を魔法で殺してしまいました。
(違うべぇ!威嚇魔法だべぇ!誰もいない床を狙ってたのに、あの魔法が勝手にコース変えたんだべぇ!)
「このテロリストも!人間の命を何だと思ってんだ!この人で無しが~!」
今にも乗客と船員が一斉にエッサに襲い掛かりそうです。さすがにレベル1でも攻撃力は20~30ぐらいはあります。タコ殴りに遭えばおしまいです。
「………ふぅ~。初回だから、特別に5秒待ってやったべぇ。早く寄越さないと1分以内に乗客が1人もいなくなるべぇよ?くっくくく。それとも全員殺してから奪った方がいいのかべぇ?」
エッサはボキボキと両手の骨を鳴らして、乗客達に向かって歩き出しました。今にも虐殺を始めそうな感じです。
(早く寄越すべぇ!早く寄越さない殺さないといけない感じだべぇよ。もうHP回復薬1個でいいから早く寄越すべぇ。)
「済まない、みんな。俺にみんなの命を預けてくれ!俺の装備が欲しいなら、俺を殺して奪い取ってみろ!うおぉぉぉお~!」
「「「うおぉぉぉお~!」」」
勇敢なる冒険者と船員、乗客達が玉砕覚悟で一斉に攻撃を始めました。
「やめるべぇ!話せば分かるべぇ!オラ達は仲間だべぇ!」
「死ねぇ~!」
『ガァン!』
(殺す気か!)
ブンブンと剣を振り回して、この冒険者は本気でエッサを殺すつもりです。
「この人殺しめ!兄さんの仇!」
乗客の1人が拳を振り上げて、エッサに襲い掛かりました。
(人違いだべぇ。雑魚は邪魔だべぇ。)
『ブン、パァン!サァーーー。』
(あっ!つい攻撃してしまったべぇ。でもアイツがオラを殴ろうとするから悪いんだべぇ。オラは全然悪くないべぇ。9対1でアイツにも1割ぐらいは過失があるはずだべぇ。うんだぁ。間違いねぇ。)
1人、2人、3人とレベル1程度の乗客は、エッサに1発殴られると消滅して行きます。さすが勝てない事が分かって来たようです。
「みんなは下がってくれ。おい!1対1で俺と勝負しろ!お前が勝てたら死んだ俺から装備を奪い取れ。ただし、船員と乗客には絶対に手を出さないと約束してくれ。頼む、この通りだ!」
エッサにも目の前の土下座する冒険者のように、夢と希望、愛と正義を信じて正義の味方をやっていた頃がありました。でも、もう終わった事です。この世界はレベルと強さが全てです。強ければ夢も希望も、愛も正義も手に入るのです。
「天空より訪れし神々の雷!ライトニング!」
『ピィシャン!』と土下座する冒険者の男に落雷が直撃しました。
「うぐぅ、この卑怯者め!」
「早く装備を寄越すべぇ。次はお前じゃなくて、乗客を狙うべぇよ。正義の味方のお前じゃ、オラには勝てないべぇよ。」
冒険者は悔しくて涙を流しています。エッサに剣や防具を奪われました。何だか、霊峰ミルドのルナとのやり取りをエッサは思い出しているようです。
(ふっふふふ。このオラが今じゃ、ルナと同じ事をしているべぇ。力尽くで物を奪うのは全然楽しくないんだべぇな。)
飛空船は目指す目的地に到着しました。凶悪なフロアモンスターが彷徨く通路の先に、ラスボスが待っているはずです。何とかラスボスに協力してもらい、エミィから奪われたものを全て取り返しましょう。
0
お気に入りに追加
156
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈@12/27電子書籍配信
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
【コミカライズ決定】地味令嬢は冤罪で処刑されて逆行転生したので、華麗な悪女を目指します!~目隠れ美形の天才王子に溺愛されまして~
胡蝶乃夢
恋愛
婚約者である王太子の望む通り『理想の淑女』として尽くしてきたにも関わらず、婚約破棄された挙句に冤罪で処刑されてしまった公爵令嬢ガーネット。
時間が遡り目覚めたガーネットは、二度と自分を犠牲にして尽くしたりしないと怒り、今度は自分勝手に生きる『華麗な悪女』になると決意する。
王太子の弟であるルベリウス王子にガーネットは留学をやめて傍にいて欲しいと願う。
処刑された時、留学中でいなかった彼がガーネットの傍にいることで運命は大きく変わっていく。
これは、不憫な地味令嬢が華麗な悪女へと変貌して周囲を魅了し、幼馴染の天才王子にも溺愛され、ざまぁして幸せになる物語です。
私のお父様とパパ様
棗
ファンタジー
非常に過保護で愛情深い二人の父親から愛される娘メアリー。
婚約者の皇太子と毎月あるお茶会で顔を合わせるも、彼の隣には幼馴染の女性がいて。
大好きなお父様とパパ様がいれば、皇太子との婚約は白紙になっても何も問題はない。
※箱入り娘な主人公と娘溺愛過保護な父親コンビのとある日のお話。
追記(2021/10/7)
お茶会の後を追加します。
更に追記(2022/3/9)
連載として再開します。
傷物令嬢シャルロットは辺境伯様の人質となってスローライフ
悠木真帆
恋愛
侯爵令嬢シャルロット・ラドフォルンは幼いとき王子を庇って右上半身に大やけどを負う。
残ったやけどの痕はシャルロットに暗い影を落とす。
そんなシャルロットにも他国の貴族との婚約が決まり幸せとなるはずだった。
だがーー
月あかりに照らされた婚約者との初めての夜。
やけどの痕を目にした婚約者は顔色を変えて、そのままベッドの上でシャルロットに婚約破棄を申し渡した。
それ以来、屋敷に閉じこもる生活を送っていたシャルロットに父から敵国の人質となることを命じられる。
【完結】ここって天国?いいえBLの世界に転生しました
三園 七詩
恋愛
麻衣子はBL大好きの腐りかけのオタク、ある日道路を渡っていた綺麗な猫が車に引かれそうになっているのを助けるために命を落とした。
助けたその猫はなんと神様で麻衣子を望む異世界へと転生してくれると言う…チートでも溺愛でも悪役令嬢でも望むままに…しかし麻衣子にはどれもピンと来ない…どうせならBLの世界でじっくりと生でそれを拝みたい…
神様はそんな麻衣子の願いを叶えてBLの世界へと転生させてくれた!
しかもその世界は生前、麻衣子が買ったばかりのゲームの世界にそっくりだった!
攻略対象の兄と弟を持ち、王子の婚約者のマリーとして生まれ変わった。
ゲームの世界なら王子と兄、弟やヒロイン(男)がイチャイチャするはずなのになんかおかしい…
知らず知らずのうちに攻略対象達を虜にしていくマリーだがこの世界はBLと疑わないマリーはそんな思いは露知らず…
注)BLとありますが、BL展開はほぼありません。
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる