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第2章・王都入門編。
第16話・都会は怖い。
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「あれが出口だな?まだ空が明るいから、夜までには王都に着かないとな。」
そういえば、王都といえば本物のエロ本が売ってるでねぇか!この本には王都で売っている物も住んでいる人も全部載っているはずだぁ。まずは、何処に売っているか下調べしとかないとな!
『パラ。パラ。パラ。パラ。』
「ど、どういう事だあ?本に載ってねぇどぉ?いやいや、この行商人のお姉さんが怪しいだあ。裏で販売しているかもしれねぇ。でも、この呪われたアイテムの鑑定をやっている道具屋も怪しいだ!この『いにしえの禁書』が『エロ本』の事を言っているのかもしれねぇ。うんだぁ。父ちゃんが都会には人間の皮を被った魔物が住んでると言ってただ。そうに違いねぇ。」
はぁ~~、村のみんなにお土産を買って行きたいけど、オラが戻ったら、またパニックになるだけだし、この王都を第二の故郷と思って頑張るしかねぇ。それに王都には村一番の美女のエミィが雑草に見えるような美女が沢山いるらしい。
「ごくん。まずは酒場の看板娘フローラちゃんの所に向かわねぇ~とな。これは腹が減っている訳であって、フローラちゃんを見たいという下心がある訳じゃねぇ。うんだぁ、うんだぁ。」
やっぱり王都は凄えなぁ。武器屋だけでも何軒もあるし、酒場も二軒もあるし、この闘技場なんて戦うだけで、お金が貰えるなんて信じらんねぇ。オラみたい田舎者なんか、都会の人は誰も相手にしてくれないんだろうなぁ?田舎にも帰れねぇ、都会にも馴染めねぇ、オラの居場所は何処にもないのかもしれねぇな。
テクテクテク、テクテクテク、テクテク、ピィタ。ジィーーーーーと王都の入り口は、まだまだ先です。それでもエッサは、整備された石の道に立ち止まって、目の前に広がる巨大な王都を見上げてしまいました。
「凄え!なんじゃこりゃあ~~!山じゃあ!山のような家じゃ!」
父ちゃん、母ちゃん、噂に聞いた都は山です。オラの住んでいた村が何百個も作れそうな大きな山です。あの大きさなら巨人が住んでいると言われても、信じてしまいそうです。
「はぁ~~、都の端が見えねべぇ。オラ、とんでもない所に来てしまったのかもしれねぇ~。」
本の中の王都はあんなに小さかったのに、実際に見ると全然大きさが違うんだなぁ。オラのような田舎者はすぐに迷子になって、都会の人達に指差されて笑われるに違いねぇ。はぁ~、お金もそんなに持ってねぇし、オラ、都会に住める自信なんて、これぽっちもねぇ。
「この服もダサくねぇか?泥で汚れた白シャツに木綿の長ズボン、この上に鉄の兜に鉄の鎧なんて田舎のダサい奴代表じゃねぇか?きっと都会のお洒落な門番さんに通行止めされるだけだぁ!嫌だぁ、嫌だぁ、オラさ、田舎に帰るだぁ!」
でも、田舎に帰る前に酒場のフローラちゃんの所で、飯を食わねぇと駄目だぁ。うんだぁ、うんだぁ。それだけやったら、村の隅の方に何とか住まわせてもらお。うんだぁ。
そういえば、王都といえば本物のエロ本が売ってるでねぇか!この本には王都で売っている物も住んでいる人も全部載っているはずだぁ。まずは、何処に売っているか下調べしとかないとな!
『パラ。パラ。パラ。パラ。』
「ど、どういう事だあ?本に載ってねぇどぉ?いやいや、この行商人のお姉さんが怪しいだあ。裏で販売しているかもしれねぇ。でも、この呪われたアイテムの鑑定をやっている道具屋も怪しいだ!この『いにしえの禁書』が『エロ本』の事を言っているのかもしれねぇ。うんだぁ。父ちゃんが都会には人間の皮を被った魔物が住んでると言ってただ。そうに違いねぇ。」
はぁ~~、村のみんなにお土産を買って行きたいけど、オラが戻ったら、またパニックになるだけだし、この王都を第二の故郷と思って頑張るしかねぇ。それに王都には村一番の美女のエミィが雑草に見えるような美女が沢山いるらしい。
「ごくん。まずは酒場の看板娘フローラちゃんの所に向かわねぇ~とな。これは腹が減っている訳であって、フローラちゃんを見たいという下心がある訳じゃねぇ。うんだぁ、うんだぁ。」
やっぱり王都は凄えなぁ。武器屋だけでも何軒もあるし、酒場も二軒もあるし、この闘技場なんて戦うだけで、お金が貰えるなんて信じらんねぇ。オラみたい田舎者なんか、都会の人は誰も相手にしてくれないんだろうなぁ?田舎にも帰れねぇ、都会にも馴染めねぇ、オラの居場所は何処にもないのかもしれねぇな。
テクテクテク、テクテクテク、テクテク、ピィタ。ジィーーーーーと王都の入り口は、まだまだ先です。それでもエッサは、整備された石の道に立ち止まって、目の前に広がる巨大な王都を見上げてしまいました。
「凄え!なんじゃこりゃあ~~!山じゃあ!山のような家じゃ!」
父ちゃん、母ちゃん、噂に聞いた都は山です。オラの住んでいた村が何百個も作れそうな大きな山です。あの大きさなら巨人が住んでいると言われても、信じてしまいそうです。
「はぁ~~、都の端が見えねべぇ。オラ、とんでもない所に来てしまったのかもしれねぇ~。」
本の中の王都はあんなに小さかったのに、実際に見ると全然大きさが違うんだなぁ。オラのような田舎者はすぐに迷子になって、都会の人達に指差されて笑われるに違いねぇ。はぁ~、お金もそんなに持ってねぇし、オラ、都会に住める自信なんて、これぽっちもねぇ。
「この服もダサくねぇか?泥で汚れた白シャツに木綿の長ズボン、この上に鉄の兜に鉄の鎧なんて田舎のダサい奴代表じゃねぇか?きっと都会のお洒落な門番さんに通行止めされるだけだぁ!嫌だぁ、嫌だぁ、オラさ、田舎に帰るだぁ!」
でも、田舎に帰る前に酒場のフローラちゃんの所で、飯を食わねぇと駄目だぁ。うんだぁ、うんだぁ。それだけやったら、村の隅の方に何とか住まわせてもらお。うんだぁ。
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