3 / 50
第3話 雨に打たれた人生最悪の日
しおりを挟む
「マズイ! これは非常にマズイ! 私は騙されたんじゃないのか!」
私はシンシアとの甘い三ヶ月間の回想をやめると、頭を押さえて地面に座り込んだ。
今はこんな事をしている場合ではない。
彼女はお金は必ず返すと言っていた。
私はそれを信じた。そして、信じた結果がこれだ。
「と、とりあえず、今やるべき事を考えよう!」
落ち着いて考えないと駄目だ。
まだ騙されたと決まった訳じゃない。
携帯が壊れたとか、番号を変えただけの可能性もある。
しばらく、待てば連絡が来る可能性は十分にある。
今出来る事は、妻のオリビアに電話して、服と金を持って来てもらう事だけだ。
プルルルル、プルルルル——
『はい、もしもし……』
シンシアと違って、妻はすぐに電話に出た。
こういう非常事態の為に暇な専業主婦をやらせていたから当然か。
私が風邪を引いた時にしか役に立たなかった女だが、ようやく少しは役に立ってくれそうだ。
「ほっ……悪いが今すぐに会社の近くにタクシーで来てくれ。服と金——」
『離婚しましょう』
「んっ? おい、今何って言ったんだ?」
私が話している最中なのに、妻が何かを言ってきた。
上手く聞き取れなかったが、どうせ、どうでもいい話だ。
『離婚しましょう。会社の人達が家までやって来たの。家も銀行口座も差し押さえられたわ。若い女に貢ぐ為に会社のお金を横領したんですってね』
「なっ……」
部長め、汚い真似をしやがって。
小部屋で私を事情聴取している隙を突いて、会社の連中を家に送ったようだ。
いや、早すぎる。きっと家の前で私が出勤するまで待機させていやがったな。
「いや、いやいや、違うぞ‼︎ これは何かの間違いなんだ。ゆっくり話そう。そうだ、ランディはどうするんだ? まだ子供だぞ」
私は何とか冷静さを失って、感情的になっている妻を落ち着かせる事にした。
この程度の事で離婚するなんて大袈裟過ぎる。
『それなら問題ないわ。ランディは私と一緒に実家に帰るから……今まであなたに我慢して一緒にいたけど、もう限界。あなたが馬鹿な事をして、家も預金も娘も失ったわ。あなたへの気持ちもね……これ以上、付き合いきれないの。これ以上、私達の人生を無駄な事に投資させないで……』
「おい、オリビア! 正気か! 誰が今までお前達を——」
ツゥツゥツゥ……。
「おい、オリビア⁉︎ おい! ……クソォーーーー‼︎」
オリビアは一方的に話し終わると電話を切りやがった。
私はすぐさま電話をかけ直したが、あの女は二度と電話に出なかった。
誰のお陰で十九年間も美味い飯を食べられたのか分かっていない。
私のお陰だ! 巫山戯やがって。
一度も会社という名の戦場で働いた事がない女が、私のやり方に文句を言ってきた。
無駄な投資だと言うなら、それはこちらの台詞だ。
そもそも女としての魅力が低下していたから、こうなったんだろうが。
私に文句を言う方が間違っている。
「ちっ……これだから女は役に立たないんだ」
女は感情的に行動するから面倒くさい。
私は会社の同僚達に電話で事情を話して助けてもらう事にした。
こんな時に一番頼りになるのは、同じ職場で働いてきた戦友という名の同僚しかいない。
もう役立たずの妻には頼らない。
プルルルル、プルルルル——
「私だ。ちょっとお願いしたい事があるんだが……」
『悪いけど、もう電話しないでくれ。忙しいし、迷惑なんだよ』
『お前の所為でうちの会社の信頼は地に落ちた。お前の業績は会社の汚点として語り継がれるだろうな』
『責任を取るなら、履歴書に会社の名前を書くんじゃないぞ。お前と同じレベルの人間だとは思われたくないだよ』
『金を貸せだって? 巫山戯るなよ。まだ盗み足りないのかよ』
「おい、ちょ、ちょっと待ってくれ⁉︎」
ツゥツゥツゥ……。
「……何が一生付いて行きますだ! この大嘘吐き共が!」
私の電話に出た数少ない同僚達の反応はどれも同じようなものだった。
何度も飲みに誘って奢ってやったのも忘れている。
あれは会社の金じゃなくて、私の金だぞ!
「ちくしょう、あの部長の奴め。もうペラペラと喋りやがったなぁー!」
私が横領で解雇された情報は、もう営業部長の手によって、営業課に所属する同僚達に伝えられたようだ。
車と金だけじゃ足りずに、私から家族や仲間まで奪い取ろうなんて、普通そこまで酷い事はしない。
きっと私が昇進できないように、部長が裏で邪魔していたに違いない。
「腐れ野朗が! 道理で昇進できないはずだ!」
ガッ、ガッ、ガッ、ガッ、ガッ——腹立たしい気持ちを込めて知らない会社の壁をブン殴り続ける。
あの部長は自分の役職を守る為に私を妨害していた。
証拠はないが間違いない。いや、絶対にそうだ。
「ハァハァ、ハァハァ……痛い」
でも、今はそんな事はどうでもいい。もっと重要な問題がある。
お金もなく、住む場所もない。助けてくれる家族も同僚もいない。
このままでは野垂れ死んでしまう。
別の会社で営業として再出発するにも、閉鎖された街で横領という前科があったら何処も雇ってくれない。
そして、全てを奪われた私を住み込みで雇ってくれる仕事場なんて、一日で見つかるはずがない。
もう終わりだ。
「んっ? 雨か……」
ポツポツと雨が降り出してきた。
空を見上げると、早朝の青空が雨雲に変わっていた。
天気予報では、昼から三十パーセントの予報だった。
時計は没収されたが、携帯電話で時刻は分かる。
時刻はいつの間にか、午前十一時四十分を指していた。
「…………」
ザァーザァーと雨が本格的に降り始めてきた。
路地裏から雨宿り出来そうな場所に移動したいが、ワイシャツにトランクスに靴無しの黒靴下だ。
こんな服装で雨宿りなんて出来ない。
すぐに変態として通報されてしまう。
当然、身元引き受け人なんて現れない。
それに行く場所なんてない。
このまま倒れるまで雨に打たれ続けてもいいかもしれない。
会社に家族と家とズボンを奪われた哀れな男として、新聞に載れるかもしれない。
そうなれば、ズボンまで奪った非情な営業部長の責任が問われるはずだ。
でも、そんな事をしたら訴えられてしまう。
せっかく裁判を受けずに穏便に済ませられたのに、これ以上家族に迷惑をかける事は出来ない。
野垂れ死ぬ前に何とかしないといけない。
「他に行く当てはない。それに住み込みで金が稼げる仕事場も……行くしかないか」
濡れた段ボールから手帳を見つけると、今朝、見たばかりの娘の手紙と写真を抜き取った。
手紙には住んでいる町の名前が書かれていた。
この町に行けば、娘に会えるかもしれない。
「まずは目的地に向かう長距離トラックでも探すとするか」
タダで娘の所に行く方法はある。
目的地に向かう車をヒッチハイクすれば、辿り着けるはずだ。
幸いな事に段ボールと段ボールの中に黒ペンがある。必要な道具は既に持っている。
それにワイシャツにトランクスを着ている。裸じゃない。捕まる事はないだろう。
私は路地裏から出ると、ザァーザァーと降り続ける雨の中を僅かな希望を持って歩き出した。
その結果、数分後……警察官がやって来た。
「そこの男、そんな格好で何をしている!」
「その手に持っている段ボールは何だ! 爆弾なのか? 動くなよ!」
「きゃああああ! 爆弾魔よぉー!」
「逃げろぉー! 爆発するぞ!」
「…………」
ワーワー、キャーキャー。
まあいい、今日は人生最悪の日だ。
通行人達は逃げ回り、警察官には拳銃を向けられている。
雨で段ボールに書いた文字が滲んでしまったようだ。
まあ、事情を話せば目的地まで送ってくれるかもしれない。
全てを失い、冷たい雨に打たれている哀れな男に対して、そのぐらいの優しさはあると信じたい。
♢
私はシンシアとの甘い三ヶ月間の回想をやめると、頭を押さえて地面に座り込んだ。
今はこんな事をしている場合ではない。
彼女はお金は必ず返すと言っていた。
私はそれを信じた。そして、信じた結果がこれだ。
「と、とりあえず、今やるべき事を考えよう!」
落ち着いて考えないと駄目だ。
まだ騙されたと決まった訳じゃない。
携帯が壊れたとか、番号を変えただけの可能性もある。
しばらく、待てば連絡が来る可能性は十分にある。
今出来る事は、妻のオリビアに電話して、服と金を持って来てもらう事だけだ。
プルルルル、プルルルル——
『はい、もしもし……』
シンシアと違って、妻はすぐに電話に出た。
こういう非常事態の為に暇な専業主婦をやらせていたから当然か。
私が風邪を引いた時にしか役に立たなかった女だが、ようやく少しは役に立ってくれそうだ。
「ほっ……悪いが今すぐに会社の近くにタクシーで来てくれ。服と金——」
『離婚しましょう』
「んっ? おい、今何って言ったんだ?」
私が話している最中なのに、妻が何かを言ってきた。
上手く聞き取れなかったが、どうせ、どうでもいい話だ。
『離婚しましょう。会社の人達が家までやって来たの。家も銀行口座も差し押さえられたわ。若い女に貢ぐ為に会社のお金を横領したんですってね』
「なっ……」
部長め、汚い真似をしやがって。
小部屋で私を事情聴取している隙を突いて、会社の連中を家に送ったようだ。
いや、早すぎる。きっと家の前で私が出勤するまで待機させていやがったな。
「いや、いやいや、違うぞ‼︎ これは何かの間違いなんだ。ゆっくり話そう。そうだ、ランディはどうするんだ? まだ子供だぞ」
私は何とか冷静さを失って、感情的になっている妻を落ち着かせる事にした。
この程度の事で離婚するなんて大袈裟過ぎる。
『それなら問題ないわ。ランディは私と一緒に実家に帰るから……今まであなたに我慢して一緒にいたけど、もう限界。あなたが馬鹿な事をして、家も預金も娘も失ったわ。あなたへの気持ちもね……これ以上、付き合いきれないの。これ以上、私達の人生を無駄な事に投資させないで……』
「おい、オリビア! 正気か! 誰が今までお前達を——」
ツゥツゥツゥ……。
「おい、オリビア⁉︎ おい! ……クソォーーーー‼︎」
オリビアは一方的に話し終わると電話を切りやがった。
私はすぐさま電話をかけ直したが、あの女は二度と電話に出なかった。
誰のお陰で十九年間も美味い飯を食べられたのか分かっていない。
私のお陰だ! 巫山戯やがって。
一度も会社という名の戦場で働いた事がない女が、私のやり方に文句を言ってきた。
無駄な投資だと言うなら、それはこちらの台詞だ。
そもそも女としての魅力が低下していたから、こうなったんだろうが。
私に文句を言う方が間違っている。
「ちっ……これだから女は役に立たないんだ」
女は感情的に行動するから面倒くさい。
私は会社の同僚達に電話で事情を話して助けてもらう事にした。
こんな時に一番頼りになるのは、同じ職場で働いてきた戦友という名の同僚しかいない。
もう役立たずの妻には頼らない。
プルルルル、プルルルル——
「私だ。ちょっとお願いしたい事があるんだが……」
『悪いけど、もう電話しないでくれ。忙しいし、迷惑なんだよ』
『お前の所為でうちの会社の信頼は地に落ちた。お前の業績は会社の汚点として語り継がれるだろうな』
『責任を取るなら、履歴書に会社の名前を書くんじゃないぞ。お前と同じレベルの人間だとは思われたくないだよ』
『金を貸せだって? 巫山戯るなよ。まだ盗み足りないのかよ』
「おい、ちょ、ちょっと待ってくれ⁉︎」
ツゥツゥツゥ……。
「……何が一生付いて行きますだ! この大嘘吐き共が!」
私の電話に出た数少ない同僚達の反応はどれも同じようなものだった。
何度も飲みに誘って奢ってやったのも忘れている。
あれは会社の金じゃなくて、私の金だぞ!
「ちくしょう、あの部長の奴め。もうペラペラと喋りやがったなぁー!」
私が横領で解雇された情報は、もう営業部長の手によって、営業課に所属する同僚達に伝えられたようだ。
車と金だけじゃ足りずに、私から家族や仲間まで奪い取ろうなんて、普通そこまで酷い事はしない。
きっと私が昇進できないように、部長が裏で邪魔していたに違いない。
「腐れ野朗が! 道理で昇進できないはずだ!」
ガッ、ガッ、ガッ、ガッ、ガッ——腹立たしい気持ちを込めて知らない会社の壁をブン殴り続ける。
あの部長は自分の役職を守る為に私を妨害していた。
証拠はないが間違いない。いや、絶対にそうだ。
「ハァハァ、ハァハァ……痛い」
でも、今はそんな事はどうでもいい。もっと重要な問題がある。
お金もなく、住む場所もない。助けてくれる家族も同僚もいない。
このままでは野垂れ死んでしまう。
別の会社で営業として再出発するにも、閉鎖された街で横領という前科があったら何処も雇ってくれない。
そして、全てを奪われた私を住み込みで雇ってくれる仕事場なんて、一日で見つかるはずがない。
もう終わりだ。
「んっ? 雨か……」
ポツポツと雨が降り出してきた。
空を見上げると、早朝の青空が雨雲に変わっていた。
天気予報では、昼から三十パーセントの予報だった。
時計は没収されたが、携帯電話で時刻は分かる。
時刻はいつの間にか、午前十一時四十分を指していた。
「…………」
ザァーザァーと雨が本格的に降り始めてきた。
路地裏から雨宿り出来そうな場所に移動したいが、ワイシャツにトランクスに靴無しの黒靴下だ。
こんな服装で雨宿りなんて出来ない。
すぐに変態として通報されてしまう。
当然、身元引き受け人なんて現れない。
それに行く場所なんてない。
このまま倒れるまで雨に打たれ続けてもいいかもしれない。
会社に家族と家とズボンを奪われた哀れな男として、新聞に載れるかもしれない。
そうなれば、ズボンまで奪った非情な営業部長の責任が問われるはずだ。
でも、そんな事をしたら訴えられてしまう。
せっかく裁判を受けずに穏便に済ませられたのに、これ以上家族に迷惑をかける事は出来ない。
野垂れ死ぬ前に何とかしないといけない。
「他に行く当てはない。それに住み込みで金が稼げる仕事場も……行くしかないか」
濡れた段ボールから手帳を見つけると、今朝、見たばかりの娘の手紙と写真を抜き取った。
手紙には住んでいる町の名前が書かれていた。
この町に行けば、娘に会えるかもしれない。
「まずは目的地に向かう長距離トラックでも探すとするか」
タダで娘の所に行く方法はある。
目的地に向かう車をヒッチハイクすれば、辿り着けるはずだ。
幸いな事に段ボールと段ボールの中に黒ペンがある。必要な道具は既に持っている。
それにワイシャツにトランクスを着ている。裸じゃない。捕まる事はないだろう。
私は路地裏から出ると、ザァーザァーと降り続ける雨の中を僅かな希望を持って歩き出した。
その結果、数分後……警察官がやって来た。
「そこの男、そんな格好で何をしている!」
「その手に持っている段ボールは何だ! 爆弾なのか? 動くなよ!」
「きゃああああ! 爆弾魔よぉー!」
「逃げろぉー! 爆発するぞ!」
「…………」
ワーワー、キャーキャー。
まあいい、今日は人生最悪の日だ。
通行人達は逃げ回り、警察官には拳銃を向けられている。
雨で段ボールに書いた文字が滲んでしまったようだ。
まあ、事情を話せば目的地まで送ってくれるかもしれない。
全てを失い、冷たい雨に打たれている哀れな男に対して、そのぐらいの優しさはあると信じたい。
♢
0
お気に入りに追加
67
あなたにおすすめの小説
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
異世界居酒屋「陽羽南」~異世界から人外が迷い込んできました~
八百十三
ファンタジー
東京都新宿区、歌舞伎町。
世界有数の繁華街に新しくオープンした居酒屋「陽羽南(ひばな)」の店員は、エルフ、獣人、竜人!?
異世界から迷い込んできた冒険者パーティーを率いる犬獣人の魔法使い・マウロは、何の因果か出会った青年実業家に丸め込まれて居酒屋で店員として働くことに。
仲間と共に働くにつれてこちらの世界にも馴染んできたところで、彼は「故郷の世界が直面する危機」を知る――
●コンテスト・小説大賞選考結果記録
第10回ネット小説大賞一次選考通過
※小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+、エブリスタにも並行して投稿しています
https://ncode.syosetu.com/n5744eu/
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886816699
https://novelup.plus/story/630860754
https://estar.jp/novels/25628712
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる