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百叩きの刑
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南蛮船から積み荷の一部を盗んだ疑いで甚吉(じんきち)なる男が長崎奉行所の拷問部屋に放り込まれる。
遠山景晋「さっさと盗んだ物の隠し場所を吐かないか!これ以上は庇い立て出来ないぞ!」と南蛮人から要求された甚吉引き渡し期日が迫っています。
甚吉「お奉行様!盗んでもいない物をどうやって返せばいいのか、オラに教えてくださいよ。お奉行様は賢い人だから分かるでしょう」と景晋に甚吉が盗んだ物を肩代わりさせようとします。
遠山景晋「お主、儂に盗んだ物の代わりを用意しろと言っているのか!えぇい!鬼頭を呼べ!この狡賢い小悪党を拷問してやれ!」と外の役人に急いで鬼頭を連れて来るように指示した。
甚吉は拷問という言葉に反応したが、盗んだ物を売り払えば、大金が手に入る。そう思えば、骨の一本や二本折られるのも、肉が裂かれるのも耐え切る覚悟があった。
遠山景晋「儂に隠し場所を吐かなかった事を後悔しろ!」と拷問部屋を出て行ってしまいました。
しばらくすると『スゥ~!』と拷問部屋の扉がゆっくりと開いていきます。
鬼頭仁之助は甚吉なる人物の両肩に手を置いて、肩を揉み始めました。甚吉は黙って肩を揉まれ続けました。
鬼頭「準備はいいな?早速、始めるぞ!」と甚吉の前の椅子に座ると鬼の形相で甚吉を睨みつけました。
甚吉は恐怖で『ひぃ~ぃ!』と短い悲鳴を上げると股下から生温かいものが流れます。
鬼頭は甚吉のションベンの臭いに顔をしかめます。鬼頭はゆっくりと拷問を開始しました。
鬼頭「『ピィピィ、ピィピィ、ピィ、チィチィ!』今日も木の上でスズメのスちゃんとズちゃんとメちゃんは3人仲良くおしゃべりをしています。ズちゃん『なんだか最近、とっても身体が重いんだ!飛ぶのも一苦労だよ!』となんだか顔色も良くありません。メちゃん『ミミズの食べ過ぎだよ!この前も蛇みたいに大きなミミズを食べようとしてたんだから!』と食いしん坊のズちゃんをからかいます」とスズメの鳴き真似から始まり、ゆっくりと丁寧に甚吉に伝わるように話します。
甚吉はスズメが喋るわけないだろうが!さっさと拷問を始めろよ!と思っていました。
鬼頭「ズちゃん『僕もうだめだ!』と木の上からズちゃんは真っ逆さまに落ちて死んでしまいました。スちゃん『大変だ、大変だ!ズちゃんが死んじゃった!メちゃんどうしよう?』と大慌てです。メちゃんは落ち着いて答えます『お葬式あげよう!今日はズちゃんのお葬式だよ!』と『ピィピィ!』と悲しそうな鳴き声です」と話し続けます。
甚吉はどうして、ズちゃん死ぬんだよ!ずっと3人一緒だって約束したじゃないか!と話しを聞き続けています。
鬼頭「スちゃんとメちゃんは日の当たる場所を探して、ズちゃんを嘴で運びます。スちゃん『ズちゃん、重過ぎだよ!』とスちゃんとメちゃんは大笑いです。2人は街道までズちゃんを運ぶと、メちゃん『ここが良いわ!通る人も多いし、明るくてミミズもいるはずよ!』スちゃん『じゃあ、お墓を作ろう!この辺の土が柔らかそうだ!』と街道の地面を嘴で『コッコッ!』叩きます。メちゃんも『コッコッ!』と地面を嘴で叩きます。スちゃんとメちゃんは『コッコッコッコッコッコッコッコッコッコッコッコッ!』と時間も忘れて穴を掘り続けます」と話し続けます。
甚吉はスちゃんとメちゃんの小さな嘴で穴を掘り続ける姿を想像して、目を潤ませながら、話しを聞き続けます。
鬼頭「スちゃん『やった完成だぁ!』と大喜びです。メちゃん『今度のお友達はもうちょっと痩せている子にしましょう!』とスちゃんとメちゃんは大笑いです。ちょうどその時、街道を歩いていたお侍さんがスちゃんとメちゃんが掘った穴につまづいてしまいました。お侍さん『誰だ!こんな所に穴を掘った不届き者は?』とカンカンに怒っています。メちゃんは慌てて飛んで行くと『ごめんなさい、お侍さん!私が掘りました!』と謝ります。お侍さんは刀を抜くと『この無礼者が!』とメちゃんを叩き斬ってしまいました。スちゃん『お侍さんの馬鹿!お侍さんの馬鹿!』と泣きながら飛び立ってしまいました」と話し続けます。
甚吉は問答無用で無礼討ちした、お侍さんにカンカンです。1人残されたスちゃんのことが気になり、話しを聞き続けます。
鬼頭「お侍さんはカンカンになって、刀を振り回して、スちゃんを追いかけて行きました。一部始終を見ていた百姓の与作(よさく)が」と話していると、遠山景晋「甚吉!南蛮人がお前を引き渡せと門の前まで来ているぞ!盗んだ物の隠し場所は知らないんだな?」と最後の確認をします。
甚吉「お奉行様、もうちょっとだけ待ってくれ!今いいところなんだ!」と必死にお願いします。
遠山景晋「ならぬ!盗まれた物の隠し場所が分からぬ、お主を置いておく理由は此処にはない!」と甚吉の袖を引っ張って行きます。
甚吉「川の近くの桜の木の下に埋めた!続きを聞かせてくれ!」と隠し場所を自白します。
遠山景晋「ならぬ!隠し場所まで案内いたせ!盗品が見つかれば、話しの続きは聞かせてやろう!」と甚吉に案内させます。
甚吉は川の近くの桜の木の下を必死に素手で掘り起こします「ありました、お奉行様!早く拷問部屋に連れて行ってください!」と布に包まれた盗品を高々と持ち上げます。
遠山景晋《落ちた》と心の中で思うと、甚吉を南蛮人の目の前で百叩きにしてから解放して上げました。
甚吉は長崎奉行所の前で何時間も「鬼頭を呼んでください!与作はどうしたんですか?」と訊き続けたが、話しの続きを聞くことは生涯出来なかった。
《めでたし、めでたし》
遠山景晋「さっさと盗んだ物の隠し場所を吐かないか!これ以上は庇い立て出来ないぞ!」と南蛮人から要求された甚吉引き渡し期日が迫っています。
甚吉「お奉行様!盗んでもいない物をどうやって返せばいいのか、オラに教えてくださいよ。お奉行様は賢い人だから分かるでしょう」と景晋に甚吉が盗んだ物を肩代わりさせようとします。
遠山景晋「お主、儂に盗んだ物の代わりを用意しろと言っているのか!えぇい!鬼頭を呼べ!この狡賢い小悪党を拷問してやれ!」と外の役人に急いで鬼頭を連れて来るように指示した。
甚吉は拷問という言葉に反応したが、盗んだ物を売り払えば、大金が手に入る。そう思えば、骨の一本や二本折られるのも、肉が裂かれるのも耐え切る覚悟があった。
遠山景晋「儂に隠し場所を吐かなかった事を後悔しろ!」と拷問部屋を出て行ってしまいました。
しばらくすると『スゥ~!』と拷問部屋の扉がゆっくりと開いていきます。
鬼頭仁之助は甚吉なる人物の両肩に手を置いて、肩を揉み始めました。甚吉は黙って肩を揉まれ続けました。
鬼頭「準備はいいな?早速、始めるぞ!」と甚吉の前の椅子に座ると鬼の形相で甚吉を睨みつけました。
甚吉は恐怖で『ひぃ~ぃ!』と短い悲鳴を上げると股下から生温かいものが流れます。
鬼頭は甚吉のションベンの臭いに顔をしかめます。鬼頭はゆっくりと拷問を開始しました。
鬼頭「『ピィピィ、ピィピィ、ピィ、チィチィ!』今日も木の上でスズメのスちゃんとズちゃんとメちゃんは3人仲良くおしゃべりをしています。ズちゃん『なんだか最近、とっても身体が重いんだ!飛ぶのも一苦労だよ!』となんだか顔色も良くありません。メちゃん『ミミズの食べ過ぎだよ!この前も蛇みたいに大きなミミズを食べようとしてたんだから!』と食いしん坊のズちゃんをからかいます」とスズメの鳴き真似から始まり、ゆっくりと丁寧に甚吉に伝わるように話します。
甚吉はスズメが喋るわけないだろうが!さっさと拷問を始めろよ!と思っていました。
鬼頭「ズちゃん『僕もうだめだ!』と木の上からズちゃんは真っ逆さまに落ちて死んでしまいました。スちゃん『大変だ、大変だ!ズちゃんが死んじゃった!メちゃんどうしよう?』と大慌てです。メちゃんは落ち着いて答えます『お葬式あげよう!今日はズちゃんのお葬式だよ!』と『ピィピィ!』と悲しそうな鳴き声です」と話し続けます。
甚吉はどうして、ズちゃん死ぬんだよ!ずっと3人一緒だって約束したじゃないか!と話しを聞き続けています。
鬼頭「スちゃんとメちゃんは日の当たる場所を探して、ズちゃんを嘴で運びます。スちゃん『ズちゃん、重過ぎだよ!』とスちゃんとメちゃんは大笑いです。2人は街道までズちゃんを運ぶと、メちゃん『ここが良いわ!通る人も多いし、明るくてミミズもいるはずよ!』スちゃん『じゃあ、お墓を作ろう!この辺の土が柔らかそうだ!』と街道の地面を嘴で『コッコッ!』叩きます。メちゃんも『コッコッ!』と地面を嘴で叩きます。スちゃんとメちゃんは『コッコッコッコッコッコッコッコッコッコッコッコッ!』と時間も忘れて穴を掘り続けます」と話し続けます。
甚吉はスちゃんとメちゃんの小さな嘴で穴を掘り続ける姿を想像して、目を潤ませながら、話しを聞き続けます。
鬼頭「スちゃん『やった完成だぁ!』と大喜びです。メちゃん『今度のお友達はもうちょっと痩せている子にしましょう!』とスちゃんとメちゃんは大笑いです。ちょうどその時、街道を歩いていたお侍さんがスちゃんとメちゃんが掘った穴につまづいてしまいました。お侍さん『誰だ!こんな所に穴を掘った不届き者は?』とカンカンに怒っています。メちゃんは慌てて飛んで行くと『ごめんなさい、お侍さん!私が掘りました!』と謝ります。お侍さんは刀を抜くと『この無礼者が!』とメちゃんを叩き斬ってしまいました。スちゃん『お侍さんの馬鹿!お侍さんの馬鹿!』と泣きながら飛び立ってしまいました」と話し続けます。
甚吉は問答無用で無礼討ちした、お侍さんにカンカンです。1人残されたスちゃんのことが気になり、話しを聞き続けます。
鬼頭「お侍さんはカンカンになって、刀を振り回して、スちゃんを追いかけて行きました。一部始終を見ていた百姓の与作(よさく)が」と話していると、遠山景晋「甚吉!南蛮人がお前を引き渡せと門の前まで来ているぞ!盗んだ物の隠し場所は知らないんだな?」と最後の確認をします。
甚吉「お奉行様、もうちょっとだけ待ってくれ!今いいところなんだ!」と必死にお願いします。
遠山景晋「ならぬ!盗まれた物の隠し場所が分からぬ、お主を置いておく理由は此処にはない!」と甚吉の袖を引っ張って行きます。
甚吉「川の近くの桜の木の下に埋めた!続きを聞かせてくれ!」と隠し場所を自白します。
遠山景晋「ならぬ!隠し場所まで案内いたせ!盗品が見つかれば、話しの続きは聞かせてやろう!」と甚吉に案内させます。
甚吉は川の近くの桜の木の下を必死に素手で掘り起こします「ありました、お奉行様!早く拷問部屋に連れて行ってください!」と布に包まれた盗品を高々と持ち上げます。
遠山景晋《落ちた》と心の中で思うと、甚吉を南蛮人の目の前で百叩きにしてから解放して上げました。
甚吉は長崎奉行所の前で何時間も「鬼頭を呼んでください!与作はどうしたんですか?」と訊き続けたが、話しの続きを聞くことは生涯出来なかった。
《めでたし、めでたし》
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