【R18】奴隷少女 〜村長の生意気娘は村を襲った盗賊の男に古代遺跡で凌辱される〜

もう書かないって言ったよね?

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第二章 無人島で処女を奪われる

第12話 岩山の台座【リュドミラ視点】

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「アーニャ! 死ぬ気で走りなさい!」
「はぁ、はぁ、はぁっ、ひゃい!」

 足の遅いアーニャを叱った。アーニャは靴を履いている。
 裸足で走っている私と違って、もっと速く走れるはずです。
 身体を張って逃してくれたノーラの為にも、絶対に捕まるわけにはいきません。

「ここってやっぱり……リュドミラ様! このまま森の真ん中まで行けば、家があると思います!」
「はい? どうして、そんなことが分かるんですか? ここに来たのは初めてでしょう?」

 私もアーニャも村の外に出たことがない。
 私が知らない森をアーニャが知っているはずがない。
 だから、不思議に思って聞いてみた。

「そうですけど……前に本で読んだことがあるんです! 重要な建物は森の真ん中にあるって!」
「本で読んだって……まあ、他に行く当てもないです。あなたを信じてみます。遅れないでくださいね!」

 本の情報というのが当てになるのか分かりませんが、遺跡の扉を開けたのはアーニャです。
 ここはアーニャを信じてみます。足裏の痛みを我慢して、森の真ん中を目指して走ります。

「あれは……?」

 暗い森の中を15分ぐらい走ったところで、目の前にゴツゴツした茶色の岩山が見えてきました。
 私には、あれは家には見えません。やっぱり本の情報は当てになりませんね。

「アーニャさん、あれが家なんですか? 私には岩山のようにしか見えませんよ」
「あのぉ……そのぉ……」
「はぁ……とりあえず洞穴ぐらいはあるかもしれません。一周してみましょう」

 私の質問にアーニャが困った顔をして答えられない。
 ため息を吐きつつ、岩山を回ることに決めました。岩山を左回りに進んでいきます。
 凹凸のある岩山の高さはそこまでないので、登ることは出来そうです。
 でも、大して高くもない頂上から見ても、大したものは見えないでしょう。

「もしかして……やっぱり! アーニャさん、台座がありました!」

 岩山の壁に丸い台座が見えた。嬉しくて台座に駆け寄った。
 周囲に扉は無いようですが、台座の土台に文字が刻まれているのを見つけました。
 台座には【台座に光を捧げよ】と刻まれています。

「アーニャさん、お願いします」

 何と言えばいいのか分からないので、アーニャに任せることにした。
 アーニャは台座に手を置くと『ホーリー』と言って、光って消えてしまった。
 他の場所に移動したみたいです。私も台座に触れると『ホーリー』と言ってみた。

 シュン!

「えっ⁉︎ ここは……?」

 見ていた景色が一瞬で明るい部屋に変化した。
 小さな円形の部屋には、岩山と同じ色の壁や天井が見える。
 足元には柔らかな緑色の草の絨毯が生えている。
 部屋の中は暖かく、冷えた身体が温められていく。

「リュドミラ様、この場所なら安全そうです。もう大丈夫ですね」
「アーニャ、ここは一体何処なんですか?」
「中に入れば分かります。まだ全部見てないですけど、ここで生活できますよ」

 岩壁に一つだけ開いた通路から、アーニャがやって来た。
 通路の先に何か良いものでも見つけたようです。
 言われるままに付いて行くと、広い円形の部屋に辿り着いた。
 部屋には今通って来た通路を含めて、三つの通路と木扉が一つだけ見える。

「これは凄いですね。これだけ広ければ皆んなで暮らせます。他には何があるんでしょう?」

 この部屋だけでも50人は入れます。
 何とかここまで避難できれば、盗賊達に襲われる心配はありません。
 誰か住んでいる人がいないか、アーニャと一緒に扉や通路を調べていきます。
 残念ながら誰も住んでいませんでした。

「大広間が四つ、玄関、お風呂、トイレ、道具部屋、空き部屋だけですか……食糧は置いてないんですね」

 広い建物でしたが何とか調べ終わりました。
 お湯が湧き出ている大きな岩風呂があったので、男に触られた身体の汚れを落とすことが出来ます。
 道具部屋には衣服や靴、短剣があったので、着替えることが出来ます。
 そして、短剣があれば男を殺せます。

「食糧は森の中にあるはずです。でも、まずはあの男を殺して、ノーラを助けるのが先ですね」
「危険ですよ! 短剣があっても、あの男には勝てませんよ!」
「そんなことは分かっています。ですが、あの男が遺跡の出口にいるんです。このままだと、お母様達が捕まってしまいます。あの男だけは絶対に殺さないと駄目なんです!」

 アーニャは私の身を心配して反対します。危険なのは分かっています。
 だけど、あの男を殺さないと危険なままです。
 アーニャの小柄な体格で殺すのは無理です。だったら、私がやるしかありません。

「アーニャも疲れたでしょう。もう休んでいいですよ。私も寝ますから」

 アーニャにそう言うと、お風呂場に向かいました。
 このままだと、中途半端な状態で弄られたオマンコが疼いて眠れません。
 身体の汚れと一緒に気持ち良く落とさないと……。
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