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第七章 黒龍を宿す少年vs退屈で平凡な日常
第76話 仇と書いて、イクと読む
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「はぁ、はぁ……何だ、もう終わりか?」
身体を襲い、体内に侵入していた黒い煙が止まった。
口の穴から尻の穴まで、体内洗浄、腸内洗浄されていたと思えば、汗だくだけど気分爽快だ。
この程度で終わりなら、エミリの拷問の方が、まだ俺を地獄にイカせてくれた。
『まさか、耐え切るとは……お前の悪意には限界がないのか?』
「想いの強さが人に限界を超えさせる。お前が俺を壊したい気持ち、俺がお前を服従させたい気持ち、その気持ちが俺の方が勝っていたという事だ」
最初からお前が俺に勝つ事は不可能だった。お前は一人で戦っていた。
俺は俺、藤原さん、薫、母さん、父さん、藤原ママ、藤原パパの七人で戦っていた。
一人で勝てるわけがない。
『有り得ぬ事だ。その賽銭箱がお前の身を守っていたのだろう』
「いいや、違うよ。お前の心が俺に使われたいと思っている証拠だ。素直になれよ」
『まさか、我が……』
敗北を認める事が出来ない黒龍に優しく右手を伸ばした。
俺もお前も戦いたくて戦ったわけじゃない。喧嘩の後の仲直りだ。
「神村遥だ。敵ではなく、まずは友達から始めよう」
『貴様、死ぬ程気持ち悪いな。だが、友か……フッ。それも悪くない。たまにはゴキブリを飼うとしよう』
……ゴキブリ色はお前だろ。ブッ殺すぞ。
仲良くなれそうな気はしないが、仲良くしないといけない。
黒龍が黒く輝くダイヤモンドの賽銭箱に変化した。賽銭箱には黒龍の姿が彫られている。
ボロ賽銭箱と並べるのだけはやめておこう。ボロ賽銭箱が可哀想だ。
「早速で悪いけど願いを叶えて欲しい。俺の大切な人を六人生き返らせて欲しい。出来るよな?」
『もちろん断る。我の供物は邪気だ。悪事をすれば、お前の願いを叶えてやる。だが、大抵の悪事は食べ飽きた。せいぜい過激で面白い事でも考えるんだな』
「……」
このクソが。もちろん友達に汚い言葉を使ってはいけない。
この友達の利用価値は願いを叶える事だけだ。それが出来ないなら役立たずだ。
でも、本当は役立たずじゃない。本気出せば凄く役に立つはずだ。
「分かった。エミリをこれから凌辱する」
『変態め。お前の脳味噌は下半身の玉玉か? 右玉を潰して、余計な煩悩を消し去ってやろうか』
黒龍の言っている意味は分かる。右脳は知覚と感性を制御している。
右玉に脳味噌があって潰されたら、溢れる愛の感情が去勢されて、イチモツが悪さしなくなる。
それは人類にとっても、俺にとっても大事件だ。
「違う。俺とエミリが仇同士だからだ。古くから日本では、仇同士でやる最凶最悪の悪事がある。それをお前に見せてやろうというだけだ」
『ほぉー、初めて聞くな。そこまで言うなら見せてもらおうか』
「分かった。エミリ、逆らったら快楽地獄だよ。自分で脱げるよね?」
「あっ、はい……」
別にエッチしたくて凌辱するわけじゃない。イカれた性格が治ったエミリの服を脱がせていく。
柔らかい大きなおっぱい、割れている腹筋にツルツルエッチ穴と、相変わらず欲情させてくれる。
「あっ、あっ、はぁ……」
「そうそう大人しくしていれば、痛い事はしないから」
俺の前に座らせると、後ろから胸や股を撫で回していく。
首筋をペロペロ舐めて、しょっぱい塩分を補給する。
準備が出来たら連結開始だ。
「やぁん、あうっ、だめぇ、そこ……あぅ、もっと、やぁん……」
「仇と書いて、イ九と読む。日本では仇の娘をメス猫に調教して、喜んでイカせる事が出来れば、一人前の男として認められる。憎き仇の子供を孕ませてやる」
世界遺産で子供遺産を作ってやる。
性奴隷一号を四つん這いにして、お腹の中をイチモツで掻き混ぜていく。
とっくに妊娠中かもしれないけど、もう俺は恨んでいない。
大切な人が生き返ったら、今までの事は全て水に流そう。
「いやぁん、ああん、イ、イク、イッちゃう……あっ、あっ、あっ、イク、あっ、あああああっ!」
「こらこら、まだまだ終わりじゃないぞ。黒龍様にエッチ穴に連結されている姿をもっと見せるんだ」
『もういい、貴様は鬼畜だ。鬼畜は罪悪感もなく、呼吸をするように犯罪を犯す事が出来る。我の闇に触れた者は悪意が増幅する。だが、貴様の中には悪意はなく、性意しかない。契約に耐え切れたら、セックスしようとか考えていたんだろう』
エミリをイカせて一人前の男になったのに、何故か褒められている気がしない。
人間として、大切なものが欠けていると言われている気分だ。
「んん、んっ、んん……」
「ふぅー、約束だ。俺の願いを聞いてもらうぞ」
エミリに口でイチモツを綺麗にしてもらいながら、黒龍賽銭箱に約束を守れと言った。
『汚い行為を見せて願いを叶えろとは、ゴミだな。だが、我の力を見せてやる。契約の記念だ。言ってみろ』
「六人の人間を生き返らせて欲しい。肉体を作って、魂を入れれば、助かると聞いている」
『その通りだ。魂を見る霊視眼鏡、魂を入れる魂ランプ、過去の記憶が念写された記念写真、この三つがあれば、過去の時間に精神体だけで戻り、魂を回収できる。過去に戻るのを禁止されているのは、肉体だけだからな』
「分かった。その願いを全部叶えて欲しい」
これでもう一度藤原さんに会う事が出来る。
黒龍の説明で分かった事は、四回願いを叶えれば、生き返らせる事が出来るという事だ。
肉体、霊視眼鏡、魂ランプ、記念写真を手に入れて、藤原さんと子作りする。
ムフフ……無人島を二人で開拓して、アダムとイヴになろう。
猫のペットはエミリで良い。虎柄の大理石の中級賽銭箱を持っているから変身できる。
それに黒龍が持っていた中級賽銭箱が二個ある。藤原さんと薫にプレゼントしよう。
庭付き一戸建て、ペットは猫娘だ。理想の家庭がもうすぐ手に入る。
『くっ、凄まじい性気だ。吐き気がする。死者を生き返らせる黄泉の試練だ。簡単にクリアできると思わぬ事だ』
「フッ。問題ない。今の俺に超えられない試練はない。さあ、始めようか」
今の俺は無敵だ。やる気をビンビン感じる。
黒龍に願いを言って、霊視眼鏡を手に入れる至難の試練に挑戦した。
身体を襲い、体内に侵入していた黒い煙が止まった。
口の穴から尻の穴まで、体内洗浄、腸内洗浄されていたと思えば、汗だくだけど気分爽快だ。
この程度で終わりなら、エミリの拷問の方が、まだ俺を地獄にイカせてくれた。
『まさか、耐え切るとは……お前の悪意には限界がないのか?』
「想いの強さが人に限界を超えさせる。お前が俺を壊したい気持ち、俺がお前を服従させたい気持ち、その気持ちが俺の方が勝っていたという事だ」
最初からお前が俺に勝つ事は不可能だった。お前は一人で戦っていた。
俺は俺、藤原さん、薫、母さん、父さん、藤原ママ、藤原パパの七人で戦っていた。
一人で勝てるわけがない。
『有り得ぬ事だ。その賽銭箱がお前の身を守っていたのだろう』
「いいや、違うよ。お前の心が俺に使われたいと思っている証拠だ。素直になれよ」
『まさか、我が……』
敗北を認める事が出来ない黒龍に優しく右手を伸ばした。
俺もお前も戦いたくて戦ったわけじゃない。喧嘩の後の仲直りだ。
「神村遥だ。敵ではなく、まずは友達から始めよう」
『貴様、死ぬ程気持ち悪いな。だが、友か……フッ。それも悪くない。たまにはゴキブリを飼うとしよう』
……ゴキブリ色はお前だろ。ブッ殺すぞ。
仲良くなれそうな気はしないが、仲良くしないといけない。
黒龍が黒く輝くダイヤモンドの賽銭箱に変化した。賽銭箱には黒龍の姿が彫られている。
ボロ賽銭箱と並べるのだけはやめておこう。ボロ賽銭箱が可哀想だ。
「早速で悪いけど願いを叶えて欲しい。俺の大切な人を六人生き返らせて欲しい。出来るよな?」
『もちろん断る。我の供物は邪気だ。悪事をすれば、お前の願いを叶えてやる。だが、大抵の悪事は食べ飽きた。せいぜい過激で面白い事でも考えるんだな』
「……」
このクソが。もちろん友達に汚い言葉を使ってはいけない。
この友達の利用価値は願いを叶える事だけだ。それが出来ないなら役立たずだ。
でも、本当は役立たずじゃない。本気出せば凄く役に立つはずだ。
「分かった。エミリをこれから凌辱する」
『変態め。お前の脳味噌は下半身の玉玉か? 右玉を潰して、余計な煩悩を消し去ってやろうか』
黒龍の言っている意味は分かる。右脳は知覚と感性を制御している。
右玉に脳味噌があって潰されたら、溢れる愛の感情が去勢されて、イチモツが悪さしなくなる。
それは人類にとっても、俺にとっても大事件だ。
「違う。俺とエミリが仇同士だからだ。古くから日本では、仇同士でやる最凶最悪の悪事がある。それをお前に見せてやろうというだけだ」
『ほぉー、初めて聞くな。そこまで言うなら見せてもらおうか』
「分かった。エミリ、逆らったら快楽地獄だよ。自分で脱げるよね?」
「あっ、はい……」
別にエッチしたくて凌辱するわけじゃない。イカれた性格が治ったエミリの服を脱がせていく。
柔らかい大きなおっぱい、割れている腹筋にツルツルエッチ穴と、相変わらず欲情させてくれる。
「あっ、あっ、はぁ……」
「そうそう大人しくしていれば、痛い事はしないから」
俺の前に座らせると、後ろから胸や股を撫で回していく。
首筋をペロペロ舐めて、しょっぱい塩分を補給する。
準備が出来たら連結開始だ。
「やぁん、あうっ、だめぇ、そこ……あぅ、もっと、やぁん……」
「仇と書いて、イ九と読む。日本では仇の娘をメス猫に調教して、喜んでイカせる事が出来れば、一人前の男として認められる。憎き仇の子供を孕ませてやる」
世界遺産で子供遺産を作ってやる。
性奴隷一号を四つん這いにして、お腹の中をイチモツで掻き混ぜていく。
とっくに妊娠中かもしれないけど、もう俺は恨んでいない。
大切な人が生き返ったら、今までの事は全て水に流そう。
「いやぁん、ああん、イ、イク、イッちゃう……あっ、あっ、あっ、イク、あっ、あああああっ!」
「こらこら、まだまだ終わりじゃないぞ。黒龍様にエッチ穴に連結されている姿をもっと見せるんだ」
『もういい、貴様は鬼畜だ。鬼畜は罪悪感もなく、呼吸をするように犯罪を犯す事が出来る。我の闇に触れた者は悪意が増幅する。だが、貴様の中には悪意はなく、性意しかない。契約に耐え切れたら、セックスしようとか考えていたんだろう』
エミリをイカせて一人前の男になったのに、何故か褒められている気がしない。
人間として、大切なものが欠けていると言われている気分だ。
「んん、んっ、んん……」
「ふぅー、約束だ。俺の願いを聞いてもらうぞ」
エミリに口でイチモツを綺麗にしてもらいながら、黒龍賽銭箱に約束を守れと言った。
『汚い行為を見せて願いを叶えろとは、ゴミだな。だが、我の力を見せてやる。契約の記念だ。言ってみろ』
「六人の人間を生き返らせて欲しい。肉体を作って、魂を入れれば、助かると聞いている」
『その通りだ。魂を見る霊視眼鏡、魂を入れる魂ランプ、過去の記憶が念写された記念写真、この三つがあれば、過去の時間に精神体だけで戻り、魂を回収できる。過去に戻るのを禁止されているのは、肉体だけだからな』
「分かった。その願いを全部叶えて欲しい」
これでもう一度藤原さんに会う事が出来る。
黒龍の説明で分かった事は、四回願いを叶えれば、生き返らせる事が出来るという事だ。
肉体、霊視眼鏡、魂ランプ、記念写真を手に入れて、藤原さんと子作りする。
ムフフ……無人島を二人で開拓して、アダムとイヴになろう。
猫のペットはエミリで良い。虎柄の大理石の中級賽銭箱を持っているから変身できる。
それに黒龍が持っていた中級賽銭箱が二個ある。藤原さんと薫にプレゼントしよう。
庭付き一戸建て、ペットは猫娘だ。理想の家庭がもうすぐ手に入る。
『くっ、凄まじい性気だ。吐き気がする。死者を生き返らせる黄泉の試練だ。簡単にクリアできると思わぬ事だ』
「フッ。問題ない。今の俺に超えられない試練はない。さあ、始めようか」
今の俺は無敵だ。やる気をビンビン感じる。
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