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第六章 記憶喪失の少年vs中華人民共和国
第69話 魅惑の匂いと戻った記憶
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町の中心部にある五重の塔は無視して通過すると、老舗旅館に到着した。
貸し切りなのか、潰れているのか、とにかく旅館の中に人が見当たらない。
『わざと居場所を教えた罠の可能性もある。気をつける事だ』
「うん……」
旅館内の静かな庭を見ながら廊下を進んでいく。
獲物を追い詰めたつもりが、こっちが罠籠の中に入っている気分だ。
埃の積もった廊下には僕が通った靴跡が残っている。
罠だとしたら、蒼桜さんは呼ばない方がいい。
一人でやって来たと思わせて油断させよう。
『上だ。やはり誘われている』
「何の為に……?」
『知らなくてもいい事だ。殺す事は変わらない。余計な口は開かせない方が賢明だ。決心が鈍る』
「そうだね……」
階段の前で賽銭箱さんが言ってきた。
理由は分からないけど、女性だから和解の申し出かもしれない。
そうだとしたら、そんな人まで殺さないと幸せになれないんだろうか?
階段を二階、三階と上り、四階の見晴らしの良い部屋までやって来た。
植物の蔓で作られた椅子に座って、丸い障子窓から外を眺めている薄紫髪の女性いた。
下ろした髪は肩甲骨まで届き、黒色のチャイナドレスには、花と鳥が刺繍されている。
長いチャイナドレスの左足部には、縦長の切れ目があって、隙間から魅惑的な左足が覗いている。
透視眼鏡は効果がないのか、服の下を見る事が出来ない。
「隠れてないで少しお話ししませんか?」
「……っ!」
「若い男の人ですよね? 匂いで分かります」
外を眺めていた女性がこっちを向いて微笑むと、好奇心旺盛な声で話しかけてきた。
ビックリしたけど、バレバレのようだ。
『何をしている?』
「女性の前に裸はマズイでしょ」
全裸は失礼だし、恥ずかしいから急いで服を着ていく。
『何を言っている。話すなと言ったはずだ』
「ごめん、少しだけ時間をちょうだい」
服を着ると、透明人間の解毒薬を飲んで女性の前に現れた。
「話って何ですか?」
「ただの好奇心です。よく家族を殺した相手に協力できると気になったんです。まさか肉欲に溺れたわけじゃないですよね?」
「やっぱり僕が蒼桜さんのお父さんを殺したんですね」
「おかしな言い方ですね。あなたは神村遥で間違いないですか?」
……髪の色が違うけど、写真の女性と同じ顔だ。
女性が椅子から立ち上がると、素敵な微笑みを浮かべてやって来た。
髪を右側に分けていて、左耳に白緑の石がぶら下がった銀のイヤリングを付けている。
「確かに僕は神村遥です。でも、それは仮の名前だと言われました。記憶喪失で何も覚えていないんです」
『女、コイツに何をした?』
「可哀想に、あなたは記憶を消されて、駒として使われているんですよ。蒼桜エミリに」
「まさか……蒼桜さんは僕の命の恩人です」
賽銭箱さんが何か言っているけど、女性が悲しそうな青い瞳で見つめて、髪を優しく撫でてくれる。
それだけで身体が幸福感で満たされていく。この優しい女性の名前を呼びたい、知りたい。
確かスキンヘッド達が言っていた気かする。そうだ、凜風さんだ。
……嗚呼、凜風さん。
「それは嘘よ。全部嘘。あなたは騙されているの。私があなたに全部教えてあげる。あなたの事も私の事も全部ね」
「はぁ、はぁ……凜風さん」
頭がボッーとする。
凛風さんに優しく抱き締められると、身体の中から幸せが溢れてくる。
『惚れ薬か? 埃の中に混ぜるとは姑息な手を使う』
「姑息な手? 私はただ話を聞いているだけよ。それに埃には混ぜてない。混ぜたのは空気中。建物に長時間入っている人間にしか効かないわ。立ち入り禁止の札は見えなかったの?」
『しっかりしろ。知らなくても良い事がある。今は思い出しても辛いだけだ。今は願いを叶えられるだけの力を手に入れろ』
頭の中に凛風さん以外の声が聞こえてくる。欲しいのはコレじゃない。
服や髪の良い匂い。心地良い凛風さんの声だけを聞きたい。
「無駄よ。もう私の事しか見えていない。あなたの記憶を戻してあげる。酷い人達ね、薬を作って飲ませてあげるだけで記憶は戻るのに。私が作ってあげる。あなたの為に」
「すぅー、はぁー、はい、凛風さん、お願いします」
『やめろ。飲めば、必ず後悔するぞ』
「ふふっ。余程思い出されたら困る事があるみたいね。この子の秘密全部教えてもらうわね」
凛風さんに手を引かれて椅子に座らされた。
一瞬凛風さんがいなくなったけど、すぐに黒色の錠剤を持って現れた。
「はい、あなたの為に用意した薬よ。コレを飲めば全部思い出すから、全部話してちょうだいね」
「はい、凛風さん」
『やめろ。お前なら出来るはずだ。強い意思を持って抵抗するんだ』
「ふふっ。無駄みたいね」
薬を受け取ると口の中に入れて、凛風さんが触れた薬を舐めて味わった。
「早く飲んで」とお願いされて、ゴクンと飲み込んだ。
「良い子ね。すぐにもっと良い子になるわよ」
『愚かな。女の色香に騙されるとは』
「うぅぅ、くぅぅ、頭が……っ!」
薬を飲んだら、頭の中を掻き混ぜられるような不快感が襲ってきた。
真っ白だった記憶が爪で引っ掻き回されて削られて、その下から色鮮やか記憶が少しずつ見えてきた。
「こ、これは……? 俺は何をやっているんだ……⁉︎」
金髪の女とベッドの上で抱き合っているのが見えた。あり得ない事だ。
この女は藤原さんを妹を家族を殺した女だ。そんな女と俺が寝るわけない。
「大丈夫よ。落ち着いて。私はあなたの味方よ」
「うぅぅ、あなたは……ぐっ! わああーッッ!」
知っているような、知らないような女が話しかけてきた。
誰だか分からないけど、めちゃくちゃ美人だ。
今の最高プレイ年齢は二十一歳のミスJDだけど、記録更新したい。
あの切れ目に手を入れたい、布をお尻が見えるまで捲ってみたい。
「さあ、教えてちょうだい。父親の秀英を殺すように、娘の蒼桜エミリに頼まれたんでしょ?」
……駄目だ! もう我慢できない!
椅子から立ち上がると、名前を思い出した凛風に抱き着いた。
抱き着いたまま左手で胸を、右手を服の切れ目に入れてお尻を撫で回していく。
剥き出しの肩を舐めて、キスを繰り返す。
「ちょっとやめなさい。椅子に座りなさい」
ズボンのポケットに右手を突っ込むと、五円を一枚取り出した。
そして、賽銭箱に全力で投げ入れた。
「ケーキが欲しい」
『その願いを叶える事は出来ない』
カッコいい声で願いを言った。話なら静かな所でしてあげる。
凛風と一緒にケーキ屋に放り込まれなかった。
「……おい、どういうつもりだ?」
俺を謎のキーチクという気功術の達人にした賽銭箱を睨んだ。
俺は金髪で穢れた身体を、今すぐに別の美女の身体で綺麗にしたいだけだ。
ついでに女が危険物を隠し持ってないか、身体中を隅々まで探す。
何も問題ないはずだ。
『この女は賽銭箱を持っている。抵抗されるだけだ。早く首の骨を折って殺せ』
「嫌だ。異国の賽銭箱を集めても意味がないんだろう?」
『意味はある。意味がないのにやるわけがない』
「じゃあ、何で記憶を戻さないんだよ! あの女を俺に何回抱かせたか言ってみろよ!」
俺を利用するつもりなら、俺にもケーキ屋を利用させるべきだ。
エミリとヤりながら説明してたんだから、凛風とケーキ屋でヤりながら聞いてやるよ。
「いい加減に離れなさい!」
「ぐほぉ……!」
まだ賽銭箱と話しているのに、胸とお尻を触っていた凛風が攻撃してきた。
左右の脇腹を同時に掌底してきた。口から空気が吐き出された。
さっき味方だって言ったのに、これはどういう事だ?
貸し切りなのか、潰れているのか、とにかく旅館の中に人が見当たらない。
『わざと居場所を教えた罠の可能性もある。気をつける事だ』
「うん……」
旅館内の静かな庭を見ながら廊下を進んでいく。
獲物を追い詰めたつもりが、こっちが罠籠の中に入っている気分だ。
埃の積もった廊下には僕が通った靴跡が残っている。
罠だとしたら、蒼桜さんは呼ばない方がいい。
一人でやって来たと思わせて油断させよう。
『上だ。やはり誘われている』
「何の為に……?」
『知らなくてもいい事だ。殺す事は変わらない。余計な口は開かせない方が賢明だ。決心が鈍る』
「そうだね……」
階段の前で賽銭箱さんが言ってきた。
理由は分からないけど、女性だから和解の申し出かもしれない。
そうだとしたら、そんな人まで殺さないと幸せになれないんだろうか?
階段を二階、三階と上り、四階の見晴らしの良い部屋までやって来た。
植物の蔓で作られた椅子に座って、丸い障子窓から外を眺めている薄紫髪の女性いた。
下ろした髪は肩甲骨まで届き、黒色のチャイナドレスには、花と鳥が刺繍されている。
長いチャイナドレスの左足部には、縦長の切れ目があって、隙間から魅惑的な左足が覗いている。
透視眼鏡は効果がないのか、服の下を見る事が出来ない。
「隠れてないで少しお話ししませんか?」
「……っ!」
「若い男の人ですよね? 匂いで分かります」
外を眺めていた女性がこっちを向いて微笑むと、好奇心旺盛な声で話しかけてきた。
ビックリしたけど、バレバレのようだ。
『何をしている?』
「女性の前に裸はマズイでしょ」
全裸は失礼だし、恥ずかしいから急いで服を着ていく。
『何を言っている。話すなと言ったはずだ』
「ごめん、少しだけ時間をちょうだい」
服を着ると、透明人間の解毒薬を飲んで女性の前に現れた。
「話って何ですか?」
「ただの好奇心です。よく家族を殺した相手に協力できると気になったんです。まさか肉欲に溺れたわけじゃないですよね?」
「やっぱり僕が蒼桜さんのお父さんを殺したんですね」
「おかしな言い方ですね。あなたは神村遥で間違いないですか?」
……髪の色が違うけど、写真の女性と同じ顔だ。
女性が椅子から立ち上がると、素敵な微笑みを浮かべてやって来た。
髪を右側に分けていて、左耳に白緑の石がぶら下がった銀のイヤリングを付けている。
「確かに僕は神村遥です。でも、それは仮の名前だと言われました。記憶喪失で何も覚えていないんです」
『女、コイツに何をした?』
「可哀想に、あなたは記憶を消されて、駒として使われているんですよ。蒼桜エミリに」
「まさか……蒼桜さんは僕の命の恩人です」
賽銭箱さんが何か言っているけど、女性が悲しそうな青い瞳で見つめて、髪を優しく撫でてくれる。
それだけで身体が幸福感で満たされていく。この優しい女性の名前を呼びたい、知りたい。
確かスキンヘッド達が言っていた気かする。そうだ、凜風さんだ。
……嗚呼、凜風さん。
「それは嘘よ。全部嘘。あなたは騙されているの。私があなたに全部教えてあげる。あなたの事も私の事も全部ね」
「はぁ、はぁ……凜風さん」
頭がボッーとする。
凛風さんに優しく抱き締められると、身体の中から幸せが溢れてくる。
『惚れ薬か? 埃の中に混ぜるとは姑息な手を使う』
「姑息な手? 私はただ話を聞いているだけよ。それに埃には混ぜてない。混ぜたのは空気中。建物に長時間入っている人間にしか効かないわ。立ち入り禁止の札は見えなかったの?」
『しっかりしろ。知らなくても良い事がある。今は思い出しても辛いだけだ。今は願いを叶えられるだけの力を手に入れろ』
頭の中に凛風さん以外の声が聞こえてくる。欲しいのはコレじゃない。
服や髪の良い匂い。心地良い凛風さんの声だけを聞きたい。
「無駄よ。もう私の事しか見えていない。あなたの記憶を戻してあげる。酷い人達ね、薬を作って飲ませてあげるだけで記憶は戻るのに。私が作ってあげる。あなたの為に」
「すぅー、はぁー、はい、凛風さん、お願いします」
『やめろ。飲めば、必ず後悔するぞ』
「ふふっ。余程思い出されたら困る事があるみたいね。この子の秘密全部教えてもらうわね」
凛風さんに手を引かれて椅子に座らされた。
一瞬凛風さんがいなくなったけど、すぐに黒色の錠剤を持って現れた。
「はい、あなたの為に用意した薬よ。コレを飲めば全部思い出すから、全部話してちょうだいね」
「はい、凛風さん」
『やめろ。お前なら出来るはずだ。強い意思を持って抵抗するんだ』
「ふふっ。無駄みたいね」
薬を受け取ると口の中に入れて、凛風さんが触れた薬を舐めて味わった。
「早く飲んで」とお願いされて、ゴクンと飲み込んだ。
「良い子ね。すぐにもっと良い子になるわよ」
『愚かな。女の色香に騙されるとは』
「うぅぅ、くぅぅ、頭が……っ!」
薬を飲んだら、頭の中を掻き混ぜられるような不快感が襲ってきた。
真っ白だった記憶が爪で引っ掻き回されて削られて、その下から色鮮やか記憶が少しずつ見えてきた。
「こ、これは……? 俺は何をやっているんだ……⁉︎」
金髪の女とベッドの上で抱き合っているのが見えた。あり得ない事だ。
この女は藤原さんを妹を家族を殺した女だ。そんな女と俺が寝るわけない。
「大丈夫よ。落ち着いて。私はあなたの味方よ」
「うぅぅ、あなたは……ぐっ! わああーッッ!」
知っているような、知らないような女が話しかけてきた。
誰だか分からないけど、めちゃくちゃ美人だ。
今の最高プレイ年齢は二十一歳のミスJDだけど、記録更新したい。
あの切れ目に手を入れたい、布をお尻が見えるまで捲ってみたい。
「さあ、教えてちょうだい。父親の秀英を殺すように、娘の蒼桜エミリに頼まれたんでしょ?」
……駄目だ! もう我慢できない!
椅子から立ち上がると、名前を思い出した凛風に抱き着いた。
抱き着いたまま左手で胸を、右手を服の切れ目に入れてお尻を撫で回していく。
剥き出しの肩を舐めて、キスを繰り返す。
「ちょっとやめなさい。椅子に座りなさい」
ズボンのポケットに右手を突っ込むと、五円を一枚取り出した。
そして、賽銭箱に全力で投げ入れた。
「ケーキが欲しい」
『その願いを叶える事は出来ない』
カッコいい声で願いを言った。話なら静かな所でしてあげる。
凛風と一緒にケーキ屋に放り込まれなかった。
「……おい、どういうつもりだ?」
俺を謎のキーチクという気功術の達人にした賽銭箱を睨んだ。
俺は金髪で穢れた身体を、今すぐに別の美女の身体で綺麗にしたいだけだ。
ついでに女が危険物を隠し持ってないか、身体中を隅々まで探す。
何も問題ないはずだ。
『この女は賽銭箱を持っている。抵抗されるだけだ。早く首の骨を折って殺せ』
「嫌だ。異国の賽銭箱を集めても意味がないんだろう?」
『意味はある。意味がないのにやるわけがない』
「じゃあ、何で記憶を戻さないんだよ! あの女を俺に何回抱かせたか言ってみろよ!」
俺を利用するつもりなら、俺にもケーキ屋を利用させるべきだ。
エミリとヤりながら説明してたんだから、凛風とケーキ屋でヤりながら聞いてやるよ。
「いい加減に離れなさい!」
「ぐほぉ……!」
まだ賽銭箱と話しているのに、胸とお尻を触っていた凛風が攻撃してきた。
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