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第三章 最強高校生vs内閣総理大臣
第38話 魔女の森と帰宅
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「う、ゔああーッッ!」
偽総理を倒したのに、左腕と顔面に強烈な痛みが襲ってきた。
手から刀を落として、地面に倒れてのたうち回る。
『時間切れだ』
「ぐがああーッッ!」
地面を転がっていたら賽銭箱が喋った。そして、痛みが激増した。
痛みは分割払いじゃなくて、一括払いでやってほしい。
「ぐぐぐっ! は、早く家に……」
ポケットから賽銭箱を取り出して、どこでも瞬間移動を取り出した。
家に帰って、五円玉が欲しい。回復薬を作らないとマジで死ぬ。
「だ、駄目だ。この状態で試練なんて出来ない」
まともに動けない状態で試練はクリア出来ない。
誰かの手を借りるしかない。藤原さんは学校にいるから難しい。
だったら自衛隊員だ。負傷者が多いから、同じように回復薬が必要だ。
ボタンを押して、国会議事堂の正面広場に移動した。水浸しだった地面が乾いている。
偽総理が死んだから、出した物が消えたのだろうか。
「君、大丈夫か! おい、医療班来てくれ。消えた青年が戻って来た」
「た、頼みがあります。五円貸してください」
「今は喋らない方が良い。五円なんて言わずに、十万でも百万でも貸してやる。医療班早く来てくれ!」
やって来た自衛隊員の腕を掴んで頼んだ。だけど、拒否された。
福沢諭吉なんていらないから、さっさと五円玉を貸して欲しい。
「良かった、君を探していたんだ。五円玉を集めておいた。偽総理は倒したのか?」
重傷だと言った医療班が担架を取りに消えると、別の自衛隊員がやって来た。
手には高そうなブランド財布を持っている。議事堂の誰かから借りたようだ。
「首を斬り落としました。お願いがあります。協力してください」
「分かった。何をすればいいんだ?」
今度は話が分かる相手で助かった。
動ける自衛隊員を集めてもらい、全員で手を繋いで、難しい試練に挑戦した。
『ここは魔女の森だ。二時間以内に魔女の家にある百十八種類の液体から正解の三つを選べ。その液体を混ぜ合わせ、最後の一滴まで飲み干す事が出来れば回復薬を与えよう。さあ、お前の願いを叶えよ』
『ピイイー♬』
神爺の説明が終わった。
俺の仕事は担架に運ばれて、混ぜ合わせた薬を飲むだけだ。
正解の液体は魔女を拷問して聞き出すしかない。
若い美魔女だったら、元気になった後に手伝いたい。
暑苦しい森を抜けて、魔女の古ぼけた木の家に辿り着いた。
家に住んでいたのは、人間をカエルに変えて食べる老魔女だった。
あとの事は全て自衛隊員にお任せする。
「ひぃひひひひ! 元気なカエルちゃんが一杯だね!」
「撃て撃て! 撃ち殺せ!」
長い灰髪の魔女が箒に乗って飛び回り、杖の先から緑色の怪光線を放ってくる。
そんな不気味な魔女をマシンガンで撃ち落して、やっと家に入る事が出来た。
番号付きの三角フラスコに入った液体が床、棚、机の上に乱雑に置かれている。
「同じ色の液体も複数あるな。番号で見分けているなら、手帳や紙にヒントがあるはずだ。隈なく探せ!」
「はっ!」
自衛隊員達が散らかった部屋から、三つの番号が書かれた手掛かりを探し始めた。
ゲームなら部屋の中に手掛かりがあるのが定番だ。
予想通りに三つの番号が書かれた手帳、本、木板、紙片が次々に発見された。
「良かった。同じ番号の組み合わせはないようだ。これなら全部飲めば、必ず正解に辿り着ける」
自衛隊員から三つの液体を混ぜ合わせたカクテルを受け取って、一気に飲み干した。
死んだ川の水を飲んでいるみたいにマズイ。
「ぐはぁ! ゔゔゔーッッ!」
「どうした⁉︎ 大丈夫か!」
そして、全種類飲めば正解なんてうまい話はない。
全身から血を噴き出して死亡した。難しい試練を舐めたら駄目だ。
「小林、大丈夫か?」
「うえっ……だ、大丈夫です……」
『よくぞ難しい試練を乗り越えた。願い通りに回復薬を与えよう。さあ、受け取れ』
攻略法に気づいて念願の薬が手に入った。番号の組み合わせは入る度に変化した。
魔女に番号を喋らせないと絶対に作れない。だけど、自衛隊員を犠牲にすれば問題なかった。
俺が死ななければ試練は失敗じゃない。自衛隊員が飲んで死んでも問題なかった。
「うえっ、マズッ!」
賽銭箱から出ると、空き缶に入った回復薬を飲んだ。魔女カクテルと同じ味だ。
自動販売機から、これが出てきたら迷わずに地面に叩きつける。
「次は総理の分をお願いします」
「わ、分かりました。すぐに飲みます」
自衛隊員から催促されて、急いで魔女カクテルを飲み干した。
恐ろしく不味いのに即効性じゃない。
総理、議員、自衛隊員の分まで作って、やっと自宅に帰る事が許された。
「あぁー、疲れて死にそうだ」
家に帰ると汚れた服を脱いで、ベッドに倒れ込んだ。
よく考えたら一円も貰ってない。タダで大量の回復薬を作らされた。
「うえっ、まだ吐きそうだ。バケツが欲しい」
回復薬の味を思い出して吐きそうになった。別の事を考える事にしよう。
偽総理が死んだ影響か、偽議員達の顔が別人になって、超人的な力も消えたそうだ。
つまり賽銭箱の持ち主が死亡すると、その賽銭箱の影響も消えてしまう。
だったら作った物を売るのは危険だ。
下手に服を大量に作って売ると、俺が死ぬと町中に裸の変態が出現してしまう。
楽してお金持ちになれると思ったのに大失敗だ。
「すぅー、すぅー……」
「お兄ちゃん、お兄ちゃん……」
「んっ? 薫?」
いつの間にか疲れて眠ってしまったようだ。制服姿の薫が身体を揺すっている。
お兄ちゃんは総理を救って疲れているから、晩ご飯なら後で食べたい。
「ちゅ、ちゅ、ちゅっ」
「んっ? んんっーッ!」
口の中に何か柔らかい物が入って来たと思ったら、薫の舌だった。
慌てて薫の頭を掴んで、唇から引き離した。
「はぁ、はぁ……か、薫⁉︎ お前何しているのか分かっているのか⁉︎」
兄妹でもやって良い事と悪い事がある。
薫を叱ろうとしたけど、その資格はもう無かった。
「えっー! この前はお兄ちゃんからして来たんだよ。またいっぱい気持ち良い事しよ! チョコでエッチな文字書いて、ペロペロしていいから」
(なんてこったい!)
偽総理が死んで、薫が忘れていた方が良い事を思い出している。
問題が片付いたと思ったら、新しい問題がやって来た。
ベッドから起き上がると、賽銭箱と五円玉を十枚用意した。
「あん!」
「ケーキが欲しい」
『その願いを叶える事は出来る。叶えたければ、簡単な試練を乗り越えろ』
薫をベッドに優しく押し倒すと、賽銭箱に五円入れて願いを言った。
記憶を消すのはいつでも出来る。今しか出来ない事をやる。
【第三章・終わり】
偽総理を倒したのに、左腕と顔面に強烈な痛みが襲ってきた。
手から刀を落として、地面に倒れてのたうち回る。
『時間切れだ』
「ぐがああーッッ!」
地面を転がっていたら賽銭箱が喋った。そして、痛みが激増した。
痛みは分割払いじゃなくて、一括払いでやってほしい。
「ぐぐぐっ! は、早く家に……」
ポケットから賽銭箱を取り出して、どこでも瞬間移動を取り出した。
家に帰って、五円玉が欲しい。回復薬を作らないとマジで死ぬ。
「だ、駄目だ。この状態で試練なんて出来ない」
まともに動けない状態で試練はクリア出来ない。
誰かの手を借りるしかない。藤原さんは学校にいるから難しい。
だったら自衛隊員だ。負傷者が多いから、同じように回復薬が必要だ。
ボタンを押して、国会議事堂の正面広場に移動した。水浸しだった地面が乾いている。
偽総理が死んだから、出した物が消えたのだろうか。
「君、大丈夫か! おい、医療班来てくれ。消えた青年が戻って来た」
「た、頼みがあります。五円貸してください」
「今は喋らない方が良い。五円なんて言わずに、十万でも百万でも貸してやる。医療班早く来てくれ!」
やって来た自衛隊員の腕を掴んで頼んだ。だけど、拒否された。
福沢諭吉なんていらないから、さっさと五円玉を貸して欲しい。
「良かった、君を探していたんだ。五円玉を集めておいた。偽総理は倒したのか?」
重傷だと言った医療班が担架を取りに消えると、別の自衛隊員がやって来た。
手には高そうなブランド財布を持っている。議事堂の誰かから借りたようだ。
「首を斬り落としました。お願いがあります。協力してください」
「分かった。何をすればいいんだ?」
今度は話が分かる相手で助かった。
動ける自衛隊員を集めてもらい、全員で手を繋いで、難しい試練に挑戦した。
『ここは魔女の森だ。二時間以内に魔女の家にある百十八種類の液体から正解の三つを選べ。その液体を混ぜ合わせ、最後の一滴まで飲み干す事が出来れば回復薬を与えよう。さあ、お前の願いを叶えよ』
『ピイイー♬』
神爺の説明が終わった。
俺の仕事は担架に運ばれて、混ぜ合わせた薬を飲むだけだ。
正解の液体は魔女を拷問して聞き出すしかない。
若い美魔女だったら、元気になった後に手伝いたい。
暑苦しい森を抜けて、魔女の古ぼけた木の家に辿り着いた。
家に住んでいたのは、人間をカエルに変えて食べる老魔女だった。
あとの事は全て自衛隊員にお任せする。
「ひぃひひひひ! 元気なカエルちゃんが一杯だね!」
「撃て撃て! 撃ち殺せ!」
長い灰髪の魔女が箒に乗って飛び回り、杖の先から緑色の怪光線を放ってくる。
そんな不気味な魔女をマシンガンで撃ち落して、やっと家に入る事が出来た。
番号付きの三角フラスコに入った液体が床、棚、机の上に乱雑に置かれている。
「同じ色の液体も複数あるな。番号で見分けているなら、手帳や紙にヒントがあるはずだ。隈なく探せ!」
「はっ!」
自衛隊員達が散らかった部屋から、三つの番号が書かれた手掛かりを探し始めた。
ゲームなら部屋の中に手掛かりがあるのが定番だ。
予想通りに三つの番号が書かれた手帳、本、木板、紙片が次々に発見された。
「良かった。同じ番号の組み合わせはないようだ。これなら全部飲めば、必ず正解に辿り着ける」
自衛隊員から三つの液体を混ぜ合わせたカクテルを受け取って、一気に飲み干した。
死んだ川の水を飲んでいるみたいにマズイ。
「ぐはぁ! ゔゔゔーッッ!」
「どうした⁉︎ 大丈夫か!」
そして、全種類飲めば正解なんてうまい話はない。
全身から血を噴き出して死亡した。難しい試練を舐めたら駄目だ。
「小林、大丈夫か?」
「うえっ……だ、大丈夫です……」
『よくぞ難しい試練を乗り越えた。願い通りに回復薬を与えよう。さあ、受け取れ』
攻略法に気づいて念願の薬が手に入った。番号の組み合わせは入る度に変化した。
魔女に番号を喋らせないと絶対に作れない。だけど、自衛隊員を犠牲にすれば問題なかった。
俺が死ななければ試練は失敗じゃない。自衛隊員が飲んで死んでも問題なかった。
「うえっ、マズッ!」
賽銭箱から出ると、空き缶に入った回復薬を飲んだ。魔女カクテルと同じ味だ。
自動販売機から、これが出てきたら迷わずに地面に叩きつける。
「次は総理の分をお願いします」
「わ、分かりました。すぐに飲みます」
自衛隊員から催促されて、急いで魔女カクテルを飲み干した。
恐ろしく不味いのに即効性じゃない。
総理、議員、自衛隊員の分まで作って、やっと自宅に帰る事が許された。
「あぁー、疲れて死にそうだ」
家に帰ると汚れた服を脱いで、ベッドに倒れ込んだ。
よく考えたら一円も貰ってない。タダで大量の回復薬を作らされた。
「うえっ、まだ吐きそうだ。バケツが欲しい」
回復薬の味を思い出して吐きそうになった。別の事を考える事にしよう。
偽総理が死んだ影響か、偽議員達の顔が別人になって、超人的な力も消えたそうだ。
つまり賽銭箱の持ち主が死亡すると、その賽銭箱の影響も消えてしまう。
だったら作った物を売るのは危険だ。
下手に服を大量に作って売ると、俺が死ぬと町中に裸の変態が出現してしまう。
楽してお金持ちになれると思ったのに大失敗だ。
「すぅー、すぅー……」
「お兄ちゃん、お兄ちゃん……」
「んっ? 薫?」
いつの間にか疲れて眠ってしまったようだ。制服姿の薫が身体を揺すっている。
お兄ちゃんは総理を救って疲れているから、晩ご飯なら後で食べたい。
「ちゅ、ちゅ、ちゅっ」
「んっ? んんっーッ!」
口の中に何か柔らかい物が入って来たと思ったら、薫の舌だった。
慌てて薫の頭を掴んで、唇から引き離した。
「はぁ、はぁ……か、薫⁉︎ お前何しているのか分かっているのか⁉︎」
兄妹でもやって良い事と悪い事がある。
薫を叱ろうとしたけど、その資格はもう無かった。
「えっー! この前はお兄ちゃんからして来たんだよ。またいっぱい気持ち良い事しよ! チョコでエッチな文字書いて、ペロペロしていいから」
(なんてこったい!)
偽総理が死んで、薫が忘れていた方が良い事を思い出している。
問題が片付いたと思ったら、新しい問題がやって来た。
ベッドから起き上がると、賽銭箱と五円玉を十枚用意した。
「あん!」
「ケーキが欲しい」
『その願いを叶える事は出来る。叶えたければ、簡単な試練を乗り越えろ』
薫をベッドに優しく押し倒すと、賽銭箱に五円入れて願いを言った。
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【第三章・終わり】
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