18 / 111
第二章 最強高校生vs上級国民
第18話 見つかったベッドの下の危険物
しおりを挟む
「うぅぅ、もう終わりだ」
部屋に入るとベッドに潜り込んで、頭まで布団を被った。
泊まらずに早く帰ってきたから、母さんに食事を用意してないと怒られた。
ケーキと藤原さんを食べてしまったから、今は食欲がない。
藤原さんとの関係も学校生活も人生も終わりだ。
一時的な感情じゃないけど、今日、全部終わった。
コン、コン……
「お兄ちゃん、話があるんだけどいい?」
扉を叩く音と妹の声が聞こえてきた。今は誰とも何も話したくない。
お兄ちゃんは宇宙人でも、狼男でも、吸血鬼でもないけど、鬼畜だった。
「入るよ……うわぁー、そういうのは鍵掛けてやってよ。早くパンツ履いてよね」
勝手に部屋に入ってきて、勝手に変な事をしていると勘違いしている。
布団からすぐに頭だけ出して、ベッドから目を逸らしている薫を見た。
「何もしてないよ。話って何?」
「お兄ちゃん、知らないと思うけど、私の部屋の鍵とお兄ちゃんの部屋の鍵って一緒なんだよ」
「えっ?」
赤と白のチェックの半袖シャツを着た薫が、黒の半ズボンから鍵を取り出して、指先でクルクル回しながら言ってきた。
合鍵を持っていると言っているけど、俺の鍵を没収したいなら、気づいた時に言うはずだ。
外出中の兄の部屋に合鍵で侵入しても、大した物は盗めない。
「それは知らなかったけど、薫の部屋に勝手に入った事はないよ」
入れると知っていたら、入ったかもしれないけど、知らなかったから入った事はない。
「そんな事聞いてないし。私が聞きたいのは、そのベッドの下に隠してある物だよ。犯罪だよ」
「なっ!」
ベッドを指差して、不機嫌そうな顔の薫が全部知っていると言ってきた。
エッチな本を探していたら、危険な刀と盾を見つけてしまったようだ。
大変な時なのに、大変な物が見つかってしまった。
混乱状態の頭をこれ以上混乱させないでほしい。
「お前、まさか勝手に入って、勝手に……」
「見られて困るような物を隠しているのが悪いんだよ。お母さんに言うから」
「薫、ちょっと待って! 本当に待って!」
布団から飛び出して、部屋から出て行こうとする薫を引き止めた。
正しい判断だけど、その先の結果は最悪しか想像できない。
家族の中から人殺しを出したら、家族全員の人生が終わる。
「待たないし。お母さんに年上の友達が家に来たって聞いたよ。悪い友達と付き合ってるんでしょ」
「あれは友達じゃないよ。脅されて仕方なく家に入れたんだ」
「ほら、やっぱり悪い友達と付き合ってるんだ。こういうのは警察に相談した方が良いんだよ」
「それはもう解決したから、大丈夫だから、お兄ちゃんの話を聞いて」
兄思いの良い妹だと涙を流したいけど、警察だけには相談できない。
薫に賽銭箱の力を見せて、何とか黙ってもらうしかない。
「もぉー、何? 何言っても無駄だよ」
見せたい物があると言って、薫にベッドに座ってもらった。
「この賽銭箱は魔法の賽銭箱なんだ。薫が欲しい物を何でもプレゼントするから内緒にしてほしい」
「はぁ? お兄ちゃん、馬鹿なの?」
鞄から取り出した賽銭箱を見せると、想像以上の馬鹿にした反応が返ってきた。
その気持ちは分かるけど、一回騙されたと思ってチャンスをください。
「食べ物は駄目だけど、服とかなら簡単に作れるから」
「じゃあ、紅女の制服作って。出来ないならお母さんに言うから」
「分かった。制服を作るから内緒にして」
紅女は薫の第二志望だった高校だ。無事に第三志望の高校に入学している。
赤色のジャケット、赤色と灰色のチェック柄のスカートが可愛いと言っていた。
学校案内のパンフレットがあるらしいから、部屋に取りに行ってもらった。
「はい、時間稼ぎしても無駄だよ。絶対に言うから」
靴を履いて待っていると、薫がパンフレットを持ってきた。
絶対に言うなら、何をやっても意味がない。
「薫は信じてないんだよね? だったら、制服を出したら、絶対に誰にも言わないって約束して」
「別にいいよ。本当だったら、お兄ちゃんの言う事何でも聞いてあげる。ほら、早くやってよ」
薫の何でもはかなり怪しい。制服を出しても言いそうな気がする。
こんな時の為に、記憶を消せる薬とか用意しておけば良かった。
「この制服が欲しい」
『その願いを叶える事は出来る。叶えたければ、簡単な試練を乗り越えろ』
「な、な、喋った⁉︎」
横長黒バックを持って、賽銭箱に五円入れて願いを言った。
賽銭箱が喋り出して、薫が驚いた声を出した。
出来れば、吸い込まれた時点で信じてほしい。
「……やっぱりここか」
見覚えのある花畑に放り出された。丸い花壇がいくつも見える。
山田組の返り血で汚れた服を、新品の同じ服に変えるのに来た事がある。
『ここは花畑だ。一時間以内に赤、白、黒、灰色の花を全て集めよ。全て集めた時に制服を与えよう』
「よし、さっさと終わらせよう」
神爺の説明が終わって、笛が鳴り響いた。
丸い花壇を全部回って、必要な花を見落とさなければクリアだ。
鞄を開けて、花壇の花を間引きする感じで集めていく。
『よくぞ簡単な試練を乗り越えた。願い通りに制服を与えよう。さあ、受け取れ』
必要な花が集まったようだ。鞄の中の花が消えて、地面に紅女の制服が放り投げられた。
相変わらず物の扱いが雑すぎる。地面の制服を拾うと部屋に戻された。
「……薫、持ってき……!」
「出て来たな、妖怪! 私のお兄ちゃん、どこにやったの!」
部屋に戻されると、刀を抜いた薫に大歓迎された。
かなり興奮しているけど、それは玩具じゃない。二人殺している凶器だ。
「か、薫、落ち着いて。何言っているんだ? お兄ちゃんはお兄ちゃんだぞ」
「黙れ、妖怪!」
「うわぁ!」
説得しようとしたけど、落ち着いて話すのは無理みたいだ。兄思いの妹が問答無用で斬りかかって来た。
慌てて床から立ち上がって、刀を振り下ろす薫の両腕を受け止めた。
「うっ、それ本当に死ぬからやめて!」
「くぅぅぅ! やっぱりお兄ちゃんの力じゃない!」
殺されそうになったら、前のお兄ちゃんでもこのぐらいの力は出せる。
薫が体重を乗せて刀を押し込んでくるけど、力尽くで奪い取って、ベッドに刀を放り投げた。
「この離せ! お兄ちゃんを返せ!」
「薫、お願いだから、ちょっと静かに……!」
掴まれた腕を振り回して、薫が足で足を蹴って暴れまくる。
これ以上大声で騒がれたら、母さんがやって来る。
賽銭箱の中で話すしかない。机の上の賽銭箱に急いで五円入れた。
「ひゃっ!」
「ケーキが欲しい!」
『その願いを叶える事は出来る。叶えたければ、簡単な試練を乗り越えろ』
薫が放り出されても痛くないように、ベッドに押し倒して願いを言った。
すぐにベッドと一緒にケーキ屋に放り込まれた。
部屋に入るとベッドに潜り込んで、頭まで布団を被った。
泊まらずに早く帰ってきたから、母さんに食事を用意してないと怒られた。
ケーキと藤原さんを食べてしまったから、今は食欲がない。
藤原さんとの関係も学校生活も人生も終わりだ。
一時的な感情じゃないけど、今日、全部終わった。
コン、コン……
「お兄ちゃん、話があるんだけどいい?」
扉を叩く音と妹の声が聞こえてきた。今は誰とも何も話したくない。
お兄ちゃんは宇宙人でも、狼男でも、吸血鬼でもないけど、鬼畜だった。
「入るよ……うわぁー、そういうのは鍵掛けてやってよ。早くパンツ履いてよね」
勝手に部屋に入ってきて、勝手に変な事をしていると勘違いしている。
布団からすぐに頭だけ出して、ベッドから目を逸らしている薫を見た。
「何もしてないよ。話って何?」
「お兄ちゃん、知らないと思うけど、私の部屋の鍵とお兄ちゃんの部屋の鍵って一緒なんだよ」
「えっ?」
赤と白のチェックの半袖シャツを着た薫が、黒の半ズボンから鍵を取り出して、指先でクルクル回しながら言ってきた。
合鍵を持っていると言っているけど、俺の鍵を没収したいなら、気づいた時に言うはずだ。
外出中の兄の部屋に合鍵で侵入しても、大した物は盗めない。
「それは知らなかったけど、薫の部屋に勝手に入った事はないよ」
入れると知っていたら、入ったかもしれないけど、知らなかったから入った事はない。
「そんな事聞いてないし。私が聞きたいのは、そのベッドの下に隠してある物だよ。犯罪だよ」
「なっ!」
ベッドを指差して、不機嫌そうな顔の薫が全部知っていると言ってきた。
エッチな本を探していたら、危険な刀と盾を見つけてしまったようだ。
大変な時なのに、大変な物が見つかってしまった。
混乱状態の頭をこれ以上混乱させないでほしい。
「お前、まさか勝手に入って、勝手に……」
「見られて困るような物を隠しているのが悪いんだよ。お母さんに言うから」
「薫、ちょっと待って! 本当に待って!」
布団から飛び出して、部屋から出て行こうとする薫を引き止めた。
正しい判断だけど、その先の結果は最悪しか想像できない。
家族の中から人殺しを出したら、家族全員の人生が終わる。
「待たないし。お母さんに年上の友達が家に来たって聞いたよ。悪い友達と付き合ってるんでしょ」
「あれは友達じゃないよ。脅されて仕方なく家に入れたんだ」
「ほら、やっぱり悪い友達と付き合ってるんだ。こういうのは警察に相談した方が良いんだよ」
「それはもう解決したから、大丈夫だから、お兄ちゃんの話を聞いて」
兄思いの良い妹だと涙を流したいけど、警察だけには相談できない。
薫に賽銭箱の力を見せて、何とか黙ってもらうしかない。
「もぉー、何? 何言っても無駄だよ」
見せたい物があると言って、薫にベッドに座ってもらった。
「この賽銭箱は魔法の賽銭箱なんだ。薫が欲しい物を何でもプレゼントするから内緒にしてほしい」
「はぁ? お兄ちゃん、馬鹿なの?」
鞄から取り出した賽銭箱を見せると、想像以上の馬鹿にした反応が返ってきた。
その気持ちは分かるけど、一回騙されたと思ってチャンスをください。
「食べ物は駄目だけど、服とかなら簡単に作れるから」
「じゃあ、紅女の制服作って。出来ないならお母さんに言うから」
「分かった。制服を作るから内緒にして」
紅女は薫の第二志望だった高校だ。無事に第三志望の高校に入学している。
赤色のジャケット、赤色と灰色のチェック柄のスカートが可愛いと言っていた。
学校案内のパンフレットがあるらしいから、部屋に取りに行ってもらった。
「はい、時間稼ぎしても無駄だよ。絶対に言うから」
靴を履いて待っていると、薫がパンフレットを持ってきた。
絶対に言うなら、何をやっても意味がない。
「薫は信じてないんだよね? だったら、制服を出したら、絶対に誰にも言わないって約束して」
「別にいいよ。本当だったら、お兄ちゃんの言う事何でも聞いてあげる。ほら、早くやってよ」
薫の何でもはかなり怪しい。制服を出しても言いそうな気がする。
こんな時の為に、記憶を消せる薬とか用意しておけば良かった。
「この制服が欲しい」
『その願いを叶える事は出来る。叶えたければ、簡単な試練を乗り越えろ』
「な、な、喋った⁉︎」
横長黒バックを持って、賽銭箱に五円入れて願いを言った。
賽銭箱が喋り出して、薫が驚いた声を出した。
出来れば、吸い込まれた時点で信じてほしい。
「……やっぱりここか」
見覚えのある花畑に放り出された。丸い花壇がいくつも見える。
山田組の返り血で汚れた服を、新品の同じ服に変えるのに来た事がある。
『ここは花畑だ。一時間以内に赤、白、黒、灰色の花を全て集めよ。全て集めた時に制服を与えよう』
「よし、さっさと終わらせよう」
神爺の説明が終わって、笛が鳴り響いた。
丸い花壇を全部回って、必要な花を見落とさなければクリアだ。
鞄を開けて、花壇の花を間引きする感じで集めていく。
『よくぞ簡単な試練を乗り越えた。願い通りに制服を与えよう。さあ、受け取れ』
必要な花が集まったようだ。鞄の中の花が消えて、地面に紅女の制服が放り投げられた。
相変わらず物の扱いが雑すぎる。地面の制服を拾うと部屋に戻された。
「……薫、持ってき……!」
「出て来たな、妖怪! 私のお兄ちゃん、どこにやったの!」
部屋に戻されると、刀を抜いた薫に大歓迎された。
かなり興奮しているけど、それは玩具じゃない。二人殺している凶器だ。
「か、薫、落ち着いて。何言っているんだ? お兄ちゃんはお兄ちゃんだぞ」
「黙れ、妖怪!」
「うわぁ!」
説得しようとしたけど、落ち着いて話すのは無理みたいだ。兄思いの妹が問答無用で斬りかかって来た。
慌てて床から立ち上がって、刀を振り下ろす薫の両腕を受け止めた。
「うっ、それ本当に死ぬからやめて!」
「くぅぅぅ! やっぱりお兄ちゃんの力じゃない!」
殺されそうになったら、前のお兄ちゃんでもこのぐらいの力は出せる。
薫が体重を乗せて刀を押し込んでくるけど、力尽くで奪い取って、ベッドに刀を放り投げた。
「この離せ! お兄ちゃんを返せ!」
「薫、お願いだから、ちょっと静かに……!」
掴まれた腕を振り回して、薫が足で足を蹴って暴れまくる。
これ以上大声で騒がれたら、母さんがやって来る。
賽銭箱の中で話すしかない。机の上の賽銭箱に急いで五円入れた。
「ひゃっ!」
「ケーキが欲しい!」
『その願いを叶える事は出来る。叶えたければ、簡単な試練を乗り越えろ』
薫が放り出されても痛くないように、ベッドに押し倒して願いを言った。
すぐにベッドと一緒にケーキ屋に放り込まれた。
0
お気に入りに追加
141
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる