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第一章 平凡高校生vs不良集団
第10話 不良再登場、狙われた妹
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「藤原さん、何か欲しい物とかないのかな?」
放課後、寄り道もせずに家に向かった。まだ太田には勝てそうにない。
女の子ならヌイグルミとかプレゼントしたら、喜んでくれそうだ。
昨日は防弾チョッキとフルフェイスのヘルメットを手に入れた。
どちらも材料を探すだけだったから、簡単な試練だった。
「よっ、久し振り」
「あぁぁぁ!」
帰り道にウンコパーマと底辺ホストが突然現れた。
パーマが小学校からの友達みたいに、満面の笑みで近づいてくる。
車通りで人もいるから、暴力は振るえないはずなのに怖すぎる。
「ちょっと話がしたいだけだ。静かにしないと刺すからな」
「っ!」
パーマが上着のポケットから、チラッと小さなナイフを見せてきた。
ゴブリンの短剣よりも小さいけど、立派な刃物だ。
「な、何の用ですか」
「言ったよな? サツにチクッたら殺すって」
「こ、殺さないでくだ……」
自首したくせにお礼参りに来た。警察も釈放したなら連絡して欲しい。
パーマが臭い息がかかる程に顔を近づけて、目と目を合わせて殺気を送り込んでくる。
今すぐに走って逃げたいけど、ホストに背中を押さえられた。
「安心しろよ、兄弟。お前に良いニュースと良いニュースを教えてやるよ」
「い、良いニュースって?」
馴れ馴れしく右肩に腕を回して、鍛えてない腹筋を撫で回される。
絶対に両方とも悪いニュースの予感しかしない。
「教えてやるからちょっと来いよ。変な真似したら、お前の女を犯すから覚悟しろよ」
「それって、藤原さん……」
どこかに連れて行きたいみたいだけど、お前の女が気になった。
聞こうとしたら、ホストが口を左手で塞いできた。
「おっとと、静かにしないと本当に殺しちゃうよ?」
「ひぃっ!」
耳元で静かに言ってきたけど、背筋にゾクゾク寒気を感じた。
絶対に本気で言っている。まだ死にたくない。
「そうそう。大人しくしてたら優しくしてやるよ。おっと、そっちの趣味はねぇからな。まあ、俺はだけどな」
抵抗せずに歩き始めると、肩に腕を回すホストが下品な笑みを浮かべて言ってきた。
やっぱり悪いニュースしか期待できない。
(あれは……)
裏通りに黒いワンボックスカーが止まっている。
運転席と助手席に見える男二人は不良にしか見えない。
運転免許が取れるなら、平日の金曜日にこんな所にいないで、運送会社で働いて幸せを届けて欲しい。
あの車に乗せられたら、どこかの廃工場でリンチされて、男好きに抱かれるんだ。
そして、その抱かれている映像をネットに流されたくなかったら、金を持って来いと脅される。
最悪の人生の始まりだ。
だけど、ここで逃げたら藤原さんが、そんな酷い目に遭うかもしれない。
逃げたいけど、逃げたら藤原さんが……
「お待たぁー、連れて来たよぉー」
「何だよ、ザンギフ。こんなガキにやられたのか?」
「あゔっ? こんな奴一発だ。オラ、ビビッてないでさっさと乗れよ!」
「あぐっ!」
予想通りの悪いお友達だった。
運転席の短い金髪男は口ピアスに、右腕は外人みたいに入れ墨ドンだ。
友達同士でも仲が悪いのか、怒ったパーマに車の後部座席に押し込められた。
「おい、大事なお客様なんだから怪我させるな」
「させてねぇよ。コイツが転んだんだ」
車の中はキツイ芳香剤の匂いが充満している。座席にガムテープが自然に転がっている。
乗員は俺を含めて五人だけで、藤原さんはいない。まだ何も起きてないみたいだ。
「何ジロジロ見てんだよ?」
「な、何も見てないです、どこに連れて行くんですか?」
パーマが右隣に、ホストが左隣に乗り込むと、車が静かに動き出した。
まるで犯罪者として、警察のパトカーで連行されている気分だ。
「そんなにビビんなよ。最初から殺すつもりねぇよ。お前が言うこと聞けば、皆んなハッピーになれる」
「お金なら一万円も持ってないですよ」
ポケットに財布はあるけど、二千円あるかも分からない。
「ハッハハハ! そんな端た金欲しくてやるかよ。お前の妹可愛いよな? 連れて来てくれよ。それでチャラだ」
「うっ……妹に何の用ですか?」
「はぁ? 本気で聞いてんのか? 男と女がやる事は一つだろう。皆んなでレイプするんだよ」
最悪だ。お金で許してもらおうと思ったのに、パーマは大笑いすると妹を要求してきた。
しかも、ここにいる全員で犯すなんて、そんな事に協力できるわけない。
「お金なら百万円でも、一千万円でも用意します。それで許してください」
「へぇー、お前の家金持ちなんだな」
お金なら賽銭箱で手に入れた物を売れば用意できる。
現金を集めて見せれば許してくれるはずだ。
「凄いでちゅねぇー。妹思いの良いお兄ちゃんでちゅねぇー……」
それなのにホストが耳元で赤ちゃん言葉で話し出した。
そして、いきなり左手で両頬を押し潰して怒った。
「舐めんなよ、ガキ。サツに通報するつもりだろ?」
「そんな事しな……」
「これ、だぁ~れだ?」
勘違いだと否定しようとしたけど、今度はパーマがスマホの画面を見せてきた。
画面には別の車に乗せられている藤原さんが映っていた。
「藤原さん!」
叫んでスマホを奪い取ろうとしたけど駄目だった。パーマがサッと手を動かした。
「正解ぃ~! お前よりも先に連れ去ったんだよ。良いニュースだ。妹を連れて来たら、この女とヤらせてやるよ。ついでに妹ともヤれるぞ。童貞卒業だな」
「巫山戯んな! 藤原さんに指一本でも触れたら、全員殺してやる!」
今すぐに怒りに任せて暴れたいけど、本気で抵抗したら駄目なのは分かっている。
パーマとホストの二人に、座席に笑いながら押さえつけられる。
「おいおい、興奮するのが早すぎだって兄弟。まだ、何もしてねぇよ。最初はお前に譲ってやるよ。好きなんだろ? お前の好きなようにしていいんだ。最高だろ?」
「別に断ってもいいんだぜ。その時はお前の分までヤッてやるよ。明日は土曜日だ。連休中に休まずに調教してやるよ。自分から調教して欲しくなるぐらいにな」
信じられない。こんなゴミ以下の最低の屑が近くにいたなんて……。
こんな屑野郎に好き放題やられるなんて、気持ち悪くて、惨めで涙が止まらない。
「うぅぅ、何でこんな酷い事するんだよ。何の恨みがあるんだよ」
「別に恨みなんてねぇよ。お前の家族を調べたら、妹が可愛いかったからだ。妹の友達も可愛いんだろ? そういうのを金持ちの変態がペットに欲しがるんだよ。売った後にどうなるのか知らねぇけどな」
たったそれだけの理由で選ばれたくない。
しかも、藤原さんと妹の友達まで呼び出して、卑猥な行為をしようとしている。
こんな奴らに、こんな奴らに……
「ほい、到着だ。妹が来たら、お前が車に乗せるんだ。簡単な仕事で好きな女とヤれるんだ。嬉しいだろ?」
「ここは……」
不快感で吐きそうになっていると車が停止した。
見覚えのある場所だと思ったら家の近くだった。
放課後、寄り道もせずに家に向かった。まだ太田には勝てそうにない。
女の子ならヌイグルミとかプレゼントしたら、喜んでくれそうだ。
昨日は防弾チョッキとフルフェイスのヘルメットを手に入れた。
どちらも材料を探すだけだったから、簡単な試練だった。
「よっ、久し振り」
「あぁぁぁ!」
帰り道にウンコパーマと底辺ホストが突然現れた。
パーマが小学校からの友達みたいに、満面の笑みで近づいてくる。
車通りで人もいるから、暴力は振るえないはずなのに怖すぎる。
「ちょっと話がしたいだけだ。静かにしないと刺すからな」
「っ!」
パーマが上着のポケットから、チラッと小さなナイフを見せてきた。
ゴブリンの短剣よりも小さいけど、立派な刃物だ。
「な、何の用ですか」
「言ったよな? サツにチクッたら殺すって」
「こ、殺さないでくだ……」
自首したくせにお礼参りに来た。警察も釈放したなら連絡して欲しい。
パーマが臭い息がかかる程に顔を近づけて、目と目を合わせて殺気を送り込んでくる。
今すぐに走って逃げたいけど、ホストに背中を押さえられた。
「安心しろよ、兄弟。お前に良いニュースと良いニュースを教えてやるよ」
「い、良いニュースって?」
馴れ馴れしく右肩に腕を回して、鍛えてない腹筋を撫で回される。
絶対に両方とも悪いニュースの予感しかしない。
「教えてやるからちょっと来いよ。変な真似したら、お前の女を犯すから覚悟しろよ」
「それって、藤原さん……」
どこかに連れて行きたいみたいだけど、お前の女が気になった。
聞こうとしたら、ホストが口を左手で塞いできた。
「おっとと、静かにしないと本当に殺しちゃうよ?」
「ひぃっ!」
耳元で静かに言ってきたけど、背筋にゾクゾク寒気を感じた。
絶対に本気で言っている。まだ死にたくない。
「そうそう。大人しくしてたら優しくしてやるよ。おっと、そっちの趣味はねぇからな。まあ、俺はだけどな」
抵抗せずに歩き始めると、肩に腕を回すホストが下品な笑みを浮かべて言ってきた。
やっぱり悪いニュースしか期待できない。
(あれは……)
裏通りに黒いワンボックスカーが止まっている。
運転席と助手席に見える男二人は不良にしか見えない。
運転免許が取れるなら、平日の金曜日にこんな所にいないで、運送会社で働いて幸せを届けて欲しい。
あの車に乗せられたら、どこかの廃工場でリンチされて、男好きに抱かれるんだ。
そして、その抱かれている映像をネットに流されたくなかったら、金を持って来いと脅される。
最悪の人生の始まりだ。
だけど、ここで逃げたら藤原さんが、そんな酷い目に遭うかもしれない。
逃げたいけど、逃げたら藤原さんが……
「お待たぁー、連れて来たよぉー」
「何だよ、ザンギフ。こんなガキにやられたのか?」
「あゔっ? こんな奴一発だ。オラ、ビビッてないでさっさと乗れよ!」
「あぐっ!」
予想通りの悪いお友達だった。
運転席の短い金髪男は口ピアスに、右腕は外人みたいに入れ墨ドンだ。
友達同士でも仲が悪いのか、怒ったパーマに車の後部座席に押し込められた。
「おい、大事なお客様なんだから怪我させるな」
「させてねぇよ。コイツが転んだんだ」
車の中はキツイ芳香剤の匂いが充満している。座席にガムテープが自然に転がっている。
乗員は俺を含めて五人だけで、藤原さんはいない。まだ何も起きてないみたいだ。
「何ジロジロ見てんだよ?」
「な、何も見てないです、どこに連れて行くんですか?」
パーマが右隣に、ホストが左隣に乗り込むと、車が静かに動き出した。
まるで犯罪者として、警察のパトカーで連行されている気分だ。
「そんなにビビんなよ。最初から殺すつもりねぇよ。お前が言うこと聞けば、皆んなハッピーになれる」
「お金なら一万円も持ってないですよ」
ポケットに財布はあるけど、二千円あるかも分からない。
「ハッハハハ! そんな端た金欲しくてやるかよ。お前の妹可愛いよな? 連れて来てくれよ。それでチャラだ」
「うっ……妹に何の用ですか?」
「はぁ? 本気で聞いてんのか? 男と女がやる事は一つだろう。皆んなでレイプするんだよ」
最悪だ。お金で許してもらおうと思ったのに、パーマは大笑いすると妹を要求してきた。
しかも、ここにいる全員で犯すなんて、そんな事に協力できるわけない。
「お金なら百万円でも、一千万円でも用意します。それで許してください」
「へぇー、お前の家金持ちなんだな」
お金なら賽銭箱で手に入れた物を売れば用意できる。
現金を集めて見せれば許してくれるはずだ。
「凄いでちゅねぇー。妹思いの良いお兄ちゃんでちゅねぇー……」
それなのにホストが耳元で赤ちゃん言葉で話し出した。
そして、いきなり左手で両頬を押し潰して怒った。
「舐めんなよ、ガキ。サツに通報するつもりだろ?」
「そんな事しな……」
「これ、だぁ~れだ?」
勘違いだと否定しようとしたけど、今度はパーマがスマホの画面を見せてきた。
画面には別の車に乗せられている藤原さんが映っていた。
「藤原さん!」
叫んでスマホを奪い取ろうとしたけど駄目だった。パーマがサッと手を動かした。
「正解ぃ~! お前よりも先に連れ去ったんだよ。良いニュースだ。妹を連れて来たら、この女とヤらせてやるよ。ついでに妹ともヤれるぞ。童貞卒業だな」
「巫山戯んな! 藤原さんに指一本でも触れたら、全員殺してやる!」
今すぐに怒りに任せて暴れたいけど、本気で抵抗したら駄目なのは分かっている。
パーマとホストの二人に、座席に笑いながら押さえつけられる。
「おいおい、興奮するのが早すぎだって兄弟。まだ、何もしてねぇよ。最初はお前に譲ってやるよ。好きなんだろ? お前の好きなようにしていいんだ。最高だろ?」
「別に断ってもいいんだぜ。その時はお前の分までヤッてやるよ。明日は土曜日だ。連休中に休まずに調教してやるよ。自分から調教して欲しくなるぐらいにな」
信じられない。こんなゴミ以下の最低の屑が近くにいたなんて……。
こんな屑野郎に好き放題やられるなんて、気持ち悪くて、惨めで涙が止まらない。
「うぅぅ、何でこんな酷い事するんだよ。何の恨みがあるんだよ」
「別に恨みなんてねぇよ。お前の家族を調べたら、妹が可愛いかったからだ。妹の友達も可愛いんだろ? そういうのを金持ちの変態がペットに欲しがるんだよ。売った後にどうなるのか知らねぇけどな」
たったそれだけの理由で選ばれたくない。
しかも、藤原さんと妹の友達まで呼び出して、卑猥な行為をしようとしている。
こんな奴らに、こんな奴らに……
「ほい、到着だ。妹が来たら、お前が車に乗せるんだ。簡単な仕事で好きな女とヤれるんだ。嬉しいだろ?」
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