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第一章 平凡高校生vs不良集団
第8話 鉄塊十個集めて剣を作る
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「母さん、晩ご飯は後で食べるから。これ、お土産のクッキー」
リビングで洗濯物を畳んでいる母さんに、お土産のクッキーを半分渡した。
五センチ大のクッキーでも、三十二枚も食べるとお腹一杯になる。
頑張ったけど太田の野朗には勝てなかった。
「ちょっと待ちなさい。これ、手作りじゃない。誰から貰ったの?」
「母さんの知らない女の人だよ。クッキーの食べ過ぎでキツイから部屋で横になるから」
「へぇー、そんな娘がいるんなら紹介しなさいよ」
「ただの友達だよ。彼女とかじゃないから」
藤原さんだと言ったら、怒られるに決まっている。謎の人妻Aに登場してもらった。
コン、コン……
「薫、クッキーあるけど食べる?」
妹の部屋の扉を軽くノックして、廊下から聞いてみた。
妹とあるあるで勝手に開けると、身内でも変態呼ばわりされる。
「もう面倒くさいなぁー。クッキーって、高いヤツなの?」
待っていると軽く扉を開けて、黒髪を肩で切り揃えた妹が顔を出してきた。
高級クッキーを期待しているけど、ただの人妻クッキーだ。
「友達のお母さんの手作りクッキーだけど美味しいよ」
「手作りかぁー。まあ、食べられればいっか。変な物入ってないよね?」
家族分に四袋貰ったから、残りは二袋だ。
薫が一袋だけ受け取ると、紐を解いて匂いを嗅ぎ始めた。
心配しなくても媚薬も麻薬も入ってない。
「心配なら毒味するよ」
「別にいいし。それよりも不良が帰り道にいたよ。お兄ちゃんを殴った奴の仲間なんじゃないの? くすっ。お礼参りに探しているのかもね」
全然笑えるところはないのに、薫は面白いみたいだ。
不良達にタコ殴りに遭う兄を想像しているのか笑っている。
「それ危ないから、母さんに言った方がいいぞ。警察に巡回してもらわないと」
「もうお母さんには言いました。不良に家がバレないように気をつけてよね」
注意というよりも苦情を言うと、薫は扉を閉めてクッキーと一緒に部屋に消えた。
俺も部屋に行こう。早く対策を用意しないと不良達にタコ殴りにされる。
「不良除けのお守りとか作れるかな?」
弓矢を持った中学一年生ゴブリンは倒せない。別の願いで身を守る方法を考えてみた。
でも、お守りはバリアみたいなものだから、試練はかなり難しそうだ。
「盾よりも剣の方がいいかも。よし、やってみるか」
賽銭箱を使って物が手に入るか、まだ試してない。
盾で矢を受け止めようと思ったけど、ここは防御力よりも攻撃力をアップしよう。
攻撃は最大の防御だ。盾を構えてタコ殴りに遭うのは嫌だ。
「簡単な試練で切れる剣をください」
準備を済ませると賽銭箱に五円入れてお願いした。
『その願いを叶える事は出来る。叶えたければ、簡単な試練を乗り越えろ』
「よし、やるぞ」
出来ないとは言わなかった。これでクリアしたら剣が手に入る。
賽銭箱に吸い込まれて放り出された。
「あれ? 何も見えない」
街道ではないみたいだけど、真っ暗闇で何も見えない。
触っている地面の感触で、ゴツゴツした岩なのは分かる。
『ここは鉱山だ。三時間以内に鉄塊十個を手に入れれば、切れる剣を与えよう。試練を乗り越えるのが難しい場合は、ギブアップと宣言すれば自主退場できる。さあ、お前の願いを叶えよ』
「これは無理だよ」
いつもの神爺が説明を始めてくれたけど、懐中電灯がないと何も見えない。
それに岩を壊して鉄塊を手に入れるなら、ハンマーがないと無理だ。
家に帰って準備しよう。
「ギブアップ」
暗い鉱山から部屋に帰還した。
物置き部屋を探して、ラジオ付きの白い懐中電灯、工具箱から釘を打てる鉄製ハンマーを見つけた。
これで鉱山の状態が少しは分かる。荷物が多いから、ゴルフクラブは置いて行こう。
「剣とか普通に売れそうかも」
まだ手に入れてないけど、剣なら十万円ぐらいで売れそうな気がする。
三時間で十万円は間違いなく高額バイトだ。今度こそ準備を済ませて、賽銭箱にお願いした。
「簡単な試練で切れる剣をください」
さっきと同じ願いを言って、賽銭箱に吸い込まれて鉱山に放り出された。
「早く探さないとな」
付けっぱなしの懐中電灯を拾って、周囲を確認した。灯りは強力だけど真っ直ぐしか照らせない。
灰色と白色の鉱山は鍾乳洞みたいな感じだけど、天井からは岩の氷柱はぶら下がっていない。
冷房が効いた部屋のように涼しい。虫はいないみたいだけど、ヘビもムカデも出て来ないでほしい。
「適当に掘れば出て来るのかな?」
岩壁を念入りに調べているけど、全部同じようにしか見えない。
金属探知器でもあればいいけど、物置き部屋には絶対にない。
「とりあえず歩いてみるか」
前後に鉱山は大きく広がっているから、まずは情報収集しよう。
ゴブリンがいる可能性もあるから、作業現場の安全確認は重要だ。
「んっ? えっ……もしかして……」
左手に持った懐中電灯を適当に動かして、壁を照らして歩いていく。
壁の中に星のようにキラッと光る何かを見つけた。
近づいて確認すると、どう見ても岩ではなく金属だった。
「確かにこれなら簡単だ」
壁の外に出ている鉄塊を見つけるだけなら簡単だ。
鉄塊の周囲の壁をハンマーで叩くと、風化した岩みたいに簡単に砕けた。
「まずは一個目だ」
濁った銀色の鉄塊を手に入れた。
片手で持てる大きさだけど、一キロぐらいはありそうだ。
これを持ち歩くのは結構な重労働だ。鞄を持ってくれば良かった。
上着を脱いで、木製バットを上着の右手から左手の穴に通した。
腹の部分を折り畳んで持てば、これで鞄代わりになる。
首穴から鉄塊とハンマーを入れて、次の鉄塊を探した。
「急げ急げ!」
三時間もあれば余裕だと思ったけど、絶妙な時間制限だ。
賽銭箱の中の時間は外とは関係ないから、何回でも挑戦できるけど精神的に疲れる。
九個集めたけど、残り二十分しかない。これで失敗したら最悪だ。
「ああっ!」
何か光った気がした。右手に持った九キロの鉄塊が重いけど、頑張って走った。
「はぁ、はぁ、よし、十個目だ!」
壁の中に鉄塊を見つけた。
これでクリアかと思ったけど、壁から掘り出さないと駄目みたいだ。
神ルールだと、見つけたと手に入れたは違うらしい。
ハンマーで壁を叩いて、鉄塊を急いで掘り出した。
『よくぞ簡単な試練を乗り越えた。願い通りに切れる剣を与えよう。さあ、受け取れ』
「ふぅー、間に合った」
神爺の声が聞こえてきた。報酬の剣を待っていると地面に何かが落ちた。
渡し方が中国みたいに雑だけど、懐中電灯で地面を探してみた。
「あっ、あった!」
地面に落ちている黒い鞘に入った刀を見つけた。
剣じゃないのは日本だからだろう。拾うと部屋に戻された。
「いてて……戻されるタイミングが分からない」
軽く文句を言って、床から立ち上がった。鉱山で脱いだ上着を着ている。
賽銭箱に入る前の状態に戻されている。これなら、美味しい物を持ち込めば食べ放題だ。
それはまた今度やるとして、手に入れたはずの刀を探してみた。
「さてと、刀、刀……」
床の上に黒い柄と黒い鞘の刀を見つけた。
恐る恐る抜いてみると、キラリと光る銀色の刀身が見えた。
これは絶対に家族にも見つかったら駄目なヤツだ。
リビングで洗濯物を畳んでいる母さんに、お土産のクッキーを半分渡した。
五センチ大のクッキーでも、三十二枚も食べるとお腹一杯になる。
頑張ったけど太田の野朗には勝てなかった。
「ちょっと待ちなさい。これ、手作りじゃない。誰から貰ったの?」
「母さんの知らない女の人だよ。クッキーの食べ過ぎでキツイから部屋で横になるから」
「へぇー、そんな娘がいるんなら紹介しなさいよ」
「ただの友達だよ。彼女とかじゃないから」
藤原さんだと言ったら、怒られるに決まっている。謎の人妻Aに登場してもらった。
コン、コン……
「薫、クッキーあるけど食べる?」
妹の部屋の扉を軽くノックして、廊下から聞いてみた。
妹とあるあるで勝手に開けると、身内でも変態呼ばわりされる。
「もう面倒くさいなぁー。クッキーって、高いヤツなの?」
待っていると軽く扉を開けて、黒髪を肩で切り揃えた妹が顔を出してきた。
高級クッキーを期待しているけど、ただの人妻クッキーだ。
「友達のお母さんの手作りクッキーだけど美味しいよ」
「手作りかぁー。まあ、食べられればいっか。変な物入ってないよね?」
家族分に四袋貰ったから、残りは二袋だ。
薫が一袋だけ受け取ると、紐を解いて匂いを嗅ぎ始めた。
心配しなくても媚薬も麻薬も入ってない。
「心配なら毒味するよ」
「別にいいし。それよりも不良が帰り道にいたよ。お兄ちゃんを殴った奴の仲間なんじゃないの? くすっ。お礼参りに探しているのかもね」
全然笑えるところはないのに、薫は面白いみたいだ。
不良達にタコ殴りに遭う兄を想像しているのか笑っている。
「それ危ないから、母さんに言った方がいいぞ。警察に巡回してもらわないと」
「もうお母さんには言いました。不良に家がバレないように気をつけてよね」
注意というよりも苦情を言うと、薫は扉を閉めてクッキーと一緒に部屋に消えた。
俺も部屋に行こう。早く対策を用意しないと不良達にタコ殴りにされる。
「不良除けのお守りとか作れるかな?」
弓矢を持った中学一年生ゴブリンは倒せない。別の願いで身を守る方法を考えてみた。
でも、お守りはバリアみたいなものだから、試練はかなり難しそうだ。
「盾よりも剣の方がいいかも。よし、やってみるか」
賽銭箱を使って物が手に入るか、まだ試してない。
盾で矢を受け止めようと思ったけど、ここは防御力よりも攻撃力をアップしよう。
攻撃は最大の防御だ。盾を構えてタコ殴りに遭うのは嫌だ。
「簡単な試練で切れる剣をください」
準備を済ませると賽銭箱に五円入れてお願いした。
『その願いを叶える事は出来る。叶えたければ、簡単な試練を乗り越えろ』
「よし、やるぞ」
出来ないとは言わなかった。これでクリアしたら剣が手に入る。
賽銭箱に吸い込まれて放り出された。
「あれ? 何も見えない」
街道ではないみたいだけど、真っ暗闇で何も見えない。
触っている地面の感触で、ゴツゴツした岩なのは分かる。
『ここは鉱山だ。三時間以内に鉄塊十個を手に入れれば、切れる剣を与えよう。試練を乗り越えるのが難しい場合は、ギブアップと宣言すれば自主退場できる。さあ、お前の願いを叶えよ』
「これは無理だよ」
いつもの神爺が説明を始めてくれたけど、懐中電灯がないと何も見えない。
それに岩を壊して鉄塊を手に入れるなら、ハンマーがないと無理だ。
家に帰って準備しよう。
「ギブアップ」
暗い鉱山から部屋に帰還した。
物置き部屋を探して、ラジオ付きの白い懐中電灯、工具箱から釘を打てる鉄製ハンマーを見つけた。
これで鉱山の状態が少しは分かる。荷物が多いから、ゴルフクラブは置いて行こう。
「剣とか普通に売れそうかも」
まだ手に入れてないけど、剣なら十万円ぐらいで売れそうな気がする。
三時間で十万円は間違いなく高額バイトだ。今度こそ準備を済ませて、賽銭箱にお願いした。
「簡単な試練で切れる剣をください」
さっきと同じ願いを言って、賽銭箱に吸い込まれて鉱山に放り出された。
「早く探さないとな」
付けっぱなしの懐中電灯を拾って、周囲を確認した。灯りは強力だけど真っ直ぐしか照らせない。
灰色と白色の鉱山は鍾乳洞みたいな感じだけど、天井からは岩の氷柱はぶら下がっていない。
冷房が効いた部屋のように涼しい。虫はいないみたいだけど、ヘビもムカデも出て来ないでほしい。
「適当に掘れば出て来るのかな?」
岩壁を念入りに調べているけど、全部同じようにしか見えない。
金属探知器でもあればいいけど、物置き部屋には絶対にない。
「とりあえず歩いてみるか」
前後に鉱山は大きく広がっているから、まずは情報収集しよう。
ゴブリンがいる可能性もあるから、作業現場の安全確認は重要だ。
「んっ? えっ……もしかして……」
左手に持った懐中電灯を適当に動かして、壁を照らして歩いていく。
壁の中に星のようにキラッと光る何かを見つけた。
近づいて確認すると、どう見ても岩ではなく金属だった。
「確かにこれなら簡単だ」
壁の外に出ている鉄塊を見つけるだけなら簡単だ。
鉄塊の周囲の壁をハンマーで叩くと、風化した岩みたいに簡単に砕けた。
「まずは一個目だ」
濁った銀色の鉄塊を手に入れた。
片手で持てる大きさだけど、一キロぐらいはありそうだ。
これを持ち歩くのは結構な重労働だ。鞄を持ってくれば良かった。
上着を脱いで、木製バットを上着の右手から左手の穴に通した。
腹の部分を折り畳んで持てば、これで鞄代わりになる。
首穴から鉄塊とハンマーを入れて、次の鉄塊を探した。
「急げ急げ!」
三時間もあれば余裕だと思ったけど、絶妙な時間制限だ。
賽銭箱の中の時間は外とは関係ないから、何回でも挑戦できるけど精神的に疲れる。
九個集めたけど、残り二十分しかない。これで失敗したら最悪だ。
「ああっ!」
何か光った気がした。右手に持った九キロの鉄塊が重いけど、頑張って走った。
「はぁ、はぁ、よし、十個目だ!」
壁の中に鉄塊を見つけた。
これでクリアかと思ったけど、壁から掘り出さないと駄目みたいだ。
神ルールだと、見つけたと手に入れたは違うらしい。
ハンマーで壁を叩いて、鉄塊を急いで掘り出した。
『よくぞ簡単な試練を乗り越えた。願い通りに切れる剣を与えよう。さあ、受け取れ』
「ふぅー、間に合った」
神爺の声が聞こえてきた。報酬の剣を待っていると地面に何かが落ちた。
渡し方が中国みたいに雑だけど、懐中電灯で地面を探してみた。
「あっ、あった!」
地面に落ちている黒い鞘に入った刀を見つけた。
剣じゃないのは日本だからだろう。拾うと部屋に戻された。
「いてて……戻されるタイミングが分からない」
軽く文句を言って、床から立ち上がった。鉱山で脱いだ上着を着ている。
賽銭箱に入る前の状態に戻されている。これなら、美味しい物を持ち込めば食べ放題だ。
それはまた今度やるとして、手に入れたはずの刀を探してみた。
「さてと、刀、刀……」
床の上に黒い柄と黒い鞘の刀を見つけた。
恐る恐る抜いてみると、キラリと光る銀色の刀身が見えた。
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