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第二章:ゾンビ編
第50話 進化後
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階段から飛び出してくる雑魚冒険者狩りは続く。
今度は瞬殺せずにじっくりと対戦している。
剣を振り回す冒険者に対して、こっちも剣を抜いて応戦する。
ガン、ギィン——
「フゥ、ハッ!」
剣同士が激しく打つかり合うが、俺の剣はビクともしない。
雑魚冒険者にお似合いの雑魚剣では、俺のゴーレムさえ粉砕する最強剣には通用しない。
「そろそろ終わりにしようか?」
「くっ!」
一旦距離を取ると、岩で剣をコーティングしていき、分厚く巨大にしていく。
圧倒的な実力の前に怯える冒険者の顔がたまらない。
二メートルを越える刀身の大剣を作り出すと、それを両手で持って冒険者に振り下ろした。
「舐めるな!」
ドガァン‼︎ 魔力で振り下ろした強力な一撃を、冒険者は横に飛んで素早く回避した。
粉砕された床を無視して、俺に向かって剣を水平に構えて突っ込んでくる。
なるほど、剣同士で戦うと俺は負けるらしい。
「死ねッ!」
でも、残念だがお前の剣は俺には絶対に届かない。
剣を振り下ろすと同時に足元全体に魔力を流して、次の攻撃準備は終わらせている。
ドゴォン——
「ご、ごぉふっ‼︎」
俺の首を狙った冒険者の剣が届く前に、地面から無数の棒状の石柱が斜めに飛び出した。
飛び出した石柱は、冒険者の上半身を中心に二十本以上が直撃している。
「俺の剣の腕なら勝てると思って油断したか? 俺は手持ちのカードの中で、最弱のカードで戦っていただけだ」
「ぐはぁ‼︎」
石柱にもたれかかる冒険者に良い事を教えてあげると、大剣の腹で石柱ごとブン殴った。
冒険者は折れた石柱と一緒に、吹き飛んでいって床に倒れた。
俺に勝ちたいなら夢の中だけにするんだな。
「そろそろこの遊びにも飽きたな」
倒した冒険者の数は三十八人になるのに、全然太陽石を渡さない。
倒して装備品を奪った冒険者は、階段に岩レンガで閉じ込めて蹴り落としている。
負けた時の緊張感を高める為に、首無し岩レンガでも蹴り落とそうか。
「次からは殺す! 用意する時間はたっぷりとやった! 五分以内に太陽石を持って来なければ、この階段を岩で埋め尽くしてやる! 分かったな!」
「……」
返事は返ってこないが、階段に向かって大声で最終警告した。
殺人犯になるつもりはないが、こっちも命懸けだ。
まあ、事情を話せば助けてくれる可能性はある。
でも、それだとゾンビの治療費と雑魚冒険者達の治療費を請求されて終わりだ。
人間に戻れたね、めでたし、めでたしになるには手遅れだ。
それに転落人生の坂道を転げ落ちているつもりもない。
俺は富、名声、権力を手段を選ばずに、効率的に楽して手に入れたい男だ。
正体を明かすのは全てを手に入れて、町に戻れると確信した後だ。
「降参する! 攻撃するな!」
「降参ねぇ……」
制限時間の五分間を待っていると、武器を持っていない冒険者二人が、手を上げて階段を上ってきた。
俺を油断させて何かするつもりかもしれない。
「降参なんてどうでもいい。俺が欲しいのは太陽石だけだ」
「あぁ、だから集めて来た。ここに七個あるから見逃してくれ」
「ほぉー、本当だろうな?」
「嘘じゃない! 確かめてくれ!」
男の一人が何かが入った白い小さな袋を床にゆっくりと置いた。
罠の可能性もあるが、男二人は階段に向かって退がっていく。
二人と階段の中に意識を向けつつ、警戒しながら袋に近づいていく。
袋を拾い上げると、袋の口を広げて中身を確認した。楕円形の琥珀色の石が七個入っていた。
「なるほど。本当だったか……」
「要求通りにあんたが欲しい物は渡した。人質を解放して、怪我人を町に運ばせて欲しい」
「そうだな……」
袋の中に右手を突っ込むと、男の話を一応は聞いているフリをする。
琥珀色の石が右手にスッーと吸収されていく。
そして、七個全部を吸収し終えると身体に異変が起きた。
ドクン……
「ぐがぁぁ! があああ!」
「な、何だ⁉︎」
「ヤバイ! 逃げるぞ!」
痛みを感じないはずの身体に痛みが走り回る。
俺の叫び声に男二人は攻撃されると思ったのか、階段の中に急いで逃げ込んだ。
全身の肉が身体の中の何かから押し上げられ、膨れ上がっている。
肉の焼ける臭いがする。血管の中に燃えるような赤い溶岩が流れているようだ。
「ぐっ、まさか、今度こそ完全なゾンビに……」
失敗したかもしれない。
進化すれば良い方向に変化すると思ったが、俺の意識が消えたら意味がない。
こういうのは誰か別の人間で人体実験をした後に、安全を確かめた後にやるべきだった。
実験体のジェイゾンビなら、まだ上の階段にいるはずだから、あれでやるべきだった。
「ぐぅおおおお!」
二分後……
「ふぅー、大丈夫みたいだ」
身体の痛みと熱さが嘘のように落ち着いた。
男の急所を蹴り上げられて、大袈裟に泣き叫んでいるみたいに見っともない行為だった。
「さて、確かめてみるか……」
覚悟と期待の両方を持って、胸に手を当てて『調べる』を使ってみた。
【名前:ゾンビソルジャー 年齢:20歳 性別:ゾンビ 身長:172センチ 体重:58キロ】
「ゾンビソルジャー? このダンジョンにそんな名前のモンスターは存在しないぞ」
姉貴の手帳に五十階までのモンスターの名前は書いてある。
進化して新種のモンスターになったみたいだ。
でも、名前が変わって、身長と体重が少し増えている程度の進化だ。
これを進化とは普通は言わない。ただの改名と成長だ。
名前以外の主な変化は、筋力上昇と物理耐性がLV4に、自然治癒力がLV2に上がっている。
新しいアビリティに『体術LV1』を習得している。
俺個人が習得しているアビリティも変化するようだ。剣術だけがLV3に上がっている。
だが、筋力上昇の指輪LV4と自然治癒力LV4の指輪を、倒した冒険者から奪い取っている。
体術の指輪はLV2を持っている。実質的に強くなった部分は、剣術LV3と物理耐性LV4の二つだけだ。
これで進化だと言われても、詐欺だとしか思えない。
「やれやれ、期待外れの能力だな。だが、まあいい。欲しい結果は手に入った」
【進化素材:命水晶七個、竜水銀七個】
【行動可能階層:20~25階】
進化の結果にはガッカリしたが、次の目標は決まった。
雑魚冒険者から命結晶と竜水銀を貰って、次は二十五階を目指す事にしよう。
今度は瞬殺せずにじっくりと対戦している。
剣を振り回す冒険者に対して、こっちも剣を抜いて応戦する。
ガン、ギィン——
「フゥ、ハッ!」
剣同士が激しく打つかり合うが、俺の剣はビクともしない。
雑魚冒険者にお似合いの雑魚剣では、俺のゴーレムさえ粉砕する最強剣には通用しない。
「そろそろ終わりにしようか?」
「くっ!」
一旦距離を取ると、岩で剣をコーティングしていき、分厚く巨大にしていく。
圧倒的な実力の前に怯える冒険者の顔がたまらない。
二メートルを越える刀身の大剣を作り出すと、それを両手で持って冒険者に振り下ろした。
「舐めるな!」
ドガァン‼︎ 魔力で振り下ろした強力な一撃を、冒険者は横に飛んで素早く回避した。
粉砕された床を無視して、俺に向かって剣を水平に構えて突っ込んでくる。
なるほど、剣同士で戦うと俺は負けるらしい。
「死ねッ!」
でも、残念だがお前の剣は俺には絶対に届かない。
剣を振り下ろすと同時に足元全体に魔力を流して、次の攻撃準備は終わらせている。
ドゴォン——
「ご、ごぉふっ‼︎」
俺の首を狙った冒険者の剣が届く前に、地面から無数の棒状の石柱が斜めに飛び出した。
飛び出した石柱は、冒険者の上半身を中心に二十本以上が直撃している。
「俺の剣の腕なら勝てると思って油断したか? 俺は手持ちのカードの中で、最弱のカードで戦っていただけだ」
「ぐはぁ‼︎」
石柱にもたれかかる冒険者に良い事を教えてあげると、大剣の腹で石柱ごとブン殴った。
冒険者は折れた石柱と一緒に、吹き飛んでいって床に倒れた。
俺に勝ちたいなら夢の中だけにするんだな。
「そろそろこの遊びにも飽きたな」
倒した冒険者の数は三十八人になるのに、全然太陽石を渡さない。
倒して装備品を奪った冒険者は、階段に岩レンガで閉じ込めて蹴り落としている。
負けた時の緊張感を高める為に、首無し岩レンガでも蹴り落とそうか。
「次からは殺す! 用意する時間はたっぷりとやった! 五分以内に太陽石を持って来なければ、この階段を岩で埋め尽くしてやる! 分かったな!」
「……」
返事は返ってこないが、階段に向かって大声で最終警告した。
殺人犯になるつもりはないが、こっちも命懸けだ。
まあ、事情を話せば助けてくれる可能性はある。
でも、それだとゾンビの治療費と雑魚冒険者達の治療費を請求されて終わりだ。
人間に戻れたね、めでたし、めでたしになるには手遅れだ。
それに転落人生の坂道を転げ落ちているつもりもない。
俺は富、名声、権力を手段を選ばずに、効率的に楽して手に入れたい男だ。
正体を明かすのは全てを手に入れて、町に戻れると確信した後だ。
「降参する! 攻撃するな!」
「降参ねぇ……」
制限時間の五分間を待っていると、武器を持っていない冒険者二人が、手を上げて階段を上ってきた。
俺を油断させて何かするつもりかもしれない。
「降参なんてどうでもいい。俺が欲しいのは太陽石だけだ」
「あぁ、だから集めて来た。ここに七個あるから見逃してくれ」
「ほぉー、本当だろうな?」
「嘘じゃない! 確かめてくれ!」
男の一人が何かが入った白い小さな袋を床にゆっくりと置いた。
罠の可能性もあるが、男二人は階段に向かって退がっていく。
二人と階段の中に意識を向けつつ、警戒しながら袋に近づいていく。
袋を拾い上げると、袋の口を広げて中身を確認した。楕円形の琥珀色の石が七個入っていた。
「なるほど。本当だったか……」
「要求通りにあんたが欲しい物は渡した。人質を解放して、怪我人を町に運ばせて欲しい」
「そうだな……」
袋の中に右手を突っ込むと、男の話を一応は聞いているフリをする。
琥珀色の石が右手にスッーと吸収されていく。
そして、七個全部を吸収し終えると身体に異変が起きた。
ドクン……
「ぐがぁぁ! があああ!」
「な、何だ⁉︎」
「ヤバイ! 逃げるぞ!」
痛みを感じないはずの身体に痛みが走り回る。
俺の叫び声に男二人は攻撃されると思ったのか、階段の中に急いで逃げ込んだ。
全身の肉が身体の中の何かから押し上げられ、膨れ上がっている。
肉の焼ける臭いがする。血管の中に燃えるような赤い溶岩が流れているようだ。
「ぐっ、まさか、今度こそ完全なゾンビに……」
失敗したかもしれない。
進化すれば良い方向に変化すると思ったが、俺の意識が消えたら意味がない。
こういうのは誰か別の人間で人体実験をした後に、安全を確かめた後にやるべきだった。
実験体のジェイゾンビなら、まだ上の階段にいるはずだから、あれでやるべきだった。
「ぐぅおおおお!」
二分後……
「ふぅー、大丈夫みたいだ」
身体の痛みと熱さが嘘のように落ち着いた。
男の急所を蹴り上げられて、大袈裟に泣き叫んでいるみたいに見っともない行為だった。
「さて、確かめてみるか……」
覚悟と期待の両方を持って、胸に手を当てて『調べる』を使ってみた。
【名前:ゾンビソルジャー 年齢:20歳 性別:ゾンビ 身長:172センチ 体重:58キロ】
「ゾンビソルジャー? このダンジョンにそんな名前のモンスターは存在しないぞ」
姉貴の手帳に五十階までのモンスターの名前は書いてある。
進化して新種のモンスターになったみたいだ。
でも、名前が変わって、身長と体重が少し増えている程度の進化だ。
これを進化とは普通は言わない。ただの改名と成長だ。
名前以外の主な変化は、筋力上昇と物理耐性がLV4に、自然治癒力がLV2に上がっている。
新しいアビリティに『体術LV1』を習得している。
俺個人が習得しているアビリティも変化するようだ。剣術だけがLV3に上がっている。
だが、筋力上昇の指輪LV4と自然治癒力LV4の指輪を、倒した冒険者から奪い取っている。
体術の指輪はLV2を持っている。実質的に強くなった部分は、剣術LV3と物理耐性LV4の二つだけだ。
これで進化だと言われても、詐欺だとしか思えない。
「やれやれ、期待外れの能力だな。だが、まあいい。欲しい結果は手に入った」
【進化素材:命水晶七個、竜水銀七個】
【行動可能階層:20~25階】
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