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解放編

第43話 速さの代償

　組員A「(｀∇´)オリャーオリャー(剣と盾を振り回す)‼︎素人集団が調子に乗ってんじゃねぇぞー(怒)‼︎」

　組員B「(°▽°)てめぇ～ら、素人集団が武器持っただけで勝てると思ってたのかよ(笑)？てめぇ～ら、百姓はガキと米でも作ってればいいんだよ(怒)！」

　武装集団『(ToT)守りを固めろ‼︎』『(｀∇´)敵の方が人数が多いぞ！援軍が到着するまで粘り続けろ‼︎』『∑(ﾟДﾟ)クソ！誰か北門と西門から仲間を全員連れて来い‼︎』と形勢は逆転して、一気に防戦一方になってしまいました。

　クロエ「(ಠ_ಠ)💬(確か確認出来た武装した組織の人間は23人。そして、ここにいるのはゴングを含めて23人。バーンズとゴングを探しても見つからないと言ってたから、人数が合わないわね⁉︎だとしたら、確実に1人足りない！もしも、バーンズもいたとしたら、2人になるけど……。)」と変装したマリアのところに報告に来た仲間の1人が、バーンズとゴングを見つけられなかった事や武装組員が23人だという事も報告しています。数え間違いでないなら、まだ隠れている組員がいるようです。

　カイル「このままだと(-_-;)負けそうだね(武装集団が)！イアンさん、助けた方が協力関係を築きやすいけど、どうしようか？」と武装集団の中にも腕利きの戦士が何人かいるようですが、昨日、今日、武器を持ったような素人も混じっているようです。それに北門と西門に援軍を呼びに行った事で、人数も2人減ってしまいました。

　イアン「んん(;´д｀)確かに今がチャンスだが、こっちにも被害が出そうだな。さすがに非合法に女達を誘拐する奴らだ。並の戦闘能力じゃないな！」

　組員C「残念だったな(*ﾟ∀ﾟ*)てめぇ～らを殺した後は、他の門の奴らも皆殺しにしてやるぜ！」と残りの武装集団は12人になりました。いつの間にか女の子の1人がいなくなっています。辺りを探して見ますが、地面に倒れていません。物陰に隠れているわけでもないようです。

　クロエ「(ಠ_ಠ)まずは周りの邪魔な奴らを排除してやる。」『ヒュー(最大移動速度)』と鉄の剣を鞘から抜いて、速さの指輪を5個同時に使用しました。

　組員B『∑(ﾟДﾟ)ぎゃぁぁぁ(頸部・切断)‼︎』

　組員A『何だ(ﾟoﾟ;;)どうした？_:(´ཀ`)ぐぅぼぉ(心臓・損傷)‼︎』
　
　クロエ「ふぅふぅ(>_>)まずは2人(苦しい)！次は」『ヒュー(最大移動速度)』と敵は反応出来ていません。一方的に攻撃を続けて、敵の5人を一撃で倒し続けます。

　ラルフ「消えた(ﾟoﾟ;;)あの黒髪の女が、また消えたぞ‼︎カイル、消えたぞ(凄え)‼︎」と隣が五月蝿くて集中出来ませんが、動くなら敵が動揺している今しかありません。

　カイル「イアンさん(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾行くなら今しかないよ(怒号)‼︎」

　イアン「馬鹿野郎(ﾟoﾟ;;)大声出すんじゃねえよ！野郎共(怒号)‼︎見物は終わりだ！西の大陸の意地を見せてやるぞぉ～‼︎」とよくよく見たら、たったの12人しかいません。恐ろしい程の弱小組織です。通りでビビって参加しないわけです(涙)。

　クロエ「はぁはぁ(>_<)ふぅふぅ(苦しい)‼︎」

　ゴング「おいおい(*⁰▿⁰*)ずいぶんと呼吸が苦しそうだが、もしかして魔法の指輪の付け過ぎなんじゃないのか？たまに馬鹿な奴が大量に付けてショック死するんだよ(笑)！普通は1個付けるところを、欲張って2個も3個も付けてると、心臓に過度な負担がかかって破裂するらしい。100メートルを3秒ぐらいで走って、心臓が平気だと思うか(笑)？」と呼吸が苦しくて動けそうにありません。このままだとやられてしまいます。