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「あっ……そこ、そんなに……」
「ああ、あなたは全てが美しい。ずっとこうしたかった! 」
レティの実家の屋敷に構えられた、ステアの自室。
その寝台の上でレティは自らの全てを曝け出していた。
丸く柔らかな膨らみはステアの好みであったようで、そこばかりを執拗なほどに攻め立てる。
時折膨らみの中央にある蕾に与えられる刺激が、レティの下腹部に疼きを与えた。
「ここ、赤くなってしまいましたね」
そう言ってニヤリと意地の悪そうな笑みを浮かべたステアに、レティはついドキッとする。
ステアはそんなレティの反応をわかっているのか、蕾を舌と爪先で愛撫し始めた。
蕾全体を口に含み、そのまま吸い上げれば、蕾はたちまち赤く腫れ上がる。
ビリリと電撃に当たったような刺激は、レティの足先から頭までを駆け巡っていった。
「あ、ステア……もうだめ、私……」
「今回ばかりは、やめてあげることはできません」
「ステアっ……優しく、してね? 」
「頑張ります。ただ私も初めてなので……あなたに辛い思いをさせてしまったら、すみません」
そう言いながら貫くような視線でレティを見つめるステアは、慣れ親しんだ護衛騎士ではなく、獰猛で情欲に染まったただの男であった。
「え……あなた、初めてなの? 」
意外であった。
見目麗しいステアなら、女性も多く寄ってくるだろうに。
「ずっとあなただけを見てきました。他の女性など眼中にありません」
そう話す彼の顔は、真っ赤になっている。
ステアのそんな姿を独り占めできたことが嬉しいが、初めての刺激にレティはただただ戸惑う。
「ステア、待って……! 」
「待たない、もう私は十分すぎるほど待ちました」
「いや、違うのっ……あのっ……」
レティはもじもじと足を擦り合わせる。
その様子をちらと見たステアは、ああ、と合点がいったように笑った。
「可愛いです、どんなあなたも」
その言葉で顔を真っ赤に染めたレティが可愛くて仕方がない、とでもいうように、ステアはレティの全身に隈なく口付けていく。
そして時折チクリと走る痛み。
もう絶対彼女を手放さないというステアの意思表示である。
「あなただけです。俺をこんな風にしてしまうのは」
いつのまにか、ステアが自分のことを俺と言うようになっている。
レティの前での仮面が剥がれたということなのだろう。
ステアの素顔を見ることができたような気がして、レティは嬉しくなった。
「ここも、よく解しておきますね。あなたに痛い思いはさせたくない」
ステアはつぷっと舌を抜き取ると、代わりに自らの指を一本沈めた。
最初は浅く、入り口のところを叩くように刺激する。
指一本すら受け入れたことのないそこはキツく、ステアはじっくり時間をかけて蜜口を柔らかく解していく。
「やっ……そこばっか、り……」
あまりの恥ずかしさと、次から次へと襲い掛かる心地よさに、レティは顔を覆う。
「あなたと一つになる許しを、いただけますか」
ステアはレティの手に口付けながら問う。
レティの答えなど、ただ一つしかなかった。
「ええ」
「ああ、あなたは全てが美しい。ずっとこうしたかった! 」
レティの実家の屋敷に構えられた、ステアの自室。
その寝台の上でレティは自らの全てを曝け出していた。
丸く柔らかな膨らみはステアの好みであったようで、そこばかりを執拗なほどに攻め立てる。
時折膨らみの中央にある蕾に与えられる刺激が、レティの下腹部に疼きを与えた。
「ここ、赤くなってしまいましたね」
そう言ってニヤリと意地の悪そうな笑みを浮かべたステアに、レティはついドキッとする。
ステアはそんなレティの反応をわかっているのか、蕾を舌と爪先で愛撫し始めた。
蕾全体を口に含み、そのまま吸い上げれば、蕾はたちまち赤く腫れ上がる。
ビリリと電撃に当たったような刺激は、レティの足先から頭までを駆け巡っていった。
「あ、ステア……もうだめ、私……」
「今回ばかりは、やめてあげることはできません」
「ステアっ……優しく、してね? 」
「頑張ります。ただ私も初めてなので……あなたに辛い思いをさせてしまったら、すみません」
そう言いながら貫くような視線でレティを見つめるステアは、慣れ親しんだ護衛騎士ではなく、獰猛で情欲に染まったただの男であった。
「え……あなた、初めてなの? 」
意外であった。
見目麗しいステアなら、女性も多く寄ってくるだろうに。
「ずっとあなただけを見てきました。他の女性など眼中にありません」
そう話す彼の顔は、真っ赤になっている。
ステアのそんな姿を独り占めできたことが嬉しいが、初めての刺激にレティはただただ戸惑う。
「ステア、待って……! 」
「待たない、もう私は十分すぎるほど待ちました」
「いや、違うのっ……あのっ……」
レティはもじもじと足を擦り合わせる。
その様子をちらと見たステアは、ああ、と合点がいったように笑った。
「可愛いです、どんなあなたも」
その言葉で顔を真っ赤に染めたレティが可愛くて仕方がない、とでもいうように、ステアはレティの全身に隈なく口付けていく。
そして時折チクリと走る痛み。
もう絶対彼女を手放さないというステアの意思表示である。
「あなただけです。俺をこんな風にしてしまうのは」
いつのまにか、ステアが自分のことを俺と言うようになっている。
レティの前での仮面が剥がれたということなのだろう。
ステアの素顔を見ることができたような気がして、レティは嬉しくなった。
「ここも、よく解しておきますね。あなたに痛い思いはさせたくない」
ステアはつぷっと舌を抜き取ると、代わりに自らの指を一本沈めた。
最初は浅く、入り口のところを叩くように刺激する。
指一本すら受け入れたことのないそこはキツく、ステアはじっくり時間をかけて蜜口を柔らかく解していく。
「やっ……そこばっか、り……」
あまりの恥ずかしさと、次から次へと襲い掛かる心地よさに、レティは顔を覆う。
「あなたと一つになる許しを、いただけますか」
ステアはレティの手に口付けながら問う。
レティの答えなど、ただ一つしかなかった。
「ええ」
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