146 / 156
第5章最弱魔王は悪魔のために頑張るそうです
第145話 本当の気持ち
しおりを挟む
「帰れないって……どうしてだよ?」
「もう知っているとは思いますが……私は沢山の天使と人間を手にかけました。私は汚れています。それに、私はサタンさんを――」
アズラは過去の自分を悔やむように歯を噛みしめる。
「初めから利用するためにずっと嘘をついて……それに、酷い言葉も沢山言って……あなたを傷つけ、ました……こんな私がこれ以上生きていてはいけないんです……これ以上あなたのそばにいてはいけないんです……」
アズラは悲しんでいることを悟られないよう目に力を込める。そうでないと、涙が出てきそうになってしまうから。
「私がそばにいるとこの前みたいに……いいえ、この前以上の危険がサタンさんを襲います……だから、私はここで終わりにします。魔界へは一人で帰って下さい……」
アズラは安心させるように作り笑いを浮かべる。その表情にサタンは胸を痛めた。ずきずきと痛みは募る。
そんな悲しそうな笑い方しないでくれよ……――
「アズラ……俺にはこういう時、なんて言えばいいのか分からない。それに、何を言ってもアズラのしてきたことを変えることなんて出来ない……」
サタンは考えた。何を言えば少しでもアズラのためになるのかを必死に考えた。
「でもさ、俺はアズラにそばに……これからも、一緒にいてほしいんだ。それだけじゃ、ダメなのか?」
「ダメ、なんです。私と一緒にいてはサタンさんをまた酷い目に遭わせてしまいます……だから――」
「そんなの関係ない。俺はアズラといた時、楽しかった……誰かと一緒にいれたことが嬉しかった……誰かと一緒にいたい願いを叶えてくれたのはお前なんだ……!」
サタンは死ぬ時、独りだった。サナは毎日会いに来てくれていた。だが、誰かとずっと一緒にいれることはなかった。心の奥底ではそれが悲しくて寂しかった。しかし、アズラと出会ったことで変わった。
「アズラは俺を騙して利用したって言ってるけど……俺はそれでも良かったんだ。独りだった俺を救ってくれてありがとう……だから、これからも、俺のために――アズラのために一緒にいてくれ」
「……っ、そんなこと、言わない、でっ、下、さい……」
アズラの目からポタポタと零れ落ちる透明な雫。泣いてはだめと決めつけていたのに耐えることが出来なかった。
「ですが、やっぱり、私は――」
「クソ、もう時間切れか……」
「え……」
闇に包まれた世界が一瞬にして光を取り戻す。晴れた世界。サタンとアズラ以外の者は時が停止していたことに気づくことは出来ない。それ故、アルトノリアが考えていたことが自然と行われる。光の焔が二人を襲う。
サタンはアズラの手を掴んで後方へ飛び下がった。光の焔は蒸発し消えていく。
「……ハァハァ、ッ……」
「サタンさん!?」
サタンは膝をつき息を荒くする。心配するアズラ。だが、アズラの視界からサタンがどんどん遠退いていく。
「アクロマ!」
「はい!」
アルトノリアが呼びかけ、アクロマがアズラを縛っている縄を強く引っ張ったのだ。宙を舞いながらくるアズラを受け止めるアクロマ。
「サタンさん! 逃げて下さい!」
迎えに行こうとするアズラをしっかりと制止するアクロマ。アズラはただ叫ぶことしか出来ない。
……ハァハァ、クソ……あれは、どれだけの魔力を使うんだ……
サタンが行った時停は莫大な魔力を使用する。試行さえしていれば魔力量と体にかかる負担を考えることが出来ていたがしていない。
「どうやらここまでのようだな――」
存在していた五体の魔物もいつの間にか戦天使達の努力により消されていた。疲労が残る戦天使達はアルトノリアの元へとどんどん集結してくる。
「貴様に勝ち目はない……死ね――」
「……俺は、もう絶対に死ねないんだ……」
サタンは膝に手を当ててグッと堪えながら立ち上がる。
「アズラ……俺には魔界を元に戻すようなことは出来ないかもしれない……けどな、今のアズラを救うことくらい出来る……!」
「なにを言っている……貴様と殺戮の英雄はここで死ぬ。貴様はなにも救うことなんて出来やしない」
アルトノリアが構えの体制をとるようにとの命令を腕を伸ばして合図すると戦天使達は持っていた槍を一斉に構える。だが、そんな些細なことサタンにはどうでも良かった。
「俺はもう心配されるほど弱くない……俺はアズラの背負っている罪を一緒に背負う……汚れたって言うアズラを受け入れる……だから、本当の気持ちを言ってくれ……アズラ――!」
「……ッ……!」
(あぁ、私はなんて恵まれているんでしょう……ヨハネ様が仰ったことがようやく分かったような気がします……――)
「……私は……私は――こんな所で死にたくない……サタンさんから離れたくないあ……これからも、サタンさんと一緒にいたい!」
アズラはボロボロと涙を流しながら胸の奥に秘めていた本当の気持ちを叫んだ。
「こんな私のわがままを聞いて下さいますか……?」
「ああ」
「こんな私を受け入れて迎えて下さいますか……?」
「ああ」
「こんな私を連れ戻して下さいますか……?」
……こんな時、なんて言えばいいかサナが言っていたな――
「い~い、お兄にゃん。単純なことでいいの。単純なことだけでも誰かを救うことは出来るんだよ――」
「当たり前だ……俺に任せろ!」
泣き続けるアズラに誓いをたてるためにサタンは笑って親指を立てた状態で右手を伸ばした。
「なにをほざけたことをぬかすか……かかれ……!」
自分をまるでいない者かのように扱われ苛立つアルトノリア。絶対に無理だという現実から目を逸らし、幻想ばかりを口にすることにも腹を立てたアルトノリアは戦天使達に命令した。
束になって襲いかかる戦天使。しかし、その内の数人の肩を闇に光る何かが貫いた。その何かはアルトノリアの頬の横を一瞬で通り抜けていった。貫かれたことに気づきもしなかった戦天使は穴から血を噴き出しながら悲痛の声を口にする。
「なんだ、それは……?」
「魔銃だ」
「魔銃、だと……?」
サタンが左手に持っていたのはサナが変身している姿の銃――魔銃。これなら、少ない魔力で強力な一発を何度も撃つことが出来る。
ありもしない武器を手にされ戸惑い動けなくなる戦天使達。
「なにをびびっておる! いけ!」
アルトノリアの命により勇ましく果敢な声をあげる戦天使達。だが、魔力が尽きるまで無限に放ち続けることが可能な引き金を引かれ、放たれる魔弾が次々と戦天使を貫いていく。貫かれた者は皆、痛みを叫びながら倒れていく。だが、死んではいない。サタンが狙うのは肩や腕、脚など致命傷とならない箇所ばかりだ。
「ク……ついて来い、アクロマ!」
次々と倒れる戦天使を見ながらアルトノリアは天城へ戻ることを決意。このまま、ここで殺戮の英雄を始末しようとすればサタンに止められると察知した結果である。ならば、城の中で決行しようと考えたのだ。
「サタンさん!」
アクロマに引きずられ連れていかれるアズラ。そんなアズラにサタンは大きな声で答えた。
「待ってろ! すぐに迎えにいく!」
「……はい、待っています!」
アズラはサタンを信じた。沢山の戦天使に囲まれて埋もれて見えないけれど声を聞いただけで安心できたのだ。だから、あとは信じて待っていようと思った。
アズラとアクロマ、さらに、アルトノリアが天城の中へと入っていき直後のこと――。
――サナ、頼めるか? すぐに迎えにいくためにも城の中でアズラがどこにいるか把握してたい。
『私は大丈夫だけど……お兄にゃんは大丈夫なの……? 結構、いるよ……』
――俺なら心配するな。あんな雑魚たち、俺一人で十分だ。
『分かったよ。アズラさんは私に任せて!』
――無茶だけはするなよ。
サタンは魔銃を空に向かって力いっぱい放り投げる。魔銃は戦天使達を越えて天城のすぐ近くへと向かっていく。
落ちきる直前に猫の状態へと変身したサナは体を回転させながら綺麗に着地すると天城の中へと入っていった。
「おい――」
サナを追いかけようとする戦天使達。だが、それをサタンが許さない。
「おぉい! クソ雑魚天使どもどこに行くつもりだ? お前らの相手は俺だ。まとめてかかってこい。全員、ぶっ飛ばしてやる」
親指を除く四本の指で挑発するサタン。簡単に挑発にのった戦天使達は一斉にサタンへと飛びかかった。
「私達は玉座の間へ向かう……あとは任せたぞ」
「ああ」
アクロマは天城に入ってすぐある者にすれ違い様に小声で呟いた。
「もう知っているとは思いますが……私は沢山の天使と人間を手にかけました。私は汚れています。それに、私はサタンさんを――」
アズラは過去の自分を悔やむように歯を噛みしめる。
「初めから利用するためにずっと嘘をついて……それに、酷い言葉も沢山言って……あなたを傷つけ、ました……こんな私がこれ以上生きていてはいけないんです……これ以上あなたのそばにいてはいけないんです……」
アズラは悲しんでいることを悟られないよう目に力を込める。そうでないと、涙が出てきそうになってしまうから。
「私がそばにいるとこの前みたいに……いいえ、この前以上の危険がサタンさんを襲います……だから、私はここで終わりにします。魔界へは一人で帰って下さい……」
アズラは安心させるように作り笑いを浮かべる。その表情にサタンは胸を痛めた。ずきずきと痛みは募る。
そんな悲しそうな笑い方しないでくれよ……――
「アズラ……俺にはこういう時、なんて言えばいいのか分からない。それに、何を言ってもアズラのしてきたことを変えることなんて出来ない……」
サタンは考えた。何を言えば少しでもアズラのためになるのかを必死に考えた。
「でもさ、俺はアズラにそばに……これからも、一緒にいてほしいんだ。それだけじゃ、ダメなのか?」
「ダメ、なんです。私と一緒にいてはサタンさんをまた酷い目に遭わせてしまいます……だから――」
「そんなの関係ない。俺はアズラといた時、楽しかった……誰かと一緒にいれたことが嬉しかった……誰かと一緒にいたい願いを叶えてくれたのはお前なんだ……!」
サタンは死ぬ時、独りだった。サナは毎日会いに来てくれていた。だが、誰かとずっと一緒にいれることはなかった。心の奥底ではそれが悲しくて寂しかった。しかし、アズラと出会ったことで変わった。
「アズラは俺を騙して利用したって言ってるけど……俺はそれでも良かったんだ。独りだった俺を救ってくれてありがとう……だから、これからも、俺のために――アズラのために一緒にいてくれ」
「……っ、そんなこと、言わない、でっ、下、さい……」
アズラの目からポタポタと零れ落ちる透明な雫。泣いてはだめと決めつけていたのに耐えることが出来なかった。
「ですが、やっぱり、私は――」
「クソ、もう時間切れか……」
「え……」
闇に包まれた世界が一瞬にして光を取り戻す。晴れた世界。サタンとアズラ以外の者は時が停止していたことに気づくことは出来ない。それ故、アルトノリアが考えていたことが自然と行われる。光の焔が二人を襲う。
サタンはアズラの手を掴んで後方へ飛び下がった。光の焔は蒸発し消えていく。
「……ハァハァ、ッ……」
「サタンさん!?」
サタンは膝をつき息を荒くする。心配するアズラ。だが、アズラの視界からサタンがどんどん遠退いていく。
「アクロマ!」
「はい!」
アルトノリアが呼びかけ、アクロマがアズラを縛っている縄を強く引っ張ったのだ。宙を舞いながらくるアズラを受け止めるアクロマ。
「サタンさん! 逃げて下さい!」
迎えに行こうとするアズラをしっかりと制止するアクロマ。アズラはただ叫ぶことしか出来ない。
……ハァハァ、クソ……あれは、どれだけの魔力を使うんだ……
サタンが行った時停は莫大な魔力を使用する。試行さえしていれば魔力量と体にかかる負担を考えることが出来ていたがしていない。
「どうやらここまでのようだな――」
存在していた五体の魔物もいつの間にか戦天使達の努力により消されていた。疲労が残る戦天使達はアルトノリアの元へとどんどん集結してくる。
「貴様に勝ち目はない……死ね――」
「……俺は、もう絶対に死ねないんだ……」
サタンは膝に手を当ててグッと堪えながら立ち上がる。
「アズラ……俺には魔界を元に戻すようなことは出来ないかもしれない……けどな、今のアズラを救うことくらい出来る……!」
「なにを言っている……貴様と殺戮の英雄はここで死ぬ。貴様はなにも救うことなんて出来やしない」
アルトノリアが構えの体制をとるようにとの命令を腕を伸ばして合図すると戦天使達は持っていた槍を一斉に構える。だが、そんな些細なことサタンにはどうでも良かった。
「俺はもう心配されるほど弱くない……俺はアズラの背負っている罪を一緒に背負う……汚れたって言うアズラを受け入れる……だから、本当の気持ちを言ってくれ……アズラ――!」
「……ッ……!」
(あぁ、私はなんて恵まれているんでしょう……ヨハネ様が仰ったことがようやく分かったような気がします……――)
「……私は……私は――こんな所で死にたくない……サタンさんから離れたくないあ……これからも、サタンさんと一緒にいたい!」
アズラはボロボロと涙を流しながら胸の奥に秘めていた本当の気持ちを叫んだ。
「こんな私のわがままを聞いて下さいますか……?」
「ああ」
「こんな私を受け入れて迎えて下さいますか……?」
「ああ」
「こんな私を連れ戻して下さいますか……?」
……こんな時、なんて言えばいいかサナが言っていたな――
「い~い、お兄にゃん。単純なことでいいの。単純なことだけでも誰かを救うことは出来るんだよ――」
「当たり前だ……俺に任せろ!」
泣き続けるアズラに誓いをたてるためにサタンは笑って親指を立てた状態で右手を伸ばした。
「なにをほざけたことをぬかすか……かかれ……!」
自分をまるでいない者かのように扱われ苛立つアルトノリア。絶対に無理だという現実から目を逸らし、幻想ばかりを口にすることにも腹を立てたアルトノリアは戦天使達に命令した。
束になって襲いかかる戦天使。しかし、その内の数人の肩を闇に光る何かが貫いた。その何かはアルトノリアの頬の横を一瞬で通り抜けていった。貫かれたことに気づきもしなかった戦天使は穴から血を噴き出しながら悲痛の声を口にする。
「なんだ、それは……?」
「魔銃だ」
「魔銃、だと……?」
サタンが左手に持っていたのはサナが変身している姿の銃――魔銃。これなら、少ない魔力で強力な一発を何度も撃つことが出来る。
ありもしない武器を手にされ戸惑い動けなくなる戦天使達。
「なにをびびっておる! いけ!」
アルトノリアの命により勇ましく果敢な声をあげる戦天使達。だが、魔力が尽きるまで無限に放ち続けることが可能な引き金を引かれ、放たれる魔弾が次々と戦天使を貫いていく。貫かれた者は皆、痛みを叫びながら倒れていく。だが、死んではいない。サタンが狙うのは肩や腕、脚など致命傷とならない箇所ばかりだ。
「ク……ついて来い、アクロマ!」
次々と倒れる戦天使を見ながらアルトノリアは天城へ戻ることを決意。このまま、ここで殺戮の英雄を始末しようとすればサタンに止められると察知した結果である。ならば、城の中で決行しようと考えたのだ。
「サタンさん!」
アクロマに引きずられ連れていかれるアズラ。そんなアズラにサタンは大きな声で答えた。
「待ってろ! すぐに迎えにいく!」
「……はい、待っています!」
アズラはサタンを信じた。沢山の戦天使に囲まれて埋もれて見えないけれど声を聞いただけで安心できたのだ。だから、あとは信じて待っていようと思った。
アズラとアクロマ、さらに、アルトノリアが天城の中へと入っていき直後のこと――。
――サナ、頼めるか? すぐに迎えにいくためにも城の中でアズラがどこにいるか把握してたい。
『私は大丈夫だけど……お兄にゃんは大丈夫なの……? 結構、いるよ……』
――俺なら心配するな。あんな雑魚たち、俺一人で十分だ。
『分かったよ。アズラさんは私に任せて!』
――無茶だけはするなよ。
サタンは魔銃を空に向かって力いっぱい放り投げる。魔銃は戦天使達を越えて天城のすぐ近くへと向かっていく。
落ちきる直前に猫の状態へと変身したサナは体を回転させながら綺麗に着地すると天城の中へと入っていった。
「おい――」
サナを追いかけようとする戦天使達。だが、それをサタンが許さない。
「おぉい! クソ雑魚天使どもどこに行くつもりだ? お前らの相手は俺だ。まとめてかかってこい。全員、ぶっ飛ばしてやる」
親指を除く四本の指で挑発するサタン。簡単に挑発にのった戦天使達は一斉にサタンへと飛びかかった。
「私達は玉座の間へ向かう……あとは任せたぞ」
「ああ」
アクロマは天城に入ってすぐある者にすれ違い様に小声で呟いた。
0
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説
異世界で等価交換~文明の力で冒険者として生き抜く
りおまる
ファンタジー
交通事故で命を落とし、愛犬ルナと共に異世界に転生したタケル。神から授かった『等価交換』スキルで、現代のアイテムを異世界で取引し、商売人として成功を目指す。商業ギルドとの取引や店舗経営、そして冒険者としての活動を通じて仲間を増やしながら、タケルは異世界での新たな人生を切り開いていく。商売と冒険、二つの顔を持つ異世界ライフを描く、笑いあり、感動ありの成長ファンタジー!
こじらせ中年の深夜の異世界転生飯テロ探訪記
陰陽@2作品コミカライズと書籍化準備中
ファンタジー
※コミカライズ進行中。
なんか気が付いたら目の前に神様がいた。
異世界に転生させる相手を間違えたらしい。
元の世界に戻れないと謝罪を受けたが、
代わりにどんなものでも手に入るスキルと、
どんな食材かを理解するスキルと、
まだ見ぬレシピを知るスキルの、
3つの力を付与された。
うまい飯さえ食えればそれでいい。
なんか世界の危機らしいが、俺には関係ない。
今日も楽しくぼっち飯。
──の筈が、飯にありつこうとする奴らが集まってきて、なんだか騒がしい。
やかましい。
食わせてやるから、黙って俺の飯を食え。
貰った体が、どうやら勇者様に与える筈のものだったことが分かってきたが、俺には戦う能力なんてないし、そのつもりもない。
前世同様、野菜を育てて、たまに狩猟をして、釣りを楽しんでのんびり暮らす。
最近は精霊の子株を我が子として、親バカ育児奮闘中。
更新頻度……深夜に突然うまいものが食いたくなったら。
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐@書籍発売中
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
クソガキ、暴れます。
サイリウム
ファンタジー
気が付いたら鬱エロゲ(SRPG)世界の曇らせ凌辱負けヒロイン、しかも原作開始10年前に転生しちゃったお話。自分が原作のようになるのは死んでも嫌なので、原作知識を使って信仰を失ってしまった神様を再降臨。力を借りて成長していきます。師匠にクソつよお婆ちゃん、騎馬にクソデカペガサスを連れて、完膚なきまでにシナリオをぶっ壊します。
ハーメルン、カクヨム、なろうでも投稿しております。
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
装備製作系チートで異世界を自由に生きていきます
tera
ファンタジー
※まだまだまだまだ更新継続中!
※書籍の詳細はteraのツイッターまで!@tera_father
※第1巻〜7巻まで好評発売中!コミックス1巻も発売中!
※書影など、公開中!
ある日、秋野冬至は異世界召喚に巻き込まれてしまった。
勇者召喚に巻き込まれた結果、チートの恩恵は無しだった。
スキルも何もない秋野冬至は一般人として生きていくことになる。
途方に暮れていた秋野冬至だが、手に持っていたアイテムの詳細が見えたり、インベントリが使えたりすることに気づく。
なんと、召喚前にやっていたゲームシステムをそっくりそのまま持っていたのだった。
その世界で秋野冬至にだけドロップアイテムとして誰かが倒した魔物の素材が拾え、お金も拾え、さらに秋野冬至だけが自由に装備を強化したり、錬金したり、ゲームのいいとこ取りみたいな事をできてしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる