ココロウラハラ

スキップステップジャンプのステップどこ行った？r18

「ふっうっ…ああっいたいよぉ」

ほんの少しずつ、歩みを進める昴のたくましい胸に手を当てて、動きを止めようとする。
息をするのも苦しくて、腹筋に力が入っているのがわかる。

「あー…んー…ダメだ…だめ、その顔とその声、ダメすぎる。」

玲子はさぁっと血の気がひく。
「ごめ…「我慢できなくなる。可愛すぎ、本当ごめんね」

早口に謝まると、昴は玲子の細い腰を思い切り掴んで、ぎゅうぎゅうと締め付けるそのあなに.どちゃっと一気に己の欲望を埋める。
あまりの衝撃に、腰が反り、頭の中に火花が散る。

「あっあつ…」

熱を持った雄はさらに奥を目指してぐりぐりと先端で刺激してくる。ノーストロークで、ひたすら奥をトントンノックされ、蕩けそうな快感に包まれる。

「ね、玲子ちゃんきもちいい？おれ、俺人生で一番気持ちいい。動いてもいいかな？いいよね？」

「んっあっ、すば…すばる…」

もはや、言葉も紡げないほど蕩けた玲子は近づいてきた昴の頭を抱えて自らキスをする。

プツンと何かが切れたように昴の動きが止まった、一瞬。今までの静けさが嘘のように、獣みたいなピストンでめちゃくちゃに攻められる。

「いっ！！いっちゃってる、まってぇ、いまぁ」

動きと快感に追いつかず、ただ、ベットの上に横になるしかできない玲子は一生懸命シーツをつかみ、体を固定させようとする。

玲子の言葉は届いていないようで、乱暴に腰を打ち付ける昴は時々前髪が邪魔になるのか、体を起こして髪をかきあげる。
その仕草さえも色っぽく、快感につながる。


「あーごめんね、もう我慢できないから、いっかいいこっ」

ぎゅっと抱きしめられ、いっそう太さを増したそれを力強くうちつける。


「んあっ、やっ…いっしょにいこー」

潤んだ瞳で見つめ合い、全く同時に、頂点へと登り詰める。

こんなに激しくしたのは生まれて初めてかもしれない。ベッドサイドにあった、水を口に含み、ゴムの処理をする昴に目線をやる。



パチン

「よしっ」




いや、新しくした？



「えっ？え？」


「さぁ、今度はちゃんと、気持ちよくさせてあげるから。大丈夫。2箱買ってきたから。さっき」


玲子の長い夜が、今始まった。