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第3章 異世界で溺愛剣士の婚約者!?
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「っふ、ぁ、ん……っ」
鼻にかかった甘い声が勝手に漏れてしまうのが嫌でぎゅっと口を閉める。
けれどじわじわと恥部に近づいてくるアーロンの唇に、否応なく腹の奥が甘く疼いてしまう。
そんな俺を見て、アーロンがハッと嘲笑を零す。
「口閉じても意味ねぇよ。下の口がヒクヒクしてんぞ。本当に嫌ならこんなキスぐらいで流されんなよ」
嘲る言葉が熱っぽい吐息を帯びて、浅ましくヒクつく窄まりを、アーロンの唾液で濡れた皮膚を、淡く嬲った。
「もう、やめろよ……っ。はなせよぉ……」
「……そんなに放してほしいか?」
無駄だと分かりつつ最後の悪あがきのような弱弱しさで呻くようにして言うと、思いも寄らない言葉が返され目を丸くした。
「ん? なんだよ、その顔。もしかして放せっていうのは上辺だけの否定でプレイの一環のつもりだったのか?」
「ち、違う!」
「ふぅん、じゃあ本当に放してほしんだな」
「は、放してほしいっ」
最後のチャンスに縋るような必死さでコクコクと頷く。
するとアーロンはニヤッといかにも悪だくみを腹に隠し持っているような笑みを浮かべた。
「そうか、それなら『嘘ついてごめんなさい。アーロン様にぐちゃぐちゃに犯してほしくて期待でメスマンコひくひくさせていました』って言え」
「どうしてそうなる!?」
放してほしいと言ってるのに、どうして奴の下種な言動に拍車をかけるようなことを言わないといけねぇんだ!
全くもって文脈を無視した言葉に目を剥く俺に、アーロンはやれやれとわざとらしく溜め息を吐いた。
いや、こっちがやれやれなんですけど!
「お前は俺の性格を分かってねぇようだな。俺は人が嫌がることはすすんでやる、人が報酬なしでやってほしいと望むことは死んでもやらない人間だ」
「知ってる! すごく知ってる!」
ドヤ顔で言い放つその最低最悪な性格にどれだけ振り回されたことか……!
なんなら当の本人よりも痛感している自信がある。
「じゃあ話は早いな。つまり俺はお前が嫌がれば嫌がるほどしたくなるんだよ。だからお前が意地を張らずに正直にエロいこと期待していたと言えば俺の気持ちも萎える。そしたら手を放してやるよ」
「それにしても言葉のチョイスがスケベすぎるだろ!」
どこのエロ漫画のセリフだよ! と突っ込みたくなるくらだ。
「嫌なら別にいいんだぜ? 俺としてはこのまま嫌がるお前をぐちゃぐちゃに犯して無理やり合意にさせるのも好きだしな」
そう言ながらさらにグッと股を押し開かれて、びくりと小さく腰が跳ねる。
その様子を見下ろすアーロンが、くつくつと喉で笑いながら耳元に唇を寄せてきた。
鼻にかかった甘い声が勝手に漏れてしまうのが嫌でぎゅっと口を閉める。
けれどじわじわと恥部に近づいてくるアーロンの唇に、否応なく腹の奥が甘く疼いてしまう。
そんな俺を見て、アーロンがハッと嘲笑を零す。
「口閉じても意味ねぇよ。下の口がヒクヒクしてんぞ。本当に嫌ならこんなキスぐらいで流されんなよ」
嘲る言葉が熱っぽい吐息を帯びて、浅ましくヒクつく窄まりを、アーロンの唾液で濡れた皮膚を、淡く嬲った。
「もう、やめろよ……っ。はなせよぉ……」
「……そんなに放してほしいか?」
無駄だと分かりつつ最後の悪あがきのような弱弱しさで呻くようにして言うと、思いも寄らない言葉が返され目を丸くした。
「ん? なんだよ、その顔。もしかして放せっていうのは上辺だけの否定でプレイの一環のつもりだったのか?」
「ち、違う!」
「ふぅん、じゃあ本当に放してほしんだな」
「は、放してほしいっ」
最後のチャンスに縋るような必死さでコクコクと頷く。
するとアーロンはニヤッといかにも悪だくみを腹に隠し持っているような笑みを浮かべた。
「そうか、それなら『嘘ついてごめんなさい。アーロン様にぐちゃぐちゃに犯してほしくて期待でメスマンコひくひくさせていました』って言え」
「どうしてそうなる!?」
放してほしいと言ってるのに、どうして奴の下種な言動に拍車をかけるようなことを言わないといけねぇんだ!
全くもって文脈を無視した言葉に目を剥く俺に、アーロンはやれやれとわざとらしく溜め息を吐いた。
いや、こっちがやれやれなんですけど!
「お前は俺の性格を分かってねぇようだな。俺は人が嫌がることはすすんでやる、人が報酬なしでやってほしいと望むことは死んでもやらない人間だ」
「知ってる! すごく知ってる!」
ドヤ顔で言い放つその最低最悪な性格にどれだけ振り回されたことか……!
なんなら当の本人よりも痛感している自信がある。
「じゃあ話は早いな。つまり俺はお前が嫌がれば嫌がるほどしたくなるんだよ。だからお前が意地を張らずに正直にエロいこと期待していたと言えば俺の気持ちも萎える。そしたら手を放してやるよ」
「それにしても言葉のチョイスがスケベすぎるだろ!」
どこのエロ漫画のセリフだよ! と突っ込みたくなるくらだ。
「嫌なら別にいいんだぜ? 俺としてはこのまま嫌がるお前をぐちゃぐちゃに犯して無理やり合意にさせるのも好きだしな」
そう言ながらさらにグッと股を押し開かれて、びくりと小さく腰が跳ねる。
その様子を見下ろすアーロンが、くつくつと喉で笑いながら耳元に唇を寄せてきた。
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