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第1章 異世界でも俺はこき使われる
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ドゥーガルドの右手には鞘に納めたままの剣が握られている。
どうやらドゥーガルドが剣でアーロンを吹き飛ばしたようだ。
「……アーロンっ、よくも嫌がるソウシによくも……っ!」
アーロンが吹き飛んでいった闇を睨む目は、いつもの湖畔のような穏やかなものではなく、怒りで燃え上がっていた。
こ、こわい……!
今まで見たことのない怒りの表情に怯えていると、ドゥーガルドがこちらに目を向けた。
「……ソウシ、大丈夫か」
俺の前に屈んでドゥーガルドが訊いてきた。
心配そうに、そして憐れむように俺の汚れた体に視線を落とす。
「……ソウシがいなくなっていたから心配で探しにきたんだが……クソッ、こんなことになるなら無理矢理にでも俺のテントに寝かせるべきだった」
ドゥーガルドは自分の腿を苛立たしげに拳で殴った。
こんなにも心配してくれているのに、媚薬で快感の虜となった俺はじっとドゥーガルドの股間を見つめていた。
そういえば、ドゥーガルドの大きかったなぁ……。
気づけばドゥーガルドの手をぎゅっと握っていた。
「どぅーがるど……」
じっとドゥーガルドの目を見つめる。
「……どうした? こわかったのか? もう大丈夫だ俺が傍に……」
「どぅーがるど、おれにどぅーがるどの大きいのいれてっ」
「……え?」
戸惑うドゥーガルドの膝に手を置いて、ズイと顔を近づけた。
「……ソ、ソウシ?」
「おれ、どぅーがるどのほしいっ。いれたい。……だめ?」
ごくりとドゥーガルドの喉が動いた。
それを了承と解釈した俺は、ズボンに手を伸ばしドゥーガルドのモノを取り出した。
そしてそれを何の躊躇いもなく口に含んだ。
「……ソ、ソウシ!?」
混乱しきった声でドゥーガルドが叫んだ。
けれど、俺は口を離さなかった。
ドクドクとドゥーガルドの脈動が口の中に響いて、興奮した。
その脈動をなだめるように、あるいは煽るように舌で撫で続ける。
大きくなったこれを下に突っ込んでもらえると思うと、下半身から歓喜の疼きがわきあがった。
裏筋を一層強く舌先で抉ると、弾けるようにドゥーガルドのモノが吐精した。
ドゥーガルドが慌てて俺の口から自身のモノを抜き取った。
「……っ、す、すまない! 我を忘れてつい……。だ、大丈夫か?」
不安そうに顔をのぞくドゥーガルドに、俺はへらりと口元を緩めた。
「だいじょーぶだよ、どぅーがるどのおいしかった」
「……っ、ソウシ!」
感極まった声でそう叫ぶと、ドゥーガルドは俺を地面に押し倒した。
そして唇を押しつけるようにして性急なキスをしてきた。
「……俺のもので汚してしまった。きれいにしなければ」
「んっ、ふぅ……」
ドゥーガルドは舌を口の中に差し込んで、咥内を舐め上げるようにして動かした。
そのたびにぐじゅぐじゅと混ざりあう互いの唾液の動きにさえ下半身が疼いた。
「……っん、どぅーがるど」
「……どうした?」
何でも願いを叶えてくれそうな笑みを浮かべてドゥーガルドが頬を撫でた。
もう我慢の限界だ……っ!
俺は頬を撫でるドゥーガルドの手を掴むとそれを自分の下半身まで引いた。
どうやらドゥーガルドが剣でアーロンを吹き飛ばしたようだ。
「……アーロンっ、よくも嫌がるソウシによくも……っ!」
アーロンが吹き飛んでいった闇を睨む目は、いつもの湖畔のような穏やかなものではなく、怒りで燃え上がっていた。
こ、こわい……!
今まで見たことのない怒りの表情に怯えていると、ドゥーガルドがこちらに目を向けた。
「……ソウシ、大丈夫か」
俺の前に屈んでドゥーガルドが訊いてきた。
心配そうに、そして憐れむように俺の汚れた体に視線を落とす。
「……ソウシがいなくなっていたから心配で探しにきたんだが……クソッ、こんなことになるなら無理矢理にでも俺のテントに寝かせるべきだった」
ドゥーガルドは自分の腿を苛立たしげに拳で殴った。
こんなにも心配してくれているのに、媚薬で快感の虜となった俺はじっとドゥーガルドの股間を見つめていた。
そういえば、ドゥーガルドの大きかったなぁ……。
気づけばドゥーガルドの手をぎゅっと握っていた。
「どぅーがるど……」
じっとドゥーガルドの目を見つめる。
「……どうした? こわかったのか? もう大丈夫だ俺が傍に……」
「どぅーがるど、おれにどぅーがるどの大きいのいれてっ」
「……え?」
戸惑うドゥーガルドの膝に手を置いて、ズイと顔を近づけた。
「……ソ、ソウシ?」
「おれ、どぅーがるどのほしいっ。いれたい。……だめ?」
ごくりとドゥーガルドの喉が動いた。
それを了承と解釈した俺は、ズボンに手を伸ばしドゥーガルドのモノを取り出した。
そしてそれを何の躊躇いもなく口に含んだ。
「……ソ、ソウシ!?」
混乱しきった声でドゥーガルドが叫んだ。
けれど、俺は口を離さなかった。
ドクドクとドゥーガルドの脈動が口の中に響いて、興奮した。
その脈動をなだめるように、あるいは煽るように舌で撫で続ける。
大きくなったこれを下に突っ込んでもらえると思うと、下半身から歓喜の疼きがわきあがった。
裏筋を一層強く舌先で抉ると、弾けるようにドゥーガルドのモノが吐精した。
ドゥーガルドが慌てて俺の口から自身のモノを抜き取った。
「……っ、す、すまない! 我を忘れてつい……。だ、大丈夫か?」
不安そうに顔をのぞくドゥーガルドに、俺はへらりと口元を緩めた。
「だいじょーぶだよ、どぅーがるどのおいしかった」
「……っ、ソウシ!」
感極まった声でそう叫ぶと、ドゥーガルドは俺を地面に押し倒した。
そして唇を押しつけるようにして性急なキスをしてきた。
「……俺のもので汚してしまった。きれいにしなければ」
「んっ、ふぅ……」
ドゥーガルドは舌を口の中に差し込んで、咥内を舐め上げるようにして動かした。
そのたびにぐじゅぐじゅと混ざりあう互いの唾液の動きにさえ下半身が疼いた。
「……っん、どぅーがるど」
「……どうした?」
何でも願いを叶えてくれそうな笑みを浮かべてドゥーガルドが頬を撫でた。
もう我慢の限界だ……っ!
俺は頬を撫でるドゥーガルドの手を掴むとそれを自分の下半身まで引いた。
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