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第1章 異世界でも俺はこき使われる
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「お、おい、しっかりしろ! お前は媚薬でおかしくなってる! よく見ろ! 俺は男だぞ!? 男のケツなんかで気持ちよくなっていいのか!?」
「うるせぇ。俺だって本当はかわいい女の子のに突っ込みたいわ。でも女がいねぇから仕方ねぇだろ。お前のケツで我慢してやる」
「まさかの上から目線!?」
お前が我慢できても俺はできねぇよ!
「というかなぜに俺!? ほらドゥーガルドとかジェラルドの方が顔整っていて女に近いじゃねぇか! 悪いことは言わない、あっちにしとけ!」
俺みたいな冴えない男を襲ったとかみんなに知られたら、飢えてる奴って嘲笑われるの必至だぞ!
「馬鹿だな。ドゥーガルドやジェラルドだったら返り討ちにあうに決まってるだろう。チェルノはジェラルドの報復が怖いし。だから消去法でお前しかいないってわけ」
「賢明な判断だけれども!」
こんなクズな理由で俺はあるはずのない処女を喪失するわけ!?
童貞もまだ卒業していないのに!?
「い、いやだ! やだやだ……!」
俺は半泣き状態で首を振った。
後ずさろうとしたが背中には大きな木が行く手を阻み、前にはいやな笑いを浮かべるアーロンが立ちはだかっている。
おまけに媚薬のせいで体に力が入らず、立ち上がることさえ出来ない。
「嘘つけ。ここはこんなに立ってんのによ」
アーロンは俺の前にしゃがみ込むと遠慮や優しさといったものとは皆無な力で俺の股間を握った。
「……っ!」
媚薬のせいでパンパンに膨れ上がったそこは、握られただけであっけなく果てた。
「はははっ! お前どんだけ早いんだよ。こんなに早漏だと女の子に笑われるぞ」
「う、うるさいっ! い、今のは媚薬のせいだ!」
俺はキッとアーロンを睨み付けた。
ただ涙目で睨み付けても何の効果もないだろうが。
「はは、そうだな、媚薬のせいだ。だから今から起こることも全部媚薬のせいにしていいぞ」
「……っ、やめろ」
ズボンのチャックを開けようとするアーロンの手首を掴んでそれを阻止しようとするけれど、媚薬で力の入らない俺の抵抗など何の役にも立たなかった。
「はははっ、早漏の上にこんなに小せぇのかよ」
さらけ出された俺の下半身を見て、アーロンは露骨に嘲笑った。
その理不尽な笑いに悔しさと恥ずかしさで、顔が媚薬の熱とは違う熱さで赤くなった。
「う、うるさい! だまれ!」
「お前こそ黙れよ、うるせぇ。こんだけ小さいチンコだったらまぁ抱くのに支障ねぇと思ってたのに、お前のそのみっともない声で台無しだわ」
アーロンが顔を顰めて溜め息を吐く。
こっちが溜め息つきたいくらいだ!
「まぁ、うるせぇのは口を塞げば問題ないか」
「へ?」
どういう意味かと問う前に、キスで唇を塞がれた。
そういう意味かよ!
肩口を押して離そうとするが、びくともしない。
無理矢理押し入ってきた舌が口内を横暴な動きでまさぐる。
普通だったら気持ちが悪いはずなのに、媚薬のせいでぐちゃぐちゃに溶けた頭は、気持ちいいとさえ感じてしまった。
「っ、はぁ、ん、あっ……」
口づけの合間から漏れるのは抗いの言葉ではなく、甘い吐息だった。
「うるせぇ。俺だって本当はかわいい女の子のに突っ込みたいわ。でも女がいねぇから仕方ねぇだろ。お前のケツで我慢してやる」
「まさかの上から目線!?」
お前が我慢できても俺はできねぇよ!
「というかなぜに俺!? ほらドゥーガルドとかジェラルドの方が顔整っていて女に近いじゃねぇか! 悪いことは言わない、あっちにしとけ!」
俺みたいな冴えない男を襲ったとかみんなに知られたら、飢えてる奴って嘲笑われるの必至だぞ!
「馬鹿だな。ドゥーガルドやジェラルドだったら返り討ちにあうに決まってるだろう。チェルノはジェラルドの報復が怖いし。だから消去法でお前しかいないってわけ」
「賢明な判断だけれども!」
こんなクズな理由で俺はあるはずのない処女を喪失するわけ!?
童貞もまだ卒業していないのに!?
「い、いやだ! やだやだ……!」
俺は半泣き状態で首を振った。
後ずさろうとしたが背中には大きな木が行く手を阻み、前にはいやな笑いを浮かべるアーロンが立ちはだかっている。
おまけに媚薬のせいで体に力が入らず、立ち上がることさえ出来ない。
「嘘つけ。ここはこんなに立ってんのによ」
アーロンは俺の前にしゃがみ込むと遠慮や優しさといったものとは皆無な力で俺の股間を握った。
「……っ!」
媚薬のせいでパンパンに膨れ上がったそこは、握られただけであっけなく果てた。
「はははっ! お前どんだけ早いんだよ。こんなに早漏だと女の子に笑われるぞ」
「う、うるさいっ! い、今のは媚薬のせいだ!」
俺はキッとアーロンを睨み付けた。
ただ涙目で睨み付けても何の効果もないだろうが。
「はは、そうだな、媚薬のせいだ。だから今から起こることも全部媚薬のせいにしていいぞ」
「……っ、やめろ」
ズボンのチャックを開けようとするアーロンの手首を掴んでそれを阻止しようとするけれど、媚薬で力の入らない俺の抵抗など何の役にも立たなかった。
「はははっ、早漏の上にこんなに小せぇのかよ」
さらけ出された俺の下半身を見て、アーロンは露骨に嘲笑った。
その理不尽な笑いに悔しさと恥ずかしさで、顔が媚薬の熱とは違う熱さで赤くなった。
「う、うるさい! だまれ!」
「お前こそ黙れよ、うるせぇ。こんだけ小さいチンコだったらまぁ抱くのに支障ねぇと思ってたのに、お前のそのみっともない声で台無しだわ」
アーロンが顔を顰めて溜め息を吐く。
こっちが溜め息つきたいくらいだ!
「まぁ、うるせぇのは口を塞げば問題ないか」
「へ?」
どういう意味かと問う前に、キスで唇を塞がれた。
そういう意味かよ!
肩口を押して離そうとするが、びくともしない。
無理矢理押し入ってきた舌が口内を横暴な動きでまさぐる。
普通だったら気持ちが悪いはずなのに、媚薬のせいでぐちゃぐちゃに溶けた頭は、気持ちいいとさえ感じてしまった。
「っ、はぁ、ん、あっ……」
口づけの合間から漏れるのは抗いの言葉ではなく、甘い吐息だった。
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