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魔族侵攻編
闇夜の奇襲~崩壊する平和な時間~
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新婚夫婦達はそれぞれが立てていた計画で観光を楽しんだようで、長旅の疲れを温泉に浸かって癒している。
男女別々に入る風呂から混浴風呂に加え、夫婦水入らずで入れる家族風呂まで用意されており、好きな風呂を選択する事が可能だ。
流石に熱々の新婚さん達は、新婚初夜を控えているだけあって家族風呂一択のようだったが......。
「しかし、周辺国随一の保養地だけあるねぇ。アタシもここの温泉がこれほどとは思って無かったよ」
「そうね。温泉に浸かっただけでお肌スベスベだし、美容効果も抜群って話よ?不老で瑞々しい肌を保ち続けるブレンダには関係無いかもだけどね」
「そんな事はないさね。アタシみたいに人間止めてたって、手入れをしてやらなきゃ駄目になっちまうよ。アンも若い内からしっかりしなきゃ自慢のコレも垂れちまうよ?」
「あああっ、ちょ、止めてってば!」
じゃれ合う嫁2人を横目に溜息をつくガードルートだったが、女性2人が絡み合う光景は健全な男子には目の毒で、ましてや若返ったガードルートは今や17歳の肉体である。
【加齢の丸薬】で3歳年齢を重ねたが、精神まで肉体年齢に引きずられてしまったのだから大変である。
ブレンダとアンお手製の超絶滋養強壮料理の効果もあって、夜は野獣の如き荒々しさで2人を蹂躙している程なのだ。
圧倒的存在感を放つブレンダのF......いや、Gカップはありそうな胸と、Bカップと小振りながらも弾力に富み成長を続けているアンナマリーの胸が目の前で揺れているのである。
若返ってお猿さんになったガードルートの愚息は、既に天に向かって咆哮を上げている。
「ケイもサービスしてくれてるじゃないか。ガードルートに合わせて肉体年齢を調節してくれたんだろうね。アンまで若返ってるんだから言う事無いさね」
「そうね。神造の肉体だけあって寿命がハイヒューマンよりも長いって聞いたわ」
「幸せな時間が少しでも長く続くのは良い事だよ。それにね......このチッパイもガードルートがじっくり育ててくれるだろうさ!」
「また!?ちょっとブレンダってば!や、やめ」
「......ケイ様。この絶景をおすそ分けしたいです。生きてて良かった」
キャットファイトを観戦するガードルートはケイに感謝の祈りを捧げるのだった。
それでいいのかガードルート。獅子王の遺志を継いだんじゃ無かったのか。
(ヌッハハハハ!英雄色を好むと言うしな!俺も若い頃はヤンチャしたもんだ。下の剣は教えてやれなかったがお前なら大丈夫だろうよ。用は腰だ腰!我が流派の突きは大瀑布を穿つのだ!)
「幻聴が聞こえる程に俺は飢えているのだろうか?」
「冗談はこれくらいにしてガードルートの背中でも流してやるかねぇ?ほら、アンもシャキっとしな!」
「諸悪の根源がそれをいうの!?」
何を隠すでも無く堂々と歩いてくるブレンダと、ほんのり頬を染めて跡に続くアンナマリーの対比にドキドキしながら背を向けたガードルートだったが、その背中にムニュムニュを柔らかい感触を声を漏らしそうになる。
「ブブ、ブレンダさん?一体何をやって」
「お客さんはお疲れのようだねぇ。特製のスポンジでじーっくり癒してア・ゲ・ル......さね」
抱きついていたブレンダがパチン!と指を鳴らすと、敷設されていたマットにうつ伏せで寝かされた状態で転移させられたガードルートは、獲物を捕らえた雌豹に自由を奪われる。
ビュビュッ!とマッサージ用に置かれているオイルを垂らした双丘を使って丹念にマッサージされたガードルートは色々限界寸前だった。
「う......私には真似出来ない......無念だわ」
「淫魔仕込みの手管はどうだい?アタシも昔は色々あったからねぇ」
「そんな昔話は聞きたくなかったのだが......それよりも幸せを感じてしまっている自分が憎い」
うな垂れてガクリと膝を突くアンナマリーを放置してお楽しみの2人だったが、突然の轟音が鳴り響き和やかだった空気が吹き飛んだ。
ゴォオオオオオン!ズゴォオオオオン!と連続して鳴り響いた轟音だったが遂に決定的な瞬間が訪れる。
ドゴォオオオオン!ズズーン!っと巨大な何かが倒壊する音が聞こえてきた事で状況を察したガードルートとブレンダは冷静な判断力を取り戻す。
「やばいな。あの防壁が破壊される威力を出す事が出来る相手が敵か」
「ドラゴンのブレス程度じゃビクともしないレベルだったんだけどねぇ」
「何が起きているの?ガードルート、ブレンダ!」
「敵襲......と考えた方が良いだろうな」
「ああ、その線で間違い無いさね」
突如発生した強い魔力の気配に戦いの予感を感じたのはガードルートやブレンダだけでは無かった。
「ふむ、どうやら我々の出番が来てしまったようだな」
「はぁ、せっかくの旅行先ですら至福の時間を邪魔されるのですか」(゙ェ─・゚・(。>д<。)・゚・─ン!!私の新婚初夜を返して!一生に一度の大切な時間なのにー( `Д´)ノオッノーレ!)
タオル1枚で仁王立ちするスタークと、溜息をつきながら怒りを増幅させ始めているアイシャもトルマリンが戦場になるだろうと確信していた。
「アイシャ、拡声魔法をトルマリン全域に届く規模で頼む。それと遠視の魔法も同時にな」
「了解!......展開完了。いつでもどうぞ」
「よし!トルマリンに滞在する皆に告げる!何者かの攻撃により外壁が破壊された。都市外部から続々と敵が侵入を始めている。現在、守備兵と戦闘を行っているが、圧倒的な物量差でジリジリと後退を余儀なくされている」
遠視の魔法に映るのは屈強な守備隊と魔族の攻防だったが、後方からの支援魔法と純粋な実力差が相まって防戦一方であるのが伺える。
地の利を生かして必死の抵抗を試みているが、備えた道具や防衛設備も無力化され始めているのが分かる。
「だが落ち着いて聞いて欲しい。この街には防衛に適した場所が無数に存在する。それに、一般人が逃げ込むことが出来る安全な避難場所も準備されている」
この街に入る時に渡されたマップには緊急避難場所が記されている。
普段は兵士が封鎖しているが、緊急時には避難場所として開放されるトルマリン坑道へ続く地下道があるのだ。
「敵がこちらに来るまで十分な時間がある。落ち着いて行動しても大丈夫だ。パニックにならないように男が先頭に立って避難誘導をしてくれ!各自で渡されたマップを頼りに避難を開始してくれ。【女神の楯】は戦闘準備を整えて防衛ラインを形成する。指示は念話で通達するから装備を整えろ!」
傭兵達はその号令を受ける前に行動を開始していた。元より常在戦場の心構えを持つ彼等に油断など無く、たとえ酒を飲んでいようが、娼婦と楽しんでいようが関係無い事である。
「あーあ、せっかくのんびり出来ると思ったんだがなぁ」
「そう言うなよ。どうせ俺達みたいな独身男には平穏なんて訪れないだろうに」
「違ぇねえ。こんな事なら浮かれて高級娼婦なんか呼ぶんじゃ無かったぜ」
「ゴチャゴチャうるさいね!男ならここで良いとこ見せてみな!アタシを惚れさせてみなよ」
「「「お構いなく!」」」
「あーーんだってぇええ!?後で覚えときな!」
こうして戦いは幕を上げたのだが、憩いの時間を邪魔された彼等の心中が想像するだに恐ろしい事になっている
事を知る者は居なかった。
「ジェローム様!アステリオスの砲弾は見事に外壁を破壊!同志達が続々と敵地に攻め入っております!」
「そうだろう?そうだとも!フハハハハハ!私の最高傑作が防がれる訳が無いのだ!人族が無い知恵を搾った所で我がアステリオスの魔導弾を防ぐ事など出来よう物か!」
白磁の様に白い肌、血よりも濃い深紅の瞳に映るのは己が野望のみ。銀の髪をオールバックに纏めたジェロームは中指で眼鏡のズレを直すと白衣を翻し、自らも戦場へ向かう。
「このジェロームが居る限り!我々に敗北は無いのだぁあああ!蛆虫の如き不愉快な塵芥なぞ根こそぎ駆除してやるわ!フフ、フフハハハ、ハァアーーーハハハハ!」
「魔王様が出陣されるぞ!転移炉起動!アステリオス転送開始!カウント・3・2・1......転移!」
「見ているが良い!我が覇道が成就するその瞬間を!我こそが魔王ジェローム!神すらも打ち砕く未来を定められた魔の中の魔、王の中の王なるぞ!フハハハハハハ!」
尊大に振舞う魔王は転移炉の光に照らされて戦場へと赴く。未だかつて無い強敵がそこに居ると知らずに。
「にゃっははー、ジェロたんってば元気だにゃあ。まぁ、こっちの邪魔さえしなければ好きにすれば良いんだけどね。道化は道化らしく踊れば良いさ」
どこかで誰かが呟いた声を聞いた者は......居ない。
男女別々に入る風呂から混浴風呂に加え、夫婦水入らずで入れる家族風呂まで用意されており、好きな風呂を選択する事が可能だ。
流石に熱々の新婚さん達は、新婚初夜を控えているだけあって家族風呂一択のようだったが......。
「しかし、周辺国随一の保養地だけあるねぇ。アタシもここの温泉がこれほどとは思って無かったよ」
「そうね。温泉に浸かっただけでお肌スベスベだし、美容効果も抜群って話よ?不老で瑞々しい肌を保ち続けるブレンダには関係無いかもだけどね」
「そんな事はないさね。アタシみたいに人間止めてたって、手入れをしてやらなきゃ駄目になっちまうよ。アンも若い内からしっかりしなきゃ自慢のコレも垂れちまうよ?」
「あああっ、ちょ、止めてってば!」
じゃれ合う嫁2人を横目に溜息をつくガードルートだったが、女性2人が絡み合う光景は健全な男子には目の毒で、ましてや若返ったガードルートは今や17歳の肉体である。
【加齢の丸薬】で3歳年齢を重ねたが、精神まで肉体年齢に引きずられてしまったのだから大変である。
ブレンダとアンお手製の超絶滋養強壮料理の効果もあって、夜は野獣の如き荒々しさで2人を蹂躙している程なのだ。
圧倒的存在感を放つブレンダのF......いや、Gカップはありそうな胸と、Bカップと小振りながらも弾力に富み成長を続けているアンナマリーの胸が目の前で揺れているのである。
若返ってお猿さんになったガードルートの愚息は、既に天に向かって咆哮を上げている。
「ケイもサービスしてくれてるじゃないか。ガードルートに合わせて肉体年齢を調節してくれたんだろうね。アンまで若返ってるんだから言う事無いさね」
「そうね。神造の肉体だけあって寿命がハイヒューマンよりも長いって聞いたわ」
「幸せな時間が少しでも長く続くのは良い事だよ。それにね......このチッパイもガードルートがじっくり育ててくれるだろうさ!」
「また!?ちょっとブレンダってば!や、やめ」
「......ケイ様。この絶景をおすそ分けしたいです。生きてて良かった」
キャットファイトを観戦するガードルートはケイに感謝の祈りを捧げるのだった。
それでいいのかガードルート。獅子王の遺志を継いだんじゃ無かったのか。
(ヌッハハハハ!英雄色を好むと言うしな!俺も若い頃はヤンチャしたもんだ。下の剣は教えてやれなかったがお前なら大丈夫だろうよ。用は腰だ腰!我が流派の突きは大瀑布を穿つのだ!)
「幻聴が聞こえる程に俺は飢えているのだろうか?」
「冗談はこれくらいにしてガードルートの背中でも流してやるかねぇ?ほら、アンもシャキっとしな!」
「諸悪の根源がそれをいうの!?」
何を隠すでも無く堂々と歩いてくるブレンダと、ほんのり頬を染めて跡に続くアンナマリーの対比にドキドキしながら背を向けたガードルートだったが、その背中にムニュムニュを柔らかい感触を声を漏らしそうになる。
「ブブ、ブレンダさん?一体何をやって」
「お客さんはお疲れのようだねぇ。特製のスポンジでじーっくり癒してア・ゲ・ル......さね」
抱きついていたブレンダがパチン!と指を鳴らすと、敷設されていたマットにうつ伏せで寝かされた状態で転移させられたガードルートは、獲物を捕らえた雌豹に自由を奪われる。
ビュビュッ!とマッサージ用に置かれているオイルを垂らした双丘を使って丹念にマッサージされたガードルートは色々限界寸前だった。
「う......私には真似出来ない......無念だわ」
「淫魔仕込みの手管はどうだい?アタシも昔は色々あったからねぇ」
「そんな昔話は聞きたくなかったのだが......それよりも幸せを感じてしまっている自分が憎い」
うな垂れてガクリと膝を突くアンナマリーを放置してお楽しみの2人だったが、突然の轟音が鳴り響き和やかだった空気が吹き飛んだ。
ゴォオオオオオン!ズゴォオオオオン!と連続して鳴り響いた轟音だったが遂に決定的な瞬間が訪れる。
ドゴォオオオオン!ズズーン!っと巨大な何かが倒壊する音が聞こえてきた事で状況を察したガードルートとブレンダは冷静な判断力を取り戻す。
「やばいな。あの防壁が破壊される威力を出す事が出来る相手が敵か」
「ドラゴンのブレス程度じゃビクともしないレベルだったんだけどねぇ」
「何が起きているの?ガードルート、ブレンダ!」
「敵襲......と考えた方が良いだろうな」
「ああ、その線で間違い無いさね」
突如発生した強い魔力の気配に戦いの予感を感じたのはガードルートやブレンダだけでは無かった。
「ふむ、どうやら我々の出番が来てしまったようだな」
「はぁ、せっかくの旅行先ですら至福の時間を邪魔されるのですか」(゙ェ─・゚・(。>д<。)・゚・─ン!!私の新婚初夜を返して!一生に一度の大切な時間なのにー( `Д´)ノオッノーレ!)
タオル1枚で仁王立ちするスタークと、溜息をつきながら怒りを増幅させ始めているアイシャもトルマリンが戦場になるだろうと確信していた。
「アイシャ、拡声魔法をトルマリン全域に届く規模で頼む。それと遠視の魔法も同時にな」
「了解!......展開完了。いつでもどうぞ」
「よし!トルマリンに滞在する皆に告げる!何者かの攻撃により外壁が破壊された。都市外部から続々と敵が侵入を始めている。現在、守備兵と戦闘を行っているが、圧倒的な物量差でジリジリと後退を余儀なくされている」
遠視の魔法に映るのは屈強な守備隊と魔族の攻防だったが、後方からの支援魔法と純粋な実力差が相まって防戦一方であるのが伺える。
地の利を生かして必死の抵抗を試みているが、備えた道具や防衛設備も無力化され始めているのが分かる。
「だが落ち着いて聞いて欲しい。この街には防衛に適した場所が無数に存在する。それに、一般人が逃げ込むことが出来る安全な避難場所も準備されている」
この街に入る時に渡されたマップには緊急避難場所が記されている。
普段は兵士が封鎖しているが、緊急時には避難場所として開放されるトルマリン坑道へ続く地下道があるのだ。
「敵がこちらに来るまで十分な時間がある。落ち着いて行動しても大丈夫だ。パニックにならないように男が先頭に立って避難誘導をしてくれ!各自で渡されたマップを頼りに避難を開始してくれ。【女神の楯】は戦闘準備を整えて防衛ラインを形成する。指示は念話で通達するから装備を整えろ!」
傭兵達はその号令を受ける前に行動を開始していた。元より常在戦場の心構えを持つ彼等に油断など無く、たとえ酒を飲んでいようが、娼婦と楽しんでいようが関係無い事である。
「あーあ、せっかくのんびり出来ると思ったんだがなぁ」
「そう言うなよ。どうせ俺達みたいな独身男には平穏なんて訪れないだろうに」
「違ぇねえ。こんな事なら浮かれて高級娼婦なんか呼ぶんじゃ無かったぜ」
「ゴチャゴチャうるさいね!男ならここで良いとこ見せてみな!アタシを惚れさせてみなよ」
「「「お構いなく!」」」
「あーーんだってぇええ!?後で覚えときな!」
こうして戦いは幕を上げたのだが、憩いの時間を邪魔された彼等の心中が想像するだに恐ろしい事になっている
事を知る者は居なかった。
「ジェローム様!アステリオスの砲弾は見事に外壁を破壊!同志達が続々と敵地に攻め入っております!」
「そうだろう?そうだとも!フハハハハハ!私の最高傑作が防がれる訳が無いのだ!人族が無い知恵を搾った所で我がアステリオスの魔導弾を防ぐ事など出来よう物か!」
白磁の様に白い肌、血よりも濃い深紅の瞳に映るのは己が野望のみ。銀の髪をオールバックに纏めたジェロームは中指で眼鏡のズレを直すと白衣を翻し、自らも戦場へ向かう。
「このジェロームが居る限り!我々に敗北は無いのだぁあああ!蛆虫の如き不愉快な塵芥なぞ根こそぎ駆除してやるわ!フフ、フフハハハ、ハァアーーーハハハハ!」
「魔王様が出陣されるぞ!転移炉起動!アステリオス転送開始!カウント・3・2・1......転移!」
「見ているが良い!我が覇道が成就するその瞬間を!我こそが魔王ジェローム!神すらも打ち砕く未来を定められた魔の中の魔、王の中の王なるぞ!フハハハハハハ!」
尊大に振舞う魔王は転移炉の光に照らされて戦場へと赴く。未だかつて無い強敵がそこに居ると知らずに。
「にゃっははー、ジェロたんってば元気だにゃあ。まぁ、こっちの邪魔さえしなければ好きにすれば良いんだけどね。道化は道化らしく踊れば良いさ」
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